会社を辞めてフリーランスを選択した理由

会社を辞めてフリーランスを選択した理由

2004年4月1日~2007年12月31日はサラリーマンとして働き、2008年1月1日より個人事業主、2008年12月1日に法人化をしました。法人はおかげさまで2014年10月1日に7期目のスタートを切ることとなります。

ただ「法人」と言っても、起業家ではありません。株主は私1人、取締役は私1人、社員も私1人ですので、立場はフリーランスです。

チームを作ってビジネスを起ち上げる人が起業家であり、チームに属さずビジネスをこなす人がフリーランスだと考えます。つまり、フリーランスによる1人会社とは、節税対策と信用獲得のために存在しているわけです。

そのため「起業家」と言われると違和感を覚えます。これで社員が1人でも増えたら、地域に雇用を生みますし、起業家にシフトするでしょう。マネジメントでチームを大きくする別のスキルも求められますが、個人的には今はそのようなビジネスプランは描けずにいる状態です。

しかし、フリーランスも悪くありません。通勤時間を労働時間に転化できますし、会議や承認作業も労働時間に回せます。体調次第で労働時間を調整できますし、同僚に気遣いなく労働時間を増やせます。

労働基準法に束縛されることなく働きたいだけ働けるわけです。この「時間を効率的に使える」ことが、私をフリーランスにさせた1番の理由です。

さらに評価と報酬も明確です。日本では20~30代がいくら頑張っても、年功序列で50~60代の給料に吸収されてしまう会社が多いですが、フリーランスは自己評価と自己責任です。

そのため「モチベーションが低い」という現象が起こりにくく、心地良いプレッシャーの中でやりがいを見い出せます。

1人会社では収益のボリュームこそ少ないですが、その100%が自分の収入になることもメリットです。私が独立した2008年1月の収益を「1.0」としたときの、各月の相対的な収益を以下の表にまとめました。

1月
5月
9月
2月
6月
10月
3月
7月
11月
4月
8月
12月
20081.01.21.11.0
1.01.21.12.2
2.72.72.82.6
20092.82.62.73.5
4.44.03.54.4
3.54.03.94.5
20104.15.04.74.2
6.14.93.85.1
4.94.75.25.4
20117.76.65.76.2
5.56.25.78.3
7.56.27.16.7
20127.58.47.16.8
8.39.610.211.9
12.213.112.912.0
201318.617.416.017.3
18.614.210.57.4
8.68.89.16.8
20149.79.911.79.5
10.012.5

会社員では、自分が200%頑張って、200%の成果を上げても、年収は2倍になりません。一方、フリーランスでは、自分が200%頑張って、200%の成果を上げれば、年収が2倍になります。

もちろん、リスクもあります。自分が200%頑張って、50%の成果しか得られなかったとき、会社員では基本的に100%前後の収入は確保できますし、同僚が頑張っていたら逆に120%に上がることもあります。一方、フリーランスでは50%は50%です。年収300万円が年収150万円になります。

ただ、個人的には「会社員とフリーランスのどちらが優れている」という考え方は持っていません。そもそも「フリーになる」や「起業を目指す」は手段であり、目的にはならないからです。

まずはスキルありきであり、そのスキルを使って、これからしたいビジネスが見つかったときに「社内のプロジェクトで遂行する、フリーランスで独立する、起業家としてチームを作る」の中から答えを選びます。

私の場合は当時「フリーランスが最も効率的」と考えたために、会社を退職しました。そのため、今後は「この仕事をやってみたいけど、フリーでは部分的にしかできないし、起業家では時間がかかるので、会社員として頑張ってみたい」という選択肢も残っています。

本サイトでは専門性と倫理観に裏付けられた情報を掲載するように努めておりますが、内容の一部に誤りがあるなどのご指摘はお問い合わせより随時承っております。
公開日公開日 2014.07.15
更新日更新日 2015.03.31
執筆者Kirito Nakano

関連する記事

RELATED ARTICLES
【漫画】第22話「貧乏な人のほうが副業で稼げる3つの理由」
【漫画】第22話「貧乏な人のほうが副業で稼げる3つの理由」
マンガでわかる副業 フクリーマン
副業をしている人たちの本業の月収です。本業の月収が少ない人の割合が大きく、副業で収入を補填している傾向が見られます。ちなみに本業のみをす...
【漫画】第24話「ネットワークビジネスが稼げない理由とは?」
【漫画】第24話「ネットワークビジネスが稼げない理由とは?」
マンガでわかる副業 フクリーマン
ネットワークビジネスはマルチ商法と同じ意味です。従来のマルチ商法では世間的なイメージが詐欺に近いために、名称を切り替えました。MLM(マル...
【漫画】第26話「副収入は平均4万円!副業者は10~30%」
【漫画】第26話「副収入は平均4万円!副業者は10~30%」
マンガでわかる副業 フクリーマン
副業の平均収入の調査では「月4.1万円、月19,916円、月4.2万円」など、副業をする人の割合の調査では「15.7%、18.6%、14.0%、28.3%、20.1%...