電気代は消費電力が大きいエアコンなどの家電を中心に節電する

まずは買い替えで即効性のある節約をする

まずは買い替えで即効性のある節約をする

電気代の節約は「細々と面倒なわりに、意外と節約できる金額が少ない」と思われがちです。確かに一般的な家電製品の電気代もわずかであり、例えばリビングの電気を毎日1時間消灯しても月数十円の節約にしかなりません。

条件電気代
照明(6畳)1時間=1円
エアコン(8畳・28℃)1時間=10円
テレビ2時間=3円
パソコン1日=40円
冷蔵庫1カ月=600円
電子レンジ(500W)3分=0.5円
電気ポッド(1L)1日=12円
ドライヤー1回=1円
洗濯機1回=2円
洗濯機(乾燥)1回=20円
換気扇(風呂)1日=2円
掃除機10分=5円

しかし、少しだけ出費に抑えられる節約を複数同時にしてみると、年間では大きな節約になります。副業で収入をアップさするだけではなく、節約で支出を抑えることができれば、貯金額はより増えていきます。

そこでまずはエアコンや暖房器具、冷蔵庫といった稼働時間が長くて消費電力が大きい家電からチェックしていきます。例えば、10年以上前の製品を最新の省エネ機種に買い換えると、消費電力は平均50%以上も改善できます。

省エネを売りにしている日本の家電製品は、各メーカーが競い合って安価で質の高い家電に生まれ変わっています。特に中古品などで何十年も前の家電を使用の場合は、今後の節約のためにも要検討です。

また、冷暖房器は夏と冬の消費電力を著しく上げています。温度をダイレクトに上げ下げするよりも、温度設定を緩くするために扇風機を付け、冷気と暖気の循環効率を上げるほうが、電気代はグッとお得になります。

冬はなるべく着込んだり、朝から太陽の光を部屋に取り込むだけで、体感温度は変化しますので、どちらかと言えば、電気代は夏よりも冬のほうが節約しやすいです。

室内を快適にするためとはいえ、電気代の2/3が温度調整ではもったいないので、家電の買い替えと併用して、賢い節約を実践しましょう。

一工夫した電力の節約方法が決め手

白熱灯と蛍光灯に使い分ける

白熱灯が蛍光灯よりも熱を発するために電力を消費します。しかしながら、点灯時に電力を要する実は蛍光灯のほうです。

そのため、頻繁に点灯と消灯する場所は白熱灯、リビングのような常に電気をつけるところは蛍光灯と使い分けるが効率的です。

蛍光灯は白熱灯よりも約75%カット、寿命は約6倍です。さらに蛍光灯は同じワット数でも明るく感じるインバーター蛍光灯が販売されています。

インバーター蛍光灯は白熱灯に比べると単価は高いですが、通常の蛍光灯よりもさらに約20%の電力カット、取り替え寿命もアップし、年間で約4,000円も違ってきます。

もちろん、LEDのほうがランニングコストは安いですが、初期費用がかなり高いため、リビングなどはインバーター蛍光灯が人気です。

節電タップで電源を全体管理

節電タップを使えば、全体の電気消費量の約10%にもなる待機電力をカットできます。点灯しているランプで電源のONとOFFを確認できるので、寝る前と出かける前に切るようにし、電気代を節約します。

節電タップは1,000円未満で購入できて、1年間で約8,000円の節約が可能です。複数のコンセントを供給できて、タップ全体のスイッチと独立スイッチの両方が付いているものが使いやすいでしょう。

また、過電流防止ブレーカーが付いているタイプもあります。タイマー機能が付いている節電タップであれば、手間もかかりません。

旅行や長期で使用のない部屋がある場合は、節電タップではなく、その部分の根元のブレーカーを落とすのも手です。

充電式の乾電池を繰り返し使用

電池の消費が多い人は、使用頻度の高い機器に合わせて、繰り返し使える充電式の電池に切り替えます。

使用時間が長いデジカメや音楽プレーヤーにはニッケル水素電池、パワーの必要なゲームや携帯テレビにはカドニカ電池が使われています。

最近では携帯電話のように、本体を充電するタイプが主流になってきていますので、そちらに買い換えても良いでしょう。

エコワットで自然に節約する

普段、使わない電気を消すようにすると月に約10%、年間で4,000円の節約ですが、日常生活では忘れがちになります。

その予防に役立つのがエコワットです。エコワットは約3,000円の簡易型消費電力計で、コンセントとプラグの間にエコワットを接続することで、消費電力と電気料金が計測できます。

聞くよりも見たほうが記憶に残り易いですし、月に1回請求される料金より、電気代が1秒ごとに上がっていくのを見ると、気になって自然と節約する習慣が身に付きます。

やや誤差はありますが、それでもかなりの目安になり、子供と一緒にやることで節電意識も育ちます。

自分に合ったステンレス製のポット

いつでもお湯が出る便利な電気ポットは手放しましょう。必要な分だけのお湯を沸かして、お湯の量によってステンレス製のポットや保温マグカップに使い分けるだけで、年間で約10,944円の節約です。

特に1人暮らしで1杯分だけ必要であれば、電気ポットよりも電子レンジやティファールの電気ケトルのほうがお得です。

電力会社との契約アンペアを変更

電力会社との契約アンペアを変更例えば、40Aは30Aにするなど、住んでいる家の契約アンペアを1段階下げると、電気の基本料金が安くなります。

1段階だけ契約アンペア数を下げることで、年間で約3,000円も削減できます。電気料金の請求書に契約アンペア数が書いてありますので、電話で依頼すれば変更が可能です。

しかし、アンペア数を下げることで、頻繁にブレーカーが落ちて不便な場合もありますので、節電をした後の電気使用量を計算するようにします。

また、夜型の生活の方は夜間割引のほうがお得です。例えば、23~朝7時の電気使用が多い人は、夜間割引や時間帯割引のプランを契約します。夜間は約70%も割引され、逆に昼間は約30%増しになります。

ついでに電気料金を銀行引落にしていない人は、支払い方法を切り替えて、月に50円の割引を受けるようにしましょう。

日常的な家事の仕方を改善すると賢く節電できる

電気を消費するもの自体を取り替える節電だけでも有効ですが、自分の行動で節電していくことで効果はより高くなります。

  1. 冷蔵庫を開ける回数を25回から7回、もしくは10秒間に減らすと年間で約1,800円の節約です。設定温度を「強」から「弱」にするだけでも約18%の節約になります。
  2. 1回の洗濯量を40%から80%に変えると、年間で約3,220円の電力の節約になります。コースを毎回、標準からスピードに変えると、さらに約60%の電力を削減できます。
  3. テレビの明るさを「最大」から「標準」にすることで約24%の節電ができます。一方、音量は最大でも最小でもほとんど変わりません。
  4. 炊飯器の保温は炊飯1回あたり7時間くらいが限度です。12時間経つようなら保温をやめて、1日に2回炊いたほうが約20%の節電になります。
  5. 掃除機の強さを「強」から「弱」にすると、約50%削減できます。先にある程度は片付けておいて、一気にかけることで時間を短縮できます。
  6. 暖房便座を消すと、年間で約6,000円の節電になります。待機電力を抑えた便座もあります。ベストは便座の上に専用の便座シートを貼る節約がおすすめです。これだけで便座が冷たいことは防げます。
  7. パソコンの起動電力は1回あたり、2時間使用と同等です。2時間以上使わないときだけOFFにします。

このように電力だけでも節約できる箇所はたくさんあります。副業で収入を得られるようになっても、消費なら良いですが、浪費に使ってしまうのはもったいないので、収入を上げつつ、支出も減らすようにしましょう。

節電の体験談

良い

電力消費量が群を抜いて大きいのがエアコンです。電気をつけっ放しでも、パソコンの電源を入れっ放しでも、エアコン1台が電気代を左右します。冷暖房の温度設定を1℃変えただけで約10%の節約になります。

ただし、5℃変えても50%の節約にはなりません。部屋の大きさにもよりますが、冷房の設定温度は27~28℃を目安にしましょう。

良い

温度ではなく稼働時間を短縮したほうが節約幅は大きいです。1日1時間だけでも、年間1万円以上の差になったりもします。特に冬場に暖房を付けないことは効果的です。

外が33℃のときに冷房で室内を28℃にするより、外が10℃のときに暖房で室内を25℃にするほうが、温度差が大きいです。なるべく、厚着をしたり、電気ストーブで温めるほうが節電になります。

良い

冷蔵庫に詰め過ぎない、乾燥機をなるべく使わない、電気ポットの容量は少なめにするなども効果大です。意外と温水洗浄便座の温度設定を1番低くしたり、なるべく付けないことも年間で5,000円以上の得をします。

良い

使わない電化製品のプラグはこまめに抜いたり、掃除機ではなくカーペットクリーナーを使う、洗濯機はまとめて洗うと、それぞれ年間で1,000~3,000円の節約になります。

普通

1日に1時間消灯しても、年間で300円の節約にもなりません。テレビを1時間つけっ放しにしても、3円の電力量です。小さなエコも大切ですが、効果が高いところを優先的に意識したいです。

普通

全員が使用する電気、水道、ガスのライフラインの節約は毎日使うため、日々のちょっとした心配りが積み重なって大きな節約になります。まずはすぐに使える節約を知ることから始め、家庭で効果がある中でも習慣化できるところから実行しましよう。

ただ、冷蔵庫の開閉回数を減らしても、意外と効果がなかったりします。実は思い切って、家電を買い換えたほうが日々の支出が大きく減ることもあります。

普通

1人暮らしの人は契約アンペアを30Aから15Aにすると年間で約5,000円の得ですが、15Aでは電子レンジとドライヤーを併用することも難しいです。自分で「無理かも」と思った節約は保留しましょう。

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公開日公開日 2014.08.24
更新日更新日 2016.04.06
執筆者Kirito Nakano

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中野貴利人
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NAKANO KIRITO
株式会社ネットピコ代表取締役。著書にど素人でも稼げるネット副業の本など。過去の取材はメディア掲載履歴で紹介。

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