ベトナムが好景気になると上がる株!ヤクルトやクボタが人気

成長する新興国の経済に投資する

成長する新興国の経済に投資する

新興国のBRICsとVISTAの中で最も優秀

2004~2008年に中国などの新興5カ国の総称である「BRICs」への投資がブームとなりましたが、中国の場合は2008年の北京オリンピックを経て、経済に以前ほどの勢いがなくなり、東南アジアほどの割安感は消えました。

ロシアやブラジルもGDPの伸び率が3%程度に鈍化しています。個人がこれから投資をしても、かつてのように5~10倍にもなる収益を確保することは難しいでしょう。有望な国はインドですが、まだ時間がかかりそうです。

そこでBRICsの次に注目される国が、ベトナム、インドネシア、トルコなどの新興5カ国の「VISTA」です。これまで注目されていなかった分、株は割安を維持していて、大きな利幅を狙えます。

ただし、これらのうち南アフリカは治安が著しく悪く、経済成長率も5%未満に落ちそうです。アルゼンチンは経済成長率は5%以上をキープしていますが、過去に何度もデフォルトしていて、信用力がほぼありません。

インドネシアとトルコは若い人口も増え続けており、将来も有望です。それよりもさらに注目したい国がベトナムになります。ベトナムは30歳未満の人口が50%を超えており、勤勉であるために労働力や生産性も高いです。

ベトナム経済が好調を維持する5つの理由

新興国が高成長を実現するためにはいくつかの条件がありますが、ベトナム株はその条件をクリアしている狙い目の市場です。

  1. ベトナムは農林水産業と鉱業が豊かな国です。経済成長に必要なエネルギー資源を自国で供給できると、開発に支障をきたすこともありません。
  2. 人口が増加し続けるのなら、労働力も増えなくてはいけません。2008年のベトナムの平均年齢は30歳以下で、今後も若い労働力を確保できます。
  3. 国家の発展に政情の安定は不可欠です。ベトナムは社会主義の国ですが、ドイモイ政策によって市場原理の導入には積極的で、政治への信頼感も高いです。
  4. 購買力のある中産階級が台頭し、内需が拡大する必要があります。中国の高成長の恩恵を受け、庶民の暮らしも豊かになりました。
  5. ベトナムは外資を積極的に導入しています。高水準で成長を持続させるためには、海外からの直接投資が不可欠です。

ベトナムは1970年代の日本と同じ状態

ベトナムに投資するために、国内旅行代理店がベトナムビジネスセミナー、ベトナム視察ツアー、ベトナム口座開設ツアーなどを開催するほど、中国に劣らない人気を博しています。

そもそも株式は企業が資金を集める目的で存在します。仮に1970年代の日本に投資できるのであれば、私たちは間違いなく資産を注入でしょう。

あの時代の日本は株式で集めた資金で、需要がありそうな商品を開発し続けたため、日本経済は成長の一途を辿り、企業の価値も急速にアップしていきました。

しかし、現在の日本経済は充分に熟しています。「成熟=安定=急成長は見込めない」ことを意味しますので、今の日本であれば長期的な視点で優良株に投資するか、環境などの新しい技術に期待するかです。

ただ、未確定な分野よりも1970年代の日本と同じ状態の国に投資するほうが稼げる可能性は高くなります。つまり、これから経済が伸びるであろうベトナムなどの新興国への期待は大きいです。

ベトナムに進出している日本企業に投資する

銘柄コード説明
ヤクルト本社
2267
2007年9月にいち早くベトナムに参入しました。5本パックで103円ほどのヤクルトは、認知度が急上昇している商品です。
クボタ
6326
人口が増え続ける国では農業も発展していきます。クボタは農業機械工場を2009年からベトナムで操業しており、ベトナムの農業発展に寄与しています。
ハウス食品グループ本社
2810
アジアに日本食文化を普及するために、拠点の拡大をしています。ベトナムには2012年に現地法人を設立しました。特に日本式のカレーなどが人気です。
サッポロHD
2501
初めてベトナムにビール工場を建設したビールメーカーです。ベトナムを製造拠点にして、アジアに日本のビールを届けます。
資生堂
4911
中国進出に成功した資生堂ですが、実はベトナムでは1997年より販売を開始しています。若い女性が多く、ベトナムでは高品質なイメージを確立しています。

上記は東証一部に上場している大企業です。その企業らが海外進出で成功を収めているのであれば、私たち一般投資家がベトナムに関連する銘柄に投資することは、自然な流れと言えます。

日本人でも購入できるベトナム株

ベトナム株は2008年時点では上場数が約200社と小さかったのですが、2014年になると300社以上に増えており、成長の伸びしろが大きいです。

しかも、ベトナム株の市場に占める外国人投資家の割合は50%未満ですので、参入の余地が十分にあります。株式投資をしているベトナム人自体が少ないため、ベトナムの経済成長に伴って、ベトナム市民が株式市場に参入すると、株の需要が高まって、売買の活発化から値上がりが期待できます。

また、ベトナム政府は国営企業を順に民営化し、株式を公開するようになりました。それらは日本であれば、NTT、JR、電力会社のような優良株になります。政府が経営するほど需要が高い産業は、リスクが少ない上にリターンを望めるでしょう。

例えば「2年前にベトナム株に1,000万円投資したら、5,000万円になって戻ってきた」という話は本当です。副業で株を短期売買している人が多いですが、分散投資としてベトナム株に数年預けておくことも正しい選択です。

2007年にWTOに正式加盟したベトナムは豊富な天然資源と人材資源に恵まれていて、中国に次ぐ経済発展が予測されています。知的財産においても、成人識字率94%という発展途上国でも一歩抜き出た高水準国です。

ベトナム株が購入できる証券会社は、以前は一部の証券会社のみ扱っていましたが、現在はSBI証券などのネット証券でも買えるようになりました。

ただ、ベトナム株は手数料が格安の現地の証券会社に口座を開設したほうが手数料が安く、株券も自分名義になるために安全です。

また、一部の投資会社ではベトナムに行かなくても、ベトナムのタンベト証券、ホーチミン市証券、サコムバンク証券などへの口座開設をサポートをしてくれるところもあります。

もしくは直接、ベトナム株に投資するのではなく、ベトナム株を組み入れた投資信託が最も手数料が安いです。ベトナム関連の投資信託であれば、楽天証券マネックス証券などの人気の証券会社ですぐに買えます。

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本サイトでは専門性と倫理観に裏付けられた記事を掲載しておりますが、記事を参考にする際はご自身の責任のもと、ご利用いただくようお願いいたします。
公開日公開日 2014.09.10
更新日更新日 2016.04.18
執筆者Kirito Nakano

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この記事の監修者

ARTICLE SUPERVISOR
フクポン編集部
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EDITORIAL DEPARTMENT
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