日本人の副業事情!約5人に1人の割合で副業をしている

本業を大切にしながら副収入を得る

本業を大切にしながら副収入を得る

今回は副業に関する著書を多数執筆している株式会社ネットピコ代表取締役の中野さんにインタビューをしました。

中野さんご自身も会社員のときにアフィリエイトなどの副業を展開して、本業の収入を超えたのを機に26歳で起業したとのことですが、サラリーマンのときはなぜ副業を始めようと思ったのですか?

理由はシンプルにお金が足りなかったからです。当時、会社員としては、平均的な給料を貰っていましたが、毎月決まって出ていく家賃や水道光熱費に加え、実家への仕送り、奨学金の返済をすると、現金4万円しか残らなかったです。

そこから食費、消耗品、衣類、交際費などを捻出することは、かなり厳しかったため、副業を始めようと思いました。

25歳のときには副収入が本業の収入を上回ったとのことですが、どのように副業で稼いでいたのでしょうか?

自分でウェブサイトやブログを作って、そこに広告を載せるアフィリエイトという仕組みがメインでした。それ以外にもネットオークション、古本を転売するせどり、ホームページ制作、ウェブライターなど、数多くの副業をこなしてきました。

今、サラリーマンで副業している人はどのくらいいるのでしょうか?また、男性と女性はどちらが多いですか?

ある転職サービスの調査では20.1%、政府系機関の調査では6.8%、あるNPOの調査では13.0%などと、バラバラでした。これは対象者が今、副業中であるか、それとも副業経験があるかなどの質問の違いや、調査年度や対象年齢が異なるためです。

ただ、雑誌などに掲載されている副業に関するアンケートも加えると、20~40代の会社員では、約5人に1人の割合で副業をしている状況です。

また、男性と女性では、副業をしている人数は男性のほうが多いです。ただし、割合でみると、過去の調査では男性は17%、女性は27%でしたので、女性のほうが副業に積極的であることがわかります。私も何度も副業系のセミナーに参加していますが、主婦や女性会社員にはよく出会います。

もちろん、副業する上で、気をつけなければいけないこともあるということでしょうか?

1番はやはり、本業を疎かにしないことです。副業を始めたとしても、本業は今まで通りにこなします。副業は本業ありきですので、もしも副業のせいで本業に迷惑や損失が発生すると、最悪、会社から懲戒処分を受けてしまいます。

そのため、本業の就業規則に「副業禁止」と書かれていないかを確認したり、日頃の体調管理にも気をつけたいです。

ここからはさらに副業の中身についてさらに詳しく聞きたいです。具体的にどんな業種があるのか教えてください。

大きく分けると、労働時間をお金に変えるアルバイト型と、やった分だけお金がもらえる成果報酬型に分かれます。

アルバイト型では引っ越し業者などのガテン系、農業体験、スポーツジムのスタッフなどの運動系、または一般的な飲食業や接客業のアルバイトも人気です。さらにペットシッターなどの代行業、あとは清掃、配達、事務などでも副業でできるアルバイトが数多くあります。

一方、成果報酬型では、英会話講師などの頭脳系、ネイリストなどの技術系、あとはネット副業や投資全般といったところです。

副業しているサラリーマンは、どのようなライフスタイルを送っている人が多いのでしょうか?

本人の仕事内容や副業によって差はありますが、アンケート結果によると、副業しやすい土日のいずれか、もしくは金曜の夜などに副業をする人が多いです。

例えば、会社に出勤する前の2時間だけレストランでウェイターをしたり、退社後の4時間、調理場でステーキを焼いている人もいます。同じ飲食業でも、バーテンダーやスポーツバー、猫カフェ、マンガ喫茶などでも勤務スタイルは違います。

また、ネット副業に限れば、毎日1~2時間、休日は8時間、昼休みにだって作業をすることも可能です。

会社員や主婦の方も含めて、だいたい平均してどのくらい副業で稼いでいるのでしょうか?

過去の調査では平均40,038円でした。例えば、時給1,000円で8時間勤務、これを月5回行えば、4万円に達しますので、決して難しい金額ではありません。

深夜であれば、25%増にもなりますし、連休に連続して働くこともできます。もし、日頃から融通の利く時間があるのであれば、お金に換えることは魅力的だと思います。

本業にできるだけ負担をかけずにできる簡単な副業もあるのでしょうか?

簡単な副業はあります。学生でもできるアルバイトはその一例です。やはり、簡単な仕事ほど報酬は低いですし、難しい仕事ほど報酬は高いです。そこは本人の好みです。

しかしながら、簡単か難しいよりも、自分にその副業が合っているかが大切です。そのため、まずは週1回程度で試していただきたいです。

例えば、ネットオークションに興味があったら、まずは自宅や実家の不用品を探して、出品してみることでテストできます。副業は本業と違って、何度も失敗していいので、複数の職種にチャレンジしてみるのも面白いです。

今、サラリーマンに人気の副業を教えてください。男性や女性で人気の業種に違いはあったりしますか?また、おすすめする職種などあれば教えてください。

女性は飲食業や接客業などのアルバイト型が多いです。グレーなイメージもある副業ですが、アルバイト型ですと安心感と確実性があるため、特に女性に好まれます。

一方、男性はネットオークションやFXなどの成果報酬型が人気です。若干、ギャンブル思考もありますが、きちんと勉強してから始めると、期待を裏切ることはありません。

また、2012年12月時点で注目度が高い副業は、ネット上で仕事に応募できるクラウドソーシングです。クラウドソーシングは難しい言葉に思えますが、仕組みは簡単です。

例えば「3万円でショップのロゴを作成してください」とネット上に仕事の募集があり、それに「私がやります!」と応募する仕組みです。平たく言えば、ネット上で仕事と個人を結びつける、便利なシステムです。

他にも円高を利用した輸入ビジネスなどもおすすめですが、いずれもパソコン1台でどこでも好きな時間に、人と接することなくできるネット系の副業がおすすめです。

今日のお話を聞いて、副業に興味を持った人がいれば、どのように仕事を探すのがいいのでしょうか?

副業を続けている人の多くが「この副業が楽しい」と答えます。そのため、お金だけを目的にせず、興味や関心から探して欲しいです。

例えば「会社では出会いがないから、婚活も兼ねて副業先を見つける」といったように、お金以外のモチベーションを高めると第2の仕事が楽しくなります。趣味の延長でも構いませんので、とにかく楽しむことを前提に探すと、成功しやすいです。

また、今の20~40代は、本業では昇給が期待できず、残業カットとボーナス減少もあり、年収がなかなか伸びません。税金も上がりますし、手取り額はますます減っていきます。

さらに転職でも給料が上がらない人は約50%、たとえ上がったとしても20%未満に留まってしまいます。起業しようにも失敗話のほうが多いくらいです。そのため、消去法だとしても、副業こそがローリスクで、私たちの生活を豊かにしてくれる優れた手段だと考えています。

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公開日公開日 2014.07.15
更新日更新日 2015.03.31
執筆者Kirito Nakano

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