売買手数料で比較!基本0円のためにコストはスプレッドを比べよう

中野貴利人
監修中野貴利人
2019/09/06 更新

売買手数料で比較!基本0円のためにコストはスプレッドを比べよう

  1. FX会社の9割は売買手数料が0円
  2. 大手36社の売買手数料を比較
  3. 売買手数料がかかる5つのケース

FX会社の9割は売買手数料が0円

初期のFXでは「口座維持費、売買手数料、スプレッド」がコストでした。しかし、現在は口座維持費は0円、売買手数料もほぼ0円であり、スプレッドのみが実質的な手数料になります。

スプレッドとは価格差のことです。FX会社は買値が「1ドル=100.003円」、売値が「1ドル=100.000円」のように、意図的に買値と売値に差を発生させて、差額の「0.003円=0.3銭」を実質的な手数料として受け取っています。

そのため、コストを比較するときは、売買手数料ではなくスプレッドを比べましょう。米ドル/円のスプレッドは0.3~1銭が相場です。

初心者は「0.3銭と1銭はたいして変わらない」と捉えがちですが、0.3銭は1通貨あたりのスプレッドです。通常、FXでは1万通貨で売買するために「0.3銭×1万通貨=30円」となります。

デイトレーダーのように1日10回以上売買する場合、FX会社のスプレッドが0.3銭なら「0.3銭×1万通貨×10回×30日=月9,000円」ですが、1銭では「1銭×1万通貨×10回×30日=月3万円」と3倍以上の負担になります。

大手36社の売買手数料を比較

各社の売買手数料と米ドル/円のスプレッドを比較しました。一部のFX会社では売買手数料がかかりますが、これは主に特殊な自動売買ツールを使うときのみ発生する費用であり、基本的には全社0円との認識で構いません。

名称 売買手数料 スプレッド
米国日本
DMM FX
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0円0.3銭原則固定
例外あり
みんなのFX
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0円0.3銭原則固定
例外あり
8:00~翌5:00
外為オンライン
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0円
iサイクル注文は200円
1銭原則固定
FXプライム byGMO
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0円
1万通貨未満は3銭
0.6銭
例外あり
FXブロードネット
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0円0.3銭原則固定
GMOクリック証券
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0円0.3銭原則固定
JFX
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0円0.3銭原則固定
LIGHT FX
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0円0.3銭原則固定
SBI FXトレード
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0円0.2~0.27銭※1
YJFX!
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0円0.3銭原則固定
例外あり
9:00~翌3:00
セントラル短資FX
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0円0.3銭
ライブスター証券
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0円0.9銭
岡三オンライン証券
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0円
外為ジャパン
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0円0.3銭原則固定
外為どっとコム
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0円0.3銭原則固定
例外あり
楽天証券(楽天FX)
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0円0.3銭
OANDA JAPAN
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0円0.4銭原則固定
アイネット証券
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0円0.7~1銭
アヴァトレード・ジャパン
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0円1.2銭
インヴァスト証券(シストレ24)
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0円変動型
流動性で変化
インヴァスト証券(トライオート)
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0円0.3銭原則固定
例外あり
ゴールデンウェイ・ジャパン(FXTF MT4)
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0円0.3銭原則固定
9:00~翌4:00
サクソバンク証券
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0円平均0.5銭
デューカスコピー・ジャパン
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最大39円0.2~0.7銭
ひまわり証券
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0円1銭固定
ヒロセ通商
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0円0.3銭原則固定
マネースクエア
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300円1銭
マネーパートナーズ
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0円0.3銭原則固定
10:00~翌4:00
松井証券
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0円1~2銭
AFT
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40円1銭~
FOREX.com
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0円0.5~0.9銭
IG証券
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0円0.3銭原則固定
SBI証券
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0円0.5銭固定
アイフォレックス
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0円1.8銭
マネックス証券
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0円0.3銭原則固定
上田ハーロー
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0円0.8銭原則固定
例外あり

情報取得日 2019年4月時点

兄
売買手数料が発生するFX会社もあるね。
弟
一部の自動売買や取引環境ではコストがかかるんだ。

※1 2019年7月1日7時00分~2019年7月6日5時30分の集計期間において、価格表示回数・時間割合それぞれにおいて提示率が95%以上だったものです。最新情報・詳細はSBI FXトレードの公式サイトをご確認ください。

売買手数料がかかる5つのケース

売買手数料がかかる5つのケース

FXではスプレッドを除くと原則0円で取引ができます。ただし「①自動売買、②少額取引、③NDD、④ノースリッページ、⑤くりっく365」の5つではコストが発生することがあります。

1

自動売買

例えば、外為オンラインは売買手数料が通常0円ですが、iサイクル注文というリピート系の自動売買を利用するときのみ、1万通貨あたり300円の売買手数料が発生します。

外為オンライン

外為オンラインのみではなくFXブロードネットライブスター証券も同様であり、高機能なシステムトレードを使うときは利用料として、売買手数料を設定しているFX会社が多いです。

FXブロードネット

2

少額取引

FXでは1万通貨が基本的な取引単位であったため、1000通貨以下の少額取引には売買手数料がかかるFX会社があります。例えば、デューカスコピー・ジャパンで1000通貨の取引をすると最大4円を支払います。

デューカスコピー・ジャパン

3

NDD

FXの画面に表示される為替レートは、FX会社同士で売買した結果ではありません。金融機関の取引市場であるインターバンク、インターバンクから情報を受け取るカバー先、カバー先から情報を受け取るFX会社を経て、ユーザーに価格が伝わります。

しかし、これではFX会社やカバー先でトラブル、もしくは悪意のある価格操作があっても私たちは気付くことができません。また、いずれにしても若干の価格差を発生させて、実質的な手数料は徴収されています。

そこでNDD(No Dealing Desk)という「ディーラーを経由しない取引」の出番です。NDDではインターバンクに直結することができるため、インターバンクの為替レートがそのまま表示されて、非常に透明性が高いです。

また、取引数量も無制限であり、マイナススプレッドも発生します。このようなNDDを使うためには、例えばサクソバンク証券のアクティブトレーダーコースのような「NDD直結の口座」に申し込んで、売買手数料を支払うことになります。

サクソバンク証券

4

ノースリッページ

注文時の価格がすべって、不利な為替レートで約定してしまうことを「スリッページ」と呼びます。このスリッページを発生させないために、一部のFX会社では手数料を徴収しています。

例えば、IG証券では100円程度の手数料でスリッページの発生率が0%になります。

IG証券

5

くりっく365

くりっく365という外国為替の取引所を利用するときに、売買手数料が発生するFX会社があります。ただし、DMM FXみんなのFXといったほとんどのFX会社はくりっく365ではないため、あまり関係ありません。

初心者も安心できるFX会社

DMM FX
みんなのFX
外為オンライン