【漫画】第47話「仮想通貨FXとは?知識ゼロから始める手順」

中野貴利人
監修中野貴利人
株式会社ネットピコ 代表取締役

「仮想通貨は電子マネー?」

ん? ‥‥ 仮想通貨FXで2,000万円を稼ぎました 仮想通貨FXって知ってる!? 仮想通貨をスマホで売買するんだよね ‥‥ 仮想通貨って電子マネー? えっ!? 全然違う!! 電子マネーは1,000円を入金したら1,000円分使えるが 仮想通貨は1,000円分購入してもそのときで価値が変わる 仮想通貨は通貨そのものだ だから特徴や利用法も米ドルなどの外貨に似ている

「仮想通貨を買う手順」

仮想通貨を手に入れるにはどうしたらいいんだ? スマホで簡単にできる 手順①アカウント作成 仮想通貨の取引所でアカウントを作成して本人確認を済ます 取引所は数十社あるが 金融庁に登録済みの業者は16社のみだ 手順②仮想通貨を買う 日本円を入金すると仮想通貨が買えるようになる 買った仮想通貨はウォレットに保管される ウォレットとは電子財布だ ウォレットアプリをスマホにインストールすれば 仮想通貨を持ち運びできる ウォレット内の仮想通貨はいろいろな店舗で使えるし 値上がるまで保持してもいい 店舗で使うときはスマホをかざせばOK

「仮想通貨FXの3大特徴」

仮想通貨の価格は波のように上下に動いていて投資するチャンスがある そこで外貨を売買するFXを模して 仮想通貨FXが作られた 特徴①通貨に種類がある 仮想通貨は外貨と同じく100種類以上ある 1番有名な仮想通貨がビットコインだ 特徴②売りから入れる FXだから売りから入って買い戻す取引もできる 下落トレンドや暴落時にも稼ぐチャンスがある 100円で売る 110円で買い戻すと 10円の損失 90円で買い戻すと10円の利益 特徴③レバレッジが使える 資金不足でも元手の25倍まで取引可能なレバレッジが使える レバレッジを大きくするほどハイリスク ・ ハイリターンの投資ができる

「1日で17万円に!?」

ビットコインを10万円分買ってみたら‥‥ たった1日で17万円になっちゃった 買い物に行ってこよ~!! そんなことあるの? 偶発的に急騰しただけだ ゲーム 腕時計 ワイン いろいろ買っちゃった お客様‥‥ ビットコインの残高が足りないようです もう急落したのかよ!! 仮想通貨は激しい値動きに注意だ
  1. 仮想通貨の取引所を比較
  2. 仮想通貨FXの特徴とメリット
  3. 7個のリスクに対策する
  4. 7種の仮想通貨を比較

仮想通貨の取引所を比較

仮想通貨を手に入れる方法は「①取引所でアカウントを作成後に本人確認を済ます、②日本円を入金する」の2ステップです。本人確認もスマホで運転免許証を撮影して、スマホ上でそのままアップすれば完了します。

仮想通貨の取引所は国内に数十社がありますが、過去には出金できないトラブルやハッキング被害があったため、現在はDMM BitcoinGMOコインといった金融庁が認可した仮想通貨交換業者のみを強く推奨しています。

社名信用力手数料通貨数
DMM Bitcoin A評価
0.1
B評価
50000
B評価
7
GMOコイン A評価
17.58
A評価
30000
B評価
6
bitFlyer A評価
41
A評価
30170
B評価
6
BITPOINT A評価
44.3
-
C評価
5
Liquid A評価
41
-
B評価
8
ビットトレード A評価
1
-
B評価
8
ビットバンクトレード A評価
20
-
B評価
6
Zaif E評価
8.3
B評価
50758
B評価
7
Coincheck E評価
0.9
A評価
38700
A評価
13

情報取得日 2018年1月時点

上記における信用力は「資本金、もしくは親会社の資本金」であり、単位は億円です。さらに「親会社が上場」や「業界トップの実績」などで評価が上がり、過去3年間に「トラブルがあった」ときは評価が下がります。

手数料は「ビットコイン/日本円のスプレッド」であり、小さいほうがお得です。ただし、スプレッドは流動性で変動するため、2018年1月26日時点の実測値を掲載しています。通貨数は「取り扱い中の仮想通貨の数」です。

兄
いろいろトラブルがあるから信用力は重視したい。
弟
FX会社ならすでに実績があるから安心だ。

仮想通貨FXの特徴とメリット

仮想通貨の時価総額は2017年1月時点に2兆円でしたが、2018年1月時点に60兆円になりました。わずか1年間で市場は30倍に急拡大し、価格もビットコインは14倍、イーサリアムは86倍、リップルは273倍に達しています。

仮想通貨の価格は単に上昇するだけではなく、何度も波のように上下に動くため、投資するチャンスが幾度もあります。そこで取引所で外貨を売買するFXを模して、取引所で仮想通貨を売買する仮想通貨FXができました。

今までは販売所や交換所で仮想通貨を両替するだけでしたが、取引所を介すことで、仮想通貨を買いたい人と売りたい人をマッチングができて、取引が格段に活発になりました。それ以外にも以下のメリットがあります。

  1. ビットコイン以外の仮想通貨を気軽に選べる。
  2. 新規注文を売りから入り、下落時もチャンスがある。
  3. レバレッジでハイリスク・ハイリターンな投資ができる。
  4. 取引所の中で取引が完結するため、売買手数料が無料になる。
  5. 販売所よりも取引所のほうが、スプレッドも1/10以下になる。
  6. 高機能アプリやツールで取引できる。
  7. マージンコールやロスカットが利用できる。

DeNAトラベルによると、仮想通貨を持っている人の割合は2017年6月時点で15%程度しかいません。世間的には認知されながらも実用的な流通量は少ないため、2018年1月時点では投機筋による盛り上がりが強いです。

7個のリスクに対策する

仮想通貨には主に7個のリスクが存在します。株やFXも含めた多くの金融商品にもリスクがありますが、仮想通貨の場合はリスクが高めです。ただし、初心者でもリスクの原因を知ることで、十分に対策ができます。

1

価格変動リスク

仮想通貨は大きな値幅による利益が魅力的ですが、その反面、予想とは逆に動いて、大きな損失を出す可能性もあります。上昇傾向の強くても、初心者が勝ち続けることはビギナーズラックに他なりません。

継続的に利益を得るためには、ビギナーから投資家になることです。常に情報収集を欠かさず、冷静に市場を分析するためのスキルを得ましょう。

また、仮想通貨の価格変動は24時間続き、突発的なニュースによる急変動もあります。それらをすべて予測することは不可能であるため、上昇と下落は表裏一体と捉え、余剰資金の中で投資することが望ましいです。

2

レバレッジリスク

レバレッジは少額の証拠金を預けるだけで、その証拠金の最大5~25倍までの金額が取引できます。その結果、レバレッジに比例してハイリスク・ハイリターンとなり、証拠金以上の利益や損失が発生する可能性があります。

外貨のFXにレバレッジが存在する理由は、外貨の価格変動が株価よりも小さく、元本に対する利益率が小さいことから導入されました。しかし、仮想通貨の価格変動は大きいため、レバレッジの必要性は薄れています。

兄
仮想通貨でもレバレッジが使えるんだ。
弟
ただしメリットは乏しく、リスクが上がる。
3

強制決済リスク

レバレッジを使わなければ、強制決済リスクはありません。単に保有中の仮想通貨の価格が下がってしまっただけで、強制決済はされないです。

しかし、レバレッジを1倍よりも高くして、保有中の仮想通貨の価格が一定水準よりも下がってしまった場合、私たちは仮想通貨取引所に預けている証拠金では資産が足りず、強制決済させられることがあります。

4

流動性リスク

外貨では米ドル、ユーロ、日本円など、世界中で1日に数百兆円分が出回っているため、売買相手がすぐに見つかり、いつでも取引できます。

しかし、ビットコインを含めたすべての仮想通貨において、外貨よりも流通量がないため、売りたくても売る相手がいない状況が発生しやすいです。その場合はロスカットもできず、想定以上に損失が膨らむ可能性があります。

5

電子取引リスク

パスワードの忘れてしまって取引所にログインできない場合は、取引所の対応次第では数日かけて復旧できます。

しかし、パスワードを第三者に見破られて、仮想通貨を送金されると、基本的には取り戻すことができません。ログインするときはスマホを経由する2段階認証を必ずかけて、セキュリティを強固にしましょう。

誤操作による売買や送金も同様です。仮想通貨は1度動かしたら元に戻せないシステムになっています。匿名性も高いために資金の保有量もわかりませんし、管理者が不在であるため、画面操作には慎重さが求められます。

また、回線や通信機器のパンク、サーバーがダウンするなど、電子機器の不具合で取引できないこともあります。2017年12月や2018年1月にも一部の仮想通貨取引所で取引ができない事象がありました。

兄
FXと違って、このリスクは高めだね。
弟
市場価格と乖離した価格が表示されるトラブルなどもある。
6

カウンターパーティリスク

取引所そのものが倒産する可能性があります。過去の破綻理由には「企業として債務不履行による経営破綻、ハッカーによる攻撃で資金が流出、経営者による資金の横領」などがありました。

2014年に倒産した仮想通貨取引所の「マウントゴックス」は株主による横領が原因であり、2018年1月時点でも債権者との裁判が続いています。

ただし、現在はGMOグループのGMOコインやDMMグループのDMM BitcoinといったFX会社としても実績がある大手が参入しているため、それらを選ぶことでカウンターパーティリスクはほぼなくなります。

7

法律改正リスク

法改正がされると仮想通貨の価格は下がりやすいです。2017年1月は中国政府が規制を強めて30%下落、2017年9月は中国政府が取引所の停止を発表して35%急落、2018年1月は中国政府が規制が本格化して40%暴落しました。

中国は仮想通貨の流通が盛んであるため、中国の動向に一喜一憂してきたわけです。日本でも法整備が進んでいますが、仮想通貨が規制されたり、不利な税制になると、内容次第では価格が下落する可能性があります。

7種の仮想通貨を比較

ビットコイン

数百種類はある仮想通貨の中で、取引量が最も多い通貨です。世界中で使われている米ドルのような位置付けであり、日本国内でもビックカメラやANAなどをはじめ、利用機会が増えています。

イーサリアム

三菱UFJやトヨタ、JPモルガンなどの有名企業が出資していて、2018年1月時点の時価総額も2位となっています。

ビットコインの決済や送金は10分単位で行われますが、イーサリアムはリアルアイムで承認されます。また、さまざまなプラットフォームで動くため、汎用性が高いことも魅力の1つです。

ちなみにビットコイン以外の仮想通貨をアルトコイン(代替通貨)と呼び、現在はビットコインの代わりという位置づけになります。

リップル

リップルは本来、国際送金を低コストで行うために生成された仮想通貨です。2009年から全世界の金融機関と交渉をし続け、2018年1月時点では100社以上と提携が完了しました。

日本でも三菱東京UFJ銀行が2018年中にリップルによる国際送金サービスを始める予定で、信頼性は高いです。

ただし、リップルは金融機関間向けに開発された仮想通貨であり、価格が急変動する原因となる個人間の売買はすべきではないとの声も上がっています。

ビットコインキャッシュ

ビットコインキャッシュはビットコインが分裂をしてできた仮想通貨です。仮想通貨は1度作ると、構造上、根本的なシステムの改修ができません。

ビットコインの場合は流通量が想定以上に増えたことで、送金スピードが遅れがちになり、処理速度も遅い状態が続いています。

そこでビットコインはデータを圧縮することで対応していましたが、それでは根本的な解決にならないことから、1度に取引できるデータの量を大きくしたビットコインキャッシュができました。

このように既存の仮想通貨のデメリットを改善するために、別の仮想通貨に作り換えることを「ハードフォーク」と呼びます。

ライトコイン

元Googleのエンジニアが作成した仮想通貨です。利便性を重視して開発されているため、ビットコインより発行できる上限量は4倍、承認に必要な時間は1/4に短縮されています。

ただし、仮想通貨の信頼度は技術的な価値に起因しますが、仮想通貨の価値とは結局は実用性が問われるため、今後ライトコインの利用機会が増えることが価格上昇のポイントになっています。

ダッシュ

ビットコインは誰から誰に取引されたかをある程度追跡することができますが、ダッシュは取引時に第三者をプールしてから資金が動くために、匿名性を高まり、一切追跡ができない仕様になっています。

ただし、悪い方向に進むとマネーロンダリング(資金洗浄)に使われてしまうため、今後の利用機会の増加に注目です。

イーサリアムクラシック

ビットコインキャッシュ同様に、イーサリアムがハードフォークして誕生した仮想通貨です。イーサリアムよりもセキュリティや安定性が向上していますが、ほとんど同じ機能であるため、イーサリアムと価格が連動しやすいです。

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公開日公開日 2018.01.24
更新日更新日 2018.10.16

著作・制作など

中野貴利人
監修・原作・執筆・編集
株式会社ネットピコ代表取締役。著書にど素人でも稼げるネット副業の本など。過去の取材はメディア掲載履歴で紹介。
コダイラショウヘイ
コダイラショウヘイ
作画
東京都小平市出身の漫画家兼イラストレーター。4コマから似顔絵まで、笑えるモノを描きまくってます。