アフィリエイトはキーワード次第で稼げる確率がアップする

サイトのテーマを適当に決めると稼げない

サイトのテーマを適当に決めると稼げない

テーマを決めたら広告の有無を確認する

サイトを作るときはテーマを決めることから始まりますが、自分が「このテーマなら稼げそう」と思ってキーワードを見つけても、実際には稼げないことが多くあります。そこで初心者がミスしてしまうキーワード調査の実例を紹介します。

アフィリエイト未経験者の村上美里さんは「身近な商品やサービスを紹介するサイトを作りたい」と考えました。

彼女は「自分が好きなテーマでサイトを作ると、サイト作りが楽しくなる」ことを知っていたため、レモンやグレープフルーツといった酸っぱい食べ物が好きな彼女は、冷蔵庫にあったレモンでサイトを作ることに決めます。

次にYahoo!で「レモン」と検索すると、レモンに関する広告が上部や右横に並んでいました。Amazonや楽天の広告もありますし、ネットショップの「産地直送のはちみつレモン、100%のレモン果汁、檸檬のアロマオイル」などの広告も掲載されており、商売になり得ることがわかりました。

村上さんは「広告があるなら稼げるだろう」と思います。この広告の有無は重要です。アフィリエイトも広告の1種であり、ユーザーがその広告をたどって、最終的にはどこかの企業の商品を購入することになるためです。

ユーザーは「キーワードで検索して、サイトを見つけて、広告を踏んで、商品を選んで、現金を支払う」という流れですので、広告があるならそのキーワードが現金を生むということを意味します。

キーワードの検索回数を確認する

レモンが1カ月にどのくらい検索されているかを知ることで、市場規模がわかります。検索回数を確認できるツールには、Googleが無料で提供するキーワードプランナー」などがありますので、これで調べてみます。

キーワードランナーに「レモン」と入力すると、2014年10月時点でレモンは月間で37,100回も検索されていました。

月間で3万回以上の検索であれば、1日に1,000回以上に達します。検索結果で上位に表示されれば、かなりの訪問者数を見込めるわけです。今回のレモンは45万回ですので、潜在需要が大きいことがわかりました。

次にレモンに関係するアフィリエイト広告も考えてみます。村上さんは「レモンはビタミンCが有名だから、肌荒れに効果的なビタミンCで記事を作成しよう。そこにニキビが改善できるエステのお試し体験の広告を貼りたい。エステの広告は1つの契約で6,000円も貰える」といった戦略です。

アフィリエイトだけではなく、クリックされると収入が貰えるGoogle AdSenseも貼ります。クリックされるだけならお小遣い稼ぎにもなりそうです。

広告主の有無による需要の確認、キーワードの月間検索回数関連性の高いアフィリエイトの確保といった一連の戦略ができました。

村上さんはレンタルサーバーを借りて、WordPressというツールでサイト構築をして、無料のテンプレートでデザインを完成させました。さらに就寝前の1~2時間を作業時間にあて、約3カ月間をかけてレモンに関する50個の記事をサイトにアップします。

サイトのテーマを適当に決めると稼げない

村上さんは記事を更新をしたり、記事を追加することで、6カ月後には1日200ページビューを達成することができました。ユーザーは村上さんが制作したサイトを読んでくれていて、これは成功と言えそうです。

しかし、アフィリエイト広告を貼っても、お客さんは一向に買ってくれません。クリック報酬型のAdSenseでも1日100円にも満たないです。

理由はレモンというキーワードが現金を生むようなキーワードではないからです。ネットで「レモン」と検索した人たちは、別にネットでレモンを買いたいわけではありません。レモンの栄養を調べたり、レモンの栽培法を調べたい人かもしれません。

加えて、村上さんの「レモンと検索したユーザーにビタミンCのサプリメントを買わせたり、エステに誘導する」という戦略は強引すぎます。

多くのユーザーは「ビタミンCのサプリを欲しい」と思って、スマホやパソコンで「レモン」と検索することはありません。ビタミンCのサプリが欲しい人は「ビタミンC サプリ」などと検索します。レモンはビタミンCと関係はしていますが、購買意欲は極端に低いです。

エステも同じです。レモンと検索した人がニキビで悩んでいる人である現象は、偶然の産物に過ぎません。ニキビを治すためにエステに行きたい人も「レモン」ではなく、例えば「ニキビ エステ」などと検索します。

実は村上さんの「レモンで検索して、レモンに関する広告が上部や右横にから、レモンはお金になる」というやり方自体が間違いです。

レモンで広告が複数個も表示される理由は、単純に「レモン」というキーワードに広告が反応しているだけで、広告があるからレモンがお金になるわけではありません。レモンは元々単価の安い果物であり、レモン単体でも高額な報酬は期待できないです。

今回、村上さんは「レモンの市場規模は大きい」といったイメージを膨らませてしまいました。アフィリエイトではこのように積極的に動くことは間違いではありませんし、サイトを作り上げたこと自体は評価できます。

ただし、最初のキーワードやテーマを決めるといったウェブマーケティングが間違っていると、アフィリエイトで収入を得ることは難しくなります。

検索回数だけではなく購買意欲に注目したい

アフィリエイト成功者は検索から購入までをストーリーで考えて、キーワードテとーマを決めています。1つのキーワードだけに頼った単発的なマーケティングは視野が狭いです。下記は検索回数からキーワードを選ぶのではなく、ストーリーを元にキーワードを探した事例です。

10月から英会話に通う予定なので、TOEICに関するサイトを作りたい。英会話の授業の内容を体験談と一緒に紹介していこう。

目の下のクマが気になるから、クマの改善方法を紹介しよう。美容系の広告がたくさんあるし、悩んでいる人はたくさんいそう。

自分もゴールドカードが欲しい。空港のラウンジを活用できるプライオリティパスなども人気だし、わかりやすく解説してみたい。

つまり、検索するユーザーが入力したキーワードにどのような意図が含まれるかを想像して、その答えである情報を私たちが提供します。このQ&Aが成り立つことに満足したユーザーは、情報の延長線上にある広告に興味を持つわけです。

前述のエステでアフィリエイト収入を得たいのであれば、レモンは遠回りです。エステのお試し体験を広告にしたサイトのキーワードなら、エステを探しているような名詞、お試し体験に直結するような固有名詞、エステに行きたくなるような形容詞からキーワードを探します。

例えば「新宿 フェイシャルエステ」「肌のテカリ 改善法」「ニキビ跡 きれいにする」などをテーマにサイトを作ります。ユーザーが検索したキーワード、サイトのコンテンツ、アフィリエイト広告の関連性が高くなり、広告がクリックされやすいです。

特に誰にでも悩みや不満がありますので、ネガティブなキーワードを拾っていき、それらの解決策を記事として提供することも、アフィリエイトで稼ぐためのウェブマーケティングと言えます。

ライバルが手強いときはキーワードを合体させる

石橋英介さんは「自分の髪が薄くなってきたけど、育毛剤を10カ月つけていたら濃くなってきた。写真も1カ月ごとに撮っているし、体験談を元にサイトを作ってみたい」と思いました。

検索から購入までのストーリーができていますので、例えば、テーマを「育毛」にしても問題なさそうです。

石橋さんは早速、Googleで「育毛」と検索し、ライバルが手強いかをチェックします。2014年10月時点の1位は楽天市場のサイトでした。

楽天が運営している大きなサイトですので、一般的な個人サイトは太刀打ちできません。企業は文章をプロに任せ、デザインを委託して、検索結果の上位に表示するために検索エンジン最適化に資金を投じています。

このようにライバルが強い場合は、潔く諦めることもウェブマーケティングの1つです。稼げるキーワードは無数に落ちていますので、無駄な労力を費やすことなく、気持ちを切り替えましょう。

検索キーワードが「育毛」ではライバルが多すぎるので、今度は「発毛、薄毛、毛髪、抜毛、かつら」など関連性の高い単語を調べてみましたが、それでも手強いサイトが何個も上位に居座っていました。

本来は上位に表示されやすいWikipediaの順位が低かったり、アフィリエイターのサイトが下に追いやられてたり、プロのデザイナーが作ったサイトが上位だったりすると、そのキーワードではすでに強豪がひしめいており、副業レベルでは太刀打ちできません。

そこでいくつかのキーワードを複合して再調査します。今回の「育毛」の単体キーワードでは厳しい勝負になるため、石橋さんは「育毛 ○○」などの複合キーワードや育毛と似たようなキーワードで攻めることにしました。

Googleのキーワードプランナーで「育毛」と入力すると、関連キーワードが出てきますし、自分でキーワードをいろいろ考えることも重要です。

キーワード検索回数競合性
女性 育毛剤2,400回高い
育毛シャンプー9,900回高い
薄毛 女性18,100回高い
若ハゲ4,400回普通
髪の毛を太くする食べ物30回低い

上記の中であれば「若ハゲ」がベターでしょう。仮にキーワードを「育毛シャンプー」にするとライバルが多すぎますし、逆に「髪の毛を太くする食べ物」では検索回数が少なすぎます。

石橋さんと同じく、ターゲットを20~30代で髪の毛が薄くなってきた人に絞り込み、若ハゲをテーマにサイトを構築します。ページ数の目標は30ページ程度にしていき、徐々に40ページや50ページと増やしていきます。

その際は「髪の毛を太くする食べ物」などを解説したページも有効です。事前に何百個とキーワードを調査して、数十個の優秀なキーワードをピックアップしておくと、ページが作りやすいです。

ただし、これは育毛に関するマーケットを予測しているだけなので、100%の確率ではありません。サイトを制作してみないと、本当に順位が上がるか微妙なところです。もちろん、市場調査をすればするほど、成功する確率は高まりますので、キーワード選びは入念に行いましょう。

このようにライバルが少なく、そのキーワードで市場に入り込めると判断できたら、次はサイトの構築作業に入ります。続きはレンタルサーバーに無料のテンプレートでサイトが完成するで紹介します。

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公開日公開日 2014.10.15
更新日更新日 2015.07.29
執筆者Kirito Nakano

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中野貴利人
中野貴利人
NAKANO KIRITO
株式会社ネットピコ代表取締役。著書にど素人でも稼げるネット副業の本など。過去の取材はメディア掲載履歴で紹介。

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