ペルー旅行!マチュピチュへの行き方は飛行機3回・電車・バス2回の27時間

2020/09/18 更新
マチュピチュまでの行き方
今回のペルーは子供が生まれる前の滞在記です。ペルーへの行き方は、成田空港からヒューストン空港まで13時間、乗り継ぎ待ちを2時間して、リマ市のホルヘ・チャベス空港まで7時間でした。時差は-14時間です。
さらにマチュピチュ遺跡まで行くなら、リマ市からクスコ市のアレハンドロ・ベラスコ・アステテ空港まで飛行機で1時間、オリャンタイタンボ駅までバスで1時間45分、アグアスカリエンテス村まで電車で1時間30分、マチュピチュ遺跡までバスで30分が追加されて、合計で27時間です。
ただ、私の滞在期間は4泊6日。マチュピチュ遺跡に行くまでに、リマ市の世界遺産やナスカの地上絵なども巡るプランです。旅行会社はJTB、航空会社はコンチネンタル航空にしました。
1日目は移動、2日目の午前にリマ市を半日観光です。リマ市は旧市街全体が世界遺産に登録されていて、アルマス広場、サント・ドミンゴ教会、サン・マルティン広場、黄金博物館などを回りました。
午後はナスカの地上絵を観るために、リマ市から南部の砂漠地帯にあるイカ市までバスで4時間かけて移動します。移動中に厚い雲がなくなって、滞在先では砂漠の夕焼けと南十字星が見られました。
ナスカの地上絵は飛行機酔いに注意
3日目はナスカの地上絵です。イカ市から飛行場までバスで30分移動して、そこで小型機に乗り換えます。しかし、空港には2機あるはずのセスナが1機しかなく、定刻通りには飛ばないとのことでした。
ただ、中南米の国は時間にはルーズであり、遅刻は許されます。逆に店内に客がいてもシエスタ(昼食後の昼寝)をするためにシャッターを閉めることもします。実際に私も空港内の店舗にいたときに追い出されました。
今回のツアーはそのような状況はすべて想定内であり、時間に余裕を持ったプランを組んでいます。そのため、海辺でナスカの地上絵を描くなどして、いつ来るかわからないフライト時間を待ちました。
結局、5時間が経過します。
それでもフライトできてから30分後にはいくつかの地上絵が見えるようになりました。有名なハチドリ、宇宙飛行士、イヌ、サル、ハチドリ、コンドルと、機体を左右に傾けて、小窓から地上を覗き込みます。
しかし、フラミンゴあたりで急激に飛行機酔いをしてしまい、途中からは「地上絵はどうでもいいから早く降りたい」となりました。自信がない人は酔い止めを飲んで、機内ではシートベルトを緩めることをおすすめします。
飛行機・バス・電車でマチュピチュへ
4日目はこの旅のメインであるマチュピチュに向かいます。まずはリマ市からクスコ市の空港まで1時間のフライトです。次にクスコ市からオリャンタイタンボ駅までバスで1時間45分移動しました。
移動続きの旅ではありますが、途中に広がる景色を見ていると、悠然と時間が過ぎていきます。牧草地帯、アンデス山脈、農場など、日本とはまったく違う自然と文化が広がっています。
また、ペルー料理は日本人の口に合うと思います。日系移民が多かったために醤油や酢を使っている料理がかなり目立ちました。
このあと、オリャンタイタンボ駅からペルーレールに乗り込んで、1時間30分後にアグアスカリエンテス村(マチュピチュ村)に着きます。次の日は朝3時に起きてバスで30分移動すると、マチュピチュ遺跡の入り口です。
インティプンクまでは徒歩1時間
5日目は遺跡入口で開場を待ちました。通常は6時入場ですが、マチュピチュ遺跡が発見されて100年目の同じ日ということで、JTBのツアー客のみ5時30分に優先入場できます。
しかし、入場ゲートの機械トラブルでゲートが開きません。そもそもマチュピチュ遺跡のスタッフが5時40分に出社するほどです。結局、6時を回ったところでゲートが開きました。ただ、先頭グループにいたため、誰もいないマチュピチュ遺跡に入れます。
マチュピチュは霧が発生しやすい地域であり、雨が降ることもあります。それはそれで幻想的で見てみたいです。一方でこの日は快晴が続いて、遠くのアンデス山脈がはっきり見えました。
また、マチュピチュ遺跡では現地ガイドが解説してくれます。
このあとは11時から昼食で1度退場しなければいけませんが、時間がもったいないために別行動でインティプンクに進みました。インティプンクはマチュピチュ遺跡よりも高い位置にあり、全容が望めるスポットです。
ただ、このあと事件が起こりました。私たちが帰り支度をしているころ、マチュピチュ遺跡に急に入場制限がかかりました。結果、入場ゲートでは混乱が起きてしまい、翌日は全員が入場禁止となります。あとから来た日本人や外国人のグループは、残念ながらマチュピチュ遺跡には入れませんでした。
帰りに世界遺産のクスコに寄る
5日目の夜にはバス、電車、バスでクスコ市に戻って、6日目は市街全体が世界遺産であるクスコ市を歩きました。サントドミンゴ教会などスペイン植民地時代の建物で街並みが統一されています。
そのあとはリマ市まで飛行機で1時間、ヒューストン空港まで7時間、トランジットが3時間、成田空港まで13時間で着きました。そこに時差が14時間足されるため、7日目が飛ばされて、8日目に帰国となります。
上記は2011年7月時点の情報です。最新情報・詳細はJTBの公式サイトをご確認ください。