【漫画】腎臓の健康診断!尿蛋白・尿潜血・尿pHで腎機能の低下がわかる

監修者ふんわりパパ
仕事・家事・育児をする会社員
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2021/11/20 更新本ページはプロモーションを含みます
「血液をきれいにする臓器」




「尿に栄養素があるとダメ」




「血液に老廃物はいらない」




「増えている腎臓病の患者」




腎臓疾患の特徴
血液は「水分、栄養素、ホルモン、電解質、赤血球、酸素、白血球、血小板」などを運んでいます。しかし、筋肉や肝臓などを使うたびに老廃物が排出されて、血液に不純物が混じります。
そこで血液をろ過して、老廃物や不純物のみを拾い集め、尿に混ぜて体外に排出する臓器が腎臓です。腎臓には1日1700Lの血液が流れ込み、それがろ過されて170Lが原尿になります。
原尿には糖やアミノ酸が残っているため、それらも尿細管を通るときに毛細血管を通して、血液に戻しています。最終的には1日1.5Lほどの尿を膀胱に送られます。
しかし、腎臓にある糸球体が障害を起こすと、網の目のフィルターが目詰まりを起こしてしまい、ろ過機能が低下していきます。その結果、余分な水分や塩分、老廃物は体外に排出できず、汚れた血液が体内に残るわけです。
腎臓は老廃物の排泄だけではなく、血圧の調節、水分量の調整、pHの調節、造血の補助なども行っているため、腎機能が低下すると尿の色が変わり、むくみが起きたり、顔色が悪くなったりします。