【漫画】晩婚化が起きる原因!毎年0.1~0.3歳ずつ遅れていく

ふんわりパパ
監修ふんわりパパ
2020/09/19 更新

「初婚年齢と未婚率が上昇」

私の周りは30代独身ばかりです 40や50歳で未婚の男性も増えました 統計①平均初婚年齢 毎年0.1~0.3歳ずつ初婚の年齢が遅れています 統計②生涯未婚率 男性の5人に1人が 女性の7人に1人が結婚せず 今後も上昇する見込みです 結婚に興味がない人が増えたのかな?

「晩婚化になる3つの原因」

原因①女性の高学歴化 女性の大卒率が高まったため 女性の所得水準が上昇し 結婚する必要性が薄れました 原因②男性の低所得化 女性の年収が上がると異性への期待も高まりますが 男性の経済状況は厳しくミスマッチが起きています 原因③出会いの減少 お見合いの数が減って 相手探しや対人能力が必要な恋愛結婚が主流になりました 仕事を頑張っても結婚相手は見つかりません 自分を磨きながら出会いを増やす婚活が必要です
  1. 初婚年齢が上がり続けている
  2. 結婚相手に希望する年齢
  3. 晩婚化が進む18の要因
  4. 原因① 女性の高学歴化
  5. 原因② 男性の低所得化
  6. 原因③ 出会いの減少
  7. 原因④ 価値観の多様化
  8. 婚活で結婚相談所が最適な理由

初婚年齢が上がり続けている

欧米を始めとした先進国では晩婚化の傾向にあります。日本でも初めて結婚する平均年齢は2014~2017年で男性が31.1歳、女性が29.4歳となり、高止まりしています。ただ、2000年と比べると2歳以上も結婚の平均年齢が上昇している状態です。

男女とも毎年0.1~0.3歳ずつ結婚する年齢が遅れており、日本ではさらに晩婚化が進むと予測されています。2020年には平均初婚年齢は男性が31.4歳、女性が29.7歳に達する見込みです。

厚生労働省「平成28年 人口動態統計」

男性女性年齢差
1910年26.8歳22.9歳3.9
1920年27.4歳23.2歳4.2
1930年27.3歳23.2歳4.1
1940年29.0歳24.6歳4.5
1950年25.9歳23.0歳2.9
1960年27.2歳24.4歳2.8
1970年26.9歳24.2歳2.7
1980年27.8歳25.2歳2.6
1990年28.4歳25.9歳2.5
2000年28.8歳27.0歳1.8
2010年30.5歳28.8歳1.7
2011年30.7歳29.0歳1.7
2012年30.8歳29.2歳1.6
2013年30.9歳29.3歳1.6
2014年31.1歳29.4歳1.7
2015年31.1歳29.4歳1.7
2016年31.1歳29.4歳1.7
2017年31.1歳29.4歳1.7
2020年予測31.4歳29.7歳1.6

初婚年齢が上昇する原因は「女性の大卒者の増加で社会的自立が可能になった、男性の収入が期待値よりも少ない、お見合いなどの出会いが減少、価値観の多様性」などが影響しています。

夫婦の年齢差も1950年には平均2.9歳でしたが、女性の初婚年齢の上昇幅が大きく、2015年には1.7歳にまで縮まりました。これは男女の社会的格差がなくなってきたことも要因の1つです。

結婚相手に希望する年齢

結婚したい年齢である「平均希望結婚年齢」は男性が30.4歳、女性が28.6歳であり、こちらも上昇傾向で予測の範囲内です。その一方で「相手に希望する年齢」は、男性が自分の年齢に近い相手を求めるようになっています。

2002年時点では「年上希望が6.0%、同い年が26.3%、1~4歳年下が37.6%、5歳以上年下が30.1%」でしたが、2015年時点では「年上希望が6.7%、同い年が41.8%、1~4歳年下が28.5%、5歳以上年下が23.0%」に変わりました。

国立社会保障・人口問題研究所(2015年)「出生動向基本調査」

男性が若い女性を好む傾向はありながら、その割合や年齢差は小さくなっています。これは男性が「女性の経済的な自立=共働き」を求めており、それを実現する場合の現実的な判断が年齢に影響しています。

晩婚化が進む18の要因

結婚する年齢が遅れている全体的な原因は、経済的な理由と価値観の変化など、18の要因があげられます。特に女性の所得水準の上昇、男性の収入が期待以下、異性と出会う機会の減少は影響が大きいです。

晩婚化が進む要因
  1. 女性の大卒率が上昇した。
  2. 女性が労働参加率が上昇した。
  3. 女性の所得水準が上昇した。
  4. 女性が単身で生活できる。
  5. 女性にとって結婚の魅力が薄れた。
  6. 男性の非正規雇用が増えた。
  7. 男性の低所得者が増加した。
  8. 男性は収入安定で結婚を希望する。
  9. 男性が結婚や育児を不安視する。
  10. 男性の収入が女性の期待より低い。
  11. お見合いの件数が減った。
  12. 親戚や近所付き合いが減った。
  13. 職場の人と付き合いが減った。
  14. 自由恋愛が増えた。
  15. 長時間労働で余暇時間が減った。
  16. 結婚よりも独身のほうが楽しい。
  17. 自分のやりたいことを優先したい。
  18. ネットで繋がることで満足できる。

日本で晩婚化が進んでいる最も大きな要因は、女性が社会で活躍する機会が増えたことです。これはたいへん素晴らしいことであり、総括的には結婚や出産をサポートする体制が不十分であることが指摘できます。

原因① 女性の高学歴化

数十年前は一般的だった「高校を卒業してから結婚を意識し始める人」は今ほとんどいません。現在は女性の大学進学率が50%になり、男女ともに社会で働く意識が当たり前、共働きも過半数に達しています。

厚生労働省の「平成28年 雇用均等基本調査」によると、女性の4年生大学への進学率は1963年は3.9%、1973年10.6%、1983年は12.2%、1993年は19.0%、2003年は34.4%、2013年は45.6%と着々と上昇しています。これは少子化で大学に入りやすいことも理由にあります。

一般的には大学や専門学校で技能を学び、20~24歳で就職を目指します。仮に22歳で就職した場合、男女問わず、25~35歳でもキャリアアップを目指す時期です。そのため、自然と結婚を控える女性が増えていきます。

これは女性が活躍できる社会になり、所得水準が上がったプラスの現象です。男性中心の製造業の賃金が減って、女性中心の医療や介護職の収入が増えたことで、すでに20代の平均年収では女性のほうが男性よりも多いです。

その時代に適した働き方ができる女性たちは、仕事に対する責任感も強いです。結婚後の出産と育児で仕事を休むことになり、キャリアを中断され、与えられた仕事がこなせない状況が出ることは懸念材料でしかありません。

0歳児から預かってくれる保育園は少なく、1歳からでも定員オーバーに達しています。都心部では待機児童は解消されず、6~8歳を預かってくれる学童保育も希望通りにはいきません。

結婚だけであれば、女性は仕事に対して前向きになれますが、その先の出産を考えると、日本社会の出産と育児に対するサポートが不十分であるため、安心して結婚と出産に踏み切れる人は少なくなりました。

また、男性が育児に協力的な場合は助かりますが、長時間労働が解消されない社会では仕事に専念する男性のほうが多いです。男性が育児休暇を取得する風潮は浸透しておらず、3%しか利用していません。

女性の収入が上がってきた日本社会では「産休と育休を推進、会社は出産後の職場復帰を約束、男女問わず長時間労働を是正、男女ともに平等に育児に参加」できる環境にあれば、晩婚化は抑制できるとされています。

原因② 男性の低所得化

結婚できない低所得者が増加

2000年にかけて就職氷河期が発生しました。当時は日本の展望を悲観しながらも自由の働き方を「かっこいい」と感じる若者が多くなり、フリーターやニートが一時的に増加します。

同時に派遣従業員などの規制が緩和されたため、企業では給与の安い非正規雇用が増やしました。しかし、その後の不況やリーマンショックにより、職歴を重ねてこなかった彼らの多くは、稼げない階層となりました。

日本では2017年時点でパートやアルバイトなどの非正規社員が2000万人を超えており、その中心は結婚適齢期を過ぎた35歳以上の人たちです。

初婚する平均年齢を迎えても、非正規雇用であるといつリストラされるかわからず、仕事が安定しない状況では婚活どころではありません。自分が生きていくために稼ぐことで精一杯です。

収入が安定してから婚活する

女性は特に金銭面に関してはシビアです。男性には「定職に就いていて、年収は最低400万円以上、今後も安定した生活が望める」などをマストな条件とする人が、過去の調査でも明らかになっています。

例えば「結婚相手を決めるときに重視すること」という質問に対しては、実に女性の92.1%が「重視する」や「考慮する」と答えました。

女性は現実的な目線を持ち合わせており、男性を選ぶ段階で経済力を重視して婚活を行なう人が多いです。その一方で男性の平均年収は下がり続けているために、ここにギャップが生じて晩婚化が進んでいます。

ただし、男性は年収が極端に低く、頼りにならないわけではありません。正確に捉えるなら、女性の年収が上がったために、男性に期待する年収も上がっているからです。

結婚は生活を共にするわけですから、金銭面は女性が男性に求める譲れない結婚条件です。それは男性も理解していて、低所得で安定した給料が貰えない人は、家族や子供を養うことを不安に思い、結婚に踏み切れません。

ただ、近年は非正規社員が正社員として雇用されたり、年齢とともに収入が増えてから、あらためて婚活を始める現象が見られます。特に男性は結婚適齢期を超えた35~40歳で結婚相談所に入会する人が増えました。

男性1人で家族を養えない社会

女性が育児に専念したい期間、例えば子供が0~2歳のとき、児童手当や医療費助成、税制控除などの国による子育て支援制度が充実していても、男性の給料だけでは安心できない社会です。

賃金が上昇せずに「1人で暮らすことも大変」であり、家族全員を養える余裕がないという不安も、男性を晩婚化に促しました。

安定的な職業に付いて、継続的な収入を得て、納得できる蓄えを作ってから、ようやく結婚を考える人が増えているので、経済が不安定になるほど晩婚化は進んでしまいます。

総務省の調査によると、生涯未婚率は1990年に男性が5.6%、女性が3.9%でしたが、2010年に男性が18.9%、女性が9.7%、2015年には男性が23.3%、女性が14.1%に上がりました。男性の4~5人に1人は1度も結婚しないです。

社会全体で育てる意識が足りない

子供を持つ家庭に対する手当てや控除額は、他の先進国に比べて少なく、子供を産みたくても産むことを躊躇する人たちがいます。一般的にも「子供は1人で構わない」や「3人目はあり得ない」と考える人たちは多いです。

2005年に出生率が1.26にまで落ち込み、5年をかけて2010年には1.39にまで微増させることができましたが、この数値もかなり低いです。基本的に出生率は2.07より低くなると、人口減少と高齢化の促進につながります。

人口が減少傾向になると労働人口も少なくなり、逆に全人口に対する高齢者の割合が増えますので、経済的な負担の増加は避けられません。

児童手当を増額、託児施設を増設、産婦人科の医師を増員する必要がありますが、子供への財源は高齢者が使う社会保障費に流れて、未だに待機児童は減らず、産婦人科と小児科は医師不足でなくなりつつあります。

結婚をしてもその先の生活にマイナスのイメージがあったり、実際に子供をいる家庭の暮らしから苦しさが読み取れると、男性の結婚に対する憧れや情熱も冷めてしまいがちです。

育児が生活の負担にならないように「①子供の保育や教育への予算の増額、②子育て制度の拡充、③女性のキャリアを傷つけないよう子育てインフラの整備が急務である」と20年以上前から提言され続けています。

原因③ 出会いの減少

出会いの減少

お見合いの数が減ったことで、相手探しや対人能力が必須の恋愛結婚が主流になりました。職場で上司が積極的に結婚相手を紹介することも一般的な出会いの方法でしたが、今ではセクハラにもなりかねません。

ただ、出会いの機会が減少したことは社会的要因でありながら、女性と男性の所得格差や価値観の変化と比べても、改善しやすい問題です。

婚活をしないと結婚相手が見つからないという状況の周知、それに伴う自治体の婚活支援サービス、結婚相談所の積極的な利用などが異性との出会いを増やすチャンスをもたらします。

原因④ 価値観の多様化

独身のほうが気楽である

女性も積極的に仕事で活躍するようになりました。仕事に対する考え方や結婚後のライフスタイルの違いも生まれ、これらは決して悪いことではありませんが、1人で人生を楽しむ個人主義が結婚しにくい状況を作っています。

2000年以前はある程度の年齢になると「独身でいることが恥ずかしい」といった風潮がありました。周囲から「結婚もできないなんて‥‥」と思われたくないので、自然と「早く結婚しなくてはいけない」と思いも強まります。

男女問わず未婚であることで、会社は待遇を変えることもありました。結婚して子供が生まれたから昇進するという会社も、終身雇用が確立されていた日本ではよくある制度です。

しかし、近年では独身が恥ずかしいことではなくなりましたし、会社でも未婚や既婚に関係なく、実力で雇用されることが当たり前です。

死語になった「寿退社」の代わりに「独身貴族」が生まれたこともありました。独身は自由ですし、理想的に暮らせるとの認識です。未婚のメリットを調査した結果でも、約70%の人が「行動や生き方が自由」と答えています。

自分のやりたいことを優先したい

晩婚化に伴い、結婚相手は自分の意思で積極的に探す時代になってきています。もちろん、一般的な恋愛の末に結婚している人もたくさんいますが、なかなか思うように結婚までにいたらない人が多いです。

早い年齢で結婚する人もいますし、40歳半ばでも未婚の人もいるように、結婚できる人と結婚できない人ははっきりと分かれてきました。

ただ「結婚ができない」という感覚はあまりなかったりもします。厚生労働省の調査によると「結婚していない理由は何か」という質問に対して、3位は「自分の自由になる時間やお金が少なくなる」となりました。

4位は「趣味やレジャーを楽しみたい」であり、7位は「仕事に打ち込みたい」です。つまり、結婚できないわけではなく、私たちは「あえて結婚しないことを選んでいる」という意識が根強いです。

ちなみに1位は「適当な相手に巡り合わない」、2位は「経済力がない」、5位は「異性とうまく付き合えない」であり、総合的には「少ない出会い、足りないお金、恋愛経験値の不足」が晩婚化の原因になっています。

繋がることで満たされる環境

スマホが普及する以前は、結婚して子供が生まれる人と未婚で30代を迎えた人では、見えない壁が生まれていました。既婚者の子供中心の話題に魅力を感じず、自ら疎遠になる未婚者も多いです。

40代も話題の中心は子供、50代も夫婦や家族で旅行する人が増えます。未婚者は特に60代以降になると両親の死と向き合い、兄弟や姉妹とも会わなくなり、孤独を感じやすかったです。

しかし、スマホで人と繋がりやすくなりました。何年間会わなくてもLINE、Facebook、twitterでコミュニケーションするだけで精神的に満たされ、ときに会うきっかけになり、実際に会っても会話が弾みます。

共通の趣味を持つ人に出会うことも簡単になり、友人や仲間が見つかりやすいです。このように孤独感を感じない環境は素晴らしい仕組みであり、すでに社会インフラになっています。

ただし、若い頃から現実で出会う必要性が薄れて、顔を見てコミュニケーションを取るシーンや直接の出会いのチャンスが減ります。また、広く浅いつながりに満足して、対人スキルが低下することも晩婚化につながります。

婚活で結婚相談所が最適な理由

景気回復は実感できず、さまざまな物価が値上がり、1人の生活も困難と感じる人が増えました。結婚しても家族を養っていけないため、低所得者や非正規社員の中には「結婚を諦めてしまう」という人もいます。

ただ、本来は低所得でも結婚したほうが、暮らしは2人で協力と分担ができるため、生活が楽になります。結婚後に共働きを希望する女性も増えましたし、実際に既婚女性の過半数が共働きをしています。

自分に合った条件の結婚相手を見つけることは、普段の生活の中では簡単なことではありませんが、結婚を考えて婚活をしていれば、理想の結婚相手に巡り会う確率は高まります。

以前からあった婚活にはお見合いが有名ですが、親戚、近所、職場で紹介されることは限定的であり、現在は結婚相談所で自分が考える条件に合う人が見つかると、お見合いという形で実際に会うことが主流になりました。

お見合いというと正装をした男女が仲人などを立てて、厳かに行なうというイメージが強いですが、最近のお見合いは気軽に参加できるように、スタイルもかなり変わってきています。

カフェやレストランでそこまで緊張しない形式で行うこと多いです。自然に出会って恋愛に発展すれば嬉しいですが、仕事も忙しかったり、出会いの場が少ないという人にはお見合いも含めた婚活が必要です。

社会的にも男女問わず婚活をして、出会いの場を増やし、少しでも結婚できる可能性を高めようと努力をしている機運が高まっています。婚活を行なう人は将来を真剣に考え、本気で結婚をしたいと望んでいます。

晩婚化が進んだことで、逆に積極的に出会いを求めようとする人は増えています。理想の結婚相手を探す婚活が定着し始めた結果、親しい仲間内でも気軽に「結婚相談所に登録した」と打ち明けている人も多くなりました。

私たちが晩婚化を解消するために、大学卒の女性が増加を止めるわけにはいきません。むしろ、今以上に女性が働ける社会を作り、子育てインフラを整えます。さらにそれ以上に出会いのチャンスを増やすことが必要です。

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書いている人

ふんわりパパ
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会社員/ブロガー
パパ、ママ、長男、長女の4人家族。夫婦共働きで住宅ローンを返済している一般的なパパ。几帳面で掃除と整理整頓が好き。
ふんわりママ
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会社員
パパが書いた記事を読んで、間違っている部分があると指摘してくれるが、自分では書かない。キュートでクレバーなワイフ。

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