私たちの税金の使い道は?年収400万円なら公共事業費6万円や防衛費5万円など

年収から納税額と使い道を計算する
年収と控除を入力すると、あなたの年間納税額と税金の使い道が計算できます。年間納税額は2020年1月時点の税率、税金の使い道は財務省の「令和2年度 一般会計歳入歳出概算」を反映しています。
- 年収(賞与や手当を含む)を入力します。
- 控除を入力します。不明の場合は基礎控除の38万円のみとします。
- 計算ボタンを押します。
情報取得日 2020年1月時点


※1 所得控除は基礎控除、扶養控除、配偶者控除、配偶者特別控除、医療費控除、社会保険料控除、生命保険料控除、地震保険料控除などが該当する。
※2 所得税には復興特別所得税を含む。
※3 住民税の道府県民税の均等割は各自治体で金額が異なるために、平均的な税額である1000円で計算している。
※4 健康保険料は医療、高齢、介護を含む。自治体や健康保険組合で税率が異なるため、平均的な税率で算出している。
※5 厚生年金保険料は等級があるが、一律の保険料率で計算している。また、会社負担分は含まれていない。
100兆円の歳入と歳出の内訳
日本政府の一般会計予算は2020年1月時点で102兆円もあり、100兆円を超えています。歳入(国の年間収入)は所得税や法人税などでは足りず、公債金(借りたお金)が31.7%をまかなっています。
歳出(国の年間支出)は特に社会保障が問題です。社会保障には「医療、年金、介護、少子化対策、社会福祉など」が含まれており、これが毎年1兆~2兆円も増え続けてます。
政府は診療報酬や薬価を改定することで医療費を抑えるなどしていますが、少子高齢化にはかなわず、結局は現役の会社員の健康保険と厚生年金の負担率が増えています。その結果、10年前や20年前より手取り額が減っており、将来的にも医療や介護のコストは急増するため、今から副業や節約による将来設計が必須です。
以上の歳入と歳出を一般家庭に例えると「年収400万円の人が年間586万円を支出するため、毎年186万円を借りている」状態です。借りた186万円のうち85万円は過去の借金返済にあてています。ただし、借金の合計額は1億円超です。



