家電量販店販売員の副業 - 土日祝日に働ける人材が重宝される
家電量販店販売員とは?
家電量販店でアルバイトをしたい場合は「家電量販店に直接アルバイトとして雇用される方法」と「家電メーカー各社と契約している派遣会社に雇用される方法」の2パターンがあります。
家電量販店では土日祝日の客数が平日よりも3倍以上に増えるため、平日と同じ社員数では人手が圧倒的に足りなくなります。そこで家電量販店は土日祝日限定でアルバイト店員を雇っています。
特に季節商品のエアコン、売れ筋のテレビ、高額な冷蔵庫やマッサージチェアなどのコーナーでは、アルバイト店員だけではなく、各家電メーカーの正社員と各家電メーカーの派遣スタッフも混ざっています。
接客以外にも、配達スタッフ、レジ案内、販促キャンペーンなども募集しています。搬出、搬入、在庫整理を行う裏方の倉庫業務もあります。
時給は接客業の中では高額
大手のアルバイト情報サービスで勤務地を絞り、例えば「家電量販店」や「ヤマダ電機、ケーズデンキ、エディオン」などと検索すると、家電量販店のアルバイトと派遣スタッフの両方が見つかります。
家電量販店のアルバイトは時給1000~1400円と意外と高く、新宿や秋葉原などの激戦区ではなくても、時給1250円程度は貰えます。一方、派遣スタッフも時給1200~1700円が相場です。
勤務中は暇な時間がなく、背中に汗をかくくらいですが、1日8時間勤務で日給1万円となり、ガテン系に近い報酬が貰えます。人手不足により残業ができる店舗もあって、日給1万5000円に達する例もあります。
メリットは土日勤務が重宝されること
平日は客数が極端に少なく、土日祝日は店内がお客で溢れかえっているため、平日よりも土日だけ働ける人に需要があります。家電量販店によっては連休や年末年始だけの短期バイトも募集しています。
それは派遣スタッフも同じで、各家電メーカーが自社製品の販売促進を目的として、人材を確保しています。特にボーナス商戦や新製品発表の時期には大量の求人が出て、仕事が見つけやすい状態です。
時給も高く土日休みの会社員の副業としてはおすすめできる仕事です。
派遣はノルマの有無に注意
派遣スタッフには日別に販売目標が提示されて、実際に販売できた数を報告する義務があったりします。その結果、成果が高い人は時給が上がり、悪い人は契約を打ち切られたりもします。
いわゆるノルマに対してプレッシャーを感じて、それがストレスになるような人は派遣スタッフはおすすめしません。逆にノルマがあるほうがやる気になる人は、高い評価を得やすいです。
ただし、家電量販店ではこのようなノルマがない派遣スタッフのほうが多いです。家電の売上は製品の性能や機能、CM効果などの影響力が強く、派遣スタッフのスキルにそこまで左右されないためです。
もちろん、意識的に販促を心がけることで、製品の売上を積極的に伸ばすこともできますが、家電量販店には各家電メーカーの正社員もいますので、強引な営業はNGな店舗もあります。
いずれにしても家電量販店で派遣スタッフとして働く場合は、事前にノルマの有無を確認して、仕事内容にギャップがないようにしましょう。実際に働く時間帯に店舗を訪れて、職場の雰囲気を知ることも大切です。
家電量販店販売員の副業まとめ
総合 | 3.2 |
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評価 | |
収入 | 日給8000~1万5000円 |
時間 | 6~8時間 |
特徴 |
スキマ
深夜OK
土日有利
期間限定
初心者
スキル
資格有利
趣味併用
週末起業
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家電量販店販売員の体験談や口コミ
家電量販店販売員歴5年
人と話すことが得意な人や家電が好きで知識を持っている人、ノルマにプレッシャーを感じない人がこのアルバイトには向いています。
土日のみの勤務という派遣会社も多く、副業として考えている人にも合っています。家電量販店にある数冊のカタログを家に持ち帰って、その製品について1時間程度勉強すれば、お客さまとのトークには十分対応できます。
家電量販店販売員歴1年
仕事内容はお客さまの要望に応えられる商品を選び抜き、丁寧に接客応対することです。まれにお客さまのクレーム処理をすることもありますが、一般的には社員が対応してくれるため、私たちはひたすら販売に集中することができます。
家電量販店販売員歴3年
お客さまはある程度商品の目星を付けて来店することが多いため、自分が担当する家電メーカーではなかった場合、いかにしてお客さまの好みを自社製品に促すかといった営業能力が求められます。私はそれが楽しみだったりします。
家電量販店販売員歴2年
本業で営業職として働いている人であれば、対話することは得意分野ですし、普段のように自社製品を営業しているつもりで担当メーカーの商品を勧めれば、能力的には何も問題なく、アルバイトをこなせます。