書籍代を安くする6つの節約術!電子書籍と紙の使い分けから無料で読む方法まで

中野貴利人
監修者中野貴利人
株式会社ネットピコ 代表
2023/10/01 更新本ページはプロモーションを含みます

書籍代を安くする6つの節約術!電子書籍と紙の使い分けから無料で読む方法まで

  1. 基本はなるべく図書館で借りること
  2. 節約① Googleで取捨選択する
  3. 節約② 中古本をアプリで買う
  4. 節約③ 電子書籍は最大25%オフ
  5. 節約④ 紙で買ってメルカリで売る
  6. 節約⑤ 割引率の高い店で買う
  7. 節約⑥ 書籍で節約術を使い分ける

基本はなるべく図書館で借りること

基本はなるべく図書館で借りること

書籍代を合法的に全額浮かすなら図書館がベストです。ウェブ上で借りたい本が予約できる図書館もありますし、カリールに書籍名を入力すれば、全国の図書館の貸出状況も把握できます。

カリール

図書館は私たちが納めた税金で運営されている公共施設です。そのため、主に市区町村が管理しており、目当ての書籍がないときはリクエストもできます。また、静かで快適な空間は読書に打って付けです。

利用者の声では「子供に読み聞かせする絵本は毎週10冊借りている」や「ベストセラーはほぼ借りられないが、時期をずらせば問題ない」とあり、雑誌、CD、DVDもあるため、工夫次第では新聞図書費を0円にできます。

節約① Googleで取捨選択する

Googleで取捨選択する

Googleでは書籍の一部、もしくは全文を閲覧できます。例えば、筆者のど素人でも稼げるネット副業の本も26/235ページを読むことができました。出版社の許可を受けているために違法性もありません。

同じくAmazonでも「なか見!検索」で10~30ページが閲覧できます。本屋で立ち読みする感覚で、Googleの情報から取捨選択をして、購入する本を絞ることが書籍代の節約に繋がります。

節約② 中古本をアプリで買う

中古本をアプリで買う

中古品販売店ではブックオフが有名です。ただ「ブックオフまで行く、欲しい本の探す、買ってから運ぶ、欲しい本がないときは帰る」ことが「面倒である」との認識が強く、客離れからブックオフの店舗数は減少しています。

その代わりになっている市場がアプリです。例えば、Amazonアプリにはマーケットプレイスという個人が中古本を販売する仕組みがあります。そこでは全世界の個人が中古本を出品しており、競争原理が働いていて低価格です。

絵本、写真集、洋書など、あらゆる書籍が揃っていますが、特に発売日が古い本は安いです。ハリー・ポッターシリーズ全巻セットは新品で2万2788円ですが、Amazonアプリ内の中古品は2020年1月時点で1500円でした。

また、中古本のマーケットとしては書籍専門のブクマ!、大手フリマアプリのメルカリ、楽天グループのラクマ、ブックオフのスマホサイトブックオフオンラインがメジャーです。

ブクマ!

ちなみにAmazonのURLに「&pct-off=90」を付けると、90%オフの商品が見つかります。書籍だけではなく全商品が対象であり、50%オフなら「&pct-off=50」、25~50%オフなら「&pct-off=25-50」で探せます。

節約③ 電子書籍は最大25%オフ

電子書籍サービスはビジネス書からマンガまでが揃うAmazon kindle、蔵書数が多くTポイントが貯まるBookLive!、無料マンガとキャンペーンが豊富なebookjapanが、3大メジャーでユーザー数が集まっています。

Amazon kindle

全般的に電子書籍は紙の本より10%程度安いです。例えば、Amazon kindleでインベスターZ(21)を買うと、2020年1月時点では紙の本が617円、電子書籍が12%引きの540円でした。

さらにAmazonではAmazonポイントが10%も付与されるため、実質21%引きの486円です。他の電子書籍サービスも基本的にはポイントが付与されるところが多いです。

また、電子書籍は読み放題もあります。こちらも12万冊以上の和書が980円で読み放題のKindle Unlimited、雑誌は200誌以上が380円で読み放題の楽天マガジン、マンガは1万冊以上が読み放題のYahoo!プレミアムが人気です。

節約④ 紙で買ってメルカリで売る

新刊を読みたくても図書館では常に貸し出し中、紙の中古市場も在庫が乏しく割高感も否めません。電子書籍も発売日を遅くしてあったり、そもそも視認性を嫌って電子書籍を買わない人もいます。

そのため、新刊や人気書籍であれば、紙の本を購入して、読み終えたあとに転売するほうがお得です。例えば、2018年6月1日に発売した「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書は、紙の本が1512円、電子書籍が1400円です。

それが1年後の2019年6月1日でも、紙の本は中古市場で1400円で出回っているため、書店にて新品の紙の本を1512円で仕入れて、読み終えたあとにメルカリやAmazonで1400円で売ってしまえば、実質112円で読めることになります。

1400円-1512円=-112円

つまり、損得勘定で使い分けるなら、紙の本は新刊やプレミアが付いて転売したら高値で売れる本、電子書籍は転売できないために安値にしかならない本、もしくは買わないことが、節約には効果的です。

特に読みたい本が「新刊で中古市場に在庫がない、Amazon売れ筋ランキングで1万位以内にある、電子書籍の価格もそこまで安くない」なら、新品で購入しましょう。転売先はメルカリやAmazonマーケットプレイスが高値で取引できます。

フク
フク
発売直後に買って、読み終えたら転売が最もお得かも。
先生
先生
実費で考えるとそうだぬ。

節約⑤ 割引率の高い店で買う

割引率の高い店で買う

書籍に対する考え方は人それぞれであり、本を「知のコレクションとして自宅に保管しておきたい、書店でゆっくり吟味しながら買いたい、他人を介した衛生的に触れない」人もいます。

その場合は割引率が高い店舗で購入することが、節約になります。書籍は再販制度による定価販売が原則ですが、例えば、大学生協やコープなど全国400カ所にある生協では規制の対象外で5~10%安い価格で買えます。

未来屋書店が運営するmibonでは、新刊を含めた全タイトルが月1回3~5%ディスカウントされます。その期間にログインすることで電子クーポンが貰えて、それを使うことで割引されます。

オンライン書店のhontoではセールを不定期開催にしています。特に電子書籍は月1回程度20~80%値引きされることがあります。

honto

また、紀伊国屋、三省堂、ジュンク堂などでは直接的な割引ではありませんが、独自のポイントシステムで1%が貯まり、それを本の購入に充てることができます。

同時に支払いは現金ではなく、金券ショップで2~4%引きで購入した図書カード、0.5~2%程度のポイントが付くクレジットカード、0.5~1.5%程度のポイントが付く電子マネーを併用することで、さらにお得度が増します。

節約⑥ 書籍で節約術を使い分ける

書籍で節約術を使い分ける

ウェブ上には書籍やマンガの無断コピーが散見しており、検索するとお目当ての本が見つかることもあります。このような複製物を閲覧しても違法ではありませんが、倫理上好ましくなく、また見つからない作品も多いです。

そのような非合法的なルールを除き、割安に書籍を読む方法はまだ10点ほどあります。集中的に読みたいマンガはネカフェのほうがコストパフォーマンスは優れているなど、金額と冊数、個人の好みに左右されます。

  • 立ち読みで済ます。
  • 友人に全巻借りる。
  • 電子書籍サービスでは1巻は無料で読める。
  • ラーメン店やパチンコ店など無料で貸し出している。
  • ネカフェで3時間800円程度で一気に読む。
  • ネカフェでバイトをすると、深夜の空き時間に読める。
  • TSUTAYAの店舗などで1冊50円程度で借りる。
  • TSUTAYAの宅配レンタルなど1冊100円程度で借りる。
  • 雑誌は1日待つと、駅近で古本屋で半額で買える。
  • 副業でせどりをして、商品を読む。

新聞はある程度無料で読める

新聞はアプリをインストールして、無料会員になることである程度の記事が読めます。有料記事は日経新聞は1カ月10本、朝日新聞は1日1本、毎日新聞は1カ月10本まで閲覧可能です。

ただ、スマホで全記事を無料で読むことはできません。無料で正確なニュースをつかむならNHK NEWS WEBYahoo!ニュースGoogleニュースがおすすめです。

スポンサーリンク

会社員向けの副業が学べる本

自由にはたらく 副業アイデア事典
自由にはたらく 副業アイデア事典

スポンサーリンク

著作・制作

中野貴利人
株式会社ネットピコ 代表
本業はベンチャー企業のマーケター。副業は26歳で法人化し現在16期目。5冊目の著書「自由にはたらく 副業アイデア事典」を上梓。メディア掲載実績は日経、読売、朝日新聞など150回以上。2児の父。

ピックアップ

スポンサーリンク