低い金利でお金を借りる方法!無利息ローンや総合支援資金など

中野貴利人
監修中野貴利人 ネットピコ代表
2019/05/27 更新

低い金利でお金を借りる方法!無利息ローンや総合支援資金など

  1. お金を借りる12の方法
  2. 方法① キャッシング
  3. 方法② 銀行系ローン
  4. 方法③ 消費者金融・無利息ローン
  5. 方法④ 総合支援資金
  6. 方法⑤ 両親・親戚・友人
  7. 方法⑥ その他
  8. 借りたらダメな3つの方法
  9. 借金を一気に減らす最後の手段

お金を借りる12の方法

お金を借りる方法は「すぐに簡単に借りられるけど高金利」と「審査ありで借りられない人もいる低金利」に大別できます。さらに「公的機関による支援制度、親戚や友人から借りる、質屋」など、全12カテゴリから選べます。

方法金利速さ限度額
キャッシング D評価
18%
A評価
即日
C評価
20万
銀行系カードローン C評価
14%
B評価
最短即日
A評価
500万
銀行系フリーローン B評価
6%
B評価
3日
A評価
500万
銀行系目的別ローン B評価
3%
C評価
7日
A評価
なし
消費者金融 D評価
18%
B評価
最短即日
B評価
年収1/3
無利息ローン A評価
0%
B評価
最短即日
B評価
年収1/3
総合支援資金 A評価
0%
E評価
30日
C評価
60万
両親・親戚 A評価
0%
C評価
交渉
C評価
交渉
友人・知人 A評価
0%
C評価
交渉
C評価
交渉
生命保険会社 B評価
3%
B評価
3日
C評価
50万
質屋 E評価
109%
A評価
即日
C評価
交渉
ソーシャルレンディング C評価
10%
D評価
D評価

情報取得日 2019年1月時点

表にある「金利、速さ、限度額」は「10万円を借りるとき」の平均値です。信用力が低い人ほど金利が増して、審査と融資の速さに時間を要すように、実際には貸金業者や借りる人のステータスで変動します。

クレジットカードのキャッシングや消費者金融は、金利が10%以上かかる高金利タイプです。その代わり、審査は実質なしや最短30分、融資もスムーズ、収入証明書が不要、無担保でお金を借りることができます。

銀行系カードローンやフリーローンは金利がキャッシングより低めです。ただし、厳格な審査で融資までに1~3日かかります。借りる目的が住宅や車と定まっている人は目的別ローンを選ぶと、金利が1~3%となりお得です。

消費者金融は審査基準が明確であり、当日すぐに借りられたり、コンビニで返済できたりと、利便性に優れていることが特徴です。また、低所得世帯や高齢者の場合は公的機関でお金を借りることもできます。

また、結果的に「金利0%、最短即日で融資、上限が年収1/3」である無利息ローンの評価が高めですが、借りられる日数は最大30日間であり、それを経過すると平均で14~18%の金利がかかります。

方法① キャッシング

コンビニや銀行にあるATMにクレジットカードを入れて、画面上の「お引き出し」から「お借り入れ」を選択することで、簡単に「キャッシング=お金を借りること」ができます。

キャッシングの審査はクレジットカードの作成時に実施済みであるため、タイムレスな融資が魅力です。返済はショッピング枠と同様に毎月1回、もしくは毎月指定した金額を返済するリボ払いです。

リボ払いは返済時期を先延ばしすることもできますが、デメリットもあるために計画的に利用しましょう。金利は15~18%が相場です。また、キャッシングで借りた分、ショッピング枠によるカードの限度額が減ります。

方法② 銀行系ローン

銀行系ローン

銀行系カードローン

キャッシングや消費者金融の金利は常時15~18%ですが、銀行系カードローンの金利は3~18%であり、実勢値では14%です。例えば、70万円を借りるときはキャッシングが18%、銀行系カードローンが12%でした。

利息もキャッシングのように1カ月単位ではなく、利用日数で計算するためにお得です。30万円を年利14.6%で借りた場合は翌日に返済すると利息は120円しかかかりません。30日後に返済しても利息は3,600円で済みます。

銀行系カードローンを借りる手順では、銀行内にあるATMや無人契約機を利用することで、審査時間が短縮できます。またはネットや電話、店頭でも申し込めますが、カードの発行するまでに数日必要です。

審査は「50万円以下の借り入れであれば所得証明書が不要」になり、対面ではなく運転免許証で本人確認が完了します。銀行系は「信用力と融資力がある」ことが特徴で、カスタマーサービスも充実しています。

大手銀行では各社とも金利は3~18%で設定しています。ただ、3%で借りられる人はほとんどいません。これは「利用実績がある、借入額が大きい、年収が高いほど」金利が下がるためであり、2019年1月時点では平均14~15%です。

名称金利無利息ATM
オリックス銀行1.7~17.8%
イオン銀行3.8~13.8%
じぶん銀行2.1~17.4%
ジャパンネット銀行2.5~18%
新生銀行
カードローン レイク
4.5~18%30日間
住信SBIネット銀行0.99~14.79%
みずほ銀行2~14%
三井住友銀行4~14.5%
三菱東京UFJ銀行
バンクイック
1.8~14.6%
楽天銀行1.9~14.5%
りそな銀行3.5~12.475%

情報取得日 2019年1月時点

また、現金の受け取りと借入金の返済は、提携コンビニや銀行内のATMなどで行えます。例えば、三菱東京UFJ銀行カードローンの場合は、セブン銀行やローソンATMにて、利用手数料が0円で返済できます。

銀行系フリーローン

フリーローンは使用目的を問われない自由度の高い借り入れです。カードローンのように期限に一括返済するのではなく、固定した期間内に毎月決められた金額を返済していきます。

借り入れをする人が増える時期は、引っ越しや家具家電の購入が集中する3~4月、旅行の繁忙期である8月、物入りなる12月です。スマホやローン契約機から申し込みができて、審査後、銀行口座に借入金額が振り込まれます。

フリーローンの審査では「本人確認書類、収入が確認できる源泉徴収票や所得証明書、購入する物品の請求書や契約書、過去に自社および同業他社からの借り入れ履歴」が確認されます。

審査は厳しめですが、金利が5~6%と低く、カードローンの1/3程度で済みます。また、申し込み後に実際に購入した物品の領収書や振込受取書を提出する必要があります。

銀行系目的別ローン

借り入れの目的が住宅や車の購入などと決まっている場合は、それらに特化したローンを利用すると、低い金利でお金を調達できます。これは使い道が明確であることで返済計画が立てやすく、金融機関も安心できるからです。

ただ「彼女に誕生日プレゼントを買うため」と明確な目的であっても、銀行には「誕生日プレゼント専用ローン」などの商品はないため、金利を低く抑えることは難しくなります。

銀行では「住宅、自動車、結婚、育児、教育、旅行、医療、葬儀、事業」に限り、それらに適した融資を実施しています。金利は住宅ローンが1~3%、マイカーローンが1~3%、ブライダルローンが5~7%が相場です。

銀行から融資を受けるためには審査をクリアしなければなりません。一般的には「年齢、年収、勤務先、勤続年数、借り入れ実績の有無、過去の返済状況、健康状態」をチェックされて、融資可能額が算出されます。

マイカーローンや教育ローンでも条件は似ていて、銀行はその人の返済能力を判断しています。継続的な返済になることから、現時点の収入よりも過去から将来にかけての安定的な収入を重視する傾向が強いです。

そのため、単純に収入の高い自営業者よりも有名な企業に務めている会社員、最も有利な職業はリストラがない公務員です。住宅ローンであれば正社員が基本であり、派遣社員やパートタイム労働者は借り入れが難しいです。

一部の金融機関では居住年数も「同じ場所に長期間在住=社会的に安定している」との考えから見ています。自営業者で短い期間で引っ越しを繰り返すような人は、低い融資額でも審査に通らないことがありました。

また、教育や学業が目的である借り入れは銀行よりも、奨学金のほうがお得です。奨学金は20歳未満の学生だけではなく、年齢を問われません。40歳の会社員が大学院に行くために、奨学金を借りることもできます。

方法③ 消費者金融・無利息ローン

消費者金融・無利息ローン

消費者金融

会社員が「明日の日曜までに急に10万円が必要になった」など、緊急性の高いときは消費者金融に分があります。審査や融資までに3~4日も時間がかかっては、肝心の支払いに間に合わないかもしれません。

しかし、消費者金融なら「審査が最短30分、融資が最短1時間、無担保&無保証人」とスピーディーです。平日14時までに契約を完了させると即日振り込まれたり、土日祝日でもすぐに振り込みがされます。

また、消費者金融の審査がキャッシングやカードローンよりも緩めです。さらに消費者金融では30日間などは利息がかからない期間があることが一般的であり、30日以内に返済すれば、無駄な利息を支払わなくて済みます。

無利息ローン

無利息ローンとは一定期間内なら利息を1円も払わずにお金を借りられる消費者金融のサービスです。実施している会社はアコム、プロミス、新生銀行カードローン レイクなど、資本力がある大手に限られています。

名称期間回数金利
アイフル30日間初回限定4.5~18%
アコム30日間初回限定3~18%
プロミス30日間初回限定4.5~17.8%
新生銀行
カードローン レイク
30日間初回限定4.5~18%
ジャパンネット銀行30日間無制限2.5~18%
ノーローン7日間無制限4.9~18%

情報取得日 2019年1月時点

お金を借りるために店舗に来店する必要はありません。申し込み、審査、契約もすべてスマホでできます。契約書類もアプリで送信して、確認ができたら口座にすぐに指定の口座に入金されます。

ただし、期間内に返済すると利息は0円ですが、期限を過ぎると利息が加算されます。そのため、無利息ローンでは「次の給料日に一括で返す」ことを前提に借り入れるようにしたいです。

ちなみにキャッシング、カードローン、消費者金融について、世間的にはそこまで違いはありません。キャッシングは「クレジットカードのキャッシング枠」、カードローンは「三菱東京UFJ銀行などの銀行系」、消費者金融は「アコムやプロミスなど」という認識です。

ただ、借り入れできる金額はキャッシングが数十万円で金利15~18%、カードローンは銀行法により制限なしで金利14%、消費者金融は貸金業法の総量規制により年収の1/3までで金利15~18%です。

消費者金融では年収の1/3までしか借りられないということで、収入のない主婦や学生、高齢者は利用できません。また、低収入の人は借りられる金額が非常に少なくなります。

方法④ 総合支援資金

総合支援資金

無利子&無担保で貸してくれる

突然仕事を解雇されてしまい、さらに貯蓄もない場合は生活が困難になります。一時的にお金を借りようとしても、職にも付けずに担保もない人に、銀行や消費者金融はお金を貸してくれません。

そのようなケースでも借り入れできる仕組みが生活福祉資金貸付制度の1つである総合支援基金です。低所得者、障害者、高齢者世帯に対して、保証人ありなら無利息、保証人なしでも金利1.5%でお金を貸してくれます。

借りられる金額は生活支援費としては単身世帯が月15万円以内、2人以上の世帯が月20万円以内で最長12カ月間、住宅がない人は住宅入居費を別途40万円以内、その他の一時的な生活再建費として60万円以内が限度です。

貸付名称貸付額返済期間
生活支援費(単身世帯)月15万円以内×最長12カ月20年以内
生活支援費(2人以上世帯)月20万円以内×最長12カ月20年以内
住宅入居費40万円以内20年以内
一時的な生活再建費60万円以内20年以内

情報取得日 2019年1月時点

無利子か低金利の総合支援基金は、生活に困窮した人を一時的にでも救済して、生活保護に移行させないための緊急措置です。そのため、貸付金の返済期間は20年間もあり、精神的負担を軽減した返済計画が立てられます。

貸し付け条件は低所得者と勤労意欲

総合支援資金の申請窓口は最寄りの市区町村の役所ではなく、現在の住所を管轄する社会福祉協議会です。社会福祉協議会は全国に設置されている機関であり、基本的には1つの市区町村に1つの割合で存在します。

総合支援資金の貸し付け条件としては、低所得者であることです。具体的には住民税が非課税になる程度の収入しかない、もしくは無職の人ではないとお金を貸してくれません。

営利企業が運営するローンでは収入がある人が対象ですが、厚生労働省が管轄する総合支援資金は、民間では対応できない人たちをカバーしています。

さらに返済できる見込みがあることも重要です。当の本人に勤労意欲があって、返済計画を立てない限りは貸し付けできません。そのため、社会福祉協議会やハローワークから継続的な支援を受けることも条件に入ります。

方法⑤ 両親・親戚・友人

質屋

両親・親戚

恵まれた環境に生まれた人は、数万~数十万円単位で両親や親戚からお金を借りることができます。その際の注意点としては年間の貸付金額が110万円を超えないこと、もしくは超えるときは返済条件を明確にすることです。

年間110万円以上を他人から受け取った場合は贈与税がかかります。もちろん「親から借りる=贈与ではない」わけですが、正式な金銭貸借契約書を作成して、署名および捺印をしないと、税務署には認められません。

金銭貸借契約書が税金対策ではないことを証明するために、公証役場で公証人に確定日付を付与してもらうこともできます。これで日付をさかのぼって、書面が作られていないことが公的に保障されます。

借りたあとは金銭貸借契約書の内容に従って、親名義の口座に返済金を振り込みましょう。書類が完璧に揃っていても、結局は毎月振り込まないと税務署に贈与とみなされてしまいます。

ちなみに子供や孫が住宅を購入する際の親の援助に対しては、年間110万円に加えて、700万円まで贈与税がかかりません。

友人・知人

両親や親族からの借金については、仮に返済が滞っても融通が利きます。血の繋がりと幼少期からの信頼が積み上がっているため、ストレスもそこまでではありません。特に自分の子供に対しては問題視しない親もいます。

しかし、友人や知人は違います。金の切れ目が縁の切れ目というように、友人からお金を借りる行為そのもので信用をなくすこともあり、ましてや返済が滞るようなことがあると、友人関係に亀裂が入るために推奨できません。

どうしても友人から数万円以上のお金を借りたいときは、借用書のような覚書でも構いませんが、法的に意味のある金銭貸借契約を自ら申し出て、借りた額と日付、返済期限と方法、両者の署名と捺印を入れましょう。

方法⑥ その他

その他

生命保険

生命保険会社では契約者貸付が利用できます。契約者貸付とは加入中の生命保険で積み立てている解約返戻金を担保として、その額の80%程度までを借りられる仕組みです。金利も解約返戻金を基準に1~3%と低い設定です。

契約者貸付には返済期限を設けていない生命保険会社もあり、仮にまったく返済できなかったとしても、負債を抱えることはありません。これは私たちに支払う解約返戻金の中から自動的に借りた分が天引きされるためです。

そのため、借りられる限度額も生命保険の積立金と同等の金額であり、貸付金とその利息の合計が生命保険の積立金を超えるときは、それ以上の契約者貸付はできません。

お金が足りないという理由で生命保険を解約する人もいますが、契約者貸付は積立金のある保険契約なら誰でも利用できるため、まずは保険会社の担当社に問い合わせてみることです。

質屋

質屋は物品の買い取りをして、中古品として売り出すリサイクルショップとして有名ですが、本来は客の物品を担保に、お金を貸している店です。価値ある物品さえあれば、収入がない専業主婦や大学生でも利用できます。

物品はあくまで担保であり、質屋から借りたお金には利息を付きますが、仮に返済ができなくても担保である物品が回収されて、利息分を含めた借金がチャラになります。追加の金利負担や催促もありません。

ただし、質屋の金利は最大で年間109.5%です。キャッシングやカードローンが18%であるため、かなり割高な設定です。そのため、基本的には質屋ではお金を借りるのではなく、買い取り目的で利用する人が多いです。

ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングとは「お金を借りたい人と融資をしたい人を結び付ける個人間融資のサービス」です。つまり、ソーシャルレンディングを利用することで、面識のない個人からお金を借りることができます。

借りる人は7~15%の金利のみで無担保の融資が受けられますし、審査がさほど厳格ではない点がメリットです。貸す人は保有資産を比較的高い利回りで運用することができるため、欧米では市場が伸び続けています。

ただし、日本国内では実情が異なります。すでにキャッシングやカードローンが定着しているため、ソーシャルレンディングが普及していません。現在は事業に対して資金を集めるクラウドファウンディングのほうが主流です。

主人公
主人公
本当にお金を借りたいときはどうすればいい?
貧乏神
貧乏神
まずは両親など人を頼るだぬ。金利を負担しないことだぬ。

借りたらダメな3つの方法

1

多重債務をしてしまう

1社なら問題ありませんが、複数の会社からお金を借りるようになったら危険信号です。1社に返済できなくなったときに、さらに他の金融機関から借りても金利が上乗せされるだけで、悪循環になってしまいます。

多重債務から抜け出せないときは、低金利のおまとめローンに早めに借り換えます。もしくは金融庁や国民生活センター、法テラス、日本弁護士連合会などの多重債務の相談窓口で相談することが有効です。

2

ヤミ金からお金を借りる

どこからもお金を借りられない状態になり、経済的に困窮した人が最後にたどり着く場所がヤミ金です。ヤミ金とは貸金業登録せずに闇でお金を貸している人たちを指します。

貸金業法や出資法などに関係なく、金利は年利1,000%を超えます。1度ヤミ金からお金を借りると、元金以上に利息が増えていき、利息分の返済すらもできなくなるため、ヤミ金だけには手を出さずにしましょう。

3

正規以外の方法で借りる

キャッシング、カードローン、消費者金融は法律に基づいた機関です。国の支援制度、親戚や友人から借りる、質屋なども問題ありません。しかし、それら以外はイレギュラーであり、暴利でお金を借りるリスクがあります。

例えば「クレジットカード現金化」では、業者から7万円の商品をクレカで買って、その場で業者に5万円で売ることで、現金が手に入りますが、実質金利は40%であり、このような方法はデメリットしかありません。

借金を一気に減らす最後の手段

借金苦から逃れる方法は以下の5つに分かれます。法的な解決では自己破産が有名ですが、それは1番最後の手段です。また、借金の相談は司法書士や弁護士に依頼することになります。

任意整理

貸金業者との話し合いによる解決手段です。交渉の段階で利息制限法による計算から債務を圧縮して、圧縮後の債務を一括、または分割で返済していきます。

過払い請求

任意整理上で計算したときにすでに借金を完済し、払いすぎている場合があります。そのため、過払いの返済請求をすることで借金がなくなることもありますし、場合によってはお金が返ってきます。

特定調停

裁判所に仲介に入ってもらい、和解交渉を進める手続きです。自分で行えば1回500円ほどの費用で済みますし、裁判所へ行く回数も2回で利用しやすい制度です。

個人民事再生

債務を20%などにカットして、一部を免除してもらいます。その代わり、裁判所を通した返済計画に従って、残りの借金を返済し続けます。これは住宅ローンを支払い中でも利用できるため、自宅を競売にかけて安値で落札されて、ローンのみが残る状況などにはなりません。

破産申請

裁判所に破産の申し立てをして、免責の決定を得ることにより借金を棒引きにすることです。生活上である程度の制限を受けることになります。

例えば、手取り20万円の会社員が消費者金融から400万円も借金した場合、毎月の返済額が10万円にはなるため、裁判所は「支払い不能」と判断する可能性が高いです。

このような借金の解決方法として「任意整理、過払請求、特定調停、個人民事再生」があり、それでも支払い不能になったときは、自己破産の手続きが開始されます。

自己破産は債務者が経済的に破綻し、弁済することができなくなった場合、最低限の生活必需品以外の全財産を換価して、債権額に応じて平等に分配する裁判上の手続きです。

主な不利益としては「保険会社、ガードマン、国家資格の職に就けなくなる、ブラックリストに登録されて約5年はローンが組みにくくなる、クレジットカードが作れなくなる、戸籍に自己破産と掲載される」ことがあります。

ただ、免責決定がされると借金を返済する義務は消滅し、再出発を図ることができます。自己破産は決して悪いことではありません。まずは司法書士や弁護士にきちんと相談して、借金の解決方法を検討してみましょう。

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著作・制作など

中野貴利人
監修・執筆・編集
株式会社ネットピコ代表/フクポン運営/副業プランナー。新卒で副業開始、26歳で法人化、11期目。副業関連の著書4冊。2児の父。過去の取材や講演はメディア掲載履歴で紹介。