データ入力 - 紙媒体や音声をデジタルデータに変換する仕事

中野貴利人
監修中野貴利人
株式会社ネットピコ 代表取締役

データ入力 - 紙媒体や音声をデジタルデータに変換する仕事

  1. データ入力の基本データ
  2. スピード次第で副収入が増える
  3. 副業でデータ入力を始める手順
  4. 経験者にインタビュー
  5. データ入力の体験談

データ入力の基本データ

総合 3.2
評価
収入1,000文字100~200円
時間1時間~
特徴
スキマ
深夜OK
土日有利
期間限定
初心者
スキル
資格有利
趣味併用
週末起業
始め方クラウドソーシングサービス

副業の評価方法について

スピード次第で副収入が増える

作業では集中力と正確性が必要

データ入力はパソコンを使って、原稿の文字や伝票の数字、音声などをデジタルデータに起こす仕事です。ひたすらキーボードを打ち続けるといった単純作業に見えますが、集中力が必要で時間の経過は早いです。

データ入力ではパソコンのキーボードをスピーディーに打つタイピングスキルが必須であり、文章の誤字脱字を校正する能力も欠かせません。根気よく入力し続けられる人がデータ入力に向いています。

一例では「画像にある日付、ショップ名、品名、金額、電話番号の5項目をエクセルにまとめる」や「ウェブにある店名、会社名、URL、住所、電話番号をエクセルにリスト化する」など、データ入力の需要は多いです。

スピードともに加速する副収入

在宅ではなく、企業内でデータ入力の仕事を行う場合の時給は900~1,300円程度です。ただ、在宅ワークでは1,000文字100~200円が相場であることから、スピード次第では2倍や3倍も在宅ワークのほうが得します。

出来高制のために、時給換算したときの金額はその人のスキル次第です。スピーディーにデータを入力できれば、相対的に時給もアップする反面、慣れないうちはアルバイトより時給が低くなりやすいです。

副業としては「10万文字で1万円」や「1,000件で1万円」で受注します。いずれにしても5~8時間はかかりますが、お風呂を沸かす間の15分など、好きなタイミングで作業ができることはメリットです。

最適な作業環境で一気にこなす

データ入力ではデータの持ち運びができるため、ノートパソコンが1台あれば、移動中や休憩中も作業はできます。しかし、ある程度の経験者でも普段と違う場所ではパフォーマンスが出ず、通常の2~3倍の時間が必要です。

普段使っているディスプレイの大きさ、タイミング慣れしたキーボード、予測変換機能が充実しているIMEなどがあることが、作業効率を上げてくれるため、できる限りは自宅にある最適な作業環境を使いましょう。

また、副業ではあまり無理をしないで、自分の実力にあった依頼を引き受けることが長く続けるコツです。データ入力の案件には締め切りがありますが、特に初心者は余裕を持った納期を設定しましょう。

副業でデータ入力を始める手順

副業でデータ入力を始める手順

現在、データ入力の案件はクラウドソーシングサービスで受注することが主流です。データ入力の仕事の流れは下記のようになります。まずは案件を1つ受注することを目標としましょう。

  1. クラウドワークスbizseekココナラといったクラウドソーシングサービスで案件を探します。
  2. 案件の種類には顧客、企業、URLなどのリスト作成、もしくはウェブ上へのデータ登録やネットショップへの出品作業があります。
  3. 希望する案件が見つかったら申し込みます。
  4. 基本的には受注者が複数いるため、必ず受託できるとは限りません。
  5. 企業から正式に依頼を受けたら、期日を確認します。
  6. データ入力の作業が完了したら納品します。
  7. 企業がデータを確認し、承認されると報酬が振り込まれます。

データ入力の平均収入は1,000文字100~200円が相場ですが、クラウドソーシング上には単価が1/10程度の1,000文字10~20円の案件も散見しています。これらは主に「地雷案件」と呼ばれます。

クラウドソーシングでは「安かろう悪かろうで構わない」や「たまたま安く請け負ってくれる人が見つかったら発注する」などと考えている依頼主がいて、来る人を待つ地雷のような案件を埋めているわけです。

これは記事作成やイラスト作成でも同じで、データ入力に限ったことではありませんが、地雷案件の安請け合いは貴重な時間を失って、徒労感だけが残るため、副業では引き受けてはいけません。

経験者にインタビュー

──データ入力は副業でいくらくらい稼げますか?

帰宅後に気が向いたら1時間程度、土日のどちらかに数時間を費やして、毎月6万円くらいの副収入になっています。

──ウェブライターやイラストレーターには自宅外で仕事をする人もいます。

データ入力ではそれは難しいです。肝心な作業スピードが落ちてしまい、効率的ではありません。私はいつもの落ち着いた自宅内の環境で、集中してやっています。

──データ入力は副業に適していますか?

データ入力は100%の在宅ワークです。自分でスケジュールを決めることができて、自由に働けます。

また、データ入力は成果報酬です。単純で誰でもできる案件が多いながらも、スキルと工夫によって作業効率が向上して、時給換算では差が付くところが副業向きです。

──データ入力の作業効率を上げる方法は何でしょうか?

必須スキルはキーボードを見ないでも入力できることですが、それ以外で作業効率を上げるには文章を作成するソフトを選びます。

例えば、MicrosoftのWordやExcelでも構いませんが、JustSystemsの一太郎などの優れた日本語の修正機能が備わっていたり、Google日本語入力のようにサジェスト機能があると、作業スピードがグンと上がります。

──作業中に何か苦労することはありますか?

データ入力をする文字列にその業界の専門用語があったり、英字の入力が多めなときは、極端に作業スピードが落ちてしまいます。結果、想定以上に時間がかかり、納期がギリギリでたまに焦ることもあります。

データ入力の体験談

在宅でできる単純作業が理想的
2017.08.11
20代 女性
データ入力歴1年

アルバイトでは移動時間や準備時間がロスします。そのため、副業なら在宅で自分の都合で作業時間を決められて、かつ仕事量も自分でコントロールできることが理想です。

また、私の場合は本業で頭をかなり使う分、副業には単調さをあえて求めています。その点、データ入力はある程度気を抜きながらでも、作業が進むために理想的です。

クラウドソーシングで仕事が見つかる
2018.08.03
40代 男性
データ入力歴8年

2018年8月時点で大手のクラウドソーシングサービスであるクラウドワークスを調査してみたところ、データ入力の案件は常時60~70件見つかりました。

その中では低単価な案件が目立ちながらも、わりと時給換算で1,500円にはなる案件も豊富にあります。もちろん、そのような好条件の案件は応募者が多いために受注倍率が高いです。

しかし、私はデータ入力歴が8年以上、クラウドワークス上の評価も高く、ワープロ検定などのスキルもアピールしているため、わりと優先的に仕事を受注できています。データ入力も実績が評価される副業です。

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公開日公開日 2014.08.15
更新日更新日 2018.09.06

著作・制作など

中野貴利人
監修・執筆・編集
株式会社ネットピコ代表取締役。著書にど素人でも稼げるネット副業の本など。過去の取材はメディア掲載履歴で紹介。