書籍代の節約術9選!平均額の年1万628円は図書館や転売でもっと下がる
- 1世帯あたりの読書費は年平均1万628円
- 節約① 基本的に図書館で借りる
- 節約② 本の種類で節約術を使い分ける
- 節約③ 紙で買ってメルカリで売る
- 節約④ メルカリやラクマで中古本を買う
- 節約⑤ Amazonで「&pct-off=90」で付ける
- 節約⑥ Googleで取捨選択する
- 節約⑦ 割引率が高い店舗で買う
- 節約⑧ 電子書籍を25%引きで買う
- 節約⑨ 新聞は無料会員で読む
1世帯あたりの読書費は年平均7628円
総務省の2017年の「家計調査通信 第536号」によると、1世帯あたりの読書費は書籍が7478円、雑誌が3150円となり、合計で年平均1万628円でした。
年間支出額は年々減少しており、2000年は1万6286円、2007年は1万3896円、2017円は1万628円と推移しています。
節約① 基本的に図書館で借りる
書籍代を合法的に全額浮かすなら図書館がベストです。ウェブ上で借りたい本が予約できる図書館もありますし、カリールに書籍名を入力すれば、全国の図書館の貸出状況も把握できます。
図書館は私たちが納めた税金で運営されている公共施設です。そのため、主に市区町村が管理しており、目当ての書籍がないときはリクエストもできます。また、静かで快適な空間は読書に打って付けです。
利用者の声では「子供に読み聞かせする絵本は毎週10冊借りている」や「ベストセラーはほぼ借りられないが、時期をずらせば問題ない」とあり、雑誌、CD、DVDもあるため、工夫次第では新聞図書費を0円にできます。
節約② 本の種類で節約術を使い分ける
ウェブ上には書籍やマンガの無断コピーが散見されており、検索するとお目当ての本が見つかることもあります。このような複製物を閲覧しても違法ではありませんが、倫理上好ましくなく、また見つからない作品も多いです。
そのような非合法的なルールを除き、割安に書籍を読む方法はまだ10点ほどあります。集中的に読みたいマンガはネカフェのほうがコストパフォーマンスは優れているなど、金額と冊数、個人の好みに左右されます。
- 書籍は立ち読みで済ます。
- 書籍やマンガは友人に全巻借りる。
- 書籍は副業でせどりをして、商品を読む。
- 雑誌は1日待つと、駅近くの古本屋で半額で買える。
- マンガはラーメン店やパチンコ店で読む。
- マンガは電子書籍サービスで1巻のみ無料で読む。
- マンガはネカフェで3時間800円程度で一気に読む。
- マンガはネカフェでバイトして、深夜の空き時間に読む。
- マンガはTSUTAYAの店舗などで1冊50円程度で借りる。
- マンガはTSUTAYAの宅配レンタルなど1冊100円程度で借りる。
節約③ 紙で買ってメルカリで売る
新刊や人気書籍であれば、紙の本を購入して、読み終えたあとに転売する方法がお得です。例えば、2018年6月1日に発売した「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書は紙の本で1512円でした。それが1年後の2019年6月1日でも中古市場で1400円で出回っています。
つまり、書店にて新品の紙の本を1512円で仕入れて、読み終えたあとにメルカリやAmazonで1400円で売ってしまえば、実質112円で読めることになります。
1400円-1512円=-112円
紙の本は新刊やプレミアが付いて転売したら、むしろ高値で売れます。一方、電子書籍は転売できないため、買った途端に損をします。
特に読みたい本が「新刊で中古市場に在庫がない、Amazon売れ筋ランキングで1万位以内にある、電子書籍の価格もそこまで安くない」なら、新品で購入しましょう。転売先はメルカリやAmazonマーケットプレイスが高値で取引できます。
節約④ メルカリやラクマで中古本を買う
中古品販売店ではブックオフが有名です。ただ「ブックオフまで行く、欲しい本を探す、買ってから運ぶ、欲しい本がないときは帰る」ことが「面倒である」との認識が強く、客離れからブックオフの店舗数は減少しています。
その代わりになっている市場がアプリです。例えば、大手フリマアプリのメルカリ、楽天グループのラクマ、ブックオフのスマホサイトブックオフオンラインがメジャーです。中古本は1度読んだだけの良品も多く、50~90%引きは当たり前ですのでお得です。
節約⑤ Amazonで「&pct-off=90」で付ける
Amazonアプリにはマーケットプレイスという個人が物品を販売する仕組みがあります。そこでは全世界の個人が新品や中古品を出品しており、競争原理が働いていて低価格です。
商品を探す際はAmazonのURLに「&pct-off=90」を付けると、90%オフの商品が見つかります。書籍だけではなく全商品が対象であり、50%オフなら「&pct-off=50」、25~50%オフなら「&pct-off=25-50」で探せます。
Amazonには絵本、写真集、洋書など、あらゆる書籍が揃っていますが、特に発売日が古い本は安いです。ハリー・ポッターシリーズ全巻セットは新品で2万2788円もしますが、Amazonアプリ内の中古品は2024年10月時点でわずか1500円でした。
節約⑥ Googleで取捨選択する
Googleでは書籍の一部、もしくは全文を閲覧できます。例えば、筆者のど素人でも稼げるネット副業の本も26/235ページを読むことができました。出版社の許可を受けているために違法性もありません。
同じくAmazonでも「なか見!検索」で10~30ページが閲覧できます。本屋で立ち読みする感覚で、Googleの情報から取捨選択をして、購入する本を絞ることが書籍代の節約に繋がります。
節約⑦ 割引率が高い店舗で買う
紙の本を「知のコレクションとして自宅に保管しておきたい、書店でゆっくり吟味しながら買いたい、他人を介した衛生的に触れない」人もいます。その場合は割引率が高い店舗で購入することが、節約です。
書籍は再販制度による定価販売が原則ですが、例えば、大学生協やコープなど全国400カ所にある生協では規制の対象外で5~10%安い価格で買えます。
オンライン書店のhontoではセールを不定期開催にしています。特に電子書籍は月1回程度20~80%値引きされることがあります。
また、紀伊国屋、三省堂、ジュンク堂などでは直接的な割引ではありませんが、独自のポイントシステムで1%が貯まり、それを本の購入に充てることができます。
同時に支払いは現金ではなく、金券ショップで2~4%引きで購入した図書カード、0.5~2%程度のポイントが付くクレジットカード、0.5~1.5%程度のポイントが付く電子マネーを併用することで、さらにお得度が増します。
節約⑧ 電子書籍を25%引きで買う
電子書籍サービスはビジネス書からマンガまでが揃うAmazon kindle、蔵書数が多くTポイントが貯まるBookLive!、無料マンガとキャンペーンが豊富なebookjapanが、3大メジャーでユーザー数が集まっています。
全般的に電子書籍は紙の本より10%程度安いです。例えば、Amazon kindleでインベスターZ(21)を買うと、2024年10月時点では紙の本が617円、電子書籍が12%引きの540円でした。
さらにAmazonではAmazonポイントが10%も付与されるため、実質21%引きの486円です。他の電子書籍サービスも基本的にはポイントが付与されるところが多いです。
また、電子書籍は読み放題もあります。こちらも12万冊以上の和書が980円で読み放題のKindle Unlimitedと、雑誌は200誌以上が380円で読み放題の楽天マガジンが人気です。
節約⑨ 新聞は無料会員で読む
新聞はアプリをインストールして、無料会員になることである程度の記事が読めます。有料記事は日経新聞は1カ月10本、朝日新聞は1日1本、毎日新聞は1カ月10本まで閲覧可能です。
ただ、スマホで全記事を無料で読むことはできません。無料で正確なニュースをつかむならNHK NEWS WEB、Yahoo!ニュース、Googleニュースがおすすめです。