フットサル審判員の副業 - 資格取得で時給が上がるアルバイト
- フットサル審判員とは?
- 公式戦なら時給1500円以上
- 副業でフットサル審判員を始める手順
- 資格取得で大きな大会の審判ができる
- よくある質問
- フットサル審判員の副業まとめ
- フットサル審判員の体験談や口コミ
フットサル審判員とは?
イベントに欠かせないフットサル審判員
フットサル大会などのスポーツイベントで審判員をする仕事であり、審判以外にもイベントの設営から準備、受付、撤収までをこなします。フットサル審判員の資格を持っていると、時給や待遇面で有利です。
学生だけではなく社会人の間でも、会社帰りや土日にフットサルに興じている人が増えました。フットサルは少ない人数で手軽に始めることができ、女性も積極的に参加しているスポーツです。
1試合に参加するだけでも相当な運動量になるため、日頃の運動不足も解消できます。フットサルは選手だけではなく審判員も走り回ってジャッジをすることになり、かなりの汗をかきます。
資格がなくても審判はできる
フットサル審判員は基本的に資格が不要でもできる仕事であるため、普段からフットサルに慣れ親しんでいる人であれば、どなたでも審判をすることができます。
サッカー協会が主催する大会などをジャッジするためには審判員の資格が必須ですが、それ以外でも大会や試合が数多く開催されており、知識や経験がある人は資格の有無を気にする必要はありません。
また、試合では主審1人に副審が2人付くため、慣れないうちは副審のラインズマンをやることになります。実績を積むことで責任のある主審やディレクターにもなり、時給もアップします。
フットサルは全国的に人気のスポーツ
正式なフットサルの大会組織はFIFAが管轄していて、国際大会も開かれる競技人口が多い人気のスポーツです。全国でリーグ戦が実施されており、小規模なイベントも合わせると、土日を中心に月数百回が開催されています。
現場では選手だけではなく、統括ディレクターやスタッフがサポートをしていて、その多くがアルバイトです。前後半20分の計40分を走り続ける審判も同じで、体力に自信があって、的確な判断力を持つ人が活躍しています。
また、フットサルは国内最大規模の大会はFリーグです。Fリーグにはプロチームもあり、海外のクラブチームとも対戦をします。過去にはFリーガーとJリーガーがフットサルで戦いましたが、Fリーガーが圧勝しました。
公式戦なら時給1500円以上
フットサル審判員の時給は都市部では1000~1200円前後、地方では900円程度です。社会人としては物足りないように思えますが、実際には趣味と実益を兼ねた副業として、楽んしで続けている人が大半です。
また、公式リーグ戦の審判員などでは時給1500円に達しますし、大会を管理するディレクターになると時給2000円に昇給します。土日に2日間のフル出勤で月8万~10万円の副収入です。
勤務時間は1日4時間、6時間、8時間と大会によって異なります。ディレクターを任されると10時間勤務も珍しくありません。
基本的にはフットサルに審判だけではなく、得点の記入などの試合記録、試合のボールとビブス(ゼッケン)の管理、会場の設営と撤収なども行い、1つの大会を成功させるためのスタッフとして働きます。
副業でフットサル審判員を始める手順
フットサル審判の仕事の流れは次になります。アルバイトを始める前にプライベートやボランティアで実戦経験を積むことが一般的であり、フットサル審判の資格を取得する人も多いです。
- 大手のアルバイト情報サービスで「フットサル」と検索します。
- もしくはスマホで「フットサル 審判」などと検索すると、スポーツワンなどのスポーツイベント会社も見つかります。
- 地域や仕事内容で絞り、時給などを比較して、求人に応募します。
- 応募フォームの内容で選考が行われて、面接の連絡が来ます。
- 面接に合格したら内定となり、研修プログラムに参加します。
- 1日4~8時間ほどフットサル大会をサポートします。
- 支払い方法は即日や月末締めなど、雇用先で分かれます。
副業は「本業に悪影響がない、時間の都合が付く、人間関係の煩わしくない、気分転換になる」などが理想です。そういう意味でフットサル審判員はスポーツ好きの人に最適であり、運動不足とストレスも解消してくれます。
また、フットサル審判員と似たような仕事には、フットサル大会の受付スタッフ、子供向けサッカースクールの補助、フットサルコートを管理する会社のバイトなどもあります。
資格取得で大きな大会の審判ができる
上級資格をとって活躍の場を広げる
本格的にフットサル審判員で働くと決めた人は、審判員の資格を取得しましょう。フットサル審判員は1~4級まであり、フットサル審判員の資格ホルダーは時給や待遇でも有利です。
資格を取得する際には講習、筆記試験、実技指導が必要になりますが、すでに実務経験があれば、フットサル審判員4級は簡単です。特に実技のテストは問題なく、全国でも2万人以上が資格を保有しています。
ちなみに都道府県のサッカー協会の試合は3級以上、地域サッカー協会の試合は2級以上、JFA主催の試合は1級と、フットサル審判の等級で参加できる大会が決められています。
審判のスキル以外には体力や運営能力が必要
フットサル審判員が求められる能力は、フットサルの審判だけではなく、フットサルの大会を運営するためのスタッフとしての一面です。どのように大会を盛り上げて、トラブルがないように進めるかが大切になってきます。
また、小規模な大会では審判のみをすることはあまりないです。審判はフットサル大会の業務の1つとして捉えて、試合の準備、用具の片付け、参加者の誘導、警備スタッフとして駆り出されることもあります。
これらの業務をなしながら、審判員として試合中は40分間選手たちと一緒にフィールドを走り回るため、意外と体力が要求されますし、サッカーやフットサルそのものが好きではないと務まりません。
よくある質問
──実際の審判員の仕事内容を教えてください。
フットサルの審判はもちろんですが、チームの写真撮影から駐車場での誘導まで幅が広いです。だからこそ飽きが来ないで楽しくやれています。
──アルバイトとディレクターの仕事内容の違いは何ですか?
アルバイトはフットサルが大好きで元気があれば大丈夫です。ディレクターはアルバイトを指揮して、大会を円滑に振興する責任も生じます。
──フットサル審判は副業でいくらくらい稼げますか?
アルバイトは時給1000円程度であり、1回4~5時間で5000円、月5回勤務で2万5000円といったところです。
ディレクターとして参加すると、毎週土日の2大会で「10時間×2000円×10日=20万円」になります。私の場合は体力的に持たないので、その半分で10万円程度に抑えています。
──フットサルの審判には資格が必要ですか?
フットサル審判員の資格保有者は採用で有利です。ただし、経験のない人にも研修プログラムで指導してくれます。審判の道具なども用意されていますので、シューズさえあれば問題ありません。
ただし、イベントによってはフットサル4級審判や3級審判が必要な場合もあります。大きな大会ほどその傾向が強く、その分時給も高いです。
──審判は責任がありそうですが、プレッシャーは感じますか?
選手たちは楽しみながらも真剣にプレーしていますので、審判も集中して試合をコントロールします。特に気を遣うのはラフプレーやケガ人が出たときです。これは審判員の公平なジャッジと事後処理が必要です。
フットサル審判員の副業まとめ
総合 | 2.8 |
---|---|
評価 | |
収入 | 時給1000~2000円 |
時間 | 4~8時間 |
特徴 |
スキマ
深夜OK
土日有利
期間限定
初心者
スキル
資格有利
趣味併用
週末起業
|
フットサル審判員の体験談や口コミ
フットサル審判員歴1年
フットサル審判員の副業をするために、フットサルの大会を運営しているスポーツイベント会社など、フットサル審判を募集しているサイトに会員登録して申し込んでいます。
各社によって報酬にばらつきはありますが、だいたい時給1100~1300円で経験次第で上がっていきます。特に審判員の資格を持っていたりすると、それだけで時給が100円アップしました。
フットサル審判員歴3年
最終的に時給1800円まで上がりました。今はただの審判員ではなくイベント大会をまとめるディレクターをやっています。責任のある仕事ですが、審判員より好きに動けるため、今では楽しく働いています。
フットサル審判員歴1年
自分の経験からもスタミナ的にはかなり大変な仕事に分類できますが、フットサルが好きな人であれば、運動不足を解消しながら、楽しんでできる内容であり、興味のある人はぜひ挑戦してほしいです。
フットサル審判員歴3年
私の場合は資格を持たないまま、2年間フットサル審判員のアルバイトとして、それから講習会を受けて、JFAのフットサル4級審判員の資格を取得しました。資格があると時給が100円も違ったため、もっと早く資格を取れば良かったです。