便利屋 - 掃除から場所取りまで何でも仕事を引き受ける

中野貴利人
監修中野貴利人
株式会社ネットピコ 代表取締役

便利屋 - 掃除から場所取りまで何でも仕事を引き受ける

  1. 便利屋の基本データ
  2. 依頼された内容を何でもこなす
  3. 便利屋で独立開業の練習をする
  4. 便利屋の体験談

便利屋の基本データ

総合 3.0
評価
収入時給1,000~2,000円
時間1~8時間
特徴
スキマ
深夜OK
土日有利
期間限定
初心者
スキル
資格有利
趣味併用
週末起業
始め方アルバイト情報サービス

副業の評価方法について

依頼された内容を何でもこなす

エアコン掃除や浮気調査も仕事の1つ

何でも請け負う便利屋の仕事振りは、テレビや雑誌でもたびたび取り上げられています。当初はゴミの処分で有名になりましたが、エアコンの掃除、庭の草むしり、蜂の巣の撤去、場所取りや順番待ちも、便利屋の範疇です。

特殊な仕事では「お客様に成りすましての同伴出勤、独り暮らしの老人の話し相手、結婚を前提にお付き合いする異性の身辺調査」などもあります。便利屋はいわゆる代行業であり、困っている人に代わりに動く仕事です。

電話1本で駆けつける便利さで一般的な認知度も広がりました。また、会社員の副業としてはアルバイトスタッフやフランチャイズが主な働き方ですが、それらで経験を積んだあとに独立開業を狙う人もいます。

得意分野があれば時給はアップする

便利屋でアルバイトをする場合は、引っ越しの手伝いやゴミの撤去作業といった単純労働がメインであり、受け取れる賃金も時給1,000円程度が一般的です。会社員の副業としてはそこまで魅力的ではありません。

しかし、便利屋は本来、時給制の仕事ではなく、1案件いくらで請け負う歩合制です。例えば「部屋に出たゴキブリを退治してほしい」などは、1回5,000円程度が貰えます。

そのため、経験や実績を積んで、1人で仕事ができるようになると、案件によっては時給2,000円以上にアップします。仕事が早く終わるほど時給換算で得をしますし、勤務時間に拘束されることもありません。

デメリットは労働時間がぶれやすさ

便利屋のデメリットは労働時間です。勤務時間が明確ではないため、土日のスケジュールが空いていても、1時間分の仕事しかないこともあります。その場合は自宅待機となり、コンスタントには稼げません。

逆に忙しすぎて仕事が過密化するケースも出てきます。ゴミ屋敷の大掃除では予定時刻を過ぎても終わりが見えず、しかし、途中で投げ出すわけにもいかないために、深夜まで作業をしてしまうこともあります。

また、犯罪に巻き込まれるリスクには注意です。例えば「ある人から受け取ったものを運んでほしい」という高単価の案件では、実はオレオレ詐欺の受け子だったり、麻薬の運び屋だった事例もありました。

便利屋で独立開業の練習をする

便利屋で独立開業の練習をする

自分では面倒な作業内容も、人のためにお金を貰って仕事をすると、やる気がみなぎって、意外と短時間で作業が完了したりします。その人の代わりとなる分、便利屋は感謝されることが多いです。

ただ、お客様が依頼する作業は「自分で解決したくない問題」と「自分では解決できない問題」に大別できます。

自分で解決したくない問題は、単純に手間がかかることが背景にあり、技術的に難しいわけではありません。掃除する、運搬する、世話するなどが該当し、それらの案件は単価が安くなりがちです。

自分では解決できない問題は、高度なスキルが求められます。例えば「鍵をなくしたために開けてほしい、合コンで幹事をして盛り上げてほしい、遺品整理で必要なものを分けてほしい」など、アルバイトではできません。

便利屋で独立開業をするなら、最初は練習として、案件が豊富な「自分で解決したくない問題」をこなしつつも、スキル次第で高単価が狙える「自分では解決できない問題」を請け負うことが、便利屋で稼ぐポイントです。

女性や高齢者の1人暮らしの増加で便利屋のニーズが高まり、今後も伸びる市場と期待されています。また、スマホアプリによる顧客と業者をマッチングするシステムができて、会社員も副業しやすい環境が整っています。

便利屋の体験談

仕事内容は千差万別で飽きない
2016.04.24
40代 男性
便利屋歴3年

本業は会社で普通に仕事をしていますが、週末起業で第2の収入源を得るために、便利屋を選びました。便利屋の仕事内容はその名の通り、法律の範囲内であればどんなことでも請け負う「何でも屋」です。

私が経験した仕事は「掃除代行、家事代行、買い物代行、子供の送り迎え、家具の組み立て、引っ越しの手伝い、パソコンのメンテナンス、老人介護、悩み相談」であり、その仕事内容は千差万別でした。仕事内容が変わることは飽きが来なくて、結構楽しいです。

同業者の仲間との連携が必要
2015.03.31
40代 男性
便利屋歴8年

便利屋では人のために喜んで雑務をこなすマインドがなくてはいけませんが、それだけでは週末起業や1人副業は難しいです。例えば、風邪で動けなくなった場合、顧客の依頼をキャンセルしなければならなく、場合によっては損害賠償を求められることもあるためです。

そういうときのために、便利屋として請け負った仕事を共有できる仲間が必須です。便利屋は狭い業界であり、すぐに仲間は見つかります。逆に「こういった連携を取ることが面倒」と感じる人は、週末起業ではなくアルバイトに専念したほうがいいです。

経験を積んでから独立した
2015.09.26
30代 男性
便利屋歴3年

アルバイトで経験を積んで独立しました。たとえ短時間でも便利屋として働いていると、現場叩き上げで仕事を覚えるのも早いですし、便利屋としての仕事の請け負い方もわかってきます。

便利屋を利用する客層は口コミで評判を聞いて依頼してくるケースが多いため、アルバイトとして働いている間に顔なじみやリピーターを確保しておけば、それらを足がかりにスムーズに独立もできます。

内容によって収入が違う
2016.05.24
20代 男性
便利屋歴10カ月

依頼内容によって報酬が変化します。ただ、アルバイトとして便利屋に登録した場合は時給900~1,200円です。仕事によっては経験や特別な知識が必要なこともあり、その場合は歩合で時給が上がることもあります。私ははじめは時給900円でしたが、今は1,200円になりました。

労働時間の調整が利きやすい
2015.11.08
20代 男性
便利屋歴1年

本業は会社員ですが、夜間や週末のみの条件で便利屋にアルバイトとして登録しています。単発の仕事が多い便利屋の特性上、他の仕事に比べて労働時間の調整が利きやすいです。これは私が副業として働く上での大きなメリットになっています。

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公開日公開日 2014.09.07
更新日更新日 2018.07.06

著作・制作など

中野貴利人
中野貴利人
監修・執筆・編集
株式会社ネットピコ代表取締役。著書にど素人でも稼げるネット副業の本など。過去の取材はメディア掲載履歴で紹介。