モーニングコール代行 - 1件100円の報酬で朝5~9時に電話をかける

中野貴利人
監修中野貴利人
株式会社ネットピコ 代表取締役

モーニングコール代行 - 1件100円の報酬で朝5~9時に電話をかける

  1. モーニングコール代行の基本データ
  2. 直接声で起こしてもらうと目が覚める
  3. 副業でモーニングコール代行を始める手順
  4. 目覚ましアプリの高機能化で需要減
  5. モーニングコール代行の体験談

モーニングコール代行の基本データ

総合 2.6
評価
収入1件50~150円
時間1~4時間
特徴
スキマ
深夜OK
土日有利
期間限定
初心者
スキル
資格有利
趣味併用
週末起業
始め方 アルバイト情報サービス

副業の評価方法について

直接声で起こしてもらうと目が覚める

快適に朝を迎えるお手伝い

ホテルやモーニングコール会社から指定された番号に電話をかけて、相手を起こす仕事です。時間帯は朝5~9時であり、特に6時や7時に予約が集中します。電話をかけて、時刻と挨拶を伝えることで1件の仕事が完了します。

利用者は都心部で働くは1人暮らしの男性が多く、仕事の忙しさからどうしても夜型の生活になってしまいがちです。朝は早起きすることがつらく、スマホのアラームでは目が覚めないという人から支持されています。

これは機械的なアラームは大音量やスヌーズ機能を駆使するよりも、生の人の声は脳を刺激するため、目が覚めやすいためです。

また、モーニングコールの内容も「今日も1日お仕事を頑張ってください」や「夕方から雨が降るために傘を忘れずに」など、日常を後押ししてくれるため、モチベーションアップに使えるメリットもあります。

歩合制で1件50~100円が相場

時給制より歩合制のシステムを採用している会社がほとんどです。1件あたり50~100円の報酬ですが、切りのいい時刻に同時に複数の人に電話をかけられないことから、大きな稼ぎにはなりません。

ただ、時間の都合が付きやすい人なら地道に続けられて、1日数百円、月に数千円程度の稼ぎが期待できます。

基本的に通話料は個人負担ですが、LINEやSkypeなどの無料通話アプリを利用することもありですし、継続的に仕事をする場合は企業からスマホや専用電話の貸し出しが行われることもあります。

メリットは在宅と短時間勤務

モーニングコール代行の仕事は朝の5~9時のうち、電話をかける数十分のみであり、自宅のみで作業が完結するため、主婦層に注目されています。本業に影響がない早朝にできるため、副業としても始めやすいです。

1人の担当件数は個人差がありますが、1時間あたり1~5件ほどであり、1回のモーニングコールにかかる時間は1分未満です。

そのため、モーニングコールの仕事中に携帯電話を持ちながら、別の作業をする人もいます。ただ、実際には時間管理を徹底して、喉の調子を整えるなど、意外と仕事に対しては緊張感があったりもします。

副業でモーニングコール代行を始める手順

副業でモーニングコール代行を始める手順

モーニングコール代行を始めたい人は、ホテルやモーニングコール会社にあらかじめスタッフとして採用されることが一般的です。前日に顧客の携帯電話の番号がメールなどで通知されて、指定された時間に電話をかけます。

  1. 大手のアルバイト情報サービスなどでホテルの仕事が見つかることがあります。
  2. もしくはスマホで「モーニングコール 募集」と検索すると、モーニングコール会社がスタッフを募集していることがあります。
  3. 履歴書や電話面接などを経て、スタッフに採用されます。
  4. 無料通話ができるスマホアプリをインストールしたり、貸与された専用電話を使います。
  5. 前日までにモーニングコールをするお客様の氏名と電話番号を、メールなどで受信します。
  6. 起こす時間は5分単位や10分単位で、間隔を取ってあります。
  7. 指定された時間に正確に電話をかけて、お客様が出たらメッセージを伝えます。
  8. 無事モーニングコールが完了したら、後日報酬が振り込まれます。

モーニングコール代行は忙しい1日が始まるお客様に、さわやかな目覚めを届ける仕事です。基本的にはクレームやノルマはないために、テレフォンアポインターやテレフォンオペレーターのようなストレスはかかりません。

ただ、注意点としては、ホテルではモーニングコール代行の専門スタッフを募集していないことが多く、アルバイト情報サービスでも「ホテルで勤務するシフト制の接客係」ばかりがヒットします。

つまり、モーニングコールもするホテルスタッフです。早朝にあらゆる顧客からの電話に応対するため、PC操作や英語力が必須です。たまにモーニングコール代行のみのスタッフも募集していますが、その数は少ないです。

目覚ましアプリの高機能化で需要減

モーニングコール代行の仕事はスマホの普及とアプリの充実で、需要が減ってきました。スマホに目覚ましアプリをインストールすれば、朝に「人の声で着実に起きる」ことはできてしまいます。

例えば、Androidアプリではめざましマネージャー「アスナ」が毎朝元気に起こしてくれます。スケジュールと連動しているためにその日の予定や天気も教えてくれます。

iPhoneアプリではなでなで目覚ましが人気です。指定した時間にスマホ画面に妹が起こしに来てくれて、なでなですると着信が止まります。コスチュームを変更するなど、アレンジも自由です。

OKOSは100種類以上の声で起こしてくれます。定期的にタイアップキャンペーンも開催していて、2018年3月時点では映画「ちはやぶる」とのコラボで女優の広瀬すずさんを選べました。

これらのアプリは厳密にはモーニングコールではなく、録音した声が聴けるだけではありますが、声であることには変わりなく、目覚ましの高機能化とアプリの種類の多さで、モーニングコール代行の仕事は消えつつあります。

主人公
主人公
今はあまり需要がないのか。
貧乏神
貧乏神
スマホアプリがモーニングコールの代わりになるだぬ。

モーニングコール代行の体験談

女性の声で起きたい男性
2015.11.09
30代 女性
モーニングコール歴3カ月

自分では起きられないという人も含め、朝は清々しい気持ちで目覚めたいという人たちがモーニングコールを依頼しています。男性の利用者の場合は「朝は女性のきれいな声で起こされない」という願望が強いかもしれません。

それ以外にも出張先で大切な商談に遅れないように起こしてもらうという目的で利用する人も多いです。最近はコストカットのためにモーニングコールのサービスをしない宿泊施設も増えているため、こうした人たちからのニーズもあります。

女性ならではの副業
2015.09.02
20代 女性
モーニングコール歴2年

副業にはさまざまな職種がありますが、意外と「女性限定」という仕事は少ないです。女性のほうが向いている副業というと、実は数えるほどしかありません。その中で私がモーニングコール代行の副業を1年ほど続けています。

モーニングコール代行の副業をするには、まず代行業者に登録が必要です。自分の対応できる時間帯と対応可能な曜日を指定しておくと、それに該当する契約者の電話番号が伝えられるので、そこに決まった時間に電話してモーニングコールをする仕事です。

モーニングコールでかける言葉を指定する会社もありますが、基本的には私はフリースタイルで行われました。

私の声を気に入ってくれている人も多く、それがやりがいに繋がっている部分もあります。女性ならではの副業としてモーニングコール代行は、個人的に気に入っています。

1カ月で3万円程度の収入
2015.07.29
20代 女性
モーニングコール歴5カ月

1人の担当者数は対応可能な時間帯によって変わりますが、10~20人程度を担当することが一般的です。1人あたり1分かかるため、全体の通話時間では40分、準備の時間を考慮すると朝の1時間はかなりタイトなスケジュールかもしれません。

ただし、基本報酬は1人あたり100円のため、1日1~2時間の作業で2,000円、それを週4回することで8,000円、1カ月で3万円程度の収入になっています。

自分が会社に行く前の朝5~7時の1時間を割り当てていて、本業には影響せず、比較的安定して収入があり、体力的なつらさもさほど感じないなどの理由で、長く続けたいと思える副業です。

募集がいつでもあるわけではない
2017.03.13
20代 女性
モーニングコール歴11カ月

完全に在宅で完結する仕事ですし、早朝の1~2時間で終わる仕事ですので、他のアルバイトと比べるとかなりらくな部類です。週に5日間の仕事をすれば1カ月間で4万~5万円の収入になるので、副収入としては十分です。

ただ、好条件な仕事なのでモーニングコール代行のアルバイトを希望する人の数は多く、なかなか応募がかからない状態になっています。

そのため、私はこの仕事をしたい場合はモーニングコール代行をする各社に問い合わせをして、募集が始まったらメールなどで知らせてもらえるようにしました。

朝にプレッシャーはつらい
2016.12.10
20代 女性
モーニングコール歴1年

私の場合は朝早く起きることは昔から慣れていたために全く苦になりませんが、毎朝「指定時刻に電話をかける」ことがプレッシャーになる人は、この副業は基本的には向いてないです。

ただし、朝があまり苦手な人には、早朝ではなく遅い時間にモーニングコールを依頼する人もいるので、そうした人を対象にするならいいかもしれません。

緊張して寝付けなくなった
2017.04.19
20代 女性
モーニングコール歴6カ月

前日も絶対に寝坊ができないため、緊張してなかなか深い眠りにつけないときもありました。風邪もひけませんし、滑舌をよくするための準備時間や発声練習もします。

また、実際にやってみるとわかりますが、1時間でもそれだけの時間連続して同じテンションで電話をしなければならないことは、結構つらいです。

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公開日公開日 2015.07.29
更新日更新日 2018.10.10

著作・制作など

中野貴利人
監修・執筆・編集
株式会社ネットピコ代表取締役。著書にど素人でも稼げるネット副業の本など。過去の取材はメディア掲載履歴で紹介。