【漫画】第40話「FXの口座開設は何歳から?18歳や20歳でもFX会社によってはOK」
「FXに年齢制限はない」
「お金がない大学生」
「リスク対策をしっかり」
「買い③だけを狙う」
FXの口座開設は何歳から?
FXでは口座開設を申し込んだあとに審査があり、通過した人のみが取引できるようになります。各FX会社で審査基準は異なりますが、業界としては「日本国在住、日本語可、年齢20~80歳、一定額の預金がある」です。
実例では「東京都在住、21歳、大学生、貯金額30万円」の人がFXを始めようとした場合、一般的な基準を満たしていますが、FX会社によっては「年収0円」を理由に拒否されることもありました。
つまり、審査がゆるいFX会社と審査が厳しいFX会社があるわけです。下限年齢を「満20歳以上」としていても、実際には年収が必要な社会人限定だったり、預金額と投資額のバランスを見ていることもあります。
その一方で一部のFX会社では「親権者と本人の続柄が記載された戸籍謄本、免許証などの本人確認書類、親権者の同意書」を提出することで、18歳や19歳でも口座開設ができます。
ちなみに「満20歳」は「現時点で20歳」という意味です。誕生日が来るたびに1歳加算されるため、現在の年齢でカウントすればOKです。
以前は1月1日が来るたびに1歳加算する「数え年」で歳を数える人もいることから、念のために「満○歳」と表記しています。そのため「満20歳以上」と「20歳以上」は同じ意味です。
18歳や20歳でFXを始める5ステップ
FXが学生から支持される理由は「1000円などの少額から投資できる、株などの他の金融商品よりも手数料が安い、24時間いつでも世界中と売買ができる、経済への興味が沸いて勉強できる」ことがあげられます。
しかし、FXの正しい始め方を知らないと、単に参入しては損するだけです。まずは次の5ステップで進めてみましょう。
- デモトレードでFXを試してみます。
- 練習期間として少額取引を行います。
- 売買方法とチャートの見方を学びます。
- 取引ルールを見つけるまでは練習します。
- 利益が出始めたら投資額を上げます。
デモトレードで練習する初心者が多いですが、デモトレードは雰囲気をつかむこと目的として、短期間のみ利用します。これはデモトレードが仮想マネーを使った取引のため、緊張感に欠け、むしろ下手な癖が付くためです。
次に初心者はFXに慣れるまで、損失額を小さくすることを優先します。その状態で売買方法やチャートの見方を学びながら、プロの取引ルールを真似たりして、自分なりに稼ぐ法則を見つけることに専念しましょう。
FXはギャンブルではありませんので、投資額を増やすことは利益率や勝率が上がってからが鉄則です。
18歳や20歳がFXのリスクを抑えるコツ
少額取引で損失額を小さく抑える
FXの練習には少額取引が最適です。取引単位を通常の1万通貨ではなく、1000通貨にすることで利益と損失が1/10に減り、実践練習で売買タイミングやチャートの見方を学習できます。また、少額取引では準備する資金そのものも少なくて済むメリットがあります。
レバレッジは3倍以下に設定する
初心者にとって低レバレッジは必須です。FXではレバレッジがあるために大きな金額の取引ができますが、レバレッジは最大で3倍に抑えましょう。これを守るだけでも大損は避けられます。
大損しないように損切りを徹底する
そのあとは損小利大で「損失は小さく、利益は大きく」を心がけます。プロの手法を参考にして、損切りを徹底しながら、何度も売買をしましょう。その結果、自分に合った取引ルールを見つけられると、勝率が上がります。
経済指標の発表時の売買は避ける
経済指標の発表時は相場が大変動するため、参加することはギャンブルです。発表後の反応を見極めて、流れに沿った売買をします。
毎日稼ごうとせずに冷静に取引する
初心者は毎日の収支よりも冷静に勝ちを重ねていくことが上達への近道です。初心者は「少額取引、低レバレッジ、損切り」を守って、プロのように淡々と利益を積み上げることを目指します。