バーテンダーの副業とは?高時給で稼ぎやすく未経験の求人あり
バーテンダーは深夜勤務で時給が高く、本業との両立がしやすい副業です。カクテル作りだけでなく、心地よい空間を提供できる接客スキルが必要になり、落ち着いた大人向けの副業をしたい人に向いています。
- バーテンダーの副業とは?
- 飲食業界の中では時給が高い
- メリットは社会人スキルのアップ
- デメリットは深夜勤務しかない
- バーテンダーの求人は未経験OK
- バーテンダーの副業まとめ
- バーテンダーの体験談や口コミ
バーテンダーの副業とは?
カクテル作り以外の仕事が多い
バーテンダーの仕事内容はドリンク作りだけでなく、道具やグラスのメンテナンス、食材や果物の仕込み、店内の清掃や在庫管理も含まれます。バーによっては、フードメニューの提供や簡単な調理も担当します。ただし、バーではあまり凝った料理はないため、調理は難しくありません。
バーテンダーには「豊富なお酒の知識を持ち、華麗な手さばきでカクテルを作るプロ」のイメージがありますが、シェイカーを振ってサーブするカクテルよりも、ステアでかきまぜるだけのカクテルも多く、アルバイトとしてバーテンダーをする人も多くいます。カクテルの種類は100種類以上あり、店で出すレシピを暗記することは必要です。
居心地の良い空間を提供する
バーテンダーの副業をするにあたって最も重要なのは、お客さまに居心地の良い空間を提供する接客スキルです。それこそがバーテンダーのメインの仕事といえます。
具体的には気分や好みを伺いながらお客さまに合わせたドリンクの提案や調合すること、楽しい会話を通じて充実した時間を提供すること、適切な立ち振る舞いや身だしなみで店の雰囲気を維持することが重要です。成熟した対応が求められる場面が多いため、社会人としての経験を持つ大人は重宝されます。
大手のアルバイト情報サービスでは、深夜営業店や会員制バー、女性限定店など、多様な求人が豊富に掲載されています。バーテンダーとしての副業の機会は、予想以上に幅広く存在しているのです。
飲食業界の中では時給が高い
バーテンダーの時給は勤務地や店舗のランクによって異なりますが、一般的に1300円程度です。実績や技術によっては1500円、高級店では2000円以上になることもあります。
さらに22時以降の深夜帯は時給が25%アップします。バーの営業時間は主に20時から2時までのため、深夜手当が加算される時間が多く、効率的に収入を得られます。
また、この時間帯は仕事帰りの会社員が働きやすく、副業に適しています。アルバイトの場合は終電までの勤務も多いですが、2~3時までのシフトもあります。終電がない場合は、タクシー代を負担してくれる店舗もあるので、人によっては深夜まで働いてタクシーで帰るほうがより稼げて負担も少ないかもしれません。
メリットは社会人スキルのアップ
バーテンダーは多様なお客さまと接する中で、会話のスキルや空気を読むコミュニケーション能力が自然と磨かれていきます。コミュニケーション能力の向上は、バーテンダー副業の大きなメリットです。
短時間で相手の好みを察し心地よく会話できるスキルは、職場での人間関係やクライアント対応にも応用できます。本業でのプレゼンテーション、交渉の場面でも大いに役立つことが期待できるでしょう。
また、バーテンダーは仕事を通じて、豊富なお酒の知識を身につけることが可能です。これはビジネスシーンや私生活でも活用できます。例えば、接待で適切なドリンクを選んだり、飲み会の場で話題を提供したり、プライベートでのエスコートにも利用できます。
このようにバーテンダーとしての経験は、社会人としての総合的なスキルアップにつながる可能性があります。
デメリットは深夜勤務しかない
多くのバーが夜遅くまで営業しているため、バーテンダーの副業では基本的に勤務時間は深夜までです。深夜勤務はシフトに入りやすいメリットがある反面、デメリットの1つでもあります。睡眠不足になると翌日の集中力の低下を招き、本業への影響が懸念されます。
不規則な生活リズムは長期的には健康面でのリスクも考えられます。応募の際には「営業時間は何時か、週に何日シフトに入ればよいか」など、バーの募集要項をよく確認しましょう。その上で仕事の休前日だけ入るなど、自分で無理のないシフトを組むことが重要です。
バーテンダーの求人は未経験OK
未経験でもバーテンダーのアルバイトを始めることは可能です。特にカジュアルなバーやパブ、居酒屋などでは、未経験者OKの求人も少なくはありません。バーテンダーとしての経験がなくても、飲食店でのアルバイト経験があれば有利です。接客の基本や仕事内容の知識は、バーテンダーの仕事にも活かせます。
未経験者を採用する店では、簡単な研修プログラムを用意しているところもあります。ステアのカクテルが中心の大衆的な店舗なら、カシスオレンジやジントニックなどの定番カクテルがメインで、覚えるレシピ数も少なくて済みます。
シェイカーを使うお店の場合は覚える内容や作業量は増えますが、実際にシェイカーを振ること自体はそれほど難しくありません。少しずつそのお店のカクテルレシピを覚えるようにすれば大丈夫です。
ただし、高級店や会員制バーなどでは、ある程度の経験や専門知識の勉強を求められます。プロ並みのスキルまでは必要ありませんが、お酒のベースの種類や基本的なカクテルの作り方を独学でも学ぶ姿勢は欠かせません。まずは入りやすい店舗から始めて、徐々にスキルと経験を積んでいくことをおすすめします。
バーテンダーの副業まとめ
総合 | 3.2 |
---|---|
評価 | |
収入 | 時給1000~1600円 |
時間 | 4~8時間 |
特徴 |
スキマ
深夜OK
土日有利
期間限定
初心者
スキル
資格有利
趣味併用
週末起業
|
バーテンダーの体験談や口コミ
バーテンダー歴6カ月
小さい店舗のため、カウンターをはさんでお客さまと会話することが多いです。最初はカクテルを作るのに精一杯でしたが、1カ月くらいでようやくレシピを覚え、話を聞く余裕ができてきました。
お客さまと会話をしながら希望に沿ったお酒を提供することが仕事ですので、聞き上手であることはバーテンダーとしての大切な資質です。お酒が好きな人や話をすることが好きな人なら楽しく仕事ができるでしょう。
バーテンダー歴1年
私は初めてバーテンダーとしてバーにデビューしたときは、うまくお客さまの話を聞けませんでした。通常「うんうん」と頷くところで、自分が割り込んで話してしまい、先輩に「もっと落ち着いて話を聞いて」とアドバイスを受けるくらいです。
接客に慣れないと空回りしてしまいますが、緊張から黙り込む、もしくは話しすぎることには注意です。それでも人と話すことが苦にならない人なら、すぐに緊張も解けて、むしろトークが楽しめるようになります。
バーテンダー歴2年
時給は1200円、22時以降は1500円なのでわりのいい仕事だと思います。本業が終わったあとに働けるので、余計な調整がいらず副業しやすいです。きちんと接客さえできれば、バーテンダーはやっていけます。私はお酒の作り方がまったくわかりませんでしたが、レシピがあるのでやっていればだんだん覚えます。