投資信託の副業とは?国内株や米国株などおすすめのファンド15選で資産運用する
投資信託の副業とは?
プロに運用を任せる金融商品
投資信託とは顧客の資産をプロのトレーダーが運用してくれる仕組みです。今まで「株やFXで損をした人」や「投資は腰が引ける人」も、プロに資産を託すなら安心感が得られます。
投資信託=自己資金を投じる+信用して委託する
しかも、1度銘柄を選べば、そのあとはすべてお任せです。貴重なプライベートの時間を投資に割くこともありませんし、勤務中に値動きが気になっていた人も仕事に集中することができます。
5000以上の銘柄から決める
投資信託には5000を超える銘柄があり、投資の内容や方針がまったく異なります。ただし、初心者でも「①投資先の国や地域、②投資する金融商品、③運用スタイル」の3ステップで絞ると選びやすいです。
Aさんのように「リスクはそこそこで着実なリターンが欲しい」なら、日本国債や社債といった多様な債権を混ぜた「国内債券」がおすすめであり、その場合は「ニッセイ日本インカムオープン」という銘柄が有名です。
Bさんのように「リスクは許容できるからリターンを狙いたい」なら、東証1部や海外などの企業の株式を組み入れた「先進国株」が適しています。その場合は「ひふみプラス」などが上昇率が高いです。
ネット証券大手5社を比較
投資信託は長期間の運用が前提です。途中で金融機関を変更することもできますが、保有中の銘柄をすべて売却するといった手間がかかるため、できる限り同じ金融機関で継続運用することが効率的です。
投資信託を扱っている金融機関は大手銀行、証券会社、ネット証券の3種に分かれます。ただ、大手銀行と証券会社は口座管理手数料が月200~400円かかるため、原則無料であるネット証券を選びます。
ネット証券なら口座開設もウェブで個人情報を入力して、本人確認書類をアップロードするのみで完了しますし、銘柄数も豊富です。
特に投信積立の「銘柄数、ノーロード(販売手数料0円)の割合、評価4以上の割合、NISAの有無」は各社で差があるためにチェックしましょう。以下に大手5社における投資信託を比較しました。
証券会社 | 銘柄数 | ノーロード | 評価4以上 | NISA |
---|---|---|---|---|
SBI証券 | 2601 | 100% | 24% | ○ |
楽天証券 | 2658 | 100% | 23% | ○ |
マネックス証券 | 1198 | 100% | 27% | ○ |
岡三オンライン証券 | 517 | 100% | 30% | ○ |
松井証券 | 1107 | 100% | 29% | ○ |
情報取得日 2024年10月時点
SBI証券
SBI証券は投信積立も含めて、あらゆる金融商品のラインナップが業界トップクラスです。それでも初心者が迷わないようにスクリーニングツールも完備してあります。もちろん、口座管理手数料は無料です。
楽天証券
楽天証券は銘柄数が豊富にあり、口座管理手数料も無料、トレーディングツールも充実しています。何より投信積立の取引や残高に応じて楽天ポイントが貯まる優位性があります。
投資信託でおすすめの銘柄15選
投資信託の投資スタイルとしては「インデックス型、バランス型、アクティブ型」の3種しかありません。その中から国や地域、もしくは「株、債権、REIT、ETF、純金、石油」などで狙いを定めます。
ただし、どれか1つのみに投資する必要はなく、月1万円の積み立てならインデックス型に3000円、バランス型に4000円、アクティブ型に3000円でもOKです。以下に数千本の中でもおすすめの銘柄をピックアップしました。
インデックス型ファンド名5選
市場の平均値と似た動きをする投資信託であり、消極的でありながら常に平均的な結果を残します。信託報酬は安く、銘柄数は少ないです。相場が良いと堅実な成績、相場が悪いと軟調な成績となります。
銘柄 | 説明 | 管理費用 |
---|---|---|
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド | 成長力のある国内株式をカバー | 0.176% |
たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり> | 先進国の成長性と安定性に注目 | 0.22% |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 全世界の株価の平均値が目標 | 0.222% |
DCニッセイ日経225インデックスファンドA | 日経225に連動する成果を目指す | 0.275% |
EXE-i つみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド | 日本を含む世界の株式へ投資 | 0.331% |
情報取得日 2024年10月時点
バランス型ファンド名5選
1本で複数の地域や資産に分散投資した投資信託です。国内株、先進国株、国内債券、先進国債券、新興国REITなど、5分割が混ざっているなど、バリエーションも豊富です。
銘柄 | 説明 | 管理費用 |
---|---|---|
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) | 国内外の株式と債券に4分割 | 0.154% |
ダイワ・ライフ・バランス70 | 国内株の株式と債券に投資 | 0.24% |
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 株式・債権・REITなど8分割 | 0.242% |
たわらノーロード バランス(堅実型) | 為替ヘッジありで信託報酬が安い | 0.242% |
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド | 株式と債券に50%配分 | 0.63% |
情報取得日 2024年10月時点
アクティブ型ファンド名5選
市場の平均値より良い結果を得る投資信託で、積極的であるがゆえに勝ち負けがはっきりしています。信託報酬は高めで、銘柄数は多いです。相場が良いとハイリターン、相場が悪いと損失を出しやすいです。
銘柄 | 説明 | 管理費用 |
---|---|---|
年金積立 Jグロース | 2015~2020年で基準価格が2倍超 | 0.902% |
ひふみプラス | トップクラスの実績で有名 | 1.078% |
セゾン資産形成の達人ファンド | グローバル株式で安定の成績 | 1.55% |
フィデリティ・米国優良株・ファンド | 米国の優良企業に厳選投資 | 1.639% |
UBS中国株式ファンド | 上海や香港の株式で構成される | 2.083% |
情報取得日 2024年10月時点
積み立て式が最適な2つの理由
利益が大きくなる
つみたてNISAとiDeCoは、毎月一定額を積み立てる投資が原則であり、投信信託も「投信積立」となります。そのため「株式投資で特定の銘柄を1回のみ買う」といった単発の売買はできません。
これは予想がはずれたり、景気が悪くなって、元本を割るような時期があっても、途中でやめずに積み立て続けたほうが、最終的に利益が大きくなることが、過去のデータで証明されているためです。
例えば「100円で買い、90円で売る」と10円の損です。しかし「100円で買い、90円で買い、80円で買い」なら平均取得単価は90円になり、仮に価格が元の100円にしか戻らなくても「100円-90円」で10円の得をします。
複利で元金が増える
金利の付き方には単利と複利があります。100万円を年利10%で運用するとき、単利では「1年後110万円、2年後120万円、3年後130万円」と増えていきます。元金は100万円のままで変わりません。
一方、複利では「1年後110万円、2年後121万円、3年後133万1000円」になります。つまり、複利とは元金に付いた利息をさらに元金に組み入れることで、元金を増やしていく状態です。
投信積立は複利が使えるため、例えば、月1万5000円を積み立てして、リターンが年5%のとき、30年後は元金が540万円、利息が688万円となり、合計で1228万円が貯まります。
投資信託の副業でよくある質問
──投資信託の副業ではつみたてNISAやiDeCoを使ったほうがいいですか?
投資信託では「個人投資家のための税制優遇制度」であるつみたてNISAと「個人年金のための税制優遇制度」であるiDeCoが利用できます。いずれも運用で得た利益が非課税になる制度です。
項目 | つみたてNISA | iDeCo |
---|---|---|
金融商品 | 投資信託 ETF | 投資信託 定期預金 保険 |
運用期間 | 長期 | 長期 |
最長運用期間 | 20年間 | 20~59歳 |
運用方式 | 積み立て | 積み立て |
上限金額 | 年40万円 | 年14.4万~81.6万円 |
税制優遇対象 | 運用益 | 掛け金 運用益 給付金 |
中途解約 | いつでも可 | 原則60歳以上 |
情報取得日 2024年10月時点
つみたてNISAでは投資信託の売買手数料が無料です。さらに金融庁の審査に合格した投資信託のみ扱っているため、初心者も安心できます。つみたてNISAの加入者数も50万人以上になり、急速に伸びています。
iDeCoではさらに掛け金が全額所得控除になります。iDeCoで投資した金額分を所得から引けるために、納税額も安くなるわけです。そのため、iDeCoの加入者数は2024年10月時点で143万人以上に達しています。
投資信託の副業まとめ
総合 | 4.0 |
---|---|
評価 | |
収入 | 投資額の-50~300% |
時間 | 1カ月~ |
特徴 |
スキマ
深夜OK
土日有利
期間限定
初心者
スキル
資格有利
趣味併用
週末起業
元手0円
|
投資信託の体験談や口コミ
投資信託歴2年
私は投資信託は主に2種類にわけています。1つは公社債の投資信託であり、日本や外国の国債、地方債、政府保証債、社債を購入するタイプです。ローリスク・ローリターンで安定した収益を得ることができます。
もう1つは株の投資信託で株をターゲットに資産運用をしています。日経平均などに連動するインデックス型、国内株式や海外株式に100%投資するアクティブ型、株式と公社債を混ぜたバランス型などの種類がありますが、これらを組み合わせることでさらにリスク分散しています。
投信積立を選ぶ時点で価格変動リスクへの対策ができていますが、さらに債券と株式で金融商品を分け、その中でもインデックス型とアクティブ型を混ぜ込むことで、包括的な分散投資ができています。
投資信託歴1年7カ月
投資信託では「ファンドマネジャー」と呼ばれる資産運用のプロ集団が、月数万円ずつ積み立てている個人資産をトータルで数十億~数千億円は集めて、しっかりと利益を上げるために努力しています。
しかしながら、投資信託は元本が保証されているわけではありません。ファンドマネジャーも損する可能性が多々あり、利益が得られるかはその投資信託を運用元次第です。
つまり、結局は投資信託のリスクは私たちが背負っています。ただ、それでも雀の涙ほどの銀行預金の利息より、利回りが期待できる可能性が高いということで、投信積立を続けています。
投資信託歴8カ月
投資信託の銘柄が5000種類以上あることは魅力的でありながら、どの投資信託を選ぶかは本人次第であるため、初心者は選びきれずに戸惑います。
例えば、株式と債券、REITで迷って、株式に決めたとしても、今度は「国内株式、先進国株式、新興国株式、中国株、インド株、ブラジル株、インフラ銘柄株、業種別インデックス型、日経平均連動型、バランス型」など、数十種類が存在しています。
さらに投資信託は組み合わせでリスクヘッジできます。国内株式なら欧米の国債と組み合わせたり、新興国のREITも併せて購入するなどの工夫が欠かせません。これを初心者が判断することは困難です。