【漫画】第38話「FXを1000通貨単位にするメリット!損失1/10で練習できる」
「ドキドキしたら負け」
「1円動くと1万円の損益」
「勝ったら単位を上げる」
「1通貨で売買すると‥‥」
1000通貨のメリットはローリスク
外貨を売買するときは「米ドルを1万通貨買った」のように、取引単位を「通貨」で表します。これは「1通貨=1ドル、1ユーロ、1豪ドル」といった意味であり、FXでは1万通貨単位で売買することが一般的です。
例えば「1ドル=120円」のとき、1万通貨を買うなら「1万通貨=1万ドル=120万円」が必要になります。
ただ、これでは資金が足りない人もいますし、大きな金額を動かしたい人もいるため、FXではレバレッジが使えるわけです。レバレッジを10倍に設定することで「120万円÷10倍=12万円」で取引できるようになります。
しかしながら、レバレッジをいくら変えたところで、外貨の売買量そのものは変わらず、かなり大きな金額です。100万円や200万円を取引した場合、仮に米ドルが1%動いただけで、1万円や2万円を損するかもしれません。
そこで通貨単位を小さくすると、この問題が解決できます。一部のFX会社では取引単位が1万通貨ではなく1000通貨であるため、売買金額そのものを1/10に縮小させることができます。
例えば「1ドル=120円」のとき、1000通貨を買うと「1000通貨=1000ドル=12万円」で済みます。ここでレバレッジも10倍に設定すれば「12万円÷10倍=1万2000円」で取引ができるわけです。
1000通貨では為替レートが「1ドル=120円」から121円に変動したときに、1000円しか利益が出ませんが、119円に変動したときには1000円の損失で済みます。
項目 | 1000通貨 | 1万通貨 |
---|---|---|
必要証拠金 | 12万円 | 120万円 |
レバレッジ10倍 | 1万2000円 | 12万円 |
1円円安 | 1000円の利益 | 1万円の利益 |
1円円高 | 1000円の損失 | 1万円の損失 |
つまり、ハイリスク・ハイリターンのイメージが強いFXでも、ローリスク・ローリターンの投資ができるということです。
取引単位を下げた体験談や口コミ
FX歴8年
手持ち資金が100万~1000万円と潤沢にある場合には1万通貨単位による取引のリスクも許容することができますが、私も含めて通常、これからFXを始めてみようと考える人は、数十万円程度の少ない資金しか持っていないことが普通です。
そのような初心者にとっては1万通貨単位の取引は、リスクが大きすぎます。例えば、手持ち資金が20万円しかない人が1万通貨を取引した場合、為替レートにもよりますが、2~3%の負けを5回しただけで、退場せざるを得ない状況に陥ってしまいます。
これではFXを勉強しようとしても、コツも何も学べないうちに終わってしまうことになります。だからこそ、最初は取引単位を1/10の1000通貨に下げて、トレーニングをすることが望ましいです。
FX歴3年
資金がある人にとっても、1カ所に全資産を投資することはリスクが大きいです。ただ、1000通貨単位であれば、さまざまな通貨ペアを購入しやすく、リスク分散にもなります。1万通貨単位よりも細かいポートフォリオが作れるでしょう。
また、決済も段階的にできます。例えば、所持している通貨ペアで値動きがあった場合に、3000通貨だけ決済して利益を確定しておき、残り7000通貨はそのまま保持して、さらに値動きがあった場合に備えるという方法も取れます。
FX歴6カ月
FXを始めて半年経ってかなり慣れた今でも1000通貨単位を基本として取引しています。それほど儲けは出ていませんが、大負けもしないで今までやれてこられた理由は、リスクの低い1000通貨の取引だからです。
今後ある程度まとまった金額の証拠金が用意できることがあれば、1万通貨単位を軸とした投資もしてみたいとは思っていますが、しばらくは勝率が上がるまでは今のままで続けていきます。
FX歴2年
私がFXを始めたときには大手を含め数社が1000通貨単位の取り扱いをしていたため、その中から私は外為ジャパンを使うことにしました。
理由は売買手数料が無料で、しかもスプレッドが他の業者と比較して、とても低く設定されていたために取引にかかるコストが低く済むと説明があったためです。
1000通貨単位で取引が可能なFX会社はいくつかありましたが、売買手数料が無料でスプレッドも安いFX会社はそれほどなかったため、とりあえず「FXをやってみたい」とだけ考えていた私にとっては、外為ジャパンの割安なコストは非常に魅力的でした。
あとは外為ジャパンの公式サイトに「LINEでお問い合わせができる」とあったことも決め手の1つです。それだけ初心者へのフォローを重視しているということは、安心の証明になります。