【漫画】第37話「FXの格言をわかりやすく!為替相場に使える重要な格言14選」
「ネコパーンチ!!」
「6つの有名な格言」
「自分で格言を作る」
「学んだ格言で取引」
賢人たちが残した格言には重みがあり、難しい説明も端的に理解できるメリットがあります。FXや投資に関する格言をセレクトして、一覧表にしました。特に外為相場は市場心理で動きますので、1度見直すこともおすすめです。
あ・か・さ行のFXの格言7選
欲張って「最高値で売ろう」や「最安値で買おう」とすると、結局、売るタイミングや買うタイミングを逃してしまいます。魚は全部食べようとせず、美味しいところだけを食べて、あとは猫にあげる余裕が必要です。
一徹とは「1つのやり方にこだわること」です。常に相場は変化するので、トレードの仕方にも柔軟性が欠かせません。それでも自分のやり方に固執してしまい、全体を俯瞰できないようになると、市場にマッチしないので損をしやすいです。
どちらに動くか自信がないときに売買すると、損をする確率が高いです。プロディーラーではないからこそ、個人投資家は休むことが可能ですので、焦らずにコーヒーブレイクを取ります。
急落時の相場に対して、初心者は反発を狙って買う傾向があります。しかし、急落は理由があるから落ちているわけで、落ちている最中は下落トレンドです。それを買う行為はナイフをつかむようなものですので、底を打ってから投資します。
卵が10個あって、1つのカゴに10個を盛ります。そのカゴを落とした場合は全部割れてしまいます。これを複数のカゴに盛れば、仮に1つのカゴを落としても、その他のカゴは助かることから「リスク分散」を意味しています。
相場は常に変化するため、判断を間違えたときは固執せずに考えを改めます。故事にある「君子は豹変す」と同じで、人格者はミスを認めて行動を一変することで、正しい道に軌道修正することができます。
上昇トレンド中に窓が開き、その現象が3回続いた場合は相場が「過熱状態」と判断でき、売りを探る状況であることを示唆しています。逆に下降トレンド中でも同じく3回窓が開いた場合も、一旦「買い」と判断できます。
た・な・は行のFXの格言3選
天井は3日間しか持ちません。上昇トレンドの期間は長いですが、天井とわかると利益確定ですぐに売りが入ります。一方で底は100日間持ちます。下落トレンドの期間は短く、急落した経緯からなかなか買うきっかけが見つからないためです。
上昇トレンドは長期間続き、天井に到達するまでに100日かかります。これは人の期待や欲は加熱しやすく、上昇が上昇を読み込むためです。しかし、下落トレンドに転換した途端、一気に売られることから底に到達するまでに10日しかかかりません。これは不安心理から皆が一斉に手仕舞いをするためです。
人と同じことをしていては、人より利益は得られません。投資では全員が儲かることはないので、利益を得るなら人と違うことを恐れないで、実行するからこそ結果が残るという意味です。
ま・や・ら・わ行のFXの格言4選
含み損に素早く見切りを付けて、躊躇なく損切りすることには大きな価値があります。実際に利益を得られるわけではありませんが、損失分が減るため、結果的にトータルの利益は上がります
もう上がらないと思ったときはまだ上がったり、まだ上がると思ったときはもう上がらなかったりします。相場を的確に当てることは難しいという格言であると同時に、1度客観的に相場を見ようという意味があります。
FXではポジションを持つタイミングが大切ですが、含み益が発生しているポジションを決済して、利益を確定させるタイミングも同じくらい重要です。欲張らずに適切な利食いができることこそが「強い力」と言えます。
FXには分析者や戦略家がおり、彼らが70~80%の確率で為替レートを当てることができます。しかし、彼らが理屈を並べた予想ではなく、実際に商いである投資をしてみると勝てなかったりします。私たちもプロに頼ることなく、現場のチャートから自分で判断することが重要です。