プール監視員の副業とは?スポーツジムや公営プールで働く疲労感は少なめバイト
プール監視員の副業とは?
夏季に求人数が急増するバイト
主な仕事内容は、プール利用者の監視、安全確認、注意喚起、声がけが中心です。現場によってはプール周りの点検、水質管理、清掃、受付業務も仕事に含まれます。
監視が主な仕事であることから特別なスキルや経験はいりませんが、万が一、利用者がケガをしてしまった場合は応急手当をしたり、おぼれた際はプールに助けに入ります。
そのため、得意まではいかなくとも不安のない程度の泳力は必要です。また、心肺蘇生法やAEDの使用方法といった緊急時に必要な知識は事前に研修を受けられるため、未経験でも問題ありません。
プール監視員は夏季に募集が急増します。1~2カ月限定仕事や短期バイトの募集も多いため、スポットで稼ぎたい人にはおすすめです。また、通年営業している屋内プールであれば、継続的にも働けます。
現場の安全を守る責任感がいる
プール施設を安全で快適な空間に保つために、プールサイドを走り回るや飛び込むなど危険行為、盗撮などの迷惑行為をきちんと注意できる責任感、突然のトラブルに対処できる判断力が求められます。
ケガやトラブルで救助活動があった場合は責任重大です。基本的には正社員が対応しますが、ときを争うような場合や責任者が来るまでは、自分で判断して適切な対応をしなければなりません。
近年、増加傾向にある盗撮や痴漢といった迷惑行為にも注意です。彼らは意図的に犯罪をしており、暴力や逃走のリスクもあります。
このように利用者の動きを観察するため、特に混雑時は集中力と神経を要します。利用者の細かな救助サインには神経を使い、慣れないうちは精神的な疲労もあります。一方で逆に空いているときには暇疲れすることもあります。
時給は950~1000円
プール監視員の時給は950~1000円で一般的なアルバイトより若干低めで、日給制も時給換算では同程度です。仮に週2日程度で1日8時間働いた場合、時給1000円なら1カ月で8万円、夏季の2カ月間では16万円以上の収入が得られます。
フィットネスクラブやスポーツジムのプール監視員は、時給1100~1200円と高めです。ただし、プール監視員とインストラクターを兼ねていて、業務内容の幅が広いこともあるために注意しましょう。
通年で働ける施設では、体育系の大学や専門学校卒、健康運動指導士や水泳指導管理士などの資格保有、スポーツインストラクターの経験といったスキル次第で時給が優遇されることもあります。
一方、よみうりランドなどの夏季限定のレジャー施設では忙しさが増すため、時給は1200円以上と高いこともあります。土日なら3~5時間の短時間勤務もOKな施設も多いです。1カ月で10日間、1日5時間働くと、時給1200円で6万円の副収入が得られます。
副業でプール監視員を始める手順
プール監視員はアルバイト情報サービスや居住地域の求人広告で見つけることができます。また、水泳部OBや体育会系大学出身の人が多いため、知人の紹介で働く人もいます。
- アルバイト情報サービスをチェックして、求人を探します。
- 勤務地や時給で絞って、条件に合う案件に応募します。
- 書類選考と面接選考を経て、採用されます。
- 希望のシフトを提出します。
- シフトが決定して、必要な備品を受け取ります。
- 業務が終了し、規定の日に報酬が振り込まれます。
夏季限定では6月頃からアルバイトの募集が始まり、スポーツジムや屋内プールでは通年を通して募集があります。髪型や髪色にはうるさくありませんが、タトゥーやネイル、勤務中のアクセサリー類の着用は原則禁止です。
水着は貸与される場合と、自分で用意する場合があるために採用時に確認しましょう。自前の場合、競泳用もしくはシンプルな水着でないと認められないです。また、帽子や上にはおるTシャツは支給されます。
メリットは肉体的疲労が軽いこと
スポーツ系の副業ですが、メイン業務が監視のためにパワーやスタミナはいりません。忙しいこともないため、疲れにくく体力的には楽です。1時間おきに5~10分程度のこまめな休憩も取れます。
接客業ではないために精神的な負担も軽いですが、危険や悪質な行為に毅然と対応できるコミュニケーションスキルは必要です。1日に何度も利用者を注意する機会はあります。
また、仕事終わりや休みの日に施設を無料で利用できるメリットがある職場もありますし、働く人の中には体育会系のメンバーも多く、ポジティブで活気のある現場が多いです
デメリットは高温多湿に慣れること
夏季限定の屋外施設は炎天下
プール監視員ではレジャー施設、公営施設、フィットネスクラブ、観光地のホテルのプール、ホテルのナイトプールといったさまざまな勤務先があり、勤務先によって労働環境は変わってきます。
夏季にオープンする屋外施設は天候に左右される環境です。晴れた日は炎天下で監視台にいなければならないため、きついと感じる人もいます。女性や肌の弱い人は日焼けにも注意です。
逆に天候の悪い日は夏でも寒く感じることもあります。メリットは7~8月でまとまった収入を得られることです。特に土日、連休、お盆は来場者も多いために会社員の副業は歓迎されますし、時給がアップしやすいです。
大型のレジャー施設では迷子や落とし物の対応など監視以外の業務も増える環境ではありますが、働いているスタッフの数も多く、男女比も半々で出会いが多かったりもします。
通年利用の屋内施設は高温多湿
屋内施設では天候に関わらず同じ環境で仕事ができるため、日焼けや寒さの心配もいりません。その代わり、室内は湿気が多くプール独特の塩素の匂いもこもりがちなので、それが苦手な人には不向きです。
通年営業の屋内施設はできれば継続して働いてくれる人を求めているため、プール好きで長く続けたい人に限定されます。
市民プールでは夏休みに小学生が子供だけできていることが多く、監視には特に気をつける必要がありますが、遊具のあるレジャー施設より作業が簡素で落ち着いた雰囲気の職場です。
また、平日の終業後に働きたい人は、夜にオープンしているスポーツジムやホテルの付属施設がおすすめです。夜23時あたりまでと営業時間が長く、週2回3時間などの短い労働時間の募集もあります。
プール監視員の副業まとめ
総合 | 3.6 |
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評価 | |
収入 | 時給950~1000円 |
時間 | 4~8時間 |
特徴 |
スキマ
深夜OK
土日有利
期間限定
初心者
スキル
資格有利
趣味併用
週末起業
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