テレフォンオペレーターの副業 - 在宅コールセンターがおすすめ!大手企業が募集中
- テレフォンオペレーターとは?
- 時給相場は950~1500円程度
- 副業でテレフォンオペレーターを始める手順
- アウトバウンドの仕事には注意
- 在宅できる!AmazonやOCNなどが募集
- テレフォンオペレーターの副業まとめ
- テレフォンオペレーターの体験談や口コミ
テレフォンオペレーターとは?
会話力とタイピングは必須スキル
テレフォンオペレーターは、企業のコールセンターやコールセンター代行サービスに所属して、顧客からかかってきた電話に応対する仕事です。主に商品やサービスに対する各種問い合わせが中心になります。
内容は通販の注文受付、資料請求受付、予約受付、再配達受付、商品説明、操作説明、クレーム対応などです。
顧客からの問い合わせはマニュアル対応のため、それほど難しくないイメージもあります。ただ、実際にはイレギュラーな問い合わせも意外と多いため、その商品の知識とコミュニケーション力が欠かせません。
また、電話応対をしながらパソコンで顧客情報を入力したり、商品の在庫を確認するため、一般的なタイピングのスキルも求められます。
性別は男女を問いません。特にITや機械を扱う企業、夜間は男性も活躍しています。勤務地は都市部のみではなく、地方や海外にコールセンターを構える企業も多いですし、在宅でできるテレオペの仕事も増えています。
難易度は職場による
テレオペは業務内容で難度に差があります。イージーモードは「商品、資料請求、予約の受付」で、手順が決まっているタイプです。ノーマルモードは「クレーム対応、返品、解約」で、お客さまの機嫌が悪いタイプです。
ハードモードは「IT機器や機械系の設定、クレジットカードのコンシェルジュ、外国人向けサービス」で、マニュアル化されていても業務範囲が広く、専門知識や高度な接客が求められるタイプです。
難しいほど時給も高いですが、副業では本人の興味や得意分野で決めたほうが業務そのものを楽しめます。ネットワークの知識がある人は通信系、美容が好きなら美容関係、接客を好むなら高級ホテルやブランド企業を選びます。
時給相場は950~1500円程度
テレオペは時給950~1500円が相場です。なかには時給1800円や2000円の案件も見つかりますが、その場合は大抵テレアポのほうに回されます。一方、夜間や深夜のオペレーターであれば、時給1500~2000円に上昇します。
勤務時間は基本的に8~18時の募集が多く、銀行やクレジットカードの問い合わせ、ロードサービスのような24時間対応に限り、夜勤も募集しています。
シフトは企業によってさまざまで「1日4時間・週3日程度、9~13時・週1回、18~22時・週2回」など、都合に合う募集が見つかります。また、大抵はダブルワーク歓迎であり、日払いや連休のみの短期バイトもあります。
地域 | 時給 | 時間 |
---|---|---|
埼玉県大宮駅 | 1200~1800円 | 平日17~20時 |
千葉県柏駅 | 1000~1400円 | 遅番17~21時 |
東京都六本木駅 | 1600~2500円 | 週1回夜勤あり |
東京都新宿駅 | 1813円 | 20~翌9時 |
神奈川県横浜駅 | 1300円 | 土日9~18時 |
情報取得日 2024年10月時点
例えば、時給1200円で1日4時間週3日勤務したなら、1週間で1万4400円、1カ月で5万7600円の報酬です。テレオペは一般的な飲食業や接客業のアルバイトに比べて、10~20%時給が高いことが特徴の1つです
副業でテレフォンオペレーターを始める手順
テレオペはアルバイト情報サービスで探せます。求人数が多いときは「Wワーク、週1回OK、シフト自由、残業なし、在宅」などで絞ります。また、テレアポやテレマも兼ねている企業があるため、業務内容は要確認です。
- 大手のアルバイト情報サービスに登録します。
- 主に「テレオペ、テレフォンオペレーター、コールセンター」などのキーワードで検索します。
- 時間帯や勤務日数がマッチする募集先に応募します。
- 面接を受けて、採用されます。
- 研修期間があり、商品説明や対応手順を学びます。
- 自分の希望を申告し、勤務シフトを決定します。
- 実務後に指定の口座に報酬が振り込まれます。
研修やマニュアルがある場合がほとんどで、未経験でも問題ありません。規模の大きいコールセンターではオペレーターをまとめるSV(スーパーバイザー)が配置されているため、より安心です。
SVはオペレーター全体の管理業務や各種クレーム対応など、困ったときにサポートやアドバイスをしてくれます。また、アルバイトがSVに昇給することもあり、その場合は時給は1.5倍以上に上がります。
アウトバウンドの仕事には注意
コールセンター業界では電話を受ける仕事はインバウンド、電話をかける仕事はアウトバウンドとして表記されます。そこで注意したいことはテレオペと称して、テレアポをさせる企業もあることです。
同じ電話を使った仕事でもテレアポは、自らが電話をかけて商品やサービスを紹介、予約や購入してもらうことが仕事です。営業職に近く、電話を突然切られたり、怒鳴られることもあります。
その点、テレオペも電話をかけることはありますが、問い合わせに対しての折り返しや書類の不備の連絡がほとんどです。テレアポとはまったく仕事内容が異なるため、申し込み時にどちらの仕事かを確認しましょう。
在宅できる!AmazonやOCNなどが募集
テレオペの仕事では自宅で好きな時間にできる在宅コールセンターが注目されています。例えばNTTコム チェオでは、Amazon、マイクロソフト、OCNなどのカスタマーサポートとなる在宅コールセンターを募集しています。
日本全国でテレオペを募集しており、応募時に来社の必要もありません。すべて在宅で完結という利便性が魅力です。また、アルバイトではなく、業務委託契約のため、自分で働く時間の計画を立てられる自由度があります。
採用基準は明確であり、タイピングテストに合格した人が対象です。業務内容によってはITテストやインターネット検定も行われます。デメリットは研修期間中は無給であること、逆に高度な研修では別途費用も発生します。
その分、信頼性のある業務をコンスタントに受注できます。NTTコム チェオの在宅コールセンターに必要な環境や機器は以下の7点です。ヘッドセットやウェブカメラは借りることもできます。
- 仕事スペース(ある程度静かな部屋)
- パソコン(Windows限定)
- ネット環境(ルーター・LANケーブル)
- 固定電話回線
- ヘッドセット(防音効果あり)
- ウェブカメラ
- 専用アプリケーション(インストール)
実務では電話が鳴ったら、電話を取ってマニュアルに沿ったオペレーションを開始します。電話対応が終わったら、システムに対応履歴を入力して、完了を報告します。
在宅コールセンターの報酬は、対応件数で決まる成果報酬制です。標準的な稼働で通常1時間に2~8件程度、時給換算するとおおむね1000~1500円となっています。例えば、日曜の10~14時のみでも月2万~3万円が稼げます。
時給1000~1500円×4時間×5日間=月2万~3万円
件数あたりの単価は故障受付、操作説明、機器のセットアップは時間がかかるため、1件あたり500円程度です。契約変更はすぐ終わるために1件300円程度になります。
在宅コールセンターは営業時間内で自由にシフトを決められ、通勤もいらないため、都合に合わせて柔軟に働けるのがメリットです。
ただ、1人で働くがゆえのデメリットもあります。オフィスにいると他の人の対応を参考にして応対スキルを磨いたり、複雑な問い合わせでは途中で変わってもらえますが、在宅の場合はそれが難しいです。
そのため、企業側がどのようなサポート体制を取ってくれているかをよく確認します。困ったときにはチャットですぐに相談できたり、常時オンラインでスタッフにつながることができると安心です。
テレフォンオペレーターの副業まとめ
総合 | 3.2 |
---|---|
評価 | |
収入 | 時給950~1500円 |
時間 | 4~8時間 |
特徴 |
スキマ
深夜OK
土日有利
期間限定
初心者
スキル
資格有利
趣味併用
週末起業
|
テレフォンオペレーターの体験談や口コミ
テレオペ歴6カ月
テレオペの仕事は顧客に顔出しをする必要がありません。周りに副業を隠したい人が働けることもメリットです。髪型や服装、ネイルも自由です。私の職場では電話がかかってこないときでもおしゃべりは厳禁ですが、スマホはいじれます。
また、研修もしっかりしていて、電話応対や顧客対応のマナー、パソコンの入力スキルなどが学べます。これから社会に出る学生は接客スキルが身につきますし、接客業の人はスキルを生かせます。
テレオペ歴1年
私のようにクレーム対応が嫌な人は、アフターサービスやカスタマーサポートのようなよろず窓口ではなく、商品注文や資料請求、予約センター、法人専門のコールセンターを選びましょう。
テレオペはテレアポのような時給+インセンティブは貰えないため、若干見劣りするかもしれませんが、ノルマもないためにストレスが少ないです。
空調の効いたオフィスで基本座って働けるため、体力的にも疲れません。シフトの融通が利いて自分の都合に合った働き方ができます。未経験でも時給が高いなど待遇はよいです。
テレオペ歴14年
顧客からの問い合わせを受ける立場のテレオペでは、クレームは避けて通れません。電話では顔が見えないということもあって、顧客も強気に出やすくエスカレートして暴言を吐いてくる人もいます。
最も手間がかかる相手は、難癖だけをつけてくるクレーマーです。電話を切ることも許されず、長時間理不尽なクレームに付き合うことは大きなストレスかもしれません。
しかし、最初はびっくりしてしまいますが、慣れてくれば聞き流せるようになってきます。自分に非のないどうしようもないクレームを、いちいち真に受けていてはやっていけません。