【漫画】FXのデモトレードは意味ない!初心者はデモより少額取引がおすすめ

「デモなんかクソゲーだ」




「5連勝できた理由」




「デモなんてやめろ!」




「口座開設は超カンタン」




デモトレードは意味がない理由
初心者がデモトレードで練習しても、所詮はバーチャルな世界であるためにいい加減な売買になりがちです。スタート時に与えられた500万円の仮想マネーもゲームのコインにしか思えません。デモトレードは意味がない理由は次の3つです。
- 自己資金では緊張感が洞察力を奪うが、デモでは体験できない
- 自己資金では欲が判断力を鈍らせるが、デモでは体験できない
- ゲーム感覚と運任せではヘタな取引癖が付いてしまう
FXではあえてリアルマネーを使った実践取引が推奨されています。緊張感と欲望が合わさったときの心理状態は、売買タイミングに多大な影響をあたえます。だからこそ、はじめからリアルな相場とリアルな環境を経験したほうが、体が相場感を覚えていくわけです。
もちろん、本番では損をする機会が増えます。しかし、取引単位を通常の1/10の1000通貨に下げることで、予想とは逆に1円動いても損失は1/10で済みますし、ときには「1万~2万円は勉強代」と割り切ることも必要です。
デモトレードを経由せずに始めた結果、得したときはその成功を頭で理解し、損したときはその失敗を体で覚えます。本気でFXで稼ぎたいなら、取引単位を小さくした実践取引に分があります。


デモトレードを使う目的は2つのみ
デモトレードではFX会社が提供する仮想マネーを使う以外は、ほとんど本番と変わりません。為替レートはリアルタイムの外国為替市場と連動し、実際のアプリやツールが使用できます。デモトレードの目的は以下の2点です。

初心者がFXに触れられる
初心者の場合はデモトレードでFXに触れたり、利益が出せるかを確認することは安心感につながるでしょう。リスクのないデモトレードは初心者がFXを知る機会として、最適な環境を用意しています。
ただし、デモトレードの成績は今後の参考にはなりません。なぜならデモトレードではゲーム感覚で取引をしがちでなり、自己資金を売買する本番とは、ストレスやプレッシャーといった精神面で相当の差があるからです。
練習で積極的な取引のおかげで利益を得られても、本番では躊躇しやすくなり、何度も損失を出す人もいます。逆に練習で適当な売買をしてしまって損失が続いても、本番では真剣になるために利益を得る人もいます。
初心者がFXを知るためにデモトレードを使うことは構いませんが、稼げるかどうかを検証するためには、あえて緊張感のある本番から始めることがおすすめです。その際は1000通貨以下の少額取引で損失を限定しましょう。



経験者が使い勝手を試す
本来、デモトレードとは経験者が各FX会社のアプリやツールを確かめる目的で存在します。各FX会社は毎年数千万円以上の予算を投じて、独自に取引ツールを開発したり、海外の有名なシステムと契約するなど、使用感や操作性の向上に余念がありません。
その結果、私たちはアプリやツールで快適な取引ができるわけですが、どうしても個人差や相性があるため、経験者でも「使いにくいから他社に乗り換えたい」となる事例が少なくありません。
特にデイトレードやスキャルピングをするプロトレーダーにとっては、アプリやツールがトレーディングに影響するため、レスポンス(応答時間)やカスタマイズ性などを含めた総合的な使い勝手をかなり重視します。
そういう意味でデモトレードは本人確認や銀行口座の登録といった煩わしい手順を必要とせず、経験者が使い勝手を試す効率的な環境です。

