【漫画】第19話「ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の意味」

中野貴利人
監修中野貴利人
2019/04/02 更新

「どの情報を信じる!?」

米国が利上げすると円安に‥‥ 米国が‥‥ EUの‥‥ チャートは‥‥ 何を信じたらいいかわからない! FXの情報は①ファンダメンタルズと②テクニカルに大別できる

「ファンダメンタルズ分析」

ファンダメンタルズ その国にとっての良い情報=買い 悪い情報=売り 経済指標や選挙結果を予想して的中させるのか!? お前はプロの予測や実際の結果を取得するのみだ

「テクニカル分析」

テクニカル 為替相場に関するすべての答えはチャートの中にある ファンダメンタルよりも初心者にはテクニカルがおすすめなのか!? 両方をバランスよく使うんだ

「両方分析すると‥‥」

例えば2012年11月にアベノミクスが始まったとき それを分析した一部の人たちはFXで利益を得ることに成功したんだ まずはファンダメンタルズ いつもの女の子たちに聞いてみよう!
  1. ファンダメンタルズ分析の注意点
  2. テクニカル分析の注意点
  3. 初心者は3:7で分析する

ファンダメンタルズ分析の注意点

ファンダメンタルズの理念は「遠くのものは避けよ」であり、身近な通貨を売買することが基本です。経済指標、要人発言、地政学的リスクなど、その国の実情をしっかり把握して、為替レートが動く通貨ペアを探します。

しかし、ファンダメンタルズ分析は確実ではありません。例えば、貿易収支が上昇した国に投資マネーが集まる傾向はありますが、貿易収支は為替レートが変動する要因の1つにすぎないです。

仮に日本の貿易収支が市場予想よりも大幅に上昇しても、常に日本円が買われるとは限りません。そもそも日本円のレートと比例する経済指標はないです。短期的に影響を受けることはありますが、それも絶対ではありません。

ある通貨ペアの為替レートが決まるためには「現在の各国の経済状況、その状況の為替市場への反映度、投資家の将来への心理」などが複雑に絡まります。ファンダメンタルズ派は情報や数字を過信しすぎないことが大切です。

テクニカル分析の注意点

テクニカルの理念は「相場のことは相場に聞け」であり、これは為替に関する答えはすべて相場の中にあるという意味です。チャートの動きにはその国の実業だけではなく、それを見た投資家の心理や反応も反映されています。

ファンダメンタルズ分析では日本の貿易収支が「3兆円の黒字」と予測されても、発表時に「1兆円の赤字」と下方修正されることもあります。事前に予測することはできても、結果が乖離することは起こるわけです。

その点、テクニカル分析は経済指標などに目をくれる必要はありません。その国の現状や将来性も関係ないです。チャートが示唆する通りに売買すればいいため、初心者からもテクニカル分析は支持されています。

しかし、テクニカル分析も頼りすぎることは禁物です。テクニカル分析にはいわゆるダマシが多く、分析する人やチャートの種類によって、予測結果が異なってきます。テクニカル派はチャートを疑ってかかることが必要です。

初心者は3:7で分析する

ファンダメンタルズとテクニカルは相反する分析手法との位置づけですが、ファンダメンタルズ派は信じやすく、テクニカル派は騙されやすいことが、FXにおける損失につながります。

つまり、ファンダメンタルズ派とテクニカル派のどちらかが正解ではありません。私たちはファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を取り入れることがベストです。

実際に世界中のトレーダーたちは、毎日ファンダメンタルズで情報を取得して、毎日テクニカルでチャートを確認しています。逆にどちらも分析しない初心者もいますが、これはFXで損する人の特徴であり、問題外です。

FXの初心者は「ファンダメンタルズ:テクニカル=3:7」のバランスが最適です。ファンダメンタルズ分析で経済指標や重要なイベントを確認しながら、テクニカル分析で長期の流れと短期の方向性を予測していきましょう。

兄
プロはどっちを重視しているんだ?
弟
両方だ。ただテクニカル分析が軸になっている。
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