【漫画】第1話「貯金なし!毎月赤字!節約ムリ‥‥年収350万円が副業を始める」

中野貴利人
監修中野貴利人 ネットピコ代表
2019/05/20 更新

「お金がない‥‥」

か‥‥金がねぇ! やっぱり旅行はキャンセルしようかな というかなんで!? お金が消えていく! とりあえず3万円だ!3万円を出せ!!

「神は神でも‥‥」

神様‥‥どうか僕にお金をください 本当に来た!! ‥‥ ‥‥ ドーン お前にお金の増やし方を教えてやるだぬ

「収入-支出=赤字」

現実的に支出を見直してみるか 今はこんな感じ 支出リスト 実家に仕送りと奨学金の返済も追加 毎月1万円の赤字じゃん!

「節約したいけど」

もっと節約してお金をたくさん貯めよう 電球のワット数を下げる 月26円もお得 ムリだあああ! これからお前どうするん? どうするブー?
  1. 年収350万円で月1万円赤字の理由
  2. お金が増えていく5ステップ
  3. 副業を始めた体験談や口コミ

年収350万円で月1万円赤字の理由

主人公は筆者が20代のときの体験をベースにしており、当時の給与は月23万円でした。それに残業代と賞与が加算されて、年収350万円になります。

給与23万円×12カ月+残業代+賞与=350万円

国税庁の「平成29年分 民間給与実態統計調査」によると、平均年収は20~24歳で250万円前後、25~29歳で350万円前後です。つまり、ごく平均的な収入の中で「お金が足りない」と逼迫していました。

その理由の1つは税金と社会保険料です。給与からは「所得税、住民税、健康保険料、厚生年金、雇用保険、生命保険」で月6万円も引かれてしまい、手取り額が「月17万円しか残らない」とかなり戸惑います。

下の写真は当時住んでいたアパートです。築25年の壁が薄いワンルームですが、東京都のために家賃は月7万円も支払います。生活費は水道光熱費が月8,000円、通信費が携帯電話とネットで月8,000円、食費は自炊ができずに月5万円かかりました。これで残りは34,000円です。

築25年の壁が薄いワンルームのアパート

さらに実家に仕送りの月3万円と奨学金返済の月14,000円が重荷になります。もちろん、実家に仕送りはよくある話ですし、奨学金を借りる人の割合も2016年時点で48.9%もいる当たり前の制度です。

いずれにしても結果は「手取り17万円-支出18万円=月1万円の赤字」となり、残りの交際費、消耗品費、医療費、美容費などは、ボーナスを切り崩すしかありません。これでは節約のみで貯金することは難しいです。

主人公
主人公
毎月赤字は精神的にもきつい。
貧乏神
貧乏神
お金を増やす方法はいろいろあるだぬ。

お金が増えていく5ステップ

20代や30代で年収1,000万円を超える方法は、みなさん理解しています。難関大学を卒業して大手商社や外資系に就職する、もしくは医師や弁護士などの免許を取得することでまず達成できます。

しかし、10代で勉学に励み、就職活動に成功し、仕事も順調な人は限られています。世間的には学歴や資格、会社を頼りにできず、平均年収は20代で250万~350万円、30代以降でも300万~500万円台の人がほとんどです。

そこからどう生活レベルを向上させていくかを、私たちは考えなければいけません。すぐに思いつく方法は節約ですが、節約は「自分の収入以上はできない」という限界があり、根本的な解決にはならないです。

そのため、私は「本業、副業、投資、成長、褒美」の5ステップに分けて、お金を増やしていきました。この中では「褒美=消費」が1番最後であることがポイントです。残ったお金で欲しいものを買うようにします。

チェック1

本業

1ステップは本業です。本業の給与は基本的には微増であり、昇給や出世をしても生活レベルが向上するほどの効果は期待できません。

しかし、堅実な収入源です。残業時間が異常に多かったり、将来性に著しく欠ける、過度のストレスを受ける人は転職したいですが、それ以外の人は現状維持で構いません。本業の給与をベースに活動していきます。

チェック2

副業

2ステップは副業です。本業では自分が頑張っても、その成果は会社組織に吸収されて、内部留保や頑張らない人の給与に変わります。特に20~30代はその努力が報われないことが多いです。

副業は違います。自分が頑張った分だけストレートに収入増となります。貴重な労働時間をお金に変えるなら、若い世代であるほど本業よりも副業のほうが合理的であるわけです。

月1万円の収入アップのために本業は1年や2年待たないといけませんが、副業なら1カ月でできます。興味がある仕事であれば、ダブルワークも苦ではなく、むしろ楽しく稼げることで、精神的なゆとりが生まれます。

また、私の場合は副業でブロガーアフィリエイトせどりネットオークション輸入ビジネスイラストレーターウェブライター、コンサルティング、講師業などをして、最終的には月30万~40万円の副収入を得られるようになりました。

チェック3

投資

3ステップは投資です。自分1人では「本業+副業」によってお金の増加ペースは格段にアップしましたが、まだ非効率です。投資によって、お金はお金に稼いでもらい、自分が動かなくても徐々に増える仕組みを構築します。

チェック4

成長

4ステップは成長です。個々のスキルを伸ばして、長期的な生産性や収益性を向上させます。例えば、副業で得たお金で英会話スクールに通ったり、ビジネスセミナーに参加、フィットネスクラブや人間ドックもありです。

チェック5

褒美

5ステップは褒美です。お金を増やすためにお金を増やしても意味がありません。お金そのものは無価値であるため、何らかの褒美に変えましょう。それが適度な欲望に変わって「もっと稼ぎたい」といったやる気が出てきます。

例えば「家賃が1万円高いところに引っ越して通勤時間を短くする、奨学金を返済する、スーツや時計を新調して身だしなみを整える」のように、同じ「お金を使う」でも長期的な恩恵を受けられるほど満足度も高くなります。

副業を始めた体験談や口コミ

副業を始めた理由は貯金のため
2017/05/20
20代 男性
副業歴1年

私は3年間働き続けても、給与は手取りで15万円でした。昇給は年5,000円しか上がらず、このままでは30歳で20万円、40歳で30万円、50歳で40万円と、年に1度の昇給のみを期待するしかありません。

今の仕事はやりがいがありますし、ボーナスも3カ月は支給されます。そこまで不満もなく、結婚と育児、家をローンで買って、40年間働いて60歳の定年を迎えるでしょう。一見すると幸せかもしれません。

ただ、それ以上に経済的な自由を手にしたい自分がいます。よく「金持ちより幸せになったほうがいい」ともされていますが、実際は「金持ちで幸せになったほうがいい」が理想です。

そのための手段として、私は副業を選びました。副業で稼いだ分をすべて貯金に回しています。また、副業は実力社会のため、逆に年齢や学歴では判断されず、万人にチャンスがあることは魅力です。

両立が難しいが起業の練習になる
2017/04/03
30代 男性
副業歴2年

最初は本業と副業の両立が難しかったです。本業はエンジニア、副業はブロガーをやっていますが、なかなか副業に時間がさけません。プロジェクトの納期が迫ると、終電と朝10時出社を繰り返したこともありました。

それでも自宅で最低1時間はパソコンに向かいます。睡眠時間が削られるながらも、水曜と金曜日の睡眠時間を多めにし、寝不足の調整をしています。とにかく時間が足りないことがダブルワークのの悩みです。

さすがに本業の仕事中には副業はしませんが、副業の業務メールをチェックしたり、日々の売上チェックは会社でします。逆に休日は副業し放題で、遊びにも行かずに楽しんで副業をするといった感じです。

また、私はこの副業で起業する予定ですが、今の何倍も稼げる自信がある理由は、副業で起業の実践練習をしたからです。内容はそのままで作業時間が4~5倍以上は確保できるなら不安もありません。

本業1本より副業と転職を目指す
2017/02/05
20代 女性
副業歴1年

私は入社してから3年後に、別の会社に転職しようと計画を立てていました。結局、3年経った今も会社を辞められずにいますが、タイミング次第でいつでも転職できる状態ではあります。

それは副業でキャリアを磨いたからです。本業1本では初期はノウハウを習得できますが、次第に同じ業務の繰り返しになって、ルーチンワークと化します。それでは自分が成長できません。

そこで本業に欠けた分野の実務経験を副業で重ねてきました。本業と副業を両立するためのタイムマネジメント、マーケティングから価格交渉まで自己判断でやってきたことも本業や転職に相乗効果があります。

本業の会社に依存しながら、月に1度の給料のためだけに働くことはおすすめしません。副業では現場叩き上げのノウハウが身に付きますし、本業にはない人脈構築などもできます。

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著作・制作など

中野貴利人
監修・原作・執筆・編集
株式会社ネットピコ代表/フクポン編集長/副業プランナー。新卒で副業開始、26歳で法人化、11期目。副業関連の著書4冊。2児の父。過去の取材や講演はメディア掲載履歴で紹介。
イブキミノ
イブキミノ
作画
丸いものに目がないイラストレーター兼漫画家。いきいきとしたキャラクターを描くのが得意です。