【漫画】第7話「FX取引の流れは?通貨ペアや取引数量を選んで1クリックで完了」
「単語が理解できん」
「通貨ペアとは?」
「BIDとASKの意味」
「FXの売買フロー」
FX取引の流れは実質1クリックで完了する
FXは「①通貨ペアを選ぶ、②売買価格を見る、③取引数量を指定する、④注文方法を決める」の4ステップでできますが、事前に取引内容を設定することで実質1クリックや1タップで売買できます。
例えば、上の画面のように米ドル/円のチャートを見ているなら、すでに「①通貨ペアを選ぶ」が完了している状態です。同時に「②売買価格を見る」も常時価格が動いているので、何もしないで済みます。
次に「③取引数量を指定する」は事前に「1000通貨」などと設定されているので、特に増減の必要がなければそのままで構いません。最後に「④注文方法を決める」は数種類ありますが、こちらも指定せずに「売り」か「買い」を押せば、自動的に「成行注文」が実行されます。
つまり「売り」や「買い」のボタンを押すだけで売買できるわけです。FXではタイミングが勝敗を決するため、このようなスムーズでシンプルな操作は勝率を上げる一因になります。
通勤中にスマホでチャートを見ながら取引する会社員の需要が高まっていることからも、各FX会社はパソコンに匹敵する機能をスマホアプリに盛り込みながら、ストレスフリーの快適な操作性をスマホ上で実現しています。
FX初心者はBIDとASKに慣れることからスタート
FXの取引画面には、BIDやASKなど初見の専門用語が並んでいます。小難しい印象もありますが、その意味を正しく理解して、複数回取引すれば、初心者もすぐに慣れます。
BIDは「入札する」という意味で「私たちが売るときの価格」、ASKは「依頼する、請求する」という意味で「私たちが買うときの価格」になります。
BID=売値(私たちが売るときの価格)
ASK=買値(私たちが買うときの価格)
例えば「BID(売値)110.432円、ASK(買値)110.435円」であるとき、この時点で買い注文を出すと「1ドル=110.435円」で買えて、売り注文を出すと「1ドル=110.432円」で売れます。
そのため、同時に売りと買いの注文を出すと「110.435円-110.432円=0.03円」の損失が出ます。この0.03円の価格差は「スプレッド」と呼ばれ、FX会社に支払う実質的な手数料です。
FX会社はそれぞれ独自にスプレッド幅を決めていて、スプレッドが狭いFX会社のほうが手数料が安いことを意味します。
また、BIDとASKを知らなくても、ほとんどFX会社には「売」や「買」も併記されていますし、売りは青、買は赤と色分けしているため、直感的にも操作できます。