【漫画】第9話「FXの情報商材は詐欺ばかり!裏技や必勝法がすべて嘘である理由とは?」
「情報商材は必要なし」
「数万円の情報は偽物」
「FXに裏技はない」
「ノートを見せてよ!」
FXの情報商材で騙されるまでの流れ
メディアはFXで稼ぐ人に取材をして、人気となるコンテンツを配信しています。FXで大損した人や失敗した人にクローズアップしても役に立ちません。そのような切り取られた情報によって初心者は「FXは儲かる」や「自分も稼げる」と錯覚するわけです。
結果、いきなりFXで1万通貨の取引を始めては、ビギナーズラックで儲ける人も出てきます。ただし、勝った人も負けるまで取引を続けてしまい、射幸心に煽られたほとんどの初心者が損することになります。
次第に彼らは「FXは勉強しないと稼げない」ことに気付くものの、その一部の人がX(twitter)やYoutubeを経由して、情報商材に興味を持ってしまいます。
例えば「勝率80%超え!月300万円稼ぐプロのFX攻略」といった価格2万~3万円の情報商材、もしくは「プロトレーダー直伝!儲けの秘策を伝授」などの3カ月間で20万~30万円の高額塾です。その魅力的なキャッチコピーに誘われて、ついお金を支払ってしまうわけです。
FXの情報商材の内容はほぼ適当である
情報商材や高額塾を実施する人のうち「FXで大金を稼ぎ続けて圧倒的な実力がある本物」は存在せず、基本的には「過去に稼いでいて今は金儲けのために動く偽物」です。
偽物が作った情報は当然、私たちがその通りに実行しても再現することはできず、儲かりません。情報商材では偶発的に相場の流れに乗って、数百万円儲けた人が「これで私は大金をゲットしました」と述べている事例も多いです。
FXの情報商材の内容はほぼ適当です。結果、玉石混淆のうちで玉の割合は1%にも満たないことから、総合的な判断として情報商材や高額塾は利用しないという結論にいたります。怪しい情報は鵜呑みにせず、まともにFXを勉強する意識を働かせたいです。
FXの勝ち組トレーダーたちも情報商材を読んでおらず、統計情報やパターンをまとめた独自の法則を見つけています。これは専門誌やセミナーで勉強しながら実践の中で見出した結果です。
彼らはFXに研究熱心で知識の習得に余念がありません。他人に依存することなく自分にあった法則を確立しており、そのときの市況や相場によって法則を使い分けています。