【漫画】第12話「古本屋や中古品販売店で在庫が見つかる3つの条件」

「月曜・品出し後・雨」




「イナゴなせどらー」




「せどらーは邪魔者?」




「迷惑なせどらーたち」




プロが在庫を狙う3つの日時
古本屋や中古品販売店で在庫が見つかる条件は「①月曜朝一、②開店直後や閉店間際、③雨の日」です。この3つの条件に当てはまるほど、品揃えが豊富になり、お宝が見つかりやすくなります。
月曜朝一
土日には中古品を売りに来るお客さまがたくさんいるため、土日に買い取った大量の商品は、基本的に月曜日に店頭に並びます。そのため、月曜日の朝一は「最も品揃えが充実している日」として、知られています。
ただし、店舗によっては品出しが終わらずに、朝一よりも昼過ぎにいったほうが商品が揃っているケースもあります。自分のエリア内にある古本屋や中古品販売店を調査して、品出しのタイミングを把握することが効率的です。
開店直後や閉店間際
品出しの時間帯は開店前だけではありません。シフト交代のときも店員は品出しをします。例えば、A店では9~13時の早番、13~17時の中番、17~23時の遅番に分かれており、13時前と17時前に品出しが行われます。
また、閉店間際のお客さまがいなくなった時間帯に商品を並べる店舗もあり、22時ごろから翌日の営業に向けて品出しを行うことが多いです。特に客足が伸びる土日に向けて、金曜日の夜には大量の品出しが行われます。
雨の日
雨の日は客足そのものが鈍るため、商品の回転が悪くなり、店内も静かであるため、店員は商品の陳列に重点的に行い、在庫が充実する傾向が見られます。そのため、ブックオフ以外でも月曜日や雨の日はおすすめです。


注意① ビームせどりは隠れてする
一部のせどらーによるマナー違反により、ブックオフではせどらー対策を行う店舗が増えています。せどらーは仕入れが命ですが、一切遠慮せずに片っ端から本やDVDをあさる行為は、非常に目に余るわけです。
せどらーの行動を一般客は不気味に感じたり、不快感を覚えると、ブックオフのイメージが悪化します。ブックオフにとってはせどらーは大量購入の得意客でありながら、上客ではない存在です。
実際に東京都内を例にすると、2016年10月時点では練馬区役所前店などではせどりが全面禁止になっていますす、新宿西口店などは買い物かごは1人1個まで、14号江戸川平井店などはバーコードリーダーが使用できません。
特にビームせどりを禁止する店舗が目立ちます。ビームせどりとは小型のバーコードリーダーであるワイヤレスCCDスキャナとスマホをつなげて、スピーディーに商品を分析する方法です。
ブックオフの店内にてビームせどりをしようと小型のバーコードリーダーを取り出し、数分間に何十点もチェックする行為は明らかに異質であり、他のお客さまのためにも取り締まりたい気持ちはわかります。
ただ、スマホのカメラから直接バーコードを読み込むアプリが増えて、ビームせどりそのものも形態が変化しました。スマホで隠れて撮影する分には店員から注意されることは少ないです。


注意② せどり禁止でも仕入れできる
せどらーが嫌われているという事情を逆手に取って「せどらーに厳しい店舗=せどらーが少ない穴場」と捉えている人もいます。彼らはビームせどりをせず、通常の買い物客と変わらない仕草でスマホのみで価格をチェックします。
特に会社帰りのスーツ姿などであれば、せどり中には見えないですし、閉店間際の客数が少ない時間帯ならより問題視されません。短時間で10点以上も仕入れることができて、定期的にまとまった在庫が確保できます。

