【漫画】第11話「転売できるDVD・BD・CD・ゲーム・書籍の仕入れ方」

「激レアグッズ!降臨」




「販売先を変えてみる」




「売れる商品の選び方」




「実用書は利益が出る」




実店舗で割安な古本が見つかる理由
古本屋でせどりをする最大のメリットはお宝アイテムが発見できることです。古本屋などの実店舗では地域の顧客を対象にしているため、全国の需要が反映されたウェブ上の価格とは乖離することがあります。
例えば、古本屋のセール日では、相場を大きく下回る商品に出会えることが少なくありません。実店舗に直接出向く行為は手間がかかりますが、人がやらないことをやるからこそ利益率が上がりやすくなります。
仕入れ先は本ならブックオフなどの大型チェーン、古本市や地元の中古本ショップで探せます。家電やゲームはヤマダ電機といった大型店舗のセール品が有利です。また、フリーマーケットも掘り出し物が見つかります。
フリマアプリやネットオークションからお買い得品を常に探して、目利きで選び抜くことも、安値で在庫を仕入れるコツです。


コツ① 売れやすい商品の特徴を知る
今回のブックオフではDVD、BD(ブルーレイ)、CD、ゲーム、中古本を仕入れました。いずれもユーザーの需要を的確に捉えることで、利益が出やすい商品が見つかります。
アーティストやアイドルのライブDVD、アニメのDVDボックスは高値で売れやすい。ドラマは薄利多売になりがちだが、海外ドラマのDVDボックスならリアル店舗では値崩れが起きていて、お得に仕入れられることがある。
iTunesなどの音楽配信サービスの台頭で、現物を買う機会が減る。ただ、50~60代のように音楽配信サービスを利用しないユーザーにはCD需要が健在。洋楽は需要が少ないために避けるが、それ以外では人気歌手の初回限定盤やアニメ声優のCDも高値で転売できる。
スマホアプリでゲームができるようになり、ハードもリアルさが求められるスペックに注目が集まっている。一方であまり知られていないことだが、ファミコンやスーパーファミコンの中古ソフトは今でも高値で取引されている。
初版の数カ月後も価格が保たれている実用書をセールで何十冊も買って、1冊1200円程度で売ることが王道。写真集と参考書も利益は出る。一方、小説・文芸、マンガ、絵本・児童書、洋書は、実店舗とネット上の差額が少なく、なかなかお宝を発見できない。


コツ② 商品によって販売先を変える
Amazonとヤフオク!でまったく同じ商品を30種類売ってみたところ、実に24種、80%がAmazonのほうで高値が付きました。基本的に書籍、CD・DVD、デジタル、家電、ブランド品はAmazonに出品し、高値で買ってもらいます。


一方、限定品や非売品はAmazonで商品コードがないこともあり、ヤフオク!に出して、落札価格を競ってもらったほうが売値が上がりやすいです。このように仕入れ先と販売先は商品で使い分けることが高い利ざやを得るコツです。
アニメやゲームグッズは国内でも高値がつくことがありますが、販路を海外に広げて、米国のAmazonやeBayに売り出すこともできます。特に日本限定グッズは予想以上に売れ行きが好調です。
また、ブランド物の服やバッグはメルカリなどのフリマアプリ、ハンドメイドグッズはminneなどのハンドメイド専門のフリマアプリがおすすめです。
このように仕入れ時にAmazonの販売価格やランキングが低くても、販売チャネルを変えることで利益が出ることがあります。目利きでお宝グッズを見定めたときは、Amazonに関係なく仕入れることもありです。