【漫画】第26話「副業の平均月収は4万円!副業者の割合や職種などのデータ一覧」

中野貴利人
監修中野貴利人 ネットピコ代表
2019/05/22 更新

「データで読む副業」

みんなは副業でどのくらい稼いでいるのかな? 月20,001~50,000円以内が18.5%で最多 全体の平均値は月4万円くらいだぬ 本業ごとに差もあるだぬ

「49%はネット副業!」

副業中の人って結構いるのかな? 不況になると副業者は増えるだぬ みんなはどんな副業をしているの? ネット副業の中の職種別の割合はこんな感じだぬ

「副業ピラミッド」

副業の平均収入は4万円 副業中の人は20%くらい 人気はネット副業か‥‥ ちなみに副収入を階層で分けるこんなピラミッドができるだぬ 副業中の人の44%が月収1万円未満なんだ! 自分は月3万円以上だから‥‥

「神レベルはどんな人?」

月収20万円超の本業レベルや月収50万円超の起業レベルはどうやって稼ぐの? でも起業レベルでは外注を雇うなどして ビジネスを大きくするだぬ それにしても神レベルはすごいな‥‥お目にかかりたい それにお前には貧乏神がいるだぬ!
  1. データ① 副業の平均収入
  2. データ② 副業従事者の割合
  3. データ③ 副業の職種
  4. アンケート結果にばらつきがある理由

データ① 副業の平均収入

各社の調査によると、副業の平均収入は2011年時点が月4.3万円、2016年時点が月3.8万円、2017年時点が月4.1万円、2019年時点が月6.8万円という結果でした。

ほとんどの調査で「1万~5万円未満」の人が最多票だったことから、平均値は月4万円前後と推測できます。パーソル総合研究所の2019年2月時点の調査によると、月1万~5万円未満が54.9%でした。

パーソル総合研究所(2019年2月)「副業の実態・意識調査」

また、本業の給与を含めた総年収に占める副収入の割合は、1割以下がほとんどであり、男性のほうが女性よりも副収入が高い傾向も見られます。

調査機関結果
パーソル総合研究所
2019年2月
月平均6.8万円
月1万円未満2.6%
1万~5万円未満54.9%
5万~10万円未満23.8%
10万~20万円未満12.6%
20万円以上6.2%
エン転職
2018年5月
月1万円未満27%
1万~5万円未満47%
5万~10万円未満16%
10万~20万円未満6%
20万円以上4%
マイナビ転職エージェントサーチ
2017年8月
年100万円未満82%
100万~200万円未満10%
200万~300万円未満2%
300万~400万円未満1%
400万円以上5%
ランサーズ
2017年5月
総収入に対して
~1割83.1%
~2割6.3%
~3割8.1%
~5割1.9%
~7割0.6%
~10割0%
エン転職
2017年5月
月1万円未満22%
1万~5万円未満48%
5万~10万円未満19%
10万~20万円未満7%
20万円以上4%
ランサーズ
2017年3月
年10万円未満56%
~50万円未満21%
~200万円未満15%
~400万円未満5%
400万円以上3%
UZUZ
2017年2月
月平均4.1万円
月5万円未満71.4%
5万~10万円未満14.3%
10万~20万円未満0%
20万円以上14.3%
資料JP
2016年7月
本業の収入に対して
1割以下56.5%
2割16.5%
3割10.4%
5割2.6%
7割1.7%
同額2.6%
本業以上9.6%
新生銀行
2016年6月
月平均男性38,463円
月平均女性21,409円
MMD研究所
2015年6月
月1万円未満44.0%
1万~5万円未満32.4%
5万~10万円未満12.8%
10万~20万円未満5.4%
20万円以上5.3%
DODA
2011年9月
月平均4.3万円
月1万円台23.8%
2万円台21.3%
3万円台13.8%
4万~5万円台20.7%
6万~9万円台8.8%
10万円以上11.9%
労働政策研究・研修機構
2009年7月
月1万円未満3.3%
1万~5万円未満39.7%
5万~10万円未満27.2%
10万~20万円未満18.7%
20万円以上11.1%
主人公
主人公
副収入は月4万円程度が相場か。
貧乏神
貧乏神
もちろん本業と同じように、個人差は大きいだぬ。

データ② 副業従事者の割合

副業ありは8~34%、経験ありを含めると13~52%のレンジに収まります。複数の統計データを見ると副業をする人の割合は10~30%程度です。パーソル総合研究所の2019年2月時点の調査によると、副業ありは10.9%でした。

パーソル総合研究所(2019年2月)「副業の実態・意識調査」

また、副業従事者の割合は好況時に減って、不況時に増える傾向がありましたが、2018年以降は官民で副業が推進されるようになり、副業ありの割合が若干増加しています。

調査機関結果
ビジュアルワークス
2019年4月
副業あり13%
経験あり13%
経験なし74%
日本法規情報
2019年3月
経験あり32%
経験なし68%
エン転職
2019年2月
副業あり15%
経験あり33%
経験なし52%
パーソル総合研究所
2019年2月
副業あり10.9%
経験あり9.9%
経験なし79.2%
楽天
2018年10月
副業あり14.1%
経験あり16.6%
経験なし69.3%
はたらこねっと
2018年6月
副業あり56%
副業なし44%
インテージリサーチ
2018年6月
副業あり14.1%
副業したい30.5%
副業なし55.4%
アデコ
2018年6月
副業あり10%
経験あり14%
経験なし76%
エン転職
2018年5月
経験あり32%
経験なし68%
プロの副業
2018年3月
副業あり26.9%
副業なし68.3%
無回答4.8%
エン転職
2018年2月
副業あり15%
経験あり37%
経験なし48%
リクルート
2018年2月
副業あり13.1%
副業なし86.9%
マイナビ転職エージェントサーチ
2017年8月
副業あり34%
副業なし66%
総務省統計局
2017年7月
副業あり4%
副業したい6.4%
副業なし89.6%
二枚目の名刺
2017年7月
副業あり16.7%
副業したい41.7%
副業なし41.6%
エン転職
2017年5月
経験あり33%
経験なし67%
UZUZ
2017年2月
経験あり13.6%
経験なし86.4%
ビズリーチ
2017年1月
副業あり18.6%
副業なし81.4%
資料JP
2016年7月
副業あり8.9%
副業なし91.1%
新生銀行
2016年6月
副収入あり男性16.6%
副収入あり女性17.5%
キャリアコンパス
2016年3月
副業あり男性12.9%
副業あり女性19.1%
MMD研究所
2015年6月
副業あり14%
副業なし86%
UZUZ
2013年10月
経験あり13.6%
経験なし86.4%
総務省統計局
2012年7月
副業あり3.6%
副業したい5.7%
副業なし90.7%
DODA
2011年9月
副業あり20.1%
副業なし79.9%
労働政策研究・研修機構
2009年7月
副業あり8.1%
副業なし91.9%
DODA
2009年9月
副業あり30.8%
副業なし69.2%
DODA
2007年9月
副業あり17.1%
副業なし82.9%
総務省統計局
2007年7月
副業あり4%
副業したい5.2%
副業なし90.8%
総務省統計局
2002年7月
副業あり3.9%
副業したい5.1%
副業なし91%
主人公
主人公
副業する人は常に10%はいるね。
貧乏神
貧乏神
経験者を含めると30%前後で推移しているだぬ。

データ③ 副業の職種

転職サービスの調査ではアルバイト系が上位、ウェブ系サービスの調査ではライターやネットビジネスが上位に入っています。これは調査対象者の属性が反映された結果です。

インテージリサーチの2018年6月時点の調査によると、第1位はポイント系で19.4%でした。また、全般的にはポイント系や株がランクインしやすいです。

インテージリサーチ(2018年6月)「副業に関する全国1万人の意識調査」

調査機関結果
はたらこねっと
2018年6月
飲食・接客30%
軽作業14%
事務13%
販売・レジ12%
専門事務3%
その他28%
インテージリサーチ
2018年6月
ポイント系19.4%
投資8%
転売3.9%
ハンドメイド販売3.8%
コンサルティング3%
その他77.4%
エン転職
2018年5月
アルバイト59%
ポイント系22%
オークション系15%
株・FX・不動産13%
デザイン・記事作成6%
その他26%
ファンコミュニケーションズ
2018年5月
記事作成・編集13.8%
ハンドメイド販売7.3%
クラウド系その他4%
スキル・時間販売3.7%
写真販売2.4%
その他17.3%
ランサーズ
2017年5月
ライター31.3%
デザイナー13.1%
エンジニア13.1%
ウェブデザイナー5%
翻訳3.1%
その他31.4%
エン転職
2017年5月
アルバイト61%
ポイント系20%
オークション系14%
株・FX・不動産11%
デザイン・記事作成7%
その他29%
新生銀行
2016年6月
男性
ポイント系55.2%
アルバイト21.8%
20.7%
不動産10.3%
オークション系10.3%
その他21.2%
女性
ポイント系71.0%
アルバイト26.1%
オークション系12.3%
10.1%
フリーマーケット10.1%
その他14.5%
MMD研究所
2015年6月
ネット副業49.4%
飲食業7.7%
販売業7.4%
接客業6.4%
家事代行業5.7%
その他35.9%
DODA
2011年9月
サービス業28.7%
ウェブ制作9.3%
ネットビジネス8.5%
病院・薬局業務8.5%
講師系6.2%
その他38.8%
労働政策研究・研修機構
2009年7月
専門・技術職29.4%
サービス業17.1%
事務職13.5%
販売業10%
生産・労務4.7%
その他25.2%
主人公
主人公
一般的なアルバイトが人気だね。
貧乏神
貧乏神
満足度はそこそこながら、始めやすさが支持されているだぬ。

アンケート結果にばらつきがある理由

副業の平均収入の調査では「月6.8万円、38,463円、月4.3万円」など、副業をしている人の割合の調査では「56%、26.9%、8.9%」というように、結果にかなり開きがありました。

この理由は調査時期、調査対象者、有効回答数に違いがあるためです。例えば、ブラケットの調査では、副収入は月平均19,916円、調査時期は2013年10月、対象者は会社員・公務員が35%、自営業が9%、専業主婦が25%、アルバイトが12%、学生が4%、その他が16%で、合計600人でした。

この内容では信頼性は低いかもしれません。会社員の70~80%は副業禁止、公務員は副業が原則禁止、自営業も副業なしの傾向が強く、専業主婦、アルバイト、学生の行為は副業に該当せず、その他は詳細不明です。

副業ありの人が28.3%であることから、調査対象者600名のうちの有効回答数はおそらく169人と推測できます。その人数では統計学として信頼できるデータとはされません。特に有効回答数には注意が必要です。

一方、パーソル総合研究所の調査では、副収入は月1万~5万円未満が54.9%で最多、調査時期は2019年2月、対象者は従業員10人以上の企業に勤める20~59歳の正社員3,569人でした。こちらは本調査の前にスクリーニング調査もしており、信頼性は高いです。

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著作・制作など

中野貴利人
監修・原作・執筆・編集
株式会社ネットピコ代表/フクポン運営/副業プランナー。新卒で副業開始、26歳で法人化、11期目。副業関連の著書4冊。2児の父。過去の取材や講演はメディア掲載履歴で紹介。
イブキミノ
イブキミノ
作画
丸いものに目がないイラストレーター兼漫画家。いきいきとしたキャラクターを描くのが得意です。