【漫画】第26話「副業の平均月収は4万円!副業者の割合や職種などのデータ一覧」

中野貴利人
監修中野貴利人
2020/03/17 更新

「データで読む副業」

みんなは副業でどのくらい稼いでいるのかな? 月1万~5万円未満が47%で最多 全体の平均値は月4万円くらいだぬ 本業ごとに差もあるだぬ

「49%はネット副業!」

副業中の人って結構いるのかな? 不況になると副業者は増えるだぬ みんなはどんな副業をしているの? ネット副業の中の職種別の割合はこんな感じだぬ

「副業ピラミッド」

副業の平均収入は4万円 副業中の人は20%くらい 人気はネット副業か‥‥ ちなみに副収入を階層で分けるこんなピラミッドができるだぬ 副業中の人の44%が月収1万円未満なんだ! 自分は月3万円以上だから‥‥

「神レベルはどんな人?」

月収20万円超の本業レベルや月収50万円超の起業レベルはどうやって稼ぐの? でも起業レベルでは外注を雇うなどして ビジネスを大きくするだぬ あと月100万円以上はすごいな‥‥どんな人たち何だろう? お前と似ていてぱっとしない人も大勢いるだぬ!
  1. データ① 副業の平均収入
  2. データ② 副業従事者の割合
  3. データ③ 副業の職種
  4. アンケート結果にばらつきがある理由

データ① 副業の平均収入

各社の調査によると、副業の平均収入は2011年時点が月4.3万円、2016年時点が月3.8万円、2017年時点が月4.1万円、2019年時点が月6.8万円という結果でした。

ほとんどの調査で「1万~5万円未満」の人が最多票だったことから、平均値は月4万円前後と推測できます。パーソル総合研究所の2019年2月の調査レポートによると、月1万~5万円未満が54.9%でした。

パーソル総合研究所(2019年2月)「副業の実態・意識調査」

調査機関結果
シューマツワーカー
2020年2月
月5万円未満53%
5万~10万円未満24%
10万~20万円未満7%
20万円以上16%
まねーぶ
2019年11月
月1万円未満49.1%
1万~5万円未満35.8%
5万~10万円未満8.3%
10万~20万円未満5%
20万円以上6.8%
en world
2019年10月
外資系(日系)
年10万円未満18%(16%)
10万~49万円以下19%(30%)
50万~99万円以下15%(12%)
100万~499万円以下35%(36%)
500万~999万円以下4%(5%)
1000万円以上8%(1%)
MonooQ
2019年8月
月1万円未満48.5%
1万~5万円未満33.6%
5万~10万円未満9%
10万円以上9%
パーソル総合研究所
2019年2月
月平均6.8万円
月1万円未満2.6%
1万~5万円未満54.9%
5万~10万円未満23.8%
10万~20万円未満12.6%
20万円以上6.2%
エン転職
2018年5月
月1万円未満27%
1万~5万円未満47%
5万~10万円未満16%
10万~20万円未満6%
20万円以上4%
マイナビ転職エージェントサーチ
2017年8月
年100万円未満82%
100万~200万円未満10%
200万~300万円未満2%
300万~400万円未満1%
400万円以上5%
ランサーズ
2017年5月
総収入に対して
~1割83.1%
~2割6.3%
~3割8.1%
~5割1.9%
~7割0.6%
~10割0%
エン転職
2017年5月
月1万円未満22%
1万~5万円未満48%
5万~10万円未満19%
10万~20万円未満7%
20万円以上4%
ランサーズ
2017年3月
年10万円未満56%
~50万円未満21%
~200万円未満15%
~400万円未満5%
400万円以上3%
UZUZ
2017年2月
月平均4.1万円
月5万円未満71.4%
5万~10万円未満14.3%
10万~20万円未満0%
20万円以上14.3%
資料JP
2016年7月
本業の収入に対して
1割以下56.5%
2割16.5%
3割10.4%
5割2.6%
7割1.7%
同額2.6%
本業以上9.6%
新生銀行
2016年6月
月平均男性3万8463円
月平均女性2万1409円
MMD研究所
2015年6月
月1万円未満44.0%
1万~5万円未満32.4%
5万~10万円未満12.8%
10万~20万円未満5.4%
20万円以上5.3%
DODA
2011年9月
月平均4.3万円
月1万円台23.8%
2万円台21.3%
3万円台13.8%
4万~5万円台20.7%
6万~9万円台8.8%
10万円以上11.9%
労働政策研究・研修機構
2009年7月
月1万円未満3.3%
1万~5万円未満39.7%
5万~10万円未満27.2%
10万~20万円未満18.7%
20万円以上11.1%

本業の給与を含めた総年収に占める副収入の割合は、1割以下がほとんどであり、男性のほうが女性よりも副収入が高い傾向も見られます。

フク
フク
副収入は月4万円程度が相場か。
先生
先生
もちろん本業と同じように、個人差は大きいだぬ。

データ② 副業従事者の割合

過去の調査では「副業あり」の会社員は8~34%と差があります。また「副業あり+経験あり」の会社員も13~61%と開きがありました。ただ、平均的には副業をする人の割合は10~30%です。シューマツワーカーの2020年2月の調査レポートによると、副業ありは18%でした。

シューマツワーカー(2020年2月)「女性の副業に関する意識調査」

調査機関結果
パーソル総合研究所
2020年3月
副業あり10.9%
副業なし89.1%
シューマツワーカー
2020年2月
副業あり18%
興味あり43%
副業なし39%
en world
2019年10月
外資系(日系)
副業あり19%(22%)
副業なし81%(78%)
あすなろ投資顧問
2019年10月
副業あり19.9%
副業なし80.1%
はたらこねっと
2019年10月
経験あり58%
経験なし42%
エン転職
2019年8月
経験あり32%
経験なし68%
ツナグ働き方研究所
2019年8月
副業あり12.8%
興味あり49.4%
副業なし37.8%
エアトリ
2019年8月
副業あり24.3%
経験あり9.1%
興味あり33.7%
経験なし32.9%
インテージリサーチ
2019年6月
副業あり18.7%
興味あり39.4%
副業なし41.9%
マイナビウーマン
2019年5月
副業あり12.1%
経験あり17.4%
経験なし70.5%
ビジュアルワークス
2019年4月
副業あり13%
経験あり13%
経験なし74%
日本法規情報
2019年3月
経験あり32%
経験なし68%
エン転職
2019年2月
副業あり15%
経験あり33%
経験なし52%
パーソル総合研究所
2019年2月
副業あり10.9%
経験あり9.9%
経験なし79.2%
楽天
2018年10月
副業あり14.1%
経験あり16.6%
経験なし69.3%
はたらこねっと
2018年6月
経験あり56%
経験なし44%
インテージリサーチ
2018年6月
副業あり14.1%
興味あり30.5%
副業なし55.4%
アデコ
2018年6月
副業あり10%
経験あり14%
経験なし76%
エン転職
2018年5月
経験あり32%
経験なし68%
プロの副業
2018年3月
副業あり26.9%
副業なし68.3%
無回答4.8%
エン転職
2018年2月
副業あり15%
経験あり37%
経験なし48%
リクルート
2018年2月
副業あり13.1%
副業なし86.9%
総務省統計局
2017年10月
副業あり4%
興味あり6.4%
副業なし89.6%
マイナビ転職エージェントサーチ
2017年8月
副業あり34%
副業なし66%
二枚目の名刺
2017年7月
副業あり16.7%
興味あり41.7%
副業なし41.6%
エン転職
2017年5月
経験あり33%
経験なし67%
UZUZ
2017年2月
経験あり13.6%
経験なし86.4%
ビズリーチ
2017年1月
副業あり18.6%
副業なし81.4%
資料JP
2016年7月
副業あり8.9%
副業なし91.1%
新生銀行
2016年6月
副収入あり男性16.6%
副収入あり女性17.5%
キャリアコンパス
2016年3月
副業あり男性12.9%
副業あり女性19.1%
MMD研究所
2015年6月
副業あり14%
副業なし86%
UZUZ
2013年10月
経験あり13.6%
経験なし86.4%
総務省統計局
2012年10月
副業あり3.6%
興味あり5.7%
副業なし90.7%
DODA
2011年9月
副業あり20.1%
副業なし79.9%
労働政策研究・研修機構
2009年7月
副業あり8.1%
副業なし91.9%
DODA
2009年9月
副業あり30.8%
副業なし69.2%
DODA
2007年9月
副業あり17.1%
副業なし82.9%
総務省統計局
2007年10月
副業あり4%
興味あり5.2%
副業なし90.8%
総務省統計局
2002年10月
副業あり3.9%
興味あり5.1%
副業なし91%
総務省統計局
1997年10月
副業あり4.9%
副業なし95.1%
総務省統計局
1992年10月
副業あり5.3%
副業なし94.7%

副業従事者の割合は好況時に減って、不況時に増える傾向がありましたが、2018年以降は官民で副業が推進されるようになり、副業ありの割合が若干増加しています。

一方で総務省統計局は5年に1度のペースで、副業従事者の割合を調べていますが、1992~2017年にあった6回の調査では、副業ありが「5.3%、4.9%、3.9%、4%、3.6%、4%」で、緩やかに減少しています。さらに副業従事者の数でも、1992年の346万人から2017年の268万人にかなり減っています。

ただし、この原因は農家の数が減っているためであり、副業が不人気だからではありません。冬場に別の仕事をする兼業農家そのものの人口が、少子高齢化により急激に減少しているため、結果的に副業ありの割合も減っています。

フク
フク
副業する人は常に10%はいるね。
先生
先生
経験者を含めると30%前後で推移しているだぬ。

データ③ 副業の職種

転職サービスの調査ではアルバイト系が上位、ウェブ系サービスの調査ではライターやネットビジネスが上位に入っています。これは調査対象者の属性が反映された結果です。

インテージリサーチの2018年6月時点の調査によると、第1位はポイント系で19.4%でした。また、全般的にはポイント系や株がランクインしやすいです。

インテージリサーチ(2018年6月)「副業に関する全国1万人の意識調査」

調査機関結果
シューマツワーカー
2020年2月
事務28%
接客業14%
クリエイター12%
エンジニア9%
マーケティング9%
その他80%
まねーぶ
2019年11月
アンケートモニター34.9%
デザイナー・ライター31.7%
メディア系・アフィリ23.3%
投資・シェアビジネス17.6%
飲食・接客業7.5%
専門職・技術職6.6%
ビジネス・オフィス5.8%
肉体労働・軽作業5%
せどり5%
配達・ドライバー2.7%
代行業0.8%
その他9.1%
en world
2019年10月
外資系(日系)
不動産投資25%(17%)
講師業・コンサル24%(34%)
株・FX・暗号通貨22%(15%)
経営15%(20%)
プログラマー10%(5%)
その他61%(72%)
あすなろ投資顧問
2019年10月
株式投資31.4%
アフィリ・ライター18.4%
ユーチューバー7.3%
コンサルティング4.6%
その他38.5%
MonooQ
2019年8月
フリマアプリ59.3%
株・FX・暗号通貨46.1%
スペースシェア41.3%
アンケートモニター37.1%
ポイントサイト32.1%
アルバイト32.1%
個人事業15%
不動産投資13.8%
クラウドソーシング8.4%
アフィリエイト7.8%
代行業3.4%
起業2.4%
その他3%
はたらこねっと
2019年6月
飲食・接客業21%
軽作業15%
事務12%
販売・レジ10%
テレオペ7%
その他17%
はたらこねっと
2018年6月
飲食・接客業30%
軽作業14%
事務13%
販売員・レジ12%
専門事務3%
その他28%
インテージリサーチ
2018年6月
ポイント系19.4%
投資8%
転売3.9%
ハンドメイド販売3.8%
コンサルティング3%
その他77.4%
エン転職
2018年5月
アルバイト59%
ポイント系22%
オークション系15%
株・FX・不動産13%
デザイン・ライター6%
その他26%
ファンコミュニケーションズ
2018年5月
記事作成・編集13.8%
ハンドメイド販売7.3%
スキル・時間販売3.7%
写真販売2.4%
デザイン・制作2.3%
その他19%
ランサーズ
2017年5月
ライター31.3%
デザイナー13.1%
エンジニア13.1%
ウェブデザイナー5%
翻訳3.1%
その他31.4%
エン転職
2017年5月
アルバイト61%
ポイント系20%
オークション系14%
株・FX・不動産11%
デザイン・ライター7%
その他29%
新生銀行
2016年6月
男性
ポイント系55.2%
アルバイト21.8%
20.7%
不動産10.3%
オークション系10.3%
その他21.2%
女性
ポイント系71.0%
アルバイト26.1%
オークション系12.3%
10.1%
フリーマーケット10.1%
その他14.5%
MMD研究所
2015年6月
ネット副業49.4%
飲食業7.7%
販売業7.4%
接客業6.4%
家事代行5.7%
その他35.9%
DODA
2011年9月
サービス業28.7%
ウェブ制作9.3%
ネットビジネス8.5%
病院・薬局業務8.5%
講師業6.2%
その他38.8%
労働政策研究・研修機構
2009年7月
専門・技術職29.4%
サービス業17.1%
事務職13.5%
販売業10%
生産・労務4.7%
その他25.2%
フク
フク
一般的なアルバイトが人気だね。
先生
先生
満足度はそこそこながら、始めやすさが支持されているだぬ。

アンケート結果にばらつきがある理由

副業の平均収入の調査では「月6.8万円、3万8463円、月4.3万円」など、副業をしている人の割合の調査では「56%、26.9%、8.9%」というように、結果にかなり開きがありました。

この理由は調査時期、調査対象者、有効回答数に違いがあるためです。例えば、ブラケットの調査では、副収入は月平均1万9916円、調査時期は2013年10月、対象者は会社員・公務員が35%、自営業が9%、専業主婦が25%、アルバイトが12%、学生が4%、その他が16%で、合計600人でした。

この内容では信頼性は低いかもしれません。会社員の70~80%は副業禁止、公務員は副業が原則禁止、自営業も副業なしの傾向が強く、専業主婦、アルバイト、学生の行為は副業に該当せず、その他は詳細不明です。

副業ありの人が28.3%であることから、調査対象者600名のうちの有効回答数はおそらく169人と推測できます。その人数では統計学として信頼できるデータとはされません。特に有効回答数には注意が必要です。

一方、パーソル総合研究所の調査では、副収入は月1万~5万円未満が54.9%で最多、調査時期は2019年2月、対象者は従業員10人以上の企業に勤める20~59歳の正社員3569人でした。こちらは本調査の前にスクリーニング調査もしており、信頼性は高いです。

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著作・制作

中野貴利人
監修・編集
新卒から10種類以上の副業を経験。26歳で法人化、現在12期目、副業関連の著書4冊。2児の父。取材履歴はこちら
イブキミノ
イブキミノ
作画
丸いものに目がないイラストレーター兼漫画家。いきいきとしたキャラクターを描くのが得意です。

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