【漫画】第29話「アフィリエイトで稼ぐ仕組み!デメリットは時間がかかること」

「アフィリエイト会社とは?」




「コストやリスクはない?」




「アフィリエイトは長期戦」




「労働が蓄積されていく」




アフィリエイトの10のメリット
アフィリエイトとは自分のサイトやブログに企業の広告を貼り、サイトに訪れた人たちがその広告をクリックして、商品を買ったり、サービスに申し込むと、自分に紹介手数料が入る仕組みです。
アフィリエイトは1万社以上の企業が利用しているため、A8.netやafb、アクセストレードといったアフィリエイト会社が、広告を一元管理しています。私たちはそこに会員登録することで、広告が選べるようになります。
収入が得られるサイトを1度完成できれば、自分が直接手を動かさなくてもある程度の期間は現金を運んでくれたりします。そのため、賃貸アパートの大家のような感覚を経験できます。
- 空いている好きな時間に10分単位でも作業ができます。
- パソコン1台でできるために仕事場所を選びません。
- サイトを制作するのみのため、金銭的なリスクはゼロです。
- 人気の記事が増えるほど、収入も比例して上がっていきます。
- ある程度は自動的に収入が発生する仕組みが完成します。
- トップクラスは年収1億円以上で上限はありません。
- サイトには資産価値があり、売却することもできます。
- まじめに作業した分だけ、報酬が発生する副業です。
- リサーチやセールスのスキルが習得できます。
- アフィリエイト市場は毎年110%近い伸びを示しています。


アフィリエイトの10のデメリット
メリットの多いアフィリエイトですが、誰でも稼げるわけではありません。正しい手順を踏めば、努力は裏切らない結果をもたらしてくれますが、収入の浮き沈みは激しい部類であり、安定した副業ではないです。
特に時間がかかることはデメリットです。アフィリエイトでは「①基礎知識を得る勉強時間、②記事を書く作業時間、③3~6カ月の待機時間、④完成済みの記事をリライトする修正時間」が欠かせません。
それらも含めて、アフィリエイトを副業にすることで起こりえるデメリットは10個もあります。ただし、メリットが人によっては享受できないこともあるように、デメリットにも当てはまらない人たちはたくさんいます。
- アフィリエイトの基礎知識を得るために勉強時間が必要です。
- 作業、待機、修正などでも時間がかかります。
- 最初のうちは無収入で作業し続けることになります。
- すぐに始められるゆえに、すぐに諦めがちです。
- 長期的な副業になるため、やる気の維持が難しいです。
- 自由に働けるため、逆にセルフコントロールが欠かせません。
- マーケティングや記事作成のスキルが不可欠です。
- 十分な知識があってサイトが完成しても、稼げない人もいます。
- ライバルが増えたときは、安定的な収入から遠ざかります。
- 世間的な仕事としてのアフィリエイトの評判は良くないです。


稼ぐためには2つのスキルを学ぶ
アフィリエイトマーケティング協会の2016年の調査レポートでは、アフィリエイトを始めて1年未満の人の84.1%が月収1万円未満でした。確かにこの数値だけをクローズアップすると、副業にはできない気がします。
アフィリエイトマーケティング協会「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査 2016年」
しかし、残りの15.9%の人は稼いでいます。これは偶然が引き寄せる確率などではなく、努力した結果を示す割合です。つまり、きちんと知識を仕入れて、行動に移した人は、副業にできていることを意味しています。
そもそも全員が稼げる副業ほど、ライバルが多く作業も単純であるため、稼げる金額は低くなりやすいです。逆に一部の人が稼げる副業ほど、ライバルは少なく作業が複雑であるため、稼げる金額は高くなります。
そのため、アフィリエイトは「興味があるし、無料のブログでやってみようかな」という軽い気持ちでは、成功する確率が低いです。そこでまずはアフィリエイトで稼ぐための知識を得ることに専念して、基礎知識を得たらすぐに行動に移しましょう。
アフィリエイトで稼ぐ方法は何通りもあり、これと1つに絞ることもできません。しかし、アフィリエイトに必要な①マーケティングと②コンテンツ作成のスキルを習得することは共通しています。


マーケティング
アフィリエイトは数カ月かけてサイトを構築し、そのあとはある程度の更新作業で長期的に稼ぐこともできます。その土台となるスキルが「マーケティング」です。
アフィリエイトにおけるマーケティングの基本とは、サイトのテーマを選んで、キーワードを決めることです。
自分がサイトにしたいテーマを決めるときは、初心者はなるべく自分がすでに知識があったり、興味や関心がある分野を選びます。これは記事が書きやすく、サイト運営を楽しくするためのコツです。
テーマが決まったらサイトの構成を考えますが、そのときにテーマに沿ったキーワードをできるだけ提案して、今後どのようなページを作っていくかを決めましょう。
思い浮かんだキーワードに対して、Googleで検索をかけ、ライバルの有無を調査します。すでに強力なライバルが存在する場合は、キーワードを組み合わせたり、言い方を変えたりして、ライバルを避けることが重要です。
ちなみにテーマやキーワードを決めて、サイトを構築するまで、未経験者の場合は土日を使った副業としては1カ月以上かかりますし、作業内容に難しさを覚えて、途中で脱落する人も多いです。
コンテンツ作成
はじめからプロのライターのような文章は書けませんし、経験を積んでも新聞社やメディアのようなクオリティに達しない人がほとんどです。うまく書こうとするほど時間を要してしまい、モチベーションも下がります。
ただ、コンテンツ作成はイメージしやすい作業であるために、抵抗感はありません。文章もユーザーが知りたい情報を提供できるように、ユーザーの立場になって書いていきます。
これは重要なことです。自分が書きたい自己満足な記事ではなく、ユーザーを優先することで、文章のクオリティは高くなくても、コンテンツの質は高いと判断されます。
特にアフィリエイト広告を貼ったページでは自然と誘導するテクニックが必要ですが、ユーザーが知りたい情報をわかりやすく提供するコンテンツが作成できると、ユーザーの信頼性が高まって、成果につながりやすいです。
ちなみに以前はマーケティングとコンテンツ作成のスキル以外に、サイトデザインのスキルも必要でした。しかし、現在は無料ブログならテンプレートが使えますし、レンタルサーバーでもマニュアルが揃っています。
無料ブログには広告規制があるため、アフィリエイトではドメインを取得して、レンタルサーバー上にサイトを展開することが推奨されていますが、あとからどちらにも変更できるために選択を先送りしても大丈夫です。
また、サイトデザインのスキルは習得に時間を要するため、自分で作成しようとせず、レンタルサーバーにWordPressやMovableTypeといったCMSを導入して、無料で配布されているテンプレートを使うことも一般的です。
片手間で収入を得ることは難しい
アフィリエイトのノウハウをネットで調べてみると、アフィリエイトで大金を稼ぐための情報が多々見つかります。特に裏技が書かれているであろう情報商材やアフィリエイト塾には手を出したくなるでしょう。
「中卒フリーターが簡単に30万円」
「忙しい主婦でも1日1時間、1カ月で100万円」
「単純作業で月に20万円の自動収入」
しかし、このようなキャッチフレーズは事実と異なります。アフィリエイトには裏技などは存在しません。確かに2012年7月までは検索順位を意図的に操作するようなノウハウがありましたが、Googleが日々進化し続けたおかげで、その多くはほとんど通用しなくなっています。
そのため、アフィリエイトは仕組みを理解して、コツコツと作業を続けることで収入が発生します。一部の有識者や無法者に搾取されることなく、きちんと作業できれば期待は裏切らないクリーンな副業です。
前述した2個のスキルを見てもわかりますが、アフィリエイトは楽に稼げる副業ではなく、稼ぐまでにいくつかのステップを踏みます。
例えば、マーケティングで市場調査をするときも「テーマに関連するメインキーワードの検索回数は月間3万回、サブキーワードの数は200個、ライバルサイトの数は50サイト、文章量は1記事1万文字」といった具合です。
そのキーワードに対するマーケットを把握し、戦略を立てていかなければ、副業として成り立ちません。アフィリエイトは片手間でできるお小遣い稼ぎではないわけです。
その一方でアフィリエイトのスキルを身に着けて、手順を淡々とこなしていけば、一般的な副業とは次元の違う稼ぎ方を経験できることも事実です。

