【漫画】第29話「アフィリエイトのデメリットは時間がかかること!最初は時給0円」
「アフィリエイト会社とは?」
「コストやリスクはない?」
「アフィリエイトは長期戦」
「労働が蓄積されていく」
- アフィリエイトに潜む10大デメリット
- デメリット① 2つのスキルの勉強時間
- デメリット② 30~50記事分の作業時間
- デメリット③ 3~6カ月の待機時間
- デメリット④ 4~5回の修正時間
- デメリット以上に7つのメリットがある
アフィリエイトに潜む10大デメリット
アフィリエイトは正しい手順を踏めば、その努力を裏切らない結果をもたらしてくれます。ただ、そこまでのプロセスが副業としてはかなり重めであり、さらに収入の浮き沈みが激しいこともあるため、安定志向の人には向かないでしょう。
特に最初は収入発生までに時間がかかることがデメリットになります。アフィリエイトでは「基礎知識を得る勉強時間、記事を書く作業時間、投稿したあとの待機時間、完成済みの記事をリライトする修正時間」が欠かせません。
それらも含めて、アフィリエイトを副業にすることで起こりえるデメリットは次の10個です。ただし、メリットが人によっては享受できないこともあるように、デメリットも捉え方次第であって、全員に当てはまらない人こともあります。
- アフィリエイトの知識を得るためには勉強時間が必要です。
- マーケティングやコンテンツ作成のスキルを勉強します。
- すぐに始められるゆえに、すぐに諦めがちなビジネスです。
- 最初の30記事は収入ゼロでも書き続けることになります。
- 少なくとも3カ月程度は入稿後に待機します。
- 完璧な記事になるまで4~5回は編集を繰り返します。
- 長期的なビジネスになるため、やる気の維持が難しいです。
- 自由に働けるため、逆にセルフコントロールが欠かせません。
- ライバルが増えたときは、安定的な収入からは遠ざかります。
- 世間的な仕事としてはアフィリエイトの評判は良くないです。
デメリット① 2つのスキルの勉強時間
マーケティング
アフィリエイトはサイトやブログのみではなく、YouTube、X(twitter)、Instagram経由もあり、ジャンルやキーワードで攻め方が何十通りもあります。ただ、アフィリエイト全般において、マーケティングとコンテンツ作成のスキルを使うことは共通しています。
そのため、最低限この2つを正しく学ばなければならず、それなりの時間と手間がかかってしまうため、アフィリエイトのデメリットかもしれません。
マーケティングはアフィリエイトでは土台となるスキルであり、サイトのジャンルとテーマを選ぶところから始まります。その際、初心者はすでに知識があったり、興味や関心がある分野がおすすめです。そのほうが高品質な記事が書きやすく、ユーザーに価値あるコンテンツを届けられるでしょう。
ジャンルとテーマが決まったら次にサイトの全体構成を考えますが、そのときにジャンルとテーマに沿ったキーワードをできるだけ出し切って、これからどのようなページを作っていくかを決めます。
具体例としてはGoogleで100個以上の該当キーワードを検索して、すでに競合他社がひしめき合っている場合は、キーワードを組み合わせたり、言い方を変えたりして、競合との無理な戦いを避けることです。
ちなみにアフィリエイトの未経験者はジャンル、テーマ、キーワードを決めて、サイトを構築し、記事を投稿するまでには、土日を使っても1カ月以上かかりますし、作業内容に難しさを覚えて、途中で脱落する人も多いです。
コンテンツ作成
はじめからプロのライターのような文章は書けませんし、1年間の経験を積んでも新聞社やメディアのようなクオリティに達しない人がほとんどです。うまく書こうとするほど時間を要してしまい、次第にモチベーションも下がるでしょう。
ただ、コンテンツ作成は奥が深いだけで、書くという作業そのものに難しさはありません。ユーザーが知りたい情報を提供できるように、ユーザーの立場になって書き続けることが重要です。
ユーザーが疑問や不安に持っていることの答えをコンテンツに落とし込む作業は、接客業やカウンセラーの感覚に近いでしょう。そのため「コンテンツ=内容」が合っていれば、文章のクオリティは高くなくてもユーザーは集まってきます。
アフィリエイト広告を貼ったページでは自然と誘導するテクニックが必要ですが、ユーザーが知りたい情報をわかりやすく提供するコンテンツが作成できると、ユーザーの信頼性が高まって成果につながりやすいです。
ちなみに過去にはマーケティングとコンテンツ作成のスキル以外に、サイトを構築するためのシステムやデザインのスキルも必要でした。
しかし、現在は無料ブログにテンプレートが揃っていますし、レンタルサーバーもマニュアルが整備されています。無料ブログには広告規制があるため、アフィリエイトではレンタルサーバー上で運営することが推奨されていますが、あとから変更できるために、無料と有料の判断は先送りしても大丈夫です。
デメリット② 30~50記事分の作業時間
アフィリエイトマーケティング協会の2016年の調査レポートでは、アフィリエイトを始めて1年未満の人の84.1%が月収1万円未満でした。この数値だけをクローズアップすると、アフィリエイトを副業することは難しそうです。
アフィリエイトマーケティング協会「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査 2016年」
しかし、残りの15.9%の人は稼いでいます。これは偶然が引き寄せる確率などではなく、努力した人を示す割合です。つまり、きちんと知識を仕入れて、行動に移した人は、副業にできていることを意味しています。
そのため、アフィリエイトでは30記事を書くことを行動目標に定めましょう。もちろん、1記事あたり8時間は必要なため、大量の時間がかかってしまうことはデメリットです。しかも、その間の報酬は一切発生せず、0円のままです。
一方、どの副業も同じですが、たくさん行動して成功と失敗を繰り返すことで、収入が増えていきます。アフィリエイトではその目安が「30記事を書く」といった行動量であり、いずれにしても30記事程度は書かないと報酬にはつながりません。
デメリット③ 3~6カ月の待機時間
アフィリエイトのノウハウをスマホで調べてみると、アフィリエイトで大金を稼ぐための情報が多々見つかります。特に裏技が書かれているであろう情報商材やアフィリエイト塾には手を出したくなるでしょう。
「中卒フリーターが簡単に月30万円」
「忙しい主婦でも1日1時間、1カ月で100万円」
「単純作業で月20万円の自動収入」
しかし、このようなキャッチフレーズは事実と異なります。アフィリエイトには短時間で稼げる裏技は存在しません。2000~2016年は検索順位を意図的に操作するようなノウハウがありましたが、Googleが日々進化し続けたおかげで、その多くはほとんど通用しなくなっています。
そのため、アフィリエイトは仕組みを理解して、コツコツと作業を続けることで収入が発生します。一部の有識者や無法者に搾取されることなく、きちんと作業できれば期待は裏切らないクリーンな副業です。
このことを理解しているだけでもアフィリエイトで稼ぐ確率は上がるでしょう。アフィリエイトは市場を調査するマーケティングと記事を投稿するコンテンツ作成の勉強に1カ月程度要します。さらに1記事書くまでに8時間、それを30記事で240時間はかかります。その後ユーザーが集まるまで3~6カ月は待つでしょう。
この勉強時間、作業時間、待機時間の合計で1年はかかるかもしれません。アフィリエイトはこのように長期戦になることが間違いなくデメリットです。ただし、それが参入障壁となり、全員が稼ぐことはできなくとも、一部の人だけが大きく稼ぐことができる副業となっています。
デメリット④ 4~5回の修正時間
アフィリエイトは1万社以上の企業が利用しているため、A8.netやafb、アクセストレードといったアフィリエイト会社が、広告を一元管理しています。私たちはそこに会員登録することで、広告が選べるようになります。
ただ、広告を載せたあとも放置はできません。記事に流入してきたワードによって、1段階洗練された内容にブラッシュアップしますし、一定の時間が経って情報が古くなったらリライトもします。
このように1度書いた記事を定期的に書き換えることもアフィリエイトのデメリットです。マーケティングとコンテンツ作成のスキルを習得するだけでも、アフィリエイトは楽に稼げる副業ではありませんでした。1つの記事を8時間かけて投稿したあと、順位が上がってくるまでには3~6カ月はかかり、さらにその先でも記事を更新していく作業が発生するわけです。
アフィリエイトは片手間でできるお小遣い稼ぎとはほど遠いでしょう。ただし、これをデメリットとして認識するか、淡々とこなせば次元の違う稼ぎ方ができる副業として捉えるかは本人次第です。
デメリット以上に7つのメリットがある
アフィリエイトとは自分のサイトやブログに企業の広告を貼り、サイトに訪れた人たちがその広告をクリックして、商品を買ったり、サービスに申し込むと、自分に紹介手数料が入る仕組みです。
この収入が得られるサイトを1度完成できれば、自分が直接手を動かさなくてもある程度の期間は現金を運んでくれます。それによって賃貸アパートの大家のような稼ぎ方ができるでしょう。このように不動産価値があるアフィリエイトにはデメリット以上に7つのメリットがあります。
- 好きな時間に10分単位で作業ができます。
- パソコンやスマホでできるため、場所を選びません。
- 自宅で1人でするため、疲労やストレスが少ないです。
- 物販のような仕入れコストや在庫リスクはありません。
- 投資のような自己資金や損失リスクもありません。
- サイトは不動産のように定期的に収入が発生します。
- サイトは不動産のように高値で売ることもできます。
アフィリエイトは情報商材や高額塾による詐欺まがいの行為が目立ち、さらに一部の悪質なアフィリエイターが人を騙すようなやり方で収益を上げているため、世間的なイメージは悪いです。
しかし、本来アフィリエイトは「提携する」という意味で、個人と企業をサイトを介して提携する米国では一般的なシステムです。アフィリエイト市場は毎年拡大していますし、まじめに作業した分だけ報酬が発生するため、月収100万円プレイヤーも大勢います。