【漫画】第31話「アフィリで初心者が稼げるジャンルは悩み系・無料・ニッチの3つ」

「広告があるから稼げる」




「それはやめておけ!」




「稼ぎやすいジャンル」




「サイトができたけど‥‥」




全22ジャンルからテーマを選ぶ
サイトやブログのテーマは自分の「得意なこと」がベストであり、それがないときは「興味や関心があること」で決めます。これは編集者や記者ではない私たちでも、読み応えのある記事を書き続けるためのコツの1つです。
しかし、得意であれば何でもOKというわけではなく、アフィリエイト会社に広告があるほうがお金になりやすいです。
例えば「子供とおでかけ」が好きで「近所の公園や遊園地に詳しい」としても、広告はほぼありません。そこで視点を変えて「子供と旅行」にクローズアップしてみると、JTBやじゃらんなどの広告が見つかります。
基本的にアフィリエイトにはあらゆるジャンルの広告が揃っていますが、市場を知るためにもジャンルやテーマを決めるときは先にA8.netやafb、アクセストレードなどのアフィリエイト会社の広告一覧を見たほうが確実です。
以下にジャンルやカテゴリの一覧をまとめました。赤字は高額報酬であり、月数百万円を稼ぐ人もいます。しかし、初心者では月1万円を得ることも難しいため、なるべく避けることも有効な選択肢です。
ジャンル | カテゴリ |
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預金・貯金 |
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投資 |
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保険・共済 |
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クレカ |
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借金 |
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住宅 |
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仕事 |
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健康管理 |
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病気・ケガ |
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メンタルヘルス |
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美容 |
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暮らし |
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生活 |
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料理 |
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学習 |
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恋愛 |
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子供 |
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デジタル |
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旅行 |
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ファッション |
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アウトドア |
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インドア |
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プロのアフィリエイターに人気の高額報酬は「保険、FX、引っ越し、転職、アルバイト、ダイエット、サプリ、コスメ、エステ、脱毛、婚活、アプリ、旅行、車買い取り」などになります。
ただ、高額報酬ではないジャンルでもトップクラスは月数十万円~月100万円には達するため、広告さえあればジャンル選びで失敗することはあまりありません。アフィリエイトのテーマは一般的に千差万別です。
私たちがジャンルやテーマを選ぶときは、アフィリエイト会社の広告一覧をチェックしながら、個々の得意分野、興味や関心と比較して、個性的な内容が書けると判断できたときのみ、アフィリエイトに参入しましょう。
また、Amazonや楽天にもアフィリエイトプログラムがあるため、Amazonや楽天で売っている商品すべてでアフィリエイトができますし、iTunesのアフィリエイトではアプリや音楽でも収入が得られます。


初心者でも稼ぎやすいジャンル
コンプレックス系
ユーザーの「きれいになりたい、異性にモテたい、健康になりたい、お金を稼ぎたい」などの悩みや欲を解決できるコンテンツを提供します。自分でコンプレックスを克服した経験がある人におすすめです。
例えば、ダイエットや体質改善を経験したことがある人は、その成功体験をサイト化します。もしくは今からダイエットをすると決めて、その様子を写真付きで紹介してみましょう。
その際に使用したダイエット法やダイエット食品などの体験談をコンテンツにしたり、参考にした書籍などを掲載することもありです。
無料のサービスや会員登録
アフィリエイトはユーザーが商品を購入したり、サービスに登録することで報酬が発生するシステムですが、ユーザーに金銭の支払いが発生する場合としない場合に大別できます。
ユーザーは有料の商品購入よりも無料のサービスのほうが申し込みやすいため、アフィリエイトの初心者もそのジャンルを選ぶと稼ぎやすいです。
無料のサービスや会員登録には「会員登録・入会、アプリのインストール、アンケート回答、口コミ投稿、お試し品の申し込み、資料請求、銀行や証券の口座開設、クレカの発行、面談、見積もり、買い取り」などがあります。
高額報酬のニッチ市場
高額報酬に手を出した初心者アフィリエイターの多くが失敗しています。その理由はライバルが強すぎるためです。アフィリエイトに限らず、どのビジネスや市場でも競合他社を意識しないと、成果が得られないです。
ただ、高額報酬を避けるばかりではチャンスを大きく稼ぐチャンスを逃してしまいます。まずはプロのアフィリエイターが参入しない小さな市場をピンポイントで狙って、徐々に販路を拡大していきましょう。
また、初心者は「①コンプレックス系、②無料のサービスや会員登録、③高額報酬のニッチ市場」の3つ全部に当てはまるジャンルを選択することもありです。
成果地点の浅い広告がおすすめ
アフィリエイトの成果地点について、わかりやすい例に証券会社の広告があります。A社は「ユーザーが口座開設に申し込んだら報酬1万円」ですが、B社は「口座開設後に3万円以上を取引したら報酬1万円」でした。
A社とB社の1カ月の獲得件数が同じ30件でも、A社はユーザーが口座開設に申し込めばいいため、承認率は90%程度となり、報酬は「1万円×30件×90%」で27万円を獲得できます。
しかし、B社はユーザーが3万円以上取引しないといけないため、承認率は30%程度となり、報酬は「1万円×30件×30%」で9万円しか獲得できません。このように広告選びでは成果地点の浅いほうがおすすめです。
以下に証券会社における「成果地点別の承認率」をリスト化してみました。ただし、承認率はジャンル、広告主、プログラムで差があるため、あくまで一般例になります。
成果地点 | 承認率 | 説明 |
---|---|---|
クリック | 100% | クリックされると○円の報酬が貰える |
申し込み | 80~100% | 同一人物や入力事項の不足のみが非承認 |
資料請求 | 80~100% | 申し込みと似ていて、同程度の承認率 |
デモトレード | 80~100% | 申し込みと似ていて、同程度の承認率 |
口座開設 | 50~80% | 本人確認などの手続きで脱落しやすい |
○円以上を入金 | 10~50% | 入金額が多いほど承認率は下がる |
○円以上の取引 | 0~30% | 取引額が多いほど承認率は下がる |
LTC | 0~30% | 取引されるたびに成果になる |
全承認 | 100% | ユーザーが申し込んだ時点ですべて承認される |
情報取得日 2021年1月時点
これら以外にもエステ案件なら「申し込み、本人確認、来店、施術」、転職案件なら「申し込み、無料会員、アンケート回答、来訪、転職応募」、健康食品なら「会員登録、購入、継続購入」などで、成果地点が分かれます。
ジャンル選びの体験談や口コミ


アフィリエイト歴3年
初心者はあれもこれも詰め込もうと、大きなテーマや複数のテーマを選んでしまいがちです。その結果、内容に乏しい薄っぺらいサイトができ上がります。
例えば、FXをテーマにしたいときは「FX初心者ガイド」ではなく、まずは「1000通貨単位で取引できるFX会社の比較」といったように、一発必中でテーマを絞って制作してみると専門的に見えます。
そのテーマでユーザーが来るようになったら、徐々に「オーストラリアドルでスワップ金利を手に入れるコツ」や「バイナリーオプションで仕掛けるタイミング」などとコンテンツを横に展開していきます。


アフィリエイト歴4年
テーマに保険を選ぶなあら「保険や年金のいろは」ではターゲットが不明瞭で遠回りです。5W1Hの「何の?」だけでも絞ることで「保険が使えるレーシック」のように、ユーザーのニーズとマッチングできます。
上級者は先にアフィリエイト広告を選んだあとに「誰が、いつ、何を、どこで、どうやって」検索するのかを考えて、テーマを決めています。だからこそ、ユーザーにとインパクトを与えて、自然に商品へ誘導できるわけです。


アフィリエイト歴1年
私は以前に「絵でわかる!自律神経失調症」というサイトを作りました。実体験によるコンテンツでイラスト付きで解説しています。
しかし、アフィリエイト広告もなく、無理に広告を載せてもマッチしません。結局、1年間で1件も決まりませんでした。テーマを選んだ時点で稼げないことが確定していたようです。


アフィリエイト歴1年
私は「健康は心の癒しから」というブログを書いていました。しかし、テーマが壮大すぎて、コンテンツの絞り込みができず、途中で針路を見失ってしまいます。
アフィリエイト広告はサプリメントを貼っていますが、まったく売れませんでした。タイトルと文章にストーリー性がないために、誰も「商品を買いたい」という考えを起こさなかったようです。


アフィリエイト歴2年
私は「デトックスでダイエット情報館」というアフィリエイトサイトを作りました。しかし、デトックスとダイエットの二兎を追っていて、両方とも中途半端な情報提供です。
それ以外でも「女性の肌は宝物!幸せのスキンケア・基礎化粧品」「若返り美肌スキンケア」「かしこい避妊と子宮・卵巣の病気との関係」といったサイトを立て続けにリリースしましたが、まったく収入になりませんでした。