【漫画】第35話「FXの予想ツールとは?未来の為替レートがわかる」
「占いで予想できる!?」
「未来がわかる予想ツール」
「過去から似た形を探す」
「10社で試した結果‥‥」
FXの予想ツールを使う3つのメリット
予想するスキルが向上する
FX初心者が「為替レートが上がるか下がるか」を何度も的中させることは、なかなか難しいです。そこで将来の為替の値動きが予想できるツールやアプリが役立ちます。
FX会社が提供している予想ツールは「過去に発生した為替相場の動きをデータベース化して、現在の値動きと似ているチャートを検索」してくれます。検索と解析が完了すると、画面上に将来の値動きを表示します。
為替相場は過去と似た動きをしやすいため、現在のチャートもその軌跡を辿りやすいわけです。この予想ツールを何度も使うことで、自分で予想するスキルが磨かれることがメリットになります。
これらのツールはFX会社のサービスの一環ですので、すべて無料です。もちろん、初心者だけではなく、経験者や上級者もこのような予想ツールを参考に売買している人が多くいます。
直感的に予測値を理解できる
一目均衡表やペンタゴンチャートなど、テクニカル分析をサポートする高機能チャートは人気です。上級者は複数のチャートを同時に駆使して、売買シグナルを見つけることができ、これがFXのコツの1つでもあります。
このようなチャートは「一定期間の為替相場を分析して、将来の為替相場を予想する」ことが目的であり、私たちも高機能チャートを見ながら「過去にこの動きをしたから将来も似た動きをするだろう」と予想します。
ただ、高機能チャートは使い方に一癖あり、初心者には売買シグナルが認識しにくいです。そういった意味では予想ツールは現在のチャート上に重なって表示されるため、素人でも直感的に予想値を理解できます。
実際に為替ディーラーも過去のチャートをプログラムで分析して、予測しています。これらのプログラムは一般公開はされないことが多かったのですが、近年では予想ツールとしてリリースされるようになりました。
FX会社は競合他社と差別化を図る目的もあり、このような予想ツールを取り入れて、使用料は徴収せずに提供しています。オリジナル機能で付加価値を高めながら、スマホアプリ化などでより使いやすくなりました。
アルゴリズムが簡単に使える
2004年ごろに人気があった株式投資のデイトレーダーは、2010年から徐々にやめる人が増えました。その理由はロンドンやニューヨーク、東京など世界中の証券取引所のシステムが刷新されたからです。
データの処理速度が飛躍的に向上し、高負荷に耐えられる設計になりました。これにより、プログラムに売買を任せるアルゴリズムトレードが活発化して、0.001秒単位の超高速取引が繰り返されます。
その結果、人力では太刀打ちできなくなり、デイトレーダーはテクニカル分析ではなくファンダメンタルズ分析にシフトしたり、自らもアルゴリズムトレードを始めるなどしています。
外国為替市場もアルゴリズムやAIによるトレードが活発化しています。あらゆる情報に反応する為替相場ですが、過去のニュースと値動きの相関性をビックデーターに取り込み、現在の為替相場に当てはめて瞬時に分析します。
私たちも予想ツール、アルゴリズム、AIを使えるようになりました。例えば、じぶん銀行の「AI外貨予測」もAIが通貨の上昇や下落を予測します。このように人の直感や経験に頼らない投資が当たり前になってきています。