【漫画】第35話「アフィリエイト向きサーバーおすすめ5選!ドメイン無料&WordPress可」
「サイトは高値で売れる」
「サイト制作は3ステップ」
「ドメインとサーバー」
「完成したサイトの評価は?」
- アフィリエイト向けレンタルサーバー5社を比較
- アフィリエイトで無料ブログを使わない理由
- 設定手順① サーバーにWordPressをインストールする
- 設定手順② WordPressにテンプレートを登録する
- 個人向けレンタルサーバーの体験談や口コミ
アフィリエイト向けレンタルサーバー5社を比較
個人がサイトを作る手順は「①ドメインを取る、②サーバーを借りる、③WordPressを入れる」の3ステップが一般的です。現在はレンタルサーバーに独自ドメインが無料で付いてくるサービスも増えているため、最初にレンタルサーバーを選んでからドメインを紐付けることもあります。
ただ、レンタルサーバーの年間コストは運営会社とプランによって価格差が激しく、年間1000円から数十万円まで幅が広いです。個人がアフィリエイトやブログのために借りるなら、年間コストは安すぎても高すぎてもいけません。
料金が安すぎるレンタルサーバーは、初期設定が難しくてマニュアルを読んでも1人では完了できないでしょう。サポートセンターもつながらず、仮にレンタルサーバーの設定が済んでも、夜間のレスポンスが極端に遅くなったり、アクセスが集中するとサイトが表示されないこともあります。
料金が高すぎるレンタルサーバーは、法人向けであり、月間のページビューが数百万回以上のサイトを対象としています。個人の副業ではそこまでのスペックは必要ありませんし、今後人気サイトになったときにプラン変更すれば問題ありません。
そこでアフィリエイトでは年間5000~2万円のレンタルサーバーが適しています。大手でコスパに優れた「ロリポップ!レンタルサーバー、さくらのレンタルサーバー、エックスサーバー、バリューサーバー、お名前.comレンタルサーバー」にて、個人向けプランを契約したときの年間料金やスペックを比較してみました。
名称 | 年間料金 | ドメイン無料 | WordPress |
---|---|---|---|
ロリポップ!レンタルサーバー |
7920円 | ○ | ○ |
さくらのレンタルサーバー |
6288円 | - | ○ |
エックスサーバー | 1万3200円 | ○ | ○ |
バリューサーバー | 4400円 | ○ | ○ |
お名前.comサーバー | 1万2936円 | ○ | ○ |
情報取得日 2024年10月時点
ロリポップ!
初心者でも設定がしやすいレンタルサーバーはGMOペパボ株式会社が運営するロリポップ!です。公式サイトのデザインが洗練されていることからもイメージできる通り、オンラインマニュアルは初心者にもわかりやすく書かれており、困ったときの質問もすぐに回答してくれます。
さくらのレンタルサーバー
さくらインターネットは1999年設立のレンタルサーバー会社です。メルカリなどの大企業から国立情報学研究所までが利用しており、個人向けにもコスパに優れたサーバーを提供しています。
レンタルサーバーの市場シェアは、hostadviceの2024年10月時点の「日本でのウェブホスティングのマーケットシェア」によると、ロリポップ!レンタルサーバー、さくらのレンタルサーバー、エックスサーバーが、3社ともに14%前後で推移しており、他社を大きく引き離しています。
アフィリエイトで無料ブログを使わない理由
ブログを書きたい人は、無料のブログサービスに会員登録することで、すぐに始められます。大手のSeesaaブログ、はてなブログ、ライブドアブログなどではアフィリエイト広告が貼れますし、デザインのカスタマイズも容易です。
ただ、アフィリエイトではこのような無料ブログからのスタートではなく、有料ドメインを取得して、サーバーをレンタルすることを手順としています。これには無料ブログには4つのデメリットがあるからです。
- 利用規約が厳しくて、突然ブログが停止するリスクがある。
- 自由度が低く、オリジナルのサイトを作りにくい。
- 無料の代償として、無関係な広告が多く表示される。
- サイトを売却できず、キャピタルゲインが得られない。
- 初期設定が難しくマニュアルもよくわからない。
- サーバーの稼働率が低く、高負荷に耐えられない。
- 最新のPHPやMySQLなどを利用できない。
- トラブル発生時のサポートが遅く解決できない。
特にサイトを売却できないと、アフィリエイトを辞めるときも単に閉鎖するしか選択肢がありません。サイトM&Aサービスではサイトが数十万~数億円で取引されており、不動産投資のような旨味があります。
また、無料ブログで始めて途中から有料プランに切り替える方法もあります。ブログサービスはそのままで有料プランにすれば「独自ドメイン、カスタマイズ可、広告なし」に変更できるため、レンタルサーバーとさほど変わりません。
例えば、Seesaaブログはアフィリエイト初心者におすすめであり、年3960円で独自ドメインを紐付けられます。
もちろん、月数千円程度の稼ぎで満足できるなら無料ブログのままでも構いませんが、無料ブログはGoogleで検索したときに上位に表示されにくいデメリットもあって、おすすめできないです。
月数十万円以上を稼ぐ人たちの多くが、レンタルサーバーや有料ブログを借りている理由は、はじめから長期的な視点で取り組んでいるからです。アフィリエイトは長期間続ける人ほど収入が高いという調査結果があるほど、1年がかりの副業になります。それなら最初からレンタルサーバーを契約したほうが効率的でしょう。
設定手順① サーバーにWordPressをインストールする
ドメインを取得して、サーバーをレンタルしたら、次はCMSというツールでサイトを構築します。CMSとは「Contents Management System」の略で、デザインが簡単に作れて、記事が管理できる仕組みです。
CMSはオンライン上ですべての作業を行えて、ボタンを押すだけで各ページが作られるため、作業時間が格段に短縮できます。ページの非表示や削除も簡単ですし、全ページのデザインを一括で変更できたりもします。
記事はデータとして蓄積されているので、バックアップも安心です。初心者でもサイトを構築できるようになり、アフィリエイトが副業にするハードルを下げてくれるでしょう。
国内と海外含めて、世界中のウェブサイトにもCMSが使われています。無料ブログも裏ではCMSがインストールされているからこそ、私はHTMLやCSSといった言語を意識せずに、CMSに記事を投稿するだけでブログに記事が反映されるわけです。
そのため、私たちのレンタルサーバーにもCMSをインストールして、ブログと同じように記事を投稿できるようにします。CMSにはいくつも種類があって、2024年10月時点ではWordPressが主流です。
CMSの市場シェアは、W3Techsの2024年10月時点の「Usage statistics of content management systems」によると、WordPressがシェア65.3%に獲得しています。
レンタルサーバー各社もWordPressをインストールできるスペックを用意してあり、初心者も問題なくWordPressを設置できます。ロリポップ!レンタルサーバーやさくらのレンタルサーバーではWordPressをボタン1つでインストールできたりします。
設定手順② WordPressにテンプレートを登録する
サーバーにWordPressをインストールしたら、次はWordPressにテンプレートを登録して、サイトのデザインを完成させます。テンプレートを使うため、HTMLやCSSといった専門知識は不要であり、時間もかかりません。
テンプレートはWordPressにもあらかじめ付いていますが、あまりデザインが優れておらず競合との差も出ないため、ここは無料や有料のテンプレートを探しましょう。
Googleで「WordPress テンプレート」と検索すると、すぐに複数のテンプレートが見つかります。プロのウェブデザイナーが制作したテンプレートもあるため、満足度は高いです。テンプレートを手に入れたらWordPressにてテーマを指定するだけで、デザインを簡単に変更できます。
ちなみにテンプレートは自分で作る必要はありません。今ではHTMLやCSSの知識がある人が増え、そのようなスキルがある人がアフィリエイトを始めようとすると「きれいなサイトを自分で作ろう」とする傾向があります。確かに少しでも見た目を向上させることでユーザーの満足度も上がり、副収入も増えるかもしれません。
しかし、ウェブデザインは自動車や商品パッケージなどのデザインとは性質が異なります。質の高いウェブデザインが必要なサイトは、ブランド力のある商品を展開する企業やイメージを大事しているサービスです。
そのため、自分が運営するサイトのデザインを改善しても、収入が劇的に向上することはありません。それよりもマーケティングやライティングに重点を置いたほうが成果につながります。
個人向けレンタルサーバーの体験談や口コミ
アフィリエイト歴5年
レンタルサーバーは大手であればどこでもいいです。ここのレンタルサーバーだから稼げたという人がいないように、そこまで売上に左右する要素ではありません。それはデザインも同じです。WordPressのテンプレートはある程度洗練されていれば、問題ないです。
副業ではとにかく生産性の低い作業を外注化したり、有料で購入することで、収益が伸びる傾向があります。あるトップアフィリエイターも「ジャンルやキーワード選びなどのマーケティングに20%、コンテンツ作成に80%の割合で労働力を配分している」と話していました。デザインには労働力を使わないわけです。
アフィリエイトではシステム構築やサイト作成が必要ですが、最初の1日だけで済ましてしまい、今後は基本的にはリソースを割きません。特に会社員は副業する時間が限られているため、時間を大切にしていきたいです。
ましてや自分で作ることは時間の無駄です。デザインはHTMLやCSSを勉強する上にセンスも学ばなくてはならず、費用対効果が低いためです。私たちは優秀なデザイナーが作ったテンプレートを使わせてもらいましょう。
その一方で目的と成果があるデザインの変更はありです。デザインを変更した結果、個人的にサイト制作が楽しくなってモチベーションが上がったり、結果的に作業がはかどることもあります。写真やイラストを多用することで表現力が豊かになると、ユーザーの滞在時間は増えますし、ソーシャルメディアで言及されたり、別のサイトからもリンクされやすいです。
デザインはサイトの信用性に関わりますので、100%不要というわけではありません。アフィリエイトの広告主もデザインがしっかりしているサイトのほうを好みにします。
つまり、副業で作業をするときは「その先にある成果」を見据えるようにしましょう。私たちには「時間をかけずに作業を完了する」や「必要があるときに必要な作業のみをする」といった労力対効果の高さが追求されます。