【漫画】FXの情報商材は詐欺ばかり!裏技や必勝法がすべて嘘である理由とは?

「情報商材は必要なし」




「数万円の情報は偽物」




「FXに裏技はない」




「ノートを見せてよ!」




FXの情報商材が詐欺ばかりである理由
FXで稼ぐ人たちの一部は、twitterやYoutubeでトレード手法を公開することがあります。本人に旨味がなくても社会的つながりや名誉を求めたり、広告収入を狙ったビジネスとして情報提供をするわけです。
しかし、基本的には個人で完成させた仕組みを外部に漏らすことはしません。FXは誰かが利益を上げたら、誰かが損失を喰らうゼロサムゲームであり、ライバルが増えるリスクがあるためです。
それにFXで勝ち組とされるトレーダーたちは、情報商材や高額塾ではなく、統計情報やパターンをまとめた独自の法則を見つけています。これはどこかで買った情報ではなく、専門誌やセミナーで勉強しながら実践の中で見出した結果です。
彼らはFXに研究熱心で知識の習得に余念がありません。他人に依存することなく、自分にあった法則を確立しており、そのときの市況や相場によって、法則を使い分けています。
情報商材や高額塾は再現性が低い
大損した人や失敗した人にクローズアップしても役に立たないため、マスメディアは稼ぐ人をメインに掲載します。そのような情報によって初心者は「FXは儲かる」や「自分も稼げる」と錯覚するわけです。
その結果、いきなりFXで1万通貨の取引を始めては、ビギナーズラックで儲けるかもしれません。ただし、射幸心に煽られているため、勝った人も負けるまで取引を続けてしまい、ほとんどの初心者が損することになります。
次第に彼らは「FXは勉強しないと稼げない」ことに気付いて、その一部の人が情報商材や高額塾に辿り着いてしまいます。
そこには「勝率80%超え!月300万円稼ぐプロのFX攻略」といった価格2万~3万円の情報商材、もしくは「プロトレーダー直伝!儲けの秘策を伝授」などの3カ月間で20万~30万円の高額塾があり、魅力的に映るでしょう。
ただ、情報商材や高額塾を実施する人は「FXで大金を稼ぎ続けて圧倒的な実力がある本物」か「過去に稼いでいて今は金儲けのために動く偽物」のいずれかです。しかも、本物はまれに存在する程度で大半が偽物になります。
偽物が作った情報は当然、私たちがその通りに実行しても再現することはできず、儲かりません。情報商材では偶発的に相場の流れに乗って、数百万円儲けた人が「これで私は大金をゲットしました」と述べている事例も多いです。
結果、玉石混淆のうちで玉の割合は1%にも満たないことから、総合的な判断として情報商材や高額塾は利用しないという結論にいたります。怪しい情報は鵜呑みにせず、まともにFXを勉強する意識を働かせたいです。
初心者が大損しないための3つのルール
FXの初心者が最初に守るべきルールに「レバレッジを低く抑える、逆指値注文で損切りをする、情報商材や高額塾は信じない」の3つがあります。これらのルールはプロも実践しており、FXを長く続けるための方程式です。
レバレッジを低く抑える
1つ目の「レバレッジを低く抑える」は勝率の低い初心者がレバレッジを上げても、損失が増えるだけだからです。
プロでも5倍以下に抑えていることを考えると、初心者が10倍や20倍のレバレッジに上げる行為は、カジノのVIP席でハイレートのルーレットに興じている人たちと変わりません。レバレッジは1~3倍が適切です。
逆指値注文で損切りをする
2つ目の「逆指値注文で損切りをする」は早めに損切りをしたほうが、結果的に損失が減少して、利益が増えやすいからです。
自分が上がると予想して、結果が下がったのであれば、その時点で意図せぬ事態になっています。すでに予想外であるため、このあとはどちらに動くかは読めません。そうであれば、早めに損切りしたほうが理に適っています。
情報商材や高額塾は信じない
3つ目の「情報商材や高額塾は信じない」はそもそも必勝法や攻略法などが存在しないからです。仮に存在したとしても数万円や数十万円で手に入るほど、世の中は甘くありません。
大半の情報商材は古い情報やコピーばかりです。それを「稼げる」と称して、金儲けのために販売しています。

