【漫画】第30話「FXアプリが動かない!7つの原因とシステム障害」

中野貴利人
監修中野貴利人
2019/04/22 更新

「アプリで売買できない!」

FXアプリで売買できない? この7項目を確認してみろ 半分くらい何書いてあるかわかんないし FX会社側でシステム障害が発生している

「システムダウンとは?」

システム障害とは次の理由でFX会社のシステムに不具合が起きることだ とにかくシステム障害中は売買できないってことか~ 大手でもシステム障害で取引できないことがあった 米ドル/円が下がるほうに投資した人は大損だ 途中で売ることができずにただ見てるしかない

「金融庁の業務改善命令」

注文済みは補填されるが 機会損失は補填されない システム障害などの法令違反があったFX会社は金融庁から処分を受ける 処分は3段階だ 過去数年ではこれくらいだ

「システムダウンに感謝!?」

海外系のFX会社は金融庁から処分を受けていない 海外業者は無認可だから金融庁の管轄ではないだけだ あっ!システム障害が復旧した あぶねぇ!損していたわ~
  1. スマホアプリが動かない7つの原因
  2. システム障害はFX会社では急減している
  3. 行政処分されたFX会社一覧

スマホアプリが動かない7つの原因

大手のFX会社のサーバー稼働率は99.9%以上ですが、急なシステム障害で取引ができなくなることもあります。また、システム障害ではなくとも、アクセス集中による取引の遅延や停止は経験済みの人も多いです。

ただし、スマホアプリや取引ツールが動かないなどは、主に私たちの設定の不備が原因になりやすいです。そのため、まずは以下の7点をチェックしてみましょう。

  1. 資金不足で取引ができない
  2. セッション時間が切れてログインできない
  3. 別の端末による多重ログインによってログインできない
  4. Javaが古くてツールが動かない
  5. セキュリティソフトがツールを停止している
  6. 自宅のネットワークに障害が起きている
  7. スマホ端末が故障している

FX会社のシステム障害と個人の設定不備のいずれにしても、新規注文時は同時に逆指値注文をするなどして、常に損失を限定しておくことが有効策です。

システム障害はFX会社では急減している

FX会社を選ぶときに「スプレッドの小さい会社」や「情報提供がスムーズな会社」が有利とされていますが、プロトレーダーのFX会社がバラバラであるように、FX会社を選ぶことで利益率が上がるデータはありません。

すでにスプレッドも業界最安水準は0.3銭ですが、大手38社中17社(2019年1月時点)が0.3銭以下です。情報提供も同じ配信元からニュースを取得しているなど、差別化が難しい状況にもなりました。

スマホアプリや取引ツールは「慣れ=使いやすさ」の影響が大きく、信頼性も今は信託保全が義務化されていて、FX会社が倒産しても顧客の資金は100%戻ってきます。結果、大手のFX会社ならはずれはなくなりました。

そのため、プロはシステム力を重視しています。以前、2015年7月に外為どっとコムでログイン不可、2015年8月にYJFX!で瞬間的な円高の影響でこちらもログイン不可の障害があったときは、厳しい視線が送られました。

ただ、いずれも行政処分はありません。2017年8月にGoogleがネットワークの設定をミスして、国内で大規模な通信障害を起こしたように、極論ではどのようなシステムも障害は起こり得るわけです。

また、それ以降はサイバー攻撃による一時的な接続障害などはありましたが、外為どっとコムとYJFX!を含めた大手FX会社ではシステムダウンはほぼ起こっていません。国内のFX会社なら安心して取引できる環境です。

行政処分されたFX会社一覧

金融庁による行政処分には、FX会社が主体となって業務改善をする「業務改善命令」、一時的に営業禁止して業務改善に集中させる「業務停止命令」、悪質な法令違反があって営業資格が剥奪される「登録取り消し」があります。

これ以外にも東京証券取引所や証券取引等監視委員会などからの行政処分もありますが、ここでは2010年以降に発令された金融庁と関東財務局による行政処分を主にリストアップしました。

ただし、一概にも「行政処分を受けた=おすすめできない」わけではありません。GMOクリック証券のように行政処分の理由が「システム管理に不備があった」のみで、すぐに改善できたものもあります。

年月処分社名
2010年2月登録取り消しアイフォレックス
2010年9月業務停止命令外為どっとコム
2010年12月業務停止命令常磐 investments
2011年8月登録取り消し新東京シティ証券
2011年10月業務改善命令スター為替証券
2011年10月業務改善命令MF Global FXA証券
2011年11月業務停止命令121証券
2012年7月業務改善命令FXCMジャパン
2012年10月業務改善命令GMOクリック証券
2012年12月登録取り消しイニシア・スター証券
2012年12月業務停止命令セブンインベスターズ
2014年9月業務停止命令FXコーポレーション
2015年1月業務改善命令アルパリジャパン
2017年7月業務改善命令マネースクエア
2017年12月業務改善命令岩井コスモ証券

情報取得日 2019年4月時点

ちなみに海外のFX会社は使うメリットがありません。主に「システムダウンが国内より多い、金融庁の管轄ではない、信託保全も義務付けられていない、トラブル件数も非常に多い」ことが懸念されます。

国内の中小FX会社もベンチャー特有の革新的なツールがあるわけでもなく、単に「システムダウンが比較的多い、システムトラブルが多い、スマホアプリが脆弱である、自己資本規制比率が低い」ことが特徴です。

次のページ

初心者も安心できるFX会社

DMM FX
みんなのFX
外為オンライン