100カ月連続で月収100万円!スーパーアフィリエイターの収入の増え方とは?

中野貴利人
監修者中野貴利人
株式会社ネットピコ 代表
2022/02/23 更新本ページはプロモーションを含みます

100カ月連続で月収100万円!スーパーアフィリエイターの収入の増え方とは?

サイトに広告を載せて、その広告から商品が買われると報酬が貰えるアフィリエイト。会社員の副業としても人気のアフィリエイトですが、収入を得るためには並々ならぬ作業が必要です。

会社員時代はシステムエンジニアとして勤務していたフジタンさんは、アフィリエイトを開始して5年後に月収100万円を得ることに成功しました。さらにその月収100万円を100カ月連続でキープしているそうです。

世間ではアフィリエイトで月収100万円を超える人を「スーパーアフィリエイター」と呼びます。そこでスーパーアフィリエイターのフジタンさんに取材をして、アフィリエイトの収入の増え方や稼ぐためのコツを教えていただきました。

アフィリで月収100万円超を連発
プロ
副業
独立
2014/09/12
フジタンさん
30代 男性 東京都
アフィリエイト歴12年

大学を卒業後、社内情報システムの企業に入社。プログラマーやシステムエンジニアとして、4年勤務する。その後、独立をして、100カ月連続で月収100万円以上を維持している。

  1. 月収100万円の通帳を見せてもらう
  2. 収入① 2年後に月収10万円
  3. 収入② 3年後に月収30万円
  4. 収入③ 5年後に月収100万円
  5. アフィリエイトで稼ぎ続けるコツ

月収100万円の通帳を見せてもらう

本業ではプログラマーとして活躍していたフジタンさん。ただ、給与、業務量、成長性、やりがいなど、本業の会社のすべてが物足りず、別の場所でプログラミングのスキルを生かしたいと考えていました。

「問題なく業務をこなしていましたが、給与は手取りで17万~18万円でした。残業も月40時間以下だったため、わりとプライベートには余裕がありまして、そこで副業で注目されていたアフィリエイトを始めました」

フジタンさんはその日からアフィリエイトにのめり込みます。本業が忙しくても平日は朝と夜に合計3~5時間は作業をして、土日にはどこも出掛けずに記事を投稿し続けました。

「プログラミングはできても、アフィリエイトに必要なキーワードマーケティングやコンテンツマーケティングの知識がゼロでした。何より文章力が壊滅的で、とにかく専門書を読みあさっては、ひたすら記事を書いては編集する日々です」

その圧倒的な作業量から2年後には月収10万円、3年後には月収30万円、5年後には月収100万円に到達しました。しかも、そこから上にも下にもぶれながらも、100カ月連続※1で月収ベースで100万円以上を稼ぎ続けているそうです。その通帳の一部を今回は見せてもらいました。

10年分の通帳

通帳のお預り金額

右列のお預り金額には10万9000円、2万2896円、4万3180円と記載されており、次に97万1667円と528万5718円の入金が確認できます。しかも、入金日はすべて12月であり、合計すると月100万円どころか月700万円以上に達していました。

「山あり谷ありです。300万円を超えたあたりからは400万円も500万円も大して変わらなくなりました。700万円はもちろん嬉しいですが、会社員のときに副業で月1万円や月10万円を達成したときのほうが興奮していましたね」

フジタンさんの驚愕の収入が明らかになったところで、スーパーアフィリエイターになるまでの収入の増え方を覗いてみましょう。

※1 100カ月連続で月収100万円以上(2009年4月~2017年8月)

収入① 2年後に月収10万円

「アフィリエイトを始めて1年以上は無収入でした。初めての収入は100円くらいです。ただ、その100円を手にしたときは、相当嬉しかったことを覚えています。会社に頼らず、自分の力だけで収入を稼ぐことができました」

その後、100円を稼げた記事のスタイルを真似していくことで、半年後に月収1万円前後の収入が得られるようになります。そして、さらに半年後には一気に月収10万円に到達しました。

「徐々に収入がアップしたわけではなく、いきなり10万円を超えました。きっかけは記事ではなく、サイトを増やしたことです。今までは1個のサイトを何度も修正していましたが、約2カ月に1個のペースで新規サイトを制作しました」

新しく制作したサイトにはアフィリエイト広告ではなく、アドセンスというクリック型の広告を貼っています。そこで1冊数万円もする情報商材を複数買って「広告をこの位置に載せるとクリック率が倍になる」や「広告のカラーと大きさはこれを使う」といったマニュアル通りに修正したことが、功を奏しました。

「自分なりにトライ&エラーを繰り返してはいますが、先駆者の知識を利用したほうが時間を無駄にせず、かなり効率的です。そのあとも気になる情報商材は高額でも購入するようにしました」

アドセンスの最適化ができるようになると、今度は質ではなく量を求めます。あえて新規サイトは作らずに記事を量産することで、月収10万円は11万円、12万円、13万円と増えていきました。

収入② 3年後に月収30万円

順調に増えていた月収は十数万円で一旦足踏みします。本業のプロジェクトが忙しくなり、副業に割く時間が減ってことが原因でした。既存記事は更新できず、新規記事も投稿しなくなります。

「月十数万円は副収入としては十分な金額かもしれません。しかし、周りにアフィリエイトで月100万円を超える人たちが大量にいて、自分は焦っていました。それでも本業を疎かにすることができず、効率的な稼ぎ方を模索しました」

そこでフジタンさんは、アドセンスのみだったサイトにアフィリエイト広告を加えて、商品の購入を促しました。当時のアドセンスのクリック単価は10円前後でしたが、アフィリエイトなら1件5000円という案件もあり、再びアフィリエイト広告を軸に副業を展開します。

「今までは需要のある記事を書いていました。しかし、それではアフィリエイト広告にはうまく誘導できません。私はアフィリエイト広告があるテーマのみを記事化して、ユーザーに商品やサービスを購入してもらうことに狙いました」

アドセンスで月10万円以上のまとまった収入を得ながら、さらに収入を増やすためにアフィリエイト広告にリソースを集中投下。その結果、アフィリエイト開始から3年で月収30万円を超えるようになります。

収入③ 5年後に月収100万円

アフィリエイト開始から最初の1年は月収0円、1年6カ月後に月収1万円、2年後に月収10万円、3年後に月収30万円になり、本業以上の収入を得られるようになります。フジタンさんはそこから2年後についに月収100万円に達成しました。

「月収100万円は会社を辞めて作業量が増えたことが大きいです。1日12~15時間を週7日こなしていたこともあります。副業と起業の決定的な違いは、制限なく時間を使えることです。副業でビジネスが軌道に乗ったときに起業すると、爆発的に収入が増えるかもしれません」

もう1つ、月収100万円に到達した理由がありました。それはアフィリエイト専門の私塾に入会したことです。

「現在はその私塾は閉校してしまいましたが、私は6期生としていろいろ教わりました。副業では金銭的負担をしないことが持論ですが、足りない知識を補うなど目的意識がはっきりしているなら、自己投資はありです」

独学ではお金は失いませんが、時間を失います。自己投資ではお金を失いますが、時間を得られます。特にネット系の副業は変化が早いため、先行者利益を得るためにも、多少のコストはかけることがおすすめとのことです。

「周囲の人たちがボーナスでスーツや時計を新調したり、海外旅行に使っているのを横目に、30万円するアフィリエイト塾に自己投資したことが今の成果につながっています。本気である人ほどある程度の我慢が必要です」

アフィリエイトで稼ぎ続けるコツ

仕事部屋

月収100万円を稼ぐアフィリエイターは多々いますが、フジタンさんのように100カ月連続で月収100万円を達成している人は一握り。そのフジタンさんから会社員がアフィリエイトで稼ぐコツを聞き出しました。

「アフィリエイトに裏技はなく、正攻法が近道と認識しましょう。具体的にはテーマやキーワードを見つけるマーケティングの知識、サイトをスムーズに制作する手順書、良質なコンテンツを作るための文章力の3つを習得したいです」

「次に何事もそうですが、いくら知識を詰め込んでも行動しないと意味がありません。そして、行動しないとぶち当たらない壁があります。例えば『サイトを制作しても一向に訪問者が集まらない』や『役に立つ文章を書いても読了してくれない』など、何度も壁が登場します。アフィリエイトではその壁を乗り越えるための有益な情報を探して、テストを繰り返します」

「有益な情報元はアフィリエイトの塾やスクールです。個人的にはかなり役立ちました。いち早くコツをつかみたいならアフィリエイトの塾やスクールで勉強して、一般的には公開されない知識を得ることにより、他人と差が付くことは間違いありません」

「セミナーや懇親会も有効です。アフィリエイトで稼ぐための特別な知識を得られなくても、成功者の体験談を聞くことでモチベーションが桁違いに上がっていますし、おすすめの案件などの旬な情報は手に入ります」

さらにフジタンさんいわく月収100万円以上をキープするコツは、外注化とのことでした。アフィリエイトにはマーケティングとコンテンツの両輪が欠かせませんが、マーケティングは自分の時間を費やして、コンテンツは外注にお願いすることで、記事を量産できるようになります。

「文章を書く作業が手間に感じる人は外注に頼んで、その時間を別の作業に回しましょう。私も文章作成に時間がかかるため、一部の文章はクラウドソーシング経由で複数のライターさんにお願いして、納品された記事を編集しています」

最後にフジタンさんにとってのアフィリエイトの魅力について、教えてもらいました。アフィリエイトの最大のメリットは「労働力の蓄積」であり、過去の労働が未来に積み重なっていくことが副業向きとのことです。

「1度サイトが完成し、商品の広告であるアフィリエイトを貼れば、そのサイトが存在し続ける限り、自分が働かなくてもある程度の収入が発生します。いわゆる『不労所得』という状態です。アフィリエイトでは最初に労働をして、さらにある程度のメンテナンスを必要としますので、半不労所得となります。そういったサイトをいくつも制作すれば、私たちが直接働かずとも収入が増えていきます」

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会社員向けの副業が学べる本

自由にはたらく 副業アイデア事典
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著作・制作

中野貴利人
株式会社ネットピコ 代表
本業はベンチャー企業のマーケター。副業は26歳で法人化し現在16期目。5冊目の著書「自由にはたらく 副業アイデア事典」を上梓。メディア掲載実績は日経、読売、朝日新聞など150回以上。2児の父。

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