アフィリエイトで月収100万円を稼いだ体験談!副収入の推移と実現する手順

中野貴利人
監修中野貴利人 ネットピコ代表
2019/03/26 更新

アフィリエイトで月収100万円を稼いだ体験談!副収入の推移と実現する手順

アフィリエイトで月100万円の収入
プロ
副業
独立
2014/09/12
ふじたんさん
30代 男性 東京都
アフィリエイト歴12年

東京都出身。大学を卒業後、社内情報システムの会社に入社。プログラマやシステムエンジニアとして、3年勤務する。その後、独立をして、100カ月連続で月収100万円以上を維持している。

  1. 月収100万円を100カ月連続で達成
  2. 収入① 1年5カ月後に月収10万円
  3. 収入② 2年8カ月後に月収30万円
  4. 収入③ 4年5カ月後に月収100万円
  5. 半不労所得を実現する手順
  6. データ① 月収3万円以上は37%
  7. データ② 市場規模は3,500億円
  8. アフィリエイトに必要な3つの知識
  9. 副業におすすめな理由
  10. 本業と両立させる方法

月収100万円を100カ月連続で達成

──アフィリエイトを始めた経緯を教えてください。

本業ではウェブシステムに関する仕事をしていました。ただ、それだけではスキルが偏るために副業でウェブサイトを作ったことがきっかけです。

──アフィリエイトではいくら稼いでいますか?

上にも下にもぶれますが、月収ベースで100万円以上※1です。これを100カ月連続で達成しました。ただし、あくまで「このくらいは稼げることもあります」という目安になってもらえばいいと思います。

──月収100万円以上は世間的に「スーパーアフィリエイター」や「7桁アフィリエイター」と呼ばれていますが、どのくらいの期間でそこまで到達したのでしょうか?

2004年12月に始めて、月収100万円を超えたのは2009年4月ですので、4年以上かかってます。会社員のときは平日3時間以下と土日しか作業できなかったこともあり、ペースはかなり遅いかもしれません。

──その期間の収入の上がり方をどのような感じでしたか?

2004年12月~2005年7月、アフィリエイトを始めて8カ月間は無収入でした。初めての収入は2005年8月、プロテインの代金で10%で100円くらいです。アフィリエイト会社はケンコーコムでした。

その後はプロテインを販売しているサイトに力を入れて、4カ月間はプロテインだけで1万円前後の収入が続きます。

※1 100カ月連続で月収100万円以上(2009年4月~2017年8月)

収入① 1年5カ月後に月収10万円

──その後は急激に月収が増えたのでしょうか?

今までのように徐々に収入がアップしたわけではなく、いきなり10万円を超えました。きっかけは「サイトを増やす」と決めたことです。今までは1個のサイトを何度も修正していましたが、約2カ月に1個のペースで新規サイトを増やすことにしました。

新しく制作したサイトにはアフィリエイトではなく、アフィリエイトの一種であるアドセンスというクリック型の広告を貼っています。その広告を中心に2006年1~3月に数万円単位で収入が増えます。サイト数は5個に達した2006年4月にようやく月10万円を超えました。

──アドセンスがかなり稼いでくれていた印象を受けます。

当時はそうです。アドセンスがまとまった収入になりました。ただ、さらに収入を増やすために今度はあえてサイトは増やさないで、アフィリエイト広告の検証を繰り返しました。

──アフィリエイト広告の検証とはどんなことをしたのでしょうか?

数万円もする情報商材を複数買って「この場所に広告を載せるとクリック率が倍になる」や「広告のカラーと大きさはこれを使う」といったノウハウ通りにサイトを改修して、自分なりに成果を確認する作業の繰り返しです。

新規サイトは作らなくても、このような改善を重ねることで、月収10万円が11万円、12万円、13万円と増えていきました。

収入② 2年8カ月後に月収30万円

──月収13万円以降もサイトの数は増やさなかったのでしょうか?

はい、月収13万円のときは5個のままです。特に2006年4月~2007年3月は本業が忙しく、アフィリエイトの作業も滞りがちでした。

その1年間では2006年に1個だけしかサイトを追加できていません。その代わり、既存のサイトには少しずつ改修を加え続けたりもしています。

──どんな改修を加えたのでしょうか?

アドセンスだけの収入だったサイトにアフィリエイト広告を加えて、商品へ誘導するようにしました。当時のアドセンスのクリック単価は10円前後でしたが、アフィリエイトなら1件5,000円という案件もありましたから、うまく組み合わせることに集中しました。

──2006年や2007年も収入は上がりましたか?

はい、徐々に上がり続けて、2007年7月には月収30万円を超えていました。

収入③ 4年5カ月後に月収100万円

収入③ 4年5カ月後に月収100万円

──最初は0円が、4年5カ月後に月収100万円になったんですね。

はい。副収入の推移を整理すると、2004年12月~2005年7月が月収0円、2005年8月に初報酬、2005年12月に月収1万円、2006年4月に月収10万円突破、2007年7月に30万円突破しました。

──事前に「2009年4月に月収100万円突破」と伺っていましたが、2007年7月から一気に3倍以上に増えています。この期間はどのような作業をしたのでしょうか?

会社を辞めて作業量が増えたことが大きいですが、それと同時に2007年11月~2008年5月にアフィリエイト専門の私塾に入会したおかげもあります。

現在はその私塾は閉校してしまいましたが、私は6期生としていろいろ教わりました。副業では金銭的負担をしないことが持論ですが、足りない知識を補うなど目的意識がはっきりしているなら、自己投資はありです。

独学ではお金は失いませんが、時間を失います。自己投資ではお金を失いますが、時間を得られます。特にネット系の副業は変化が早いため、先行者利益を得るためにも、多少のコストはかけてもいいと思います。

周囲の人たちがボーナスでスーツや時計を新調したり、海外旅行に使っているのを横目に、20万~30万円するアフィリエイト塾に自己投資したことが今の成果につながっています。本気である人ほどある程度の我慢が必要です。

半不労所得を実現する手順

半不労所得を実現する手順

──アフィリエイトは長期で継続することがコツに思えます。まずは初心者のためにアフィリエイトの手順を教えてください。

アフィリエイトは「テーマとキーワードを探す、サイトを作る、文章を書く、順位を上げる」の4つの手順に分かれます。ただ、初心者の方はアフィリエイトの実作業に入る前に、自分への適性を知ることが必要です。

──自分への適性とは「副収入を得る方法がアフィリエイトで合っているか」を確認することでしょうか?

そうです。Aさんがアフィリエイトで稼げたから、Bさんも必ず稼げるわけではありません。アフィリエイトは長期戦であるため、途中で投げ出さないように動機を明確にしておきたいです。

私も数百種類の副業がある中でアフィリエイトを選んだ理由があります。すでに友人がアフィリエイトで月200万円を稼いでいて刺激されたこと、あとは本業のほうでアフィリエイトに関わったことが影響していますが、それよりも自分で「サイト制作をしたい」という熱意がありました。

──お金が目的だけで「アフィリエイトで稼ぐ」と決めても、途中でモチベーションが続かずに終わりそうです。

はい。副業を始める人の多くは「お金を稼ぎたい」という目的が根底にあるのですが、副業も本業と同じようにたくさんの職種があり、その職種を決めるためには自分への適性を判断しなければいけません。

アフィリエイトも適性がないと続かないわけです。そのためにはまずはアフィリエイトの仕組みを理解します。自分がこれからその仕組みを使い、さらにその仕組みを作るわけですので、これは必要です。

──では、アフィリエイトの仕組みとは何でしょうか?

アフィリエイトの仕組みはシンプルで「世間的に役に立つページを作る、そのページにユーザーが集まる、広告を載せると商品やサービスを買ってくれる、その売上の一部が報酬になる」です。

そのため、私たちがアフィリエイトですることは「役に立つページを作る=良質なコンテンツを作る」ことになります。これを「できるかどうか?何カ月も続けて行える作業だろうか?」を考えてみましょう。

──アフィリエイトでは良質なコンテンツを作ることが作業のメインということで、これを継続できる人にアフィリエイトで稼ぐチャンスがありそうです。

そうです。もし「良質なコンテンツを作ることができそう」なら、アフィリエイトには多くのメリットが存在しますので、そのメリットを知って、アフィリエイトをするモチベーションを上げましょう。

アフィリエイトの最大のメリットは「労働力の蓄積」です。これは過去の労働が未来に積み重なっていくことを意味します。

──労働力の蓄積とは具体的にはどのようなことでしょうか?

例えば、スーパーのレジ係は時間給ですので、働いた分がきっちりお金になります。一方、アフィリエイトは先ほどの4つの作業である「テーマとキーワードを探す、サイトを作る、文章を書く、順位を上げる」ことをしても1円にもなりません。

しかし、1度サイトが完成し、商品の広告であるアフィリエイトを貼れば、そのサイトが存在し続ける限り、自分が働かなくてもある程度の収入が発生します。いわゆる「不労所得」という状態です。

──不労所得は不動産経営が有名です。

不労所得とは「労働しないで所得が得られること」です。アフィリエイトでは最初に労働をして、さらにある程度のメンテナンスを必要としますので、誤解がないように「半不労所得」としておきましょう。

──半不労所得は他の副業ではなかなか難しそうです。

そうです。高単価のバイトをしても、あくまで労働力の対価です。働いたからお金を手にするのが、労働というより社会の基本です。

株やFXなどで稼ぐデイトレーダーだとしても、パソコンの前からは離れられません。それに毎日、知識と情報を仕入れる時間も相当な労力です。

──アフィリエイトで月収数十万円の人が大勢いる理由や効率的に稼げる仕組みが見えてきました。

アフィリエイトとはネットやスマホが発達したからできる稼ぎ方です。もしネットがない場合に同様なことをするならば、株式の配当か不動産です。ただ、これらは豊富な資金がないと、大きな見返りは期待できません。

お金がない人に向かって「株式の配当で暮らしなさい」ではアドバイスにならないです。不動産も同様でまとまった資金が必要になります。しかしながら、もう1つ「会社経営」は資金がなくても半不労所得になりえます。

──会社経営が半不労所得になるのでしょうか?

例えば、ラーメン屋を開業して、年商数億円の人がテレビに出ていることがあります。ただ、この人は1店舗でその収入を得たわけではありません。最初は少ない資金で小さく始めて、徐々にお店を大きくしていきます。

それで1店舗が成功したら次に支店を出して、そこも成功したらまた違う場所に支店を出して‥‥と、その度に従業員を増やしてビジネスを繰り返すことで、自分は経営側に回るわけです。

──経営側に回れば、自分がラーメンを作らなくても、ラーメン屋の収入が入ります。

そうです。お店を増やして成功すれば、働かずとも収入が入ってきます。アフィリエイトに話を戻すと、アフィリエイトでも同じことが言えます。

例えば「店舗=サイト」であり、制作した「商品=コンテンツ」です。従業員はいませんが「従業員=24時間稼働のサーバー」とも捉えられます。

お客様が「ラーメンを買う=ユーザーが広告経由で商品やサービスを買う」は同じであり、そういったサイトをいくつも制作すれば、私たちが直接働かずとも収入が増えていきます。

データ① 月収3万円以上は37%

月収3万円以上は37%

──アフィリエイトで稼ぐ人の割合はどのくらいでしょうか?

アフィリエイトを利用する63%以上の人が月収3万円未満※2しか稼げていません。アフィリエイトは最初の作業量が多いことから月収3万円未満では、コンビニのバイト以下の時給です。

──なかなか厳しい数字であり、この数字のみで考えると稼げる確率が低い副業と認識されそうですが、どのように捉えていますか?

全員が稼げる副業はアルバイトだけです。一部の人が稼げるからこそ、収入も上がります。事実、月収3万円未満の人が63%である一方で、月収3万~10万円未満の人は10%、月収10万~100万円未満の人は17%、月収100万円以上の人は10%います。

また、63%は「確率」ではなく「割合」を意味します。考え方は10人中3~4人しか稼げない確率ではなく、10人中3~4人は成功する割合です。つまり、10個のサイトを作っても、やり方が間違っていれば成功率は0%ですし、稼ぐ人と同じ行動をすれば、成功率は100%になります。

──では、実際に正しい情報を取り入れて、稼ぐ人と同じ行動をすれば、稼げる割合は上昇するということでしょうか?

そうです。さらに作業時間も収入に比例しています。アフィリエイトマーケティング協会では、毎年「アフィリエイトプログラムに関する意識調査」をしています。

その統計では毎日3時間以上アフィリエイトの作業をする人の割合は、月収0円の人は8.7%でしたが、月収1万~3万円未満の人で25.9%、月収10万~20万円未満の人で43.7%、月収100万円以上の人で78.3%に達しました。

また、この統計には「アフィリエイトを何となく始めた人」や「アフィリエイト会社に会員登録しただけの人」も含まれています。本気でアフィリエイトで稼ぎたいのであれば、もっと成功するイメージでも大丈夫です。

私もセミナーや懇親会に何度も参加していますが、そこでは簡単に50万円稼ぐ主婦や70万円稼ぐ大学生に出会えます。つまり「勉強している人=稼げるようになる」です。

──アフィリエイトで稼ぐことは「相当厳しい」と自己完結してしまうことが、非常にもったいないように思えてきました。

まずは自分への適正を見極めたら、始めてしまうことです。最初に書籍などで静的な情報収集をしたあと、成功者の動的な体験談を聞くことで真実が見えてきます。

アフィリエイト会社などでは無料のセミナーを開いていますので、積極的に参加してみましょう。一般公開されない知識により他人と差が付きますし、モチベーションが桁違いに上がります。

※2 アフィリエイトマーケティング協会「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査 2016年」

データ② 市場規模は3,500億円

──アフィリエイトの将来性は大丈夫でしょうか?ネット副業は浮き沈みが激しいため、不安視する人も多いです。

私の知人がアフィリエイトを始めて3年後に独立しました。退職時に「会社を辞める」と同僚に周知したら、複数人から「アフィリエイトは流行っているだけで、2~3年で廃れるよ」とアドバイスを受けたそうです。

知人はそのアドバイスは軽く受け流しましたが、そういった負のイメージを真に受けてしまう人も多いです。

──アフィリエイトの収入そのものも「たまたま稼げただけだろう」と捉える人もいます。

そうです。ただ、アフィリエイトはリーマンショック前後の不況下でも対前年比が毎年110%以上の伸びを示し、2010年に1,000億円※3を超える市場に成長しました。

大手のアフィリエイト会社の業績は、2011年と2012年の決算でも過去最高益を更新しています。アフィリエイト先進国のアメリカでも市場規模は2014年に約40億ドル、2015年に約50億ドルと伸び続けています。

日本の市場規模は2014年に1,495億円、2015年に1,740億円、2016年に2,007億円、2020年には3,500億円規模になると予測されています。

──アフィリエイト市場が伸びていれば、アフィリエイターも上々だったのではないでしょうか?

周りには撤退するどころか、事業を拡大しているアフィリエイターが数多く見受けられます。月100万円以上がゴロゴロいる状態です。

そのため、スーパーアフィリエイターの基準は「月収100万円以上」ではなく、月500万円や月収1,000万円以上にシフトしている感覚があります。それほど月収100万円が珍しくなくなりました。組織化に成功して、年収1億円以上を稼ぐトップアフィリエイターも何人か出ています。

もちろん、簡単にお金を稼げるわけではないですので、開花せずにいつの間にか消えていった会社員や脱サラに失敗した人たちもいます。有名な塾やスクールのトップでさえ、稼げなくなったために転職した人もいました。

──広告主側からの視点で見たアフィリエイト市場はどうでしょうか?

アフィリエイト市場には広告主が豊富に集まっています。私たちにとって副業は興味や関心があるほうが長続きしますので、広告主が多いことは自分がやりたいジャンルは見つかりやすく、アフィリエイトを汎用的な副業にしてくれます。

その広告主もアフィリエイトに対する評価は高いです。一般的な広告は「1カ月で30万円の広告掲載料を支払う」でしたが、アフィリエイトは「商品が1個売れたら300円支払う」ため、費用対効果が優れているからです。

アフィリエイトの広告費は固定ではなく変動支出となり、広告主は事前に広告費全体を正確には予測できませんが、商品が売れた分だけ広告費を支払うために、基本的に企業は赤字には陥りません。

──企業側にとって、広告費がかかるほど売上が上昇する点はメリットだと思います。

1個売れるたびに900円の売上にある商品なら、アフィリエイトの報酬に300円を払っても「900円-300円」で600円の利益になります。そのため、アフィリエイトでは広告主と私たちサイト運営者が一緒になって、商品やサービスを販促していく、パートナー意識も存在します。

※3 アフィリエイトマーケティング協会「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査 2016年」

アフィリエイトに必要な3つの知識

アフィリエイトに必要な3つの知識

──アフィリエイトの知識は何から勉強したらいいでしょうか?

まずはアフィリエイトの概要を知り、全体像を捉えるために、例えば「アフィリエイト 勉強」や「アフィリエイト 独学」で検索してみましょう。かなり詳しく書かれた専門サイトが見つかります。

これらはわりと信憑性や正確性も高く、評価できる内容です。もしくはアフィリエイト専門の書籍でも構いません。ちなみにアフィリエイトに裏技などはなく、基本的には正攻法の知識が近道です。

次に具体的な知識として「①テーマやキーワードを見つけるマーケティングの知識、②サイトをスムーズに制作する手順書、③良質なコンテンツを作るための文章力」の3つを習得したいです。

アフィリエイトの初心者にとって、①は一般的なウェブマーケティングの書籍がベストです。②はサーバー会社や個人ブログにマニュアルが揃っています。③も文書力を高める書籍で勉強できます。

このように私たちには十分勉強できる環境が整っています。そこで注意したい点としてはアフィリエイトの基礎知識を習得したら、それ以上は勉強しないほうがいいかもしれません。

何事もそうですが、いくら知識を詰め込んでも行動しないとぶち当たらない壁があります。アフィリエイトではその傾向が顕著であり、個人のスキルによって壁の種類も違います。

例えば「役に立つ文章を書いたけれど、読了してくれない」や「サイトを制作するときのサーバーの設定がマニュアルを読んでもわからない」など、何度も壁が登場します。

ただ、この経験は必要なことです。アフィリエイトで稼ぐためにはまず「壁があることに気付く」、そのあと「壁を乗り越える策を探る」の繰り返しであり、それが私たちの収益をアップさせます。

アフィリエイトにマニュアルはありません。知識を手に入れたら、それらをすべて実行する中で新たな課題を見つけていきましょう。

──アフィリエイト会社が主催するセミナーや懇親会などはどうでしょうか?

セミナーや懇親会で成功者の体験談を聞くと、モチベーションが桁違いに上がっていますし、アフィリエイトで稼ぐための特別な知識を探すことは不要ですが、そのジャンルや業界の状況など、旬な情報が聞けます。

──アフィリエイトの塾やスクールはいかがでしょう?

個人的には役立ちました。いち早くコツをつかみたいならアフィリエイトの塾やスクールで勉強して、一般には公開されない知識により他人と差が付くことは間違いありません。

しかし、当時はアフィリエイトで稼ぐためのノウハウがオープンになっておらず、情報が少なかったです。今はウェブに公開されている知識だけでも十分戦えるでしょう。書籍や動画も充実しています。

副業におすすめな理由

──アフィリエイトが副業におすすめできる理由とは何でしょうか?

まずは空いている時間に在宅で仕事ができることでしょう。パソコンやスマホを使うのみで肉体的な負担が少ないですし、人と交わらないのでストレスも限られます。

──忙しい人にも必ず細切れの隙間時間がありますので、時間の有効利用はできそうです。

アルバイトではアルバイト先までの移動時間や準備時間、待機時間なども必要です。労働時間も固定化されていて、柔軟性な時間な使い方ができません。コミュニケーション力も必要で疲れやストレスが負担になります。

その点、アフィリエイトは好きな時間に黙々と作業できます。時間のロスが少ないですし、1日10分、時間がないときは無理をせず、やる気があるときには3~4時間など、柔軟性があるためにかなり効率的です。

──学歴や職歴に関係がなく、参入障壁も低そうです。

実際に元フリーターや高卒の人が月100万円以上稼いでいたりもします。セミナーなどに参加すると、大学生、専業主婦、定年退職した人が混じりながら情報交換する光景も見られるでしょう。

──先ほどのお話ありましたが、市場が拡大していて伸びしろがあることも嬉しいです。

不振が続く業界では、偏差値が高くても平均点さえ取ることは難しいですが、右肩上がりの業界に参入すれば、偏差値が低くても当人の成績は後押しされます。稼ぎやすい市場に参入すると副業でも稼ぎやすいです。

──ただ、今さらアフィリエイトに参入しても、スーパーアフィリエイターには勝てないのではないでしょうか?

勝つか負けるかなら、初心者が同じ土俵でスーパーアフィリエイターに勝つことは難しいです。どの業界にも先行者利益は必ず存在します。

しかし、アフィリエイトはマーケット全体が拡大し、次々と広告主が新規参入しているので、新しいビジネスであれば、入り込める余地が十分にあります。もしくは既存の業界に対して、別角度からアプローチをするかです。

実際に2年前に始めた人が今ではスーパーアフィリエイターとして活躍しているケースも多いです。逆に10年前に始めた人がいまだに月収3万円未満ということもあり、結局は自分の努力次第になります。

また、後発組のほうが既存のノウハウを使えるために効率的に学習できます。私が始めたばかりの頃は、有力な情報が乏しくて、解決策を暗中模索する状態でしたが、現在は優良な情報が溢れています。

本業と両立させる方法

──本業が忙しくて、副業でアフィリエイトをする時間がない人もいます。

忙しいときは時間がないことに加え、本業の疲労でコンスタントに空き時間を作ることは難しいかもしれません。アフィリエイトに限らず、本業と副業を両立させるまでには工夫が必要です。

例えば、稼ぐ人はアフィリエイトに必要な知識である「マーケティング、デザイン、コンテンツ」などのうち、マーケティングだけに時間を費やし、デザインは購入、コンテンツは外注にお願いしていたりもします。

文章を書く作業が手間に感じる人は外注に頼んで、その時間を別の作業に回しましょう。私も文章作成に時間がかかるため、一部の文章はクラウドソーシング経由でライターにお願いして、納品された記事を編集しています。

──これからアフィリエイトで本業以上を稼いで、独立まで視野に入れたいと考えている人もいます。例えば、月20万~30万円ほど稼げるようになると独立もできますか?

アフィリエイトでは自分の力でビジネスチャンスを発見しながら、アイデア力を鍛えることができます。40~50代で「起業したい」と思う人は多く、そのときまでにビジネスセンスを身に付ける練習にもなるでしょう。

今までは小さなビジネスをスタートするにも数百万円単位の資金が必要でしたが、アフィリエイトは資金0円でも可能です。副業を起業に転換することもスムーズなビジネスのため、独立することはもちろん問題ありません。

ただ、私個人は独立しないです。インターネットは一過性の事象が多く、アフィリエイトだけで一生食べていけるような楽観論は「リスクが高い」と考えているからです。

──アフィリエイトは稼げなくなるリスクがある程度存在するということでしょうか?

そうです。アフィリエイトの仕組みは素晴らしいですが、一個人がアフィリエイトで永遠に稼げるとは思えません。

これからは大企業もアフィリエイトを使って、収益を稼ぐ時代です。大手企業が運営するサイトにも他企業への広告がたくさん貼ってありますが、それらも完全なアフィリエイトです。

このような資本力ある会社に副業のアフィリエイターが挑むことは難しいので、これからはどれだけニッチなテーマで稼ぐかが決め手となるでしょう。

──ニッチであれば、副業としても長続きするのでしょうか?

はい。そもそもアフィリエイトは中間搾取のビジネスです。お客様と広告主の間を取り持ち、手数料をいただきます。

ウェブで販売されている商品は数え切れないほどですので、競争力のある大企業が参入してこないジャンルを見つけて、集中的に攻めることで、私たちが運営するサイトも稼ぎ続けてくれます。

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著作・制作など

中野貴利人
監修・執筆・編集
株式会社ネットピコ代表/フクポン編集長/副業プランナー。新卒で副業開始、26歳で法人化、11期目。副業関連の著書4冊。2児の父。過去の取材や講演はメディア掲載履歴で紹介。