金投資信託の副業とは?毎年1%の手数料でプロが運用してくれる金融商品
金投資信託の副業とは?
投資信託とはたくさんの個人から集めた資金をプロが運用代行する金融商品です。投資会社のファンドマネージャーが市場を分析して、銘柄選びや売買タイミングを決めてくれます。
世界には優秀なリターンが期待できても、海外の一部の証券会社が扱っていたり、100万ドル単位でしか売買できないなど、個人には手の届かない金融商品が多数存在しますが、投資信託ではそれらも買うことができます。
購入単位は1口数千~1万円前後であり、毎月積み立てる投信積立も人気です。マネックス証券、楽天証券、SBI証券などの大手ネット証券であれば、スマホでも株と同様に手軽に売買できて、資産管理もしやすいです。
購入した投資信託が上昇すると、投資信託の基準値が上がり、その上がった分が私たちの値上がり益になります。さらに投資信託はその値上がり益に応じて、年1回や月1回分配金を受け取れたりもします。
例えば、海外の株式、債権、純金に分散投資をするピクテ・アセット・アロケーション・ファンド(毎月分配型)は、2015年12年時点で約272億円の資金が集まっており、1口1万円程度で購入することができます。
過去3年間のトータルリターンは+3.76%であり、さらに1口あたり毎月30円の分配金が支払われています。
また、投資信託にはリスクの高い商品とリスクの低い商品があります。新興国株のみを運用する投資信託はハイリターン・ハイリスクです。プロが運用していても損失を出して、元本割れすることもあります。
投資信託をリスクの高い順に並べると「新興国株、先進国株、日本株、新興国不動産、先進国不動産、国内不動産、純金、新興国債権、先進国債権、国内債券」となります。
基本的にリターンとリスクは比例し、金投資信託は不動産と債権の間に位置します。また、先ほどのピクテ・アセット・アロケーション・ファンド(毎月分配型)のように、株式、債権、純金をミックスしたタイプも人気です。
金価格上昇で人気の金投資信託6銘柄
金投資信託の銘柄を選ぶときはコストである申込手数料と信託報酬を必ず買う人します。特に信託報酬は毎年発生するために注意したいです。金価格の上昇率を考えると、金投資信託では信託報酬は1%台に抑えましょう。
次にトータルリターンと騰落率で運用実績を比較します。金価格の下落によって一時的に-10%や-20%することもありますが、多くのネット証券では過去5~10年分のデータが見られるため、長期的な視点で捉えたいです。
続いて、基準価額のグラフ、純資産総額のグラフ、分配金の有無です。基準価額は上昇傾向で運用実績が優れていることを示します。純資産総額が増えていると人気が上向きの投資信託になります。
分配金は多いほうが優秀な投資信託と勘違いしやすいですが、分配金は投資信託の運用で発生した値上がり益を定期的に還元しているだけです。それよりも値上がり益を常に再投資して、複利を狙う無分配のほうがお得です。
名称 | 申込手数料 | 信託報酬 |
---|---|---|
三菱UFJ純金ファンド | 1.08% | 最大0.972% |
MHAM金先物ファンド | 1.08% | 最大1.242% |
ステートストリート・ゴールドファンド | 1.08% | 最大1.5172% |
ピクテ・アセット・アロケーション・ファンド(毎月分配型) | 1.08% | 最大2.1384% |
ブラックロック・ゴールド・ファンド | 1.08% | 2.16% |
ピクテ・ゴールド・インカム・ファンド | 1.62% | 最大1.5172% |
情報取得日 2024年10月時点
金投資信託のメリット8選
- 1回数千~1万円前後で純金に投資できます。
- 少額投資ができるため、分散投資の1つにできます。
- 初期設定のみで毎月自動引き落としされる投信積立も便利です。
- ドルコスト平均法が使えるため、価格変動リスクが抑えられます。
- 株やFXと同様にすべて取引がウェブ上で行えます。
- 現物を所有しないため、保管料や盗難リスクが発生しません。
- 世界経済が不安定なときに、基準価額が上がりやすいです。
- 定期的に分配金が貰える金投資信託が揃っています。
金価格に相関しやすい金鉱株や貴金属関連株を買うことで、間接的に金投資できます。ただ、初心者には銘柄選びが難しいです。その点、金投資信託はプロに銘柄選びや組み換えをお任せできることがメリットです。
金投資信託のデメリット5選
- 金投資信託では初回に0.5~1.5%程度の申込手数料が発生します。
- 資産額に対して毎年0.5~2%程度の信託報酬を支払います。
- 売却コストである信託財産留保額が発生する投資信託もあります。
- 世界経済が好調なときは基準価額が下がりやすいです。
- プロが運用していても元本割れするリスクがあります。
私たちが証券会社で投資信託を買うと、証券会社は集めた資金を信託銀行に渡して、信託銀行はファンドの指示で売買をしています。証券会社が販売、信託銀行が管理、ファンドが運用と役割分担しているわけです。
そのため、私たちは証券会社に初回のみ申込手数料を支払い、信託銀行やファンドに毎年信託報酬を納めます。売却時に信託財産留保額として0.5%程度の手数料を取る投資信託もありますが、その数は少ないです。
むしろ、投資信託全体では証券会社、信託銀行、ファンドをグループ会社などで一括管理したり、ネット証券によるコストダウンのおかげで、初回の申込手数料が0%であるノーロードが増加傾向にあります。
金投資信託では手数料の相場は申込手数料が0.5~1.5%程度、信託報酬が0.5~2%程度です。手数料は安いほうが魅力的に見えますが、トータルリターンや騰落率もチェックして、運用益に優れた銘柄を選びましょう。
金投資信託の副業まとめ
総合 | 3.6 |
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評価 | |
収入 | 投資額の-50~500% |
時間 | 1年~ |
特徴 |
スキマ
深夜OK
土日有利
期間限定
初心者
スキル
資格有利
趣味併用
週末起業
元手0円
|
価格帯5000円~(2024年10月時点)
収益性長期保有で値上がり期待
安全性積み立てでリスク軽減