【漫画】純金積立会社を比較!購入手数料と年会費は594~4200円と各社で差があり
「ネット証券が最安値」
「純金積立に分散投資」
純金積立は長期で毎月投資するため、年間手数料はなるべく安いほうがお得です。大手11社の純金積立会社ではSBI証券、楽天証券、マネックス証券が「購入金額×1.65%」のみで最安値でした。
ただし、純金積立会社によって購入手数料と年会費はかなり差がありますし、特徴が異なります。そこで大手11社の年間手数料、積み立て額が月3000円と月1万円の例、おすすめの純金積立会社をまとめました。
- 純金積立会社11社の年間手数料を比較
- 純金積立会社おすすめ人気ランキング
- 純金積立① SBI証券
- 純金積立② 楽天証券
- 純金積立③ マネックス証券(マネックス・ゴールド)
- 純金積立④ 三菱マテリアル
- 純金積立のまとめ
- 純金積立の体験談や口コミ
純金積立会社11社の年間手数料を比較
純金積立の年間手数料は「購入手数料+年会費」の組み合わせです。購入手数料は月々の純金を積み立てる際にかかる料金、年会費は年初に支払う費用を意味します。国内の純金積立会社では保管料が必要ないため、各社で差があるのはこの2点です。
年間手数料=購入手数料+年会費
純金積立会社を比較すると、購入手数料と年会費の有無で3タイプに分類できます。その中で業界最安水準は①の購入手数料のみが発生するタイプであり、SBI証券、楽天証券、マネックス証券が該当します。
①購入手数料あり+年会費なし
②購入手数料なし+年会費あり
③購入手数料あり+年会費あり
この料金体系をもとにして、月額の購入金額別に購入手数料と年会費を足した金額を求めてみました。
月3000円の年間手数料を比較
毎月の積み立て額を初心者でも始めやすい3000円に設定したところ、年間手数料は最安値と最高値で7.1倍の差となりました。証券会社や貴金属製錬メーカーが安く、溶解業者や鉱山会社は高い傾向があります。
とくに年間手数料が安い会社は、ネット証券であるSBI証券、楽天証券、マネックス証券でした。
会社名 |
毎月の購入手数料 | 年会費 | 年間手数料 |
---|---|---|---|
SBI証券 | 購入金額×1.65% | 無料 | 594円 |
楽天証券 | 購入金額×1.65% | 無料 | 594円 |
マネックス証券 | 購入金額×1.65% | 無料 | 594円 |
住信SBIネット銀行 | 1000円ごとに25円 | 無料 | 900円 |
田中貴金属工業 | 3000~3万円未満は2.5% | 無料 | 900円 |
三菱マテリアル | 1000円ごとに31円 | 無料 ※1 | 1116円 |
KOYO証券 | 無料 | 1500円 | 1500円 |
徳力本店 | 1000円ごとに25円 | 1100円 | 2000円 |
日産証券 | 無料 | 3300円 ※2 | 3300円 |
石福金属興業 | 1カ月220円 | 1100円 | 3740円 |
岡安商事 | 1000円ごとに25円 | 3300円 | 4200円 |
情報取得日 2024年10月時点
月1万円の年間手数料を比較
次に顧客1人あたりの平均積立額である月1万円としたときの年間手数料です。多少順位が変わりますが、基本的にはネット証券が業界最安水準になります。
社名 | 毎月の購入手数料 | 年会費 | 年間手数料 |
---|---|---|---|
SBI証券 | 購入金額×1.65% | 無料 | 1980円 |
楽天証券 | 購入金額×1.65% | 無料 | 1980円 |
マネックス証券 | 購入金額×1.65% | 無料 | 1980円 |
住信SBIネット銀行 | 1000円ごとに25円 | 無料 | 3000円 |
田中貴金属工業 | 3000~3万円未満は2.5% | 無料 | 3000円 |
三菱マテリアル | 1000円ごとに26円 | 無料 ※1 | 3120円 |
日産証券 | 無料 | 3300円 ※2 | 3300円 |
石福金属興業 | 1カ月220円 | 1100円 | 3740円 |
徳力本店 | 1000円ごとに25円 | 1100円 | 4100円 |
岡安商事 | 1000円ごとに25円 | 3300円 | 6300円 |
情報取得日 2024年10月時点
※1 残高報告書等の郵送を停止して次年度から年会費を無料した場合
※2 金は5gから現物引き出しが可能
純金積立会社おすすめ人気ランキング
サービス名 | 購入手数料 | 年会費 | 年間手数料 月3000円積立時 |
年間手数料 月1万円積立時 |
スプレッド | 積立単位 | 保管方法 | 現物交換 | 使いやすさ | 人気度 | 詳細 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
SBI証券 |
購入金額×1.65% | 無料 | 594円 | 1980円 | 80円 | 月1000円から 1000円単位 |
特定保管 | 1kg以上 | 公式サイト | ||
楽天証券 |
購入金額×1.65% | 無料 | 594円 | 1980円 | 78円 | 月1000円から 1000円単位 |
消費寄託 | 100g以上 | 公式サイト | ||
マネックス証券 |
購入金額×1.65% | 無料 | 594円 | 1980円 | 111円 | 月1000円から 1000円単位 |
消費寄託 | 100g以上 | 公式サイト | ||
三菱マテリアル |
1万円未満は1000円購入ごとに31円 1万円以上は1000円購入ごとに26円 |
無料 ※2 | 1116円 | 3120円 | 120円 | 月3000円から 1000円単位 |
混蔵預託 消費寄託 |
100g以上 ※3 | 公式サイト | ||
住信SBIネット銀行 |
1000円ごとに25円 | 無料 | 900円 | 3000円 | 104円 | 月1000円から 1000円単位 |
消費寄託 | - | 公式サイト | ||
田中貴金属工業 |
3000~3万円未満は2.5% | 無料 | 900円 | 3000円 | 94円 | 月3000円から 1000円単位 |
特定保管 | 100g以上 | 公式サイト |
情報取得日 2024年10月時点
年間手数料が安い純金積立会社がおすすめ
純金積立は株式投資のように銘柄を変えて、短期の売買を繰り返すわけではありません。1年、5年、10年と長期間買い続けて、毎年値上がりしやすい金価格に投資する金融商品です。購入時期を分ける分散投資であり、貯蓄感覚で利益が期待できるでしょう。
毎月購入して長期間運用するがゆえに、手数料は安いほうがお得です。純金積立会社の選び方は難しくありません。純金積立の3大ネット証券であるSBI証券、楽天証券、マネックス証券の手数料は「購入金額×1.65%」かつ「年会費0円」のため、圧倒的に業界最安水準です。
この3社はコスト面では1円も差がないです。年会費が無料であるために、試しに口座開設をしてもOKですし、一時休止や中途解約もネット上ですぐにできるため、自分のタイミングで気軽に始めることができます。
次に気になる会社は三菱マテリアルでしょう。三菱グループで会社が倒産する心配もなく、1871年にまで遡って金製錬のルーツがあるため、長期的な預け先として安心感があります。
あとはCMで有名な田中貴金属工業です。田中貴金属工業が1カ月の積立金額で購入手数料を変えており、「3000~3万円未満は2.5%、3万~5万円未満は2.0%、5万円以上は1.5%」となります。そのため、積立金額が月5万円を超えたあたりからお得感が出ます。
超低金利の日本では貯金でお金は増えません。株やFXのような投資はリスクが高く、複雑なテクニックと高度なツールが必要です。その点、純金積立は毎月コツコツと純金を貯めていく、手間いらずの金融商品です。
スプレッドが狭い純金積立会社がお得
スプレッドとは「純金に存在する2つの価格差」のことです。例えば、私たちが純金を買う場合は「1g=5000円」、売る場合は「1g=4900円」のように、小売価格と買取価格に100円の差があります。この差がスプレッドであり、為替や先物でも必ず発生する仕組みです。
ニュースでよく見る「1ドル=110.05~110.10円」という外国為替の表示も、買付価格が110.05円で、売付価格が110.10円という意味です。純金積立のスプレッドも純金積立会社によって若干の差があります。少しでも得をしたいという人はSBI証券や楽天証券のようにスプレッドが狭い純金積立会社を選びましょう。
保管方法は消費寄託と特定保管のどちらか
純金の保管方法は多くの純金積立会社が消費寄託です。消費寄託とは「お客さまが積み立てた金地金の所有権を純金積立会社に移管して、お客さまは返還を請求する権利を持つ」ことです。そのために純金積立会社が倒産したときはすべてが戻ってくる保証はなく、返還請求を行うことになります。
ただ、消費寄託でも同価値の純金は変換される仕組みになっていますし、1つの考え方として「上場しているなど資金が潤沢にある企業であれば、倒産するリスクが極めて小さいため、消費寄託や特定保管は気にしない」人がほとんどです。実際に人気の楽天証券とマネックス証券も保管方法は消費寄託です。
一方、特定保管(混合寄託)であれば万が一、純金積立会社が潰れても全額保全されているため、積み立てた純金が100%戻ってきます。お客さまの純金をしっかり守る特定保管であるがゆえに、多少の年会費が割高になることもあります。SBI証券や石福金属興業、徳力本店などは特定保管としています。また、田中貴金属工業は純金とプラチナが特定保管で、銀は消費寄託です。
総合的な使いやすさでも比較する
必ずチェックしておきたい純金積立会社は、大手ネット証券のSBI証券、楽天証券、マネックス証券です。ネット売買の操作性や利便性、総合的なサポート力では上場企業グループのネット証券に分があります。
マネックス証券や楽天証券は金融商品に「国内株、海外株、IPO、ETF、投資信託、FX、債券、商品先物、REIT」などもあり、1つのアカウントですべて管理できます。
ポートフォリオで資産状況を把握しながら、それぞれの口座がつながっているために資金や資産の移管もスムーズですし、スマホアプリや投資ツールの使いやすさもかなり優れています。また、プラチナや銀も積み立てられます。
2011年までは商社や貴金属会社のみが純金積立を取り扱っていましたが、2012年からネット証券が金融商品として手軽に売買できるように設計した結果、今ではネット証券のほうが多くの口座数を獲得しています。
※2 残高報告書等の郵送を停止して次年度から年会費を無料した場合
※3 金は5gから現物引き出しが可能
純金積立① SBI証券
- 圧倒的な手数料が決め手で人気がある
- プラチナ積立や銀積立はもちろん、株式投資も安い
- 画面が使いやすくレポートも豊富
月3000円を積み立てたときの手数料は、純金積立で有名な田中貴金属工業では年間1000円前後取られますが、SBI証券は594円と割安で済みます。純金積立は長期で毎月積み立てる金融商品であるため、この差は大きいです。
みんなの株式2021年ネット証券年間ランキングにて、SBI証券は7年連続第1位を獲得しました。特に取扱商品、資金管理、取引のしやすさで評価されています。
SBI証券は主要ネット証券最速で720万口座を達成しました(2024年10月時点)。口座数の多さは「人気の高さ」を意味しており、圧倒的な手数料の安さ、金融商品の豊富さ、画面の使いやすさが支持された結果です。
社名 | |
---|---|
総合 | 4.6 |
評価 | |
購入手数料 | 購入金額×1.65% |
商品 |
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特徴 |
低コスト
少額取引
高機能
セミナー
|
純金積立② 楽天証券
- 手数料は最安水準で申し分なし
- 楽天カードで決済ができて、楽天ポイントが付与される
- キャンペーンが豊富で口座開設時からお得
楽天証券は年間手数料が業界最安水準です。購入手数料は積み立て額に対してわずか1.65%のみであり、年会費は無料、これ以外に手数料はかかりません。2024年10月時点では業界で最も安い設定です。
他社にない楽天証券の魅力は投資で楽天ポイントが付与されることです。純金積立でも楽天銀行を引き落とし先に指定することで楽天ポイントが貯まります。
通常は口座開設をスタートすると、すぐに純金積立が始まり、一時休止ができずに中途解約するしかありませんが、楽天証券は一旦口座だけを持っておいて、自分のタイミングでスタートやストップすることもできます。
社名 | |
---|---|
総合 | 4.3 |
評価 | |
購入手数料 | 購入金額×1.65% |
商品 |
|
特徴 |
低コスト
少額取引
高機能
セミナー
|
純金積立③ マネックス証券(マネックス・ゴールド)
- 手数料は1.65%で業界最安水準
- プラチナ積立や銀積立もできる
- 提供情報や分析ツールも手厚い
月3000円を積み立てるときは「3000円×1.65%×12カ月=594円」のみが、年間に支払う総コストとなり、業界最安水準です。他社が「1996円、2000円、3300円、3740円、4200円」のため、比較すると割安な金額であることがわかります。
マネックス証券ではプラチナ積立や銀積立も取り扱っており、しかも1000円単位で積み立てができます。プラチナは純金よりも価格変動が激しくハイリスクではありますが、その分戻ってくる金額も大きいです。
オリコンの顧客満足度ランキングでは、マネックス証券は2020年時点で「提供情報」で第1位、「取扱商品」や「分析ツール」で第3位を獲得しました。特に問い合わせ窓口がていねいであり、顧客の支持を得ています。
社名 | |
---|---|
総合 | 4.6 |
評価 | |
購入手数料 | 購入金額×1.65% |
商品 |
|
特徴 |
低コスト
少額取引
高機能
セミナー
|
純金積立④ 三菱マテリアル
- 手数料が安く信頼性が高い純金積立会社
- 自社で純金を精錬しており、海外との取引も活発
- 100年以上の歴史で安全性も高い
三菱マテリアルは1871年にまで遡って金製錬のルーツがある、100年以上の歴史を持つ会社です。資本金は1000億円以上と他の純金積立会社を2~3桁も上回っていて、長期的な純金の預け先として安心感があります。
純金積立のコストは年会費が880円、購入手数料は「1万円未満は1000円につき31円、1万円以上は1000円につき26円」です。ただし残高報告書等の郵送を停止した場合は次年度から年会費が無料になります。
社名 | |
---|---|
総合 | 4.1 |
評価 | |
購入手数料 | 1万円未満は1000円購入ごとに31円 1万円以上は1000円購入ごとに26円 |
商品 |
|
特徴 |
低コスト
少額取引
高機能
セミナー
自社製錬
|
純金積立のまとめ
総合 | 3.8 |
---|---|
評価 | |
収入 | 投資額の-50~500% |
時間 | 1年~ |
特徴 |
スキマ
深夜OK
土日有利
期間限定
初心者
スキル
資格有利
趣味併用
週末起業
元手0円
|
純金積立の体験談や口コミ
純金積立歴13年
メガバンクの定期預金の金利は2024年10月時点で0.01%です。これは100万円を100年預けたとしても、複利計算で1万0050円にしか利息が付きません。つまり、ほぼ意味がないわけです。
一方、金価格は2000年に「1g=1064円」の底値を付け、2005年は1619円、2010年は3477円、2015年は4564円と徐々に上昇しています。2024年10月時点では5171円でした。
私はこの13年間で投資額の2倍以上に含み益が膨らんでいます。それでも貯金感覚であるため、何か特別な売買をしたわけではありません。地道ではありますが、毎月買い付けていただけです。この気軽さが純金積立の魅力ではないでしょうか。
純金積立歴12年
純金積立とは毎月一定の金額で純金を購入していくシステムです。現金積立と同様に、毎月指定した金額が自動的に金融機関から引き落としされ、積み立てに回されます。
金価格は毎日変動しますので、株価のように得をする場合もあれば、損をする場合もあります。中には「必ず儲かる」と考える人も少なくないですが、実際は違います。
経済指標や社会情勢により金価格が下落し、元本を割る可能性があることもリスクとして捉えたいです。
ただ、純金の価値は2000年から右肩上がりに伸び続けているため、早めに始めて長く投資するほど、平均購入単価も割安になるメリットがあります。私も純金積立を続けて13年になりますが、大幅のプラスとなっています。
そもそも純金は世界中で通用するので、仮に日本が不景気であっても影響せずに、金価格は上がっていく可能性が高いです。
純金積立歴13年
2004年に「1g=1500円」で買いましたが、2008年に3000円を超えました。その後、金融不安の煽りから2500円前後まで下がりながらも、2011年から4000円台が定着、2017年は少しずつ上がりながら4000円台半ば~後半を維持しています。
このように上昇傾向を推移し続ける金価格ですが、反動で急落することもなく、順調に価値が上がっている状態です。私の資産も投資額の2.5倍以上に増えました。
純金積立歴11年
純金積立会社は金価格が高いときには少なく、安いときには多く購入するドルコスト平均法を採用しています。個人が一括で購入するよりも、1gあたりの購入単価が割安になりやすく、価格変動リスクを軽減できるシステムです。
個人的には2005年からスタートして、資産は倍以上に増えました。今まで貯金できなかった私も、自動引き落としであれば毎月少しずつ積み上がっていきます。貯金では何も増えない低金利国の日本において、純金ほど安定した資産運用はないです。
純金積立歴5年
私は今、純金積立を5年以上続けています。以前から投資に興味があったのですが、株式投資やFXで損をしている友人が多く、手が出せませんでした。そこで投資と貯金の間である純金積立を始めました。
純金積立の存在を知ったきっかけは「純金積立コツコツ、プラチナ積立コツコツ」というCMを見たことがきっかけです。
銃金積立は「毎月自動的に一定額の積み立てられる、毎月の積立額は少額でもOK、純金は無料で業者が保管してくれる」といった都合が良い条件が重なっています。
私は将来のための投資として純金積立をやっているので、今後も10年、20年と続けていくつもりです。金価格の動向もちゃんとウォッチしておき、今後も金価格が上がる傾向にあるような場合は、スポット購入で追加投資をすることも視野に入れていこうと考えています。
純金積立歴8年
私は分散投資の1つとして、毎月純金積立に投資しています。戦争やテロなどの有事では、純金は安全資産と捉えられているために、価格が上昇しやすく、株やFXのリスクヘッジになります。
また、金価格はインフレ率に連動しやすいため、インフレに強いこともメリットです。インフレでは相対的に紙幣の価値が下がるため、現金のみの資産運用に金投資を混ぜることは有効な対策となります。
純金積立歴2年
月1万円での年間コストを比較すると、大手地金商が3672円、大手鉱山会社が3864円でしたが、楽天証券は3240円でした。しかも、楽天証券では口座開設に楽天ポイントが貯まったり、あらゆる投資でポイントが貯まるお得さがあります。
また、スマホで純金の数量や平均買付単価、過去6カ月の積立状況の履歴が確認できて、使い勝手に優れています。何かわからないことがあっても、コールセンターが丁寧に説明してくれました。
純金積立歴3年
金投資にはゴールドバーや金貨がメジャーです。ただし、ゴールドバーは5gから購入できますが、500g未満の純金は加工料が加算されて割高です。逆に500g以上になると数百万単位で資金が必要になってしまいますし、盗難リスクなどの対策に別途コストがかかります。
そこで定期預金のように毎月コツコツ増やしていく純金積立がおすすめです。純金積立は月1000円単位で購入できることから、初心者でも無理なく続けられます。
金投資歴2年
取り扱っている会社によって違いはありますが、毎月1000円くらいから始められますので、若い人でもお小遣い程度の金額で続けられます。
毎月の積立金額によって違ってきますが、初回限定のキャンペーンとしてギフトカードやポイントプレゼントしてくれる会社もあります。純金積立会社によりサービスが異なりますので、まずは資料請求で比較してみましょう。
気になる手数料も詳しくチェックできますし、資料の内容から会社の信用度が伝わってくるものです。納得のいく取扱会社を見つけたのち、積み立てを始めると安心感も高まります。
例えば、楽天証券も割安な手数料はもちろん、安心感と操作性に優れていて、楽天ポイントも貰えるためにかなり人気です。マネックス証券は大手ネット証券で使いやすく実績もあり、業界最低水準の手数料です。
世界共通の価値が認められている純金の価格は、ゆっくりと価格が上がっています。これを機に賢い資産運用として純金積立を始めてみましょう。
金投資歴5年
純金積立で毎月分散して積み立てるとしても、結局はタイミング次第です。2012年10月に始めたときは「1g=4556円」でしたが、1年後の2013年10月には「1g=4284円」まで下がってしまいました。
そこで売ってしまったため、約6%の損です。その後、金価格は元に戻っているため、純金積立は長期投資すると決めた人のみに向いていると痛感しました。
純金積立歴1年
最初に三貴商事で純金積立を始めましたが、2009年に光陽ファイナンシャルトレードに事業譲渡されました。2011年には社名がKOYO証券に変わるなど、運営元に安定感が欠けていることが不安になり、私は純金積立はやめました。
他の純金積立会社も同様で、ドットコモディティは2014年7月に楽天証券に事業継承しています。エース交易はエボリューションジャパンに変わったあとに2014年9月にサービスを終了しました。
また、三菱商事や住友金属鉱山などの大手も田中貴金属工業に吸収されており、長期運用の純金積立で移り変わりが激しいことはかなりのマイナスポイントになります。