【漫画】純金積立会社を比較!年間総コストは594~4200円と各社で差があり

中野貴利人
監修中野貴利人
2022/10/23 更新

「ネット証券が最安値」

純金積立は月1000円でできる金投資です
最大のメリットは毎日定額で買っていくため 価格変動リスクを低く抑えられることです
純金積立ができる会社は10~20社あり 年間コストに差があります
年間コストはネット証券が最安値です

「純金積立に分散投資」

ネット証券では主に3社が純金積立を扱っています
すべての手続きがウェブで完結することもネット証券の強みです
総合ネット証券ですので 1つのアカウントで全資産を一元管理できます
金価格が下がったときにスポット購入で買い足すと利益を増えやすいです
  1. 大手11社の年間総コストを比較
  2. 保管方法やスプレッドも比較する
  3. 大手でローコストな純金積立会社

大手11社の年間総コストを比較

大手9社の年間総コストを比較

純金積立では「購入手数料+年会費」が必要です。購入手数料は月々の純金を積み立てる際にかかる料金、年会費は年初に支払う費用になります。国内の純金積立会社では保管料が必要ないため※、各社で差があるのはこの2点です。

※金の混蔵寄託(特定保管)のみ保管料が有料の会社あり

年間総コスト=購入手数料+年会費

純金積立会社を比較すると、購入手数料と年会費の有無で3タイプに分類できます。その中で業界最安水準は①の購入手数料のみが発生するタイプです。

①購入手数料あり+年会費なし
②購入手数料なし+年会費あり
③購入手数料あり+年会費あり

純金積立は長期でお付き合いすることになるため、なるべく手数料が安い会社を選びたいです。ただ、年間総コストは各社でバラつきがあるため、積み立て額が月3000円と月1万円のときで、大手11社を比較してみました。

チェック1

月3000円を積み立てたときの年間総コスト

毎月の積み立て額を初心者でも始めやすい3000円に設定したところ、年間総コストは最安値と最高値で7.1倍の差となりました。ネット証券や貴金属製錬メーカーが安く、溶解業者や鉱山会社は高い傾向があります。

会社名
昇順降順
毎月の購入手数料 年会費 年間総コスト
昇順降順
マネックス証券 購入金額×1.65% 無料 594円
楽天証券 購入金額×1.65% 無料 594円
SBI証券 購入金額×1.65% 無料 594円
住信SBIネット銀行 1000円ごとに25円 無料 900円
田中貴金属工業 3000~3万円未満は2.5% 無料 900円
三菱マテリアル 1000円ごとに31円 無料※2 1116円
KOYO証券 無料 1500円 1500円
徳力本店 1000円ごとに25円 1100円 2000円
日産証券 無料 3300円※1 3300円
石福金属興業 1カ月220円 1100円 3740円
岡安商事 1000円ごとに25円 3300円 4200円

情報取得日 2022年10月時点

チェック2

月1万円を積み立てたときの年間総コスト

次に月3000円ではなく、顧客1人あたりの平均積立額である月1万円としたときの年間総コストです。多少順位が変わりますが、基本的にはネット証券が業界最安水準になります。

社名 毎月の購入手数料 年会費 年間総コスト
マネックス証券 購入金額×1.65% 無料 1980円
楽天証券 購入金額×1.65% 無料 1980円
SBI証券 購入金額×1.65% 無料 1980円
住信SBIネット銀行 1000円ごとに25円 無料 3000円
田中貴金属工業 3000~3万円未満は2.5% 無料 3000円
三菱マテリアル 1000円ごとに26円 無料※2 3120円
日産証券 無料 3300円※1 3300円
石福金属興業 1カ月220円 1100円 3740円
徳力本店 1000円ごとに25円 1100円 4100円
岡安商事 1000円ごとに25円 3300円 6300円

情報取得日 2022年10月時点

月3000円を積み立てる場合に他社競合と比較して、年間総コストが安い会社はマネックス証券楽天証券SBI証券でした。月1万円の積み立てでも総合ネット証券が業界最安水準です。

この3社はコスト面では1円も差がありません。年会費が無料であるために、試しに口座開設をしてもOKですし、一時休止や中途解約もネット上ですぐにできるため、自分のタイミングで気軽に始めることができます。

次いで気になる会社は三菱マテリアルでしょう。三菱グループで会社が倒産する心配もなく、1871年にまで遡って金製錬のルーツがあるため、長期的な預け先として安心感があります。

あとはCMで有名な田中貴金属工業です。田中貴金属工業が1カ月の積立金額で購入手数料を変えており、「3000~3万円未満は2.5%、3万~5万円未満は2.0%、5万円以上は1.5%」となります。そのため、積立金額が月5万円を超えたあたりからお得感が出ます。

超低金利の日本では貯金でお金は増えません。株やFXのような投資はリスクが高く、複雑なテクニックと高度なツールが必要です。その点、純金積立は毎月コツコツと純金を貯めていく、手間いらずの金融商品です。

※1 2年目以降は2200円
※2 残高報告書等の郵送を停止した場合は次年度から年会費が無料


保管方法やスプレッドも比較する

保管料やスプレッドも比較する

保管方法で比較

純金の保管方法は多くの純金積立会社が消費寄託ですが、SBI証券田中貴金属工業石福金属興業などは特定保管としています。

消費寄託とは「お客さまが積み立てた金地金の所有権を純金積立会社に移管して、お客さまは返還を請求する権利を持つ」ことです。そのために純金積立会社が倒産したときはすべてが戻ってくる保証はなく、返還請求を行うことになります。

一方、特定保管であれば万が一、純金積立会社が潰れても全額保全されているため、積み立てた純金が100%戻ってきます。お客さまの純金をしっかり守る特定保管であるがゆえに、多少の年会費が割高になることもあります。

ただし、1つの考え方として「上場しているなど資金が潤沢にある企業であれば、倒産するリスクが極めて小さいため、あえて消費寄託や特定保管は気にしない」ということもありです。

スプレッドで比較

あと1点比較したい項目はスプレッドです。スプレッドとは「純金に存在する2つの価格差」のことです。

例えば、私たちが純金を買う場合は「1g=5000円」、売る場合は「1g=4900円」のように、小売価格と買取価格に100円の差があります。この差がスプレッドであり、為替や先物でも必ず発生する仕組みです。

ニュースでよく見る「1ドル=110.05~110.10円」という外国為替の表示も、買付価格が110.05円で、売付価格が110.10円という意味です。純金積立の場合はこのスプレッドが純金積立会社で若干の差があります。

使いやすさで比較

必ずチェックしておきたい純金積立会社は、大手ネット証券のマネックス証券楽天証券SBI証券です。ネット売買の操作性や利便性、総合的なサポート力では上場企業グループのネット証券に分があります。

SBI証券や楽天証券は金融商品に「国内株、海外株、IPO、ETF、投資信託、FX、債券、商品先物、REIT」などもあり、1つのアカウントですべて管理できます。

ポートフォリオで資産状況を把握しながら、それぞれの口座がつながっているために資金や資産の移管もスムーズですし、スマホアプリや投資ツールの使いやすさもかなり優れています。また、プラチナや銀も積み立てられます。

2011年までは商社や貴金属会社のみが純金積立を取り扱っていましたが、2012年からネット証券が金融商品として手軽に売買できるように設計した結果、今ではネット証券のほうが多くの口座数を獲得しています。

純金積立会社おすすめ人気ランキング

順位 1位
マネックス証券
2位
楽天証券
3位
SBI証券
4位
三菱マテリアル
5位
住信SBIネット銀行
6位
田中貴金属工業
社名 マネックス証券 楽天証券 SBI証券 三菱マテリアル 住信SBIネット銀行 田中貴金属工業
購入手数料 購入金額×1.65% 購入金額×1.65% 購入金額×1.65% 1万円未満は1000円購入ごとに31円
1万円以上は1000円購入ごとに26円
1000円ごとに25円 3000~3万円未満は2.5%
年会費 無料 無料 無料 無料※1 無料 無料
月3000円積立の
年間総コスト
594円 594円 594円 1116円 900円 900円
月1万円積立の
年間総コスト
1980円 1980円 1980円 3120円 3000円 3000円
積立単位 月1000円から
1000円単位
月1000円から
1000円単位
月1000円から
1000円単位
月3000円から
1000円単位
月1000円から
1000円単位
月3000円から
1000円単位
保管方法 消費寄託 消費寄託 特定保管 混蔵預託
消費寄託
消費寄託 特定保管
現物交換 100g以上 100g以上 1kg以上 100g以上※2 100g以上
スプレッド 111円 78円 80円 120円 104円 94円
使いやすさ A評価 A評価 A評価 A評価 B評価 B評価
人気度 A評価 A評価 A評価 A評価 B評価 B評価
詳細 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト

※1 残高報告書等の郵送を停止した場合は次年度から年会費が無料
※2 金は5gから現物引出しが可能

情報取得日 2022年10月時点

大手でローコストな純金積立会社

手数料は1.65%で業界最安

マネックス証券

社名 マネックス証券
総合 4.6
評価
特徴
低コスト
少額取引
高機能
セミナー

月3000円を積み立てるときは「3000円×1.65%×12カ月=594円」のみが、年間に支払う総コストであり、これは業界最安水準になります。他社が「1996円、2000円、3300円、3740円、4200円」などで、比較すると割安な金額であることがわかります。

プラチナ積立や銀積立も取り扱っており、しかも1000円単位で積み立てができます。プラチナは純金よりも価格変動が激しくハイリスクではありますが、その分戻ってくる金額も大きいです。

オリコンの顧客満足度ランキングでは、マネックス証券は2020年時点で「提供情報」で第1位、「取扱商品」や「分析ツール」で第3位を獲得しました。特に問い合わせ窓口がていねいであり、顧客の支持を得ています。

マネックス証券

手数料最安&楽天ポイント付与

楽天証券(純金・プラチナ積立&取引サービス)- 楽天ポイント付与

社名 楽天証券
総合 4.3
評価
特徴
低コスト
少額取引
高機能
セミナー

楽天証券は年間総コストが業界最安水準です。購入手数料は積み立て額に対してわずか1.65%のみであり、年会費は無料、これ以外に手数料はかかりません。2022年10月時点では業界で最も安い設定です。

他社にない楽天証券の魅力は投資で楽天ポイントが付与されることです。純金積立でも楽天銀行を引き落とし先に指定することで楽天ポイントが貯まります。

通常は口座開設をスタートすると、すぐに純金積立が始まり、一時休止ができずに中途解約するしかありませんが、楽天証券は一旦口座だけを持っておいて、自分のタイミングでスタートやストップすることもできます。

業界最安手数料&純金の現物に交換可

SBI証券(金・プラチナ取引)の評判 - 業界最安手数料&純金の現物に交換可

社名 SBI証券
総合 4.6
評価
特徴
低コスト
少額取引
高機能
セミナー

月3000円を積み立てたときの手数料は、純金積立で有名な田中貴金属工業では年間1000円前後取られますが、SBI証券は594円と割安で済みます。純金積立は長期で毎月積み立てる金融商品であるため、この差は大きいです。

みんなの株式2021年ネット証券年間ランキングにて、7年連続第1位を獲得しました。特に取扱商品、資金管理、取引のしやすさで評価されています。

SBI証券は主要ネット証券最速で720万口座を達成しました(2022年3月時点)。口座数の多さは「人気の高さ」を意味しており、圧倒的な手数料の安さ、金融商品の豊富さ、画面の使いやすさが支持された結果です。

SBI証券


手数料が安く信頼性が高い純金積立

社名 三菱マテリアル
総合 4.1
評価
特徴
低コスト
少額取引
高機能
セミナー
自社製錬

三菱マテリアルは1871年にまで遡って金製錬のルーツがある、100年以上の歴史を持つ会社です。資本金は1000億円以上と他の純金積立会社を2~3桁も上回っていて、長期的な純金の預け先として安心感があります。

純金積立のコストは年会費が880円、購入手数料は「1万円未満は1000円につき31円、1万円以上は1000円につき26円」です。ただし残高報告書等の郵送を停止した場合は次年度から年会費が無料になります。

マイゴールドパートナーオンライン

初心者も安心できる純金積立会社

マイゴールドパートナーオンライン

会社員向けの副業が学べる本

自由にはたらく 副業アイデア事典
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