【漫画】第47話「時間管理のコツ!副業の時間を作る7つの方法」

中野貴利人
監修中野貴利人
株式会社ネットピコ 代表取締役

「空き時間は隠れている」

会社から帰宅後6時間連続で副業しているだぬ もう深夜3時ブー お前は時間管理がヘタだぬ もっとうまく時間を使えブー じ‥‥時間? これ以上の空き時間はないよ たくさんあるだぬ ストーカーか! 今からお前に時間を作るコツを教えてやるだぬ 生産性が向上するブー

「時間管理のコツ7選」

コツ 優先度を決める コツ 無駄な時間を削る コツ 時短テクを駆使する コツ アプリで見える化

「自由時間は2,323時間」

コツ スマホを活用する コツ 睡眠は7時間取る コツ 1日の計画を立てる 総務省によると自由時間は年平均で2,323時間 その1/3を副業に使えば 時給1,000円でも年間77万円は稼げるだぬ

「週28時間は副業できる」

優先度をマトリクスで決める 無駄時間である優先度Dは削る 時短テクで全部を効率化だ 時間管理アプリは作業効率がわかりメリハリが付く スマホなら読書や勉強もいつでもできる 睡眠を考えると退社型+休日型だ これで週28時間は副業ができる 1日の計画を毎朝立てることでやる気もアップ なんで俺だけ頑張ってんだよ!! うちらは休憩の優先度がA群だぬ 知らねぇよ
  1. 電車でわかる時間がない人の特徴
  2. 優先度はマトリクスで分類する
  3. 仕事・勉強・家事の時短テクニック
  4. アプリで所要時間を見える化
  5. スマホでスキマ時間を有効活用
  6. 1日の計画をスケジュール化する

電車でわかる時間がない人の特徴

通勤電車を見渡せば、時間の使い方に違いがあることがよくわかります。オウチーノの2016年4月時点の「通勤の電車内の過ごし方」によると、第1位が「寝る」で46%(複数回答)でした。

回答割合
寝る
46%
何もしない
37%
ニュースを見る
35%
小説を読む
31%
ゲームをする
17%
SNSを使う
17%
LINEする
15%
ビジネス書を読む
10%
新聞を読む
9%
ビジネス誌を読む
9%
雑誌を読む
9%
動画を見る
5%
マンガを読む
5%

第2位の「何もしない」には「考え事をする、景色を見る、広告を見る、車内液晶を見る、音楽を聴く」が含まれています。その他の回答には「人と話す、勉強をする、仕事をする、運動をする、メイクする」がありました。

この中でビジネスパーソンに有意義な回答は「ビジネス書を読む、新聞を読む、ビジネス誌を読む」程度です。もちろん、自宅で勉強や仕事をして、電車内は趣味の時間として切り替えている人もいますが、少数派になります。

周りには忙しそうな大人が大勢いますが、電車内の過ごし方トップ3は「寝る、何もしない、ニュースを見る」という結果です。それなら日常には多くの自由時間が潜んでいて、私たちはそれらを活用できるかもしれません。

アットホームの2014年6月時点の「通勤の実態調査」という調査では、東京、埼玉、千葉、神奈川在住で、都内勤務の子持ち会社員の平均通勤時間は58分でした。つまり「58分×往復×240日勤務=約480時間」です。

その480時間で「やることリストをまとめる、ビジネス情報を仕入れる、オーディオブックを聴く、英語ニュースを聴く、資格取得の勉強をする」こともできるはずです。

さらにあなたの時給が2,000円の場合、通勤時間には「480時間×2,000円=年間96万円分」の価値があります。副業なら「ブログで記事を書く、転売する商品価格を確認する、デイトレードで買いを仕込む」などもできます。

優先度はマトリクスで分類する

3,000万部を超える世界的なベストセラー「7つの習慣」で有名になった時間管理の手法に、優先順位を決めるマトリクス作りがあります。

これは仕事などの内容を「A群=重要度高・緊急度高、B群=重要度高・緊急度低、C群=重要度低・緊急度高、D群=重要度低・緊急度低」の4つのカテゴリに分ける方法です。

この中でいや応なく対応する項目はA群の「重要度高・緊急度高」です。大事な要件であり、時間も迫っているために放置できません。

次に優先すべきはB群の「重要度高・緊急度低」です。これは「緊急度が低いなら後回し」というよりも、常に「将来のために重要なことを実行する」という意図があります。

例えば、会社内では緊急の仕事が割り込んできて、現在進行中の重要な仕事が中断されやすいです。もちろん、緊急であれば放置はできませんが、重要でないなら仮に対応しなくても影響力は少ないはずです。

私たちは重要度が高い案件の進捗を止めることで、将来的に時間がなくなったり緊急を要する事態になってしまい、数日後に不利益が発生する可能性を危惧しなければいけません。

それを回避するためにも、基本的には緊急度よりも重要度を軸にして、優先度を捉えるようにします。

誰にでも時間は等しく与えられていますが、無駄な時間を過ごさないためには、このように行動パターンをマトリクスに割り振ることが有効です。必然的に優先順位が意識できて、重要や緊急でもない行動は排除されます。

AとBのあとにはC群を当てはめることで、消去法でD群も決まります。D群の必要性を主張することは容易ですが、何となくスマホをいじったり、ゴロゴロとテレビを見るといった浪費時間は切り捨てても構いません。

それらに代わって、重要度が高くて緊急度が低い「ビジネス書を読む、英語を勉強する、体を鍛える」などのB群の時間を増やせます。

将来に備えた自己投資や自己啓発は今すぐには必要性を感じないため、電車内でも実行している人が少ないわけです。本来は少しずつ積み重ねていくことで、着実に重要なキャリアやスキルが高まっていきます。

ときにハードな仕事を続けるには、ある程度の体力も必要です。そのため、米国のエグゼクティブは体力作りを欠かしません。これは「より良い仕事をするためには体力も必要である」ことを知っているからです。

何より副業も重要度高・緊急度低のB群です。本当に本業が忙しすぎて、時間がないために副業ができない人も一定数存在します。しかし、D群に時間が偏りすぎているなら、それは時間の使い方が下手なだけかもしれません。

仕事・勉強・家事の時短テクニック

仕事では探す時間を減らして時短

仕事では業務効率化を目的として、名刺管理アプリ、マクロ、音声入力の使用など、さまざまな時短テクニックがありますが、あえておすすめを紹介するなら「何かを探す時間を減らす」ことが有効です。

大塚商会による2014年7月時点の調査では、ビジネスパーソンは年間150時間ほど捜し物に時間をかけていることがわかりました。これはペンや書類、必要なデータ、キーパーソンとなる人物などにも及びます。

特に仕事で必要なデータやマニュアルが「どこに保管しているか、誰が管理しているか、日付や内容は信頼できるか」とわからないシーンが多いです。

それでは探索や確認する時間が非常に無駄になるため、仕事ができる人や組織では整理整頓が徹底化されています。資料のファイリングからデータのネーミングまでルールが明確であり、新しい人材も主体的に動けます。

この整理整頓はマトリクスでは重要度高・緊急度低に位置付けられ、B群の使い方がポイントであることには変わりません。空き時間を活用して、忙しいときの作業負担を減らしましょう。

その際は費用対効果を意識します。年に数時間しか使わないもののために、数十時間かけて管理する行為は無駄です。データや書類の管理にかける時間と捜し物をする時間を天秤にかけてみて、バランスを取ります。

ちなみに仕事の時短テクニックでは「通勤時間を減らす」も有名です。会社の近くに引っ越すと家賃は高くなりますが、浮いた時間で自己投資をして、長期的には収入が増やすこともできます。

勉強は繰り返しが時短のポイント

昔の勉強法は書いて覚えることが有効とされてきました。しかし、今はとにかく繰り返しが大事です。例えば、教科書には覚えることが凝縮されていますが、それをまた自分でノートに書き写す行為は時間の無駄です。

それより何度も教科書を読み返すほうが短時間で記憶に残ることがわかっています。つまり、効率的に成果を生み出すことを優先する習慣が大切です。

社会人の資格試験では暗記問題が多いですが、これも書いて覚えるのではなく、教科書を何度も読む、もしくは問題集を何度も解いて、解説から理解度を深めるテクニックを使いましょう。

読解問題も問題集の繰り返しが基本であり、まずは問題集を1冊のみ選ぶことから始めます。東大に現役合格した人も、目の前に勉強すべき教科書や問題集を並べて、どれを使うか取捨選択をしています。

試験日までの時間が限られている中で、すべての書籍に目を通す余裕はありませんし、合格圏に達するまでの学習量と学習時間がある程度わかっているため、余計に勉強しても意味がありません。

はじめに学習計画の全体像を把握して、そのゴールに向かって何をすべきかを決め、あとは何度も問題を解いては、解答と解説をチェックします。このように最短距離で理解度を深めること目的にします。

その問題にもよりますが、基本的には最初のインスピレーションが重要です。問題を読んだ瞬間に答えがだいたいわかるようになるまで、通勤中や休憩中などのスキマ時間を使って、問題と解説の暗記を繰り返しましょう。

家事ではルーティーンとアイテム選び

家事のような決まりきった作業の時短テクニックは、ルーティーンを作ることです。習慣や流れに任せると、余計な体力や神経を使うことなく、手早くこなせるようになります。

そのためには1日のリズムを固定化します。起床時刻と睡眠時刻を一定にして、睡眠時間を軸にします。ここがブレるとすべてがズレやすいです。料理、洗濯、掃除もする曜日や時刻をある程度決めたほうがスムーズです。

家事では無理をしないことも大切です。例えば、1カ月分の掃除を1日でしようとすると時間が読めませんし、余計に疲れます。そこで「今から1時間はここを重点的に」という感じにして、余力を温存しましょう。

ちなみに料理は休日にまとめて作っては冷凍と作り置き、繁忙期は宅食や外食も利用します。洗濯は1人暮らしなら衣類を7日分用意して、週1回に抑えることもできます。掃除は土日に集中したり、家事代行に依頼します。

また、フードプロセッサー、圧力鍋、シリコンスチーマーなどの時短アイテムを使うと、目に見えて調理時間が短縮できますし、食器洗い乾燥機やロボット掃除機なども高価ですが、最強の時短テクを提供してくれます。

アプリで所要時間を見える化

アプリで所要時間を見える化

TogglaTimeLoggerは自分の行動を記録する時間管理アプリであり、時間の使い方を可視化できます。例えば、テレビを見る時間や風呂に入る時間を記録し続けることで、1日における時間の割り当てが完成します。

手順もシンプルで「①作業名を入力する、②計測と停止を押す、③グラフで確認する」です。作業名は記録が残るため、1度登録すれば次の日もすぐに選択できます。

これもマトリクスにおける重要度高・緊急度低のB群を把握するための作業の1つです。自分が何にどれだけ時間を費やしているかをチェックして、できる限り自分への投資になるような時間を増やしましょう。

ちなみに時間が有効に使えるようになると、自然と節約もできます。例えば「飲み会の代わりに学習をする、遊ぶ時間がないためにゲームを買わない、副業をするためにむしろ増える」など、お金を使う機会が減るためです。

スマホでスキマ時間を有効活用

スマホの活用は時短に非常に役立ちます。書籍は電子化やオーディオブック、新聞も電子版にすることで、通勤中や休憩中、風呂や就寝前の暗いところでも読めます。書籍や新聞を持ち運ぶ手間からも開放されます。

コミュケーションにおいては電話は自分の時間が減らされるツールです。メールは冗長的な文章を読まされ、その返信に相当の時間を使わされます。これからはチャットアプリでシンプルなやり取りを推進しましょう。

金銭管理をすることでお金は貯まります。しかし、現金で払ったレシートを家計簿ソフトに入力するという面倒な作業のせいで、年間数千~数万円分の時間を浪費しています。支払いはすべてクレジットカードに集約し、あとは家計簿アプリがそのデータを読み取って、自動仕分けするようにします。

何かアイデアが思いついたときには、メモ代わりにアプリに声で録音すれば、文字を書く行為が省けます。歩きながらでも頭に浮かんだことを記録できますし、その音声データを自動的にテキスト化するソフトもあります。

また、カメラで文字や画像を収集して、音声と一括管理することで、データの整理整頓もできます。会社の会議でも躊躇なくスマホを取り出して、まめに録音する行為は今は一般的です。

時短は単に物事を早く終わらせることではなく、スキマ時間や浮いた時間をいかに活用するかがポイントです。集中力が保てる短い時間の積み重ねは、確保が難しい長い時間よりパフォーマンスでも優れています。

1日の計画をスケジュール化する

時間が足りなくなる理由は、1つの行動にかかる時間を想定していないからです。所要時間の見積もりが甘いことで、急がなくていけないところもマイペースで進めてしまい、結果的に時間が足りなくなります。

逆に計画通りに進むと、すべての物事にプラスの影響を及ぼして、副業も楽しめます。そのためには前日の夜や当日の朝に、1日の予定をスケジュール化しましょう。

スケジュールはスマホアプリに集約します。通知や共有機能が使えるため、遅刻やダブルブッキングなどのミスもほぼなくなります。

スケジュールを入力するときは、箇条書きにタスクをを並べて、してやることリストを作成します。これは優先度を把握するだけではなく、やらなくてもいいことを明確にして、時間を節約する効果があります。

予定を組むときは詰め込みすぎに注意です。1日30分~1時間は遊びの時間を設けて、時間が足りなくなったときに対応できるようにします。最後に週、月、年単位で計画を振り返ると、時間管理をより意識できます。

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公開日公開日 2018.05.10
更新日更新日 2018.07.18

著作・制作など

中野貴利人
中野貴利人
監修・原作・執筆・編集
株式会社ネットピコ代表取締役。著書にど素人でも稼げるネット副業の本など。過去の取材はメディア掲載履歴で紹介。
イブキミノ
イブキミノ
作画
30歳オーバーにして、脱サラしたイラストレーター兼漫画家。丸っこいものに囲まれて暮らすのが夢です。