ブログの副業とは?一般人でも1回読まれるたびに0.2円程度がもらえる仕組み
- ブログの副業とは?
- ブログが1回読まれるたびに0.2~1円
- 副業でブログを始める手順
- ブログで稼ぐプロブロガーの実例10選
- 高品質な記事を継続的に投稿する
- ブログは独自ドメインを使うほうがいい
- デメリットは報酬を得るまでの作業時間
- ブログの副業まとめ
- ブログの体験談や口コミ
ブログの副業とは?
ブログの副業とは自分のブログに記事を投稿して、閲覧数を増やすことで収益を得ることです。書き手の多くは会社員や学生ですが、その一部に「プロブロガー」と呼ばれるブログだけで生計を立てられる人もいます。
記事を書くだけで収入をもらえるわけではありません。収入の発生源は広告です。記事に貼った広告が押されると報酬になるクリック報酬型広告、広告経由で商品が売れると紹介料が受け取れるアフィリエイト広告、クライアントの広告を載せることで掲載料が貰える純広告があります。
- クリック報酬型広告
- アフィリエイト広告
- 純広告
ブログは特別な知識がなくても、独自の切り口や文章のおもしろさで勝負することもできます。ブログサービスを使えばプログラミングやデザインのスキルも必要なく、年齢や学歴も関係ありません。誰でもすぐにチャレンジできる副業です。
ただし、記事の投稿後にPVが急増するわけではないです。一般的には記事を公開してからアクセスが集まるまでに最低3カ月はかかります。初期段階では3カ月前に投稿した記事から1日数円発生するイメージです。
仮に5記事を投稿したら「1日10円×5記事×30日」で、月間1500円程度の副収入が期待できます。記事数が100、200、300と増えていけば「1日10円×300記事×30日」となり、ようやく月間数万円に届きます。
さらに単価が1日100円に上がって月100万円を達成している人もいますし、インフルエンサーのように知名度が上がってくると、X(twitter)で宣伝することですぐに流入数が伸びるため、3カ月間待つ必要もなくなります。
一般的なブログは1回読まれるたびに0.2~1円
クリック報酬型広告を記事に掲載する
クリック型の報酬の目安としては1PV(ページビュー)あたり0.2~1円です。月間1万PVで2000~1万円、10万PVで2万~10万円、100万PVで20万~100万円が稼げるでしょう。ちなみに月間1万PV程度はそこまで難しい数字ではありません。
クリック型の広告では、ブログに訪れたユーザーがその広告をクリックすることで報酬が得られます。クリックした先にある商品やサービスを購入しなくてもOKです。
単価は1クリックあたり0.2~1000円で幅があります。広告を配信するシステムは「Googleアドセンス、nend、medi8、忍者AdMax」などが有名ですが、プロブロガーも含めて、基本的にはGoogleアドセンスを選びます。
Googleアドセンスは一定水準のコンテンツや独自ドメインが必須などの審査が厳しい代わりに「広告主の数、広告の種類やサイズ、クリック単価、クリック率、全体的な使いやすさ」に優れており、収益性が高いためです。
アフィリエイト広告を記事で誘導する
成果報酬型の広告は俗に「アフィリエイト」と呼ばれる仕組みです。商品やサービスを記事内で紹介して、ユーザーに広告をクリックしてもらい、さらに販売や会員登録にいたったときに収益が得られます。
クリックするのみのクリック型と比べて、成果のハードルが高いために1件100円以上、FX会社の口座開設やクレカの申し込みなどでは1件1万円以上が貰えます。ただし、高額報酬のジャンルはライバルも多いです。
広告を管理するサービスA8.netやafb、アクセストレードといったアフィリエイト会社、もしくはAmazonアソシエイトや楽天アフィリエイトなどの商品販売サイトに登録します。
純広告を販売して固定費をもらう
ブログに一定の購読者が付いて、月10万PVなどに達してくると、そのジャンルでは有名なブログになっています。そうすると、企業や広告会社から広告枠の販売についてのオファーが来ます。
例えば、コスメのブログなら化粧品メーカーが「弊社のマスカラの広告を月10万円でトップページに掲載してほしい」などと依頼が来るわけです。アフィリエイト会社なら「報酬を2倍にする」こともあります。
また「1記事3万円で新商品の紹介をしてほしい」といった有料記事の依頼も一般的です。さらに有名ブロガーになることで、商品プロデュースや講演依頼、書籍化といったブログ以外での収益も確保できます。
副業でブログを始める手順
ブログを始めるときは最初にテーマを決めます。その際は生活グッズ、恋愛、子育てなどジャンルを絞ったほうが読者が付きやすいです。生活グッズなら日頃の体験談や掃除ノウハウを紹介しながら、おすすめグッズの広告を掲載します。
- ブログのテーマを決めます。
- はてなブログなどのブログサービスを選びます。
- もしくはドメインを取得して、レンタルサーバーを借ります。
- GoogleアドセンスやA8.netなどの広告サービスに登録します。
- 初心者はブログや記事の書き方を学ぶことをおすすめします。
- 記事を作成して投稿します。
- サイトや記事内に広告を貼ります。
- 最低3カ月、通常6カ月以上をかけて、PVが徐々に増えます。
- 数カ月後に収益が発生し、広告サービス経由で振り込まれます。
初心者は無料のブログサービスを使うと、簡単にブログが作れます。ブロガーがよく利用しているブログサービスははてなブログ、ライブドアブログ、アメブロなどです。
ただし、アメブロは商用利用が禁止であり、Googleアドセンスも使えません。どちらかというと芸能人や有名人向きです。一般人が広告収入を得るならはてなブログとライブドアブログがおすすめになります。
ブログで稼ぐプロブロガーの実例10選
初心者がそのクオリティに達するには、まずはタレントや政治家といった有名人を除く、プロブロガーのブログの実例を見ることが1番です。その際は「テーマ、洞察力、考察力、文章力、体験談」に着目しましょう。
以下にごく一部のプロブロガーを紹介します。プロブロガーは本業で「大学教授、編集者、小説家」などのさまざまな別の肩書きを持っている人がほとんどですが、ここでは全員をプロブロガーとして紹介しています。
ブログ名 | ブロガー | 職種 | メインテーマ |
---|---|---|---|
ushigyu.net | 牛嶋将太郎氏 | 元ITコンサル | デジタル レビュー 旅行など |
今日はヒトデ祭りだぞ! | ヒトデ氏 | 元会社員 | ブログ 旅行 ひげ脱毛など |
クロネコ屋の超ブログ術 | クロネコ屋氏 | 元作家 | アフィリエイト 育毛など |
gori.me | g.O.R.i氏 | 元会社員 | Apple製品 |
じまじぱーてぃー | あんちゃ氏 | 元会社員 | 20代の生き方 |
染谷昌利 公式ブログ | 染谷昌利氏 | 元会社員 | 複業 ブログ |
転職アンテナ | moto(戸塚俊介)氏 | 元法人営業 | 転職 |
ままはっく | まなしば氏 | 元会社員 | 妊娠・出産・育児 |
More Access! More Fun! | 永江一石氏 | ストラテジスト | ビジネス 経済 社会問題 |
わかったブログ | かん吉氏 | 元会社員 | ブログ 読書 マラソン |
情報取得日 2024年10月時点
ほとんどの人が元々は一般的な会社員であり、副業でブログをスタートしています。その後プロブロガーとして独立したり、別のビジネスでも成功したり、ブロガーと執筆業に切り替えたりと、ブログをきっかけに新たなキャリアを構築することができました。
高品質な記事を継続的に投稿する
高品質な記事を連発する
ブロガーとして収益を得るためには、訪問者数を増やさないといけません。誰かに読まれなければ、存在しないことと同じだからです。ただし、ブロガーがやることは高品質な記事を量産するのみであり、そこに複雑さはありません。
書籍や雑誌などと同じように、とにかく「読んでためになった、おもしろかった、考えさせられた」という読者が満足できるクオリティが求められます。
ブログ内の記事はすべて高品質にすることが望ましいです。ユーザーもそうですが、Googleなどの検索エンジンも、ブログに質の高い記事が揃っていることで、ブログ全体の評価を上げて、検索結果で上位に表示してくれます。
逆に適当に記述したような質の低い記事が含まれると、たとえ良い記事を新規で投稿しても、悪影響を受けて、それも評価されにくくなります。
継続的に記事を更新する
ブログで稼ぐには投稿数も重要です。30記事を書いてもスケールが小さく、ブロガーとしては弱いです。圧倒的な量によりヒットする記事の数も増えていきますので、記事の数を増やすことも重視したいです。
さらにブログは継続的に更新され続けることが読者を惹きつけます。コンスタントに新規記事の追加することはもちろんですが、情報が古さや間違いを更新することでも高評価が得られます。
収益を得るブログを作るためにはコンテンツの「質と量」を満たすことがポイントになります。
補足としてはX(twitter)やInstagramなどのSNSで拡散して、記事を販促していく方法もありますが、これも質の高い記事が多く存在することが前提になります。
ブログは独自ドメインを使うほうがいい
独自ドメインのメリット3選
はてなブログを借りると「○○.hateblo.jp」というURLになります。ただ、これは無料ブログのURLであり、はてなブログの管轄下にある状態です。多くのプロは初期から「○○.com」といった独自ドメインを自分で取得しています。その理由は次の3つのメリットがあるからです。
- ブログに広告が掲載できる。
- ブランド力がある。
- サイトを売却できる。
ブログに広告が掲載できることは欠かせません。無料ブログでは広告が掲載できなかったり、制約が多かったりと、売上が増えないでしょう。そもそもGoogleアドセンスは独自ドメインがないと使用できない制約がありますし、独自ドメインだから契約できるアフィリエイト広告もあります。
また独自ドメインはブランド力があります。テーマにあったドメインにすれば人に覚えてもらえますし、次第に「ドメイン=ブランド」として確立することができます。
さらに最終的にはサイトを売却できます。サイト売買ではどこの管轄下でもない独自ドメインであったほうが、簡単にサイトを売却できるために有利です。個人ブログでも数十万~数億円で取引された実績があります。
おすすめの独自ドメイン会社4選
独自ドメインはムームードメインで年1728円で取得できますし、お名前.com、さくらのドメイン、エックスドメインなども大手で信頼できるドメイン会社です。
おすすめのレンタルサーバー4選
レンタルサーバーはロリポップ!レンタルサーバーで年3960円で借りられます。さくらのレンタルサーバー、エックスサーバー、お名前.comサーバーなども有名なレンタルサーバー会社です。マニュアルやサポート体制も万全のために難しいことはありません。
デメリットは報酬を得るまでの作業時間
ブロガーはすぐに収入につながる仕事ではありません。コツコツと継続していく必要があるため、はじめのうちはまったく収入にならないです。その結果、始めやすい反面、収入が発生する前にやめてしまう人が増えます。
副収入を得るまでには、ある程度の記事数を継続的に投稿しなければなりませんが、会社員の場合は本業が繁忙期だったり、プライベートで忙しくて、モチベーションを維持しにくいことが障壁になりやすいです。
初心者は当面の目標に「月収1000円」を設定して、次に「月10記事を投稿し続けて月収1万円」や「累計投稿数が100記事で月収5万円」などと、段階的に目標のレベルを上げて、やる気を保っていきましょう。
収益が発生するようになってからも、更新を怠ると稼げなくなる可能性が高まります。ブログのコンセプトは興味や関心を軸に設定して、記事のテーマは体験談を軸にするなど、ネタ切れにならない工夫をします。
また、ブロガーは個人の属性や境遇を活用して注目度を高め、収益アップにつなげていく傾向があります。それゆえに周りの人に副業でブロガーをしていることがばれたくなくても、ばれやすいリスクを抱えています。
対策としては例えば「ブラック企業に勤めるエンジニアブログ」というタイトルなら、キャラクターを押し出して、会社の状況を事細かに伝えながらも、個人情報の漏洩に配慮して、社名や地域はオープンにしないことが鉄則です。
ブログの副業まとめ
総合 | 4.2 |
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評価 | |
収入 | 1PV0.2円~ |
時間 | 1カ月~ |
特徴 |
スキマ
深夜OK
土日有利
期間限定
初心者
スキル
資格有利
趣味併用
週末起業
|
ブログの体験談や口コミ
ブロガー歴4年
ブロガーは日中や平日など、時間的拘束を受けません。スマホやタブレットで作業できるため、通勤時間や昼休み、子育ての合間などのすき間時間も有効活用できます。
自分の興味、趣味、知識も生かせます。自分の言葉で記事を発信することで、本業とは異なるやりがいも経験できるでしょう。
私は子育ての経験から育児の便利グッズ、トラブル対応を紹介して、読者からコメントをもらったり、逆に教えてもらって自分に役立てたり、ブログを通して新たな世界が広げることができました。
また、ブログはSNSで話題になれば拡散されて爆発的に広まる、いわゆるバズる可能性を持っています。1度に何十万円という金額は難しくても、投稿した記事がバズって1日5万円などの臨時収入に経験できます。
ブロガー歴3年
2018年6月に人気ブロガーのHagexさんがネット上のやりとりが原因で、刺殺されるという事件も起きました。1度ウェブ上に公開した以上は誰かが反感を持ってもおかしくありません。
私は炎上狙いの過激な言動は慎んでいますが、世の中はストレスと嫉妬で溢れており、PV数が増えるほど、必ず否定的な意見が突然投げられる機会に遭遇します。
そのため、記事の内容に多少のフェイクを入れたり、身バレする可能性を潰しても、大量の記事を投稿していると、文章や写真で氏名や住所を特定されてしまうこともあり、そのことには初心者も注意しないといけません。