【漫画】おすすめしない副業とは?会社員はファミレスやコンビニを選ばない

「本気で稼ぐには‥‥」




「需要と供給で変わる」




「おっさんにはムリ!」




「全部やっちゃえば?」




おすすめしない副業① 将来性が乏しい
副業は好きな仕事をしたほうが続きます。実際に若い子たちと一緒に働いて、それが楽しさや刺激に変わり、ファミレス店員の副業を続ける社会人には何人も出会いました。時給1000円で5時間を8日間こなすと月4万円の収入です。
時給1000円×5時間×8日間=月4万円
副業者の中にはファミレスやコンビニのアルバイトを20年続けて、副収入を一切使わずに1000万円以上を貯めた強者もいます。これはこれで素晴らしい成果であり、まったく問題はありません。
ただ、将来性や生産性には疑問が残ります。私たちが今後30~40年と働き続ける中で、ファミレス店員を副業に選んでも、スキルやキャリアは育まれず、空いた時間をお金に換えるだけの作業を繰り返すことになります。
つまり、あなたの1時間あたりの報酬単価を増やしたいなら、ファミレスやコンビニで副業する行為はもったいないわけです。
これから将来を見据えるなら、収入以外の目的を副業に取り入れたほうが、長期的には総収入が増えます。例えば「スキル、キャリア、人脈、将来性、達成感、社会貢献」を目的にすると、その副業経験はあなたの武器です。
この武器があることで時給1000円が時給2000円や3000円と上がっていき、1時間あたりの報酬単価が増えていきます。


おすすめしない副業② 時給が低すぎる
2022年1月時点でもファミレスやコンビニでは人手不足が続いていますが、時給は高くても1200円程度で止まっています。この理由は東南アジア系や中国系の留学生が応募して、需要と供給がマッチしたためです。
ただし、留学生などのアルバイト要員が極端に集まらなくても、時給2000円や3000円には上がりません。大抵の店舗では時給1500円を上回ると、営業利益が赤字になるからです。
ファミレスというビジネスモデルでは人件費の上限が決まっていて、人材不足になると店長が長時間労働で穴埋めしたり、営業時間を短縮して売上を減らすしかないです。単なる需要と供給のみでは賃金は上昇しません。
その上、ファミレス店員は全員が同じようにこなせる業務内容のため、報酬に差が生まれず、低賃金に抑えられています。あなたがファミレス店員を副業に選んだ途端、平均で時給850~1000円、最大で時給1300円程度しか獲得できないことが決まっているわけです。
そのため、副業で稼ぎたいならスキルやキャリアを生かした職種がおすすめです。例えば、専門ライターやプログラマーなどはスキルを駆使した副業であり、時給換算で2000円以上になります。
みんなが平等には稼げませんが、実力がある一部の人たちが平均を上回る副収入を得ています。極端な例ではFXは20%の人が稼いで、80%の人が損をしています。ブロガーや転売ビジネスもノウハウがある人のみが稼いでいます。
ちなみに本業と副業の決定的な違いは失敗が何度もできることです。安定した本業の給与があるなら、副業こそ今の自分の限界を突破するつもりで、新しいことに挑戦できるでしょう。
副業の難度と収入は比例する
成果報酬型のほうが金額は稼げる
副業も本業と同じように、仕事の難しさと収入の多さはある程度比例しています。例えば、スキル系の副業は誰でもできる仕事ではなく、時給換算では一般的なアルバイトよりも1.5~3倍以上は貰えます。
代行業も経験や資格があったほうが、高単価で案件を獲得しやすいです。家事代行なら実績と評価で選ばれますし、料理代行は調理師や栄養士の資格で時給が上がります。ベビーシッターやペットシッターも資格が有利です。
副業だからこそアパート経営、コインランドリー経営、トランクルーム経営などを学ぶところから始めて、安定的な副収入につなげる人もいます。
ネット系、転売、起業も、みんなが平等にこなせない仕事だからこそ、一部のできる人たちにチャンスがあるわけです。また、稼ぐ人と稼げない人に特別な違いはなく、シンプルに努力した時間の差だったりもします。
時間労働型のほうが安定的である
もちろん、ファミレスやコンビニで働くことが失敗ではありません。興味や関心があって、その副業に何らかのメリットが発生するなら、それは正しい選択です。結局、仕事とは「楽しい=勝ち組」であるわけです。
ルーティンワークになりがちなアルバイトですが、その労働の中でもやりがいや社会貢献を見い出すことができます。何より人手不足で時給が上がっており、都市部では時給1200~1500円も当たり前になってきました。
ただ、忙しい社会人や主婦ほど「本業と比較すると低い労働単価、バイト先までの移動時間や待機時間、融通の利かない固定シフト、学生もできる仕事内容」を避けて、より効率的な選択肢を探す傾向があります。
結果的に「ネット副業や投資のように在宅で空き時間にできる」や「スキル系や教える系のようにスマホアプリで案件が探せる」といった個人で自由に稼げるタイプの副業に人気が集まるようになりました。

