情報販売 - あなたが持つ特別な知識を有料で販売する10の方法

中野貴利人
監修中野貴利人
株式会社ネットピコ 代表取締役

情報販売 - あなたが持つ特別な知識を有料で販売する10の方法

  1. 情報販売の基本データ
  2. 金銭的リスクなし!情報で副収入を得る
  3. 副業で情報販売を始める10の手順
  4. 経験者にインタビュー

情報販売の基本データ

総合 3.4
評価
収入1冊100~5万円
時間1カ月~
特徴
スキマ
深夜OK
土日有利
期間限定
初心者
スキル
資格有利
趣味併用
週末起業
始め方 情報販売サービス

副業の評価方法について

金銭的リスクなし!情報で副収入を得る

情報商材には詐欺のイメージがある

2004年までの「情報で稼ぐ」手段は「書籍を出版して印税を得る、雑誌に寄稿して原稿料を得る、取材を受けて取材費を得る」くらいしかありませんでした。あとはセミナーや講演会への参加で、会社員には敷居が高いです。

それが2004年前後からまずは「情報商材」というウェブ上で情報を販売するシステムが整いました。個人が制作した情報をPDFや動画にまとめて、情報商材販売モールで売ります。価格は1冊数万円が相場です。

ただし、その内容は「ロト6が毎週当たるノウハウ、FXで月100万円稼げる裏技、ナンパの成功率が80%なるコツ」など、適当なタイトルにほぼ嘘で固められた内容であり、情報商材には現在も詐欺のイメージが残っています。

情報商材は副業として推奨できない

情報商材は副業には不向きです。それは「1冊数万円もの価値ある情報を持っている人がいない」ためです。大抵の販売者は自己の利益のためだけに動いており、ユーザーを騙すことに罪悪感がありません。

そのような行為を副業にして、仮に数十万円を手に入れてもおもしろくないですし、購入者が「騙された」として販売者を訴える事例もありました。会社員としてもリスクを背負うことになります。

大手の情報商材販売モールは業界の健全化のために、発売前に審査制度を設けたり、販売ページに特定商取引法に基づく表示も義務付けましたが、情報の真偽や販売者の氏名を確認しているわけではありません。

10の方法であなたの知識を販売する

ひとまず「情報商材」には手を出さないとしても、「情報販売」は会社員にも始めやすく、その情報を手に入れた読者から御礼のメッセージを貰うなど、達成感も味わえる副業です。

専門スキルや業界ノウハウなどの得意分野、貴重な実体験によるアドバイスができる人は、その知識をアウトプットして、有料で販売したり、無料で掲載して広告費を稼ぐことができます。

その方法とは「コンテンツ販売、クラウドソーシング、電子書籍、有料メルマガ、オンラインサロン、ブログ、インスタグラム、YouTube、ライター、アドバイザー」の10種です。価格は1冊100~5万円、商品が情報のために在庫リスクはありません。

副業で情報販売を始める10の手順

1

コンテンツ販売

文章、静止画、音楽、動画など、クリエイターの制作物を販売できるサイトはいくつもあります。その1つがnoteです。note内にコンテンツを掲載して、途中から「この続きを見るには100円」などと設定できます。

例えば「結婚式にかかった費用を本物の明細書付きで公開」や「ある有名企業に勤めていたときの給与明細とそのときのリアル家計簿」を100円で販売している人もいて、一般的な会社員でも気軽にできます。

また、noteではマンガや小説を公開することもでき、駆け出しの漫画家や小説家、副業でマンガを描いている人なども利用しています。

2

クラウドソーシング

クラウドソーシング大手のココナラには情報を売り買いできるマーケットがあります。なかには「全自動売買で稼ぐFX」や「月収30万円のフリマ転売」といった情報商材のようなものもありますが、購入者による評価やプロフェッショナル認定制度などがあって、情報の信頼性に力を入れています。

3

電子書籍

AmazonのKindleストアでは個人が書いた原稿をデータ化して、電子書籍として販売することができます。

手順は簡単で「①テキストで文章を作成する、②Amazonが提供するツールで原稿をKindle用のフォーマットに変換する、③KDP(Kindle ダイレクト・パブリッシング)で出版手続きをする」の3ステップです。

4

有料メルマガ

月額150円のメルマガを100人が読んでくれると、売上は月15,000円、50%の手数料が引かれて収入は月7,500円です。やり方はまぐまぐなどのメルマガ配信スタンドにて、会員登録をして、メルマガを発行するだけです。

5

オンラインサロン

オンラインサロンとは会員制のコミュニティです。有料メルマガのように一方通行に情報を配信するのではなく、主に「主催者による情報配信、主催者への質疑応答、主催者や会員同士のオフ会」があります。

コミュニティ内のメンバーは仲間意識が強く、人脈作りにも役立ちます。大手ではDMM オンラインサロンが有名です。また、その業界に精通している人であれば、著名人ではなく一般人も活躍しています。

6

ブログ

オリジナルの意見や知識を記事化し、それを自分のブログに掲載することで広告収入を得る方法です。一般的なブロガーでありながら、記事のテーマは専門性が高く、書き手の見識が楽しめます。

7

インスタグラム

SNSにはtwitterやFacebookがありますが、副業ならインスタグラムです。インスタグラムとは「写真を共有するコミュニティ」であり、お気に入りのアカウントをフォローすれば、その人の写真を常にウォッチできます。

逆にフォローされる側になり、フォロワーの数が増えると、販促が期待する企業から「1枚5,000円で写真を載せてほしい」などのオファーが来ます。一般人から有名なインスタグラマーになった人はたくさんいます。

8

YouTube

ユーチューバーは「笑いが起こるおバカな挑戦、ゲームを最速でクリアする、ペットのかわいい映像」など、おもしろ動画で稼ぐイメージがありますが、専門知識を動画で解説して、広告収入を得ている会社員もいます。

9

ライター

自分でメディアを持たずに、ライターとして稼ぐこともできます。クラウドソーシングで自分の専門分野をアピールして、それに関する記事作成を執筆し続けることで、月10万円以上の副収入を得る人が多々います。

10

アドバイザー

自分の知識をメディアに落とし込まず、直接人に会ってアドバイスやコンサルをする方法です。専門性のある自分とそれを欲している人のマッチングは、空き時間販売の大手タイムチケットが便利です。

経験者にインタビュー

──情報販売の副業ではいくら稼げますか?

私は月2万円程度です。ただ、一時期月300万円も稼いでいた知人もいました。その一方で収入0円だった人も多く知っています。ものを作るスキルとものを売るスキルが別であるように、仮にあなたが素晴らしい情報をまとめあげたとしても、売れないことはあります。

──情報の価格はどのように決めていますか?

基本的には他の商品と比較しながらも、媒体次第ではないでしょうか。noteなどのコンテンツ販売は180~980円、電子書籍は980円、有料メルマガは480円、オンラインサロンは1,980円などをよく見かけます。

私は最近ではnoteを主に使っていて、例えば「一般的な会社員が個人事業主になって3年経過するまでの売上と収入の推移」を380円で販売しました。このような生データは人気です。

──情報販売の先駆けである情報商材はどうでしょう?

情報商材は玉石混淆というよりも玉の割合はわずかであり、イメージが悪いです。2006年にFXの情報商材の販売元が訴えられました。

これは購入者が手法通り行ったところ、多額の損をしたためです。情報自体の真偽はともかく、販売ページに「再現性100%」と記載したことで責任が問われて、結局は損失額を補填する形で損害賠償が確定しました。

──情報販売全般で気をつけたい点はありますか?

情報が商品であるゆえに、購入者は商品を試すわけにもいかず、タイトルやキャッチコピーで購入判断をしています。そのため、肝心な情報が貧相であると購入者は「騙された」と思うでしょう。

それがクレームにつながります。そのため、情報販売では「がんが80%消える」や「彼女が3日でできる」などの適当なキャッチコピーはやめましょう。先ほどの情報商材の事件と同様に違法とみなされて、訴えられるリスクがあります。

景品表示法に違反している人も多いです。例えば「30%オフの値引中でも通常価格が存在しない、先着○名でも追加で再販売する、1週間の期間限定販売でも簡単に延長する」などの売り方もアウトになります。

また、どの情報販売でも特定商取引法に基づく表示が販売ページに必要ですが、ここには個人情報が載るために身バレもすることにも注意です。

──情報販売で稼ぐコツは何でしょう?

情報販売ではユーザーの役に立つことを前提に作成します。これがすべてかもしれません。読者層を想定して、あなたの知識を詰め込みましょう。図やイラストを加えるなど、意外と完成までには時間がかかることもあります。

ただ、1度完成した情報はブログに掲載したり、YouTubeで動画解説するなど、さまざまなメディアに横展開をして、何度も再利用することができます。あなたがその道のプロフェッショナルであるほど、情報販売に挑戦する価値は高いです。

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公開日公開日 2014.08.26
更新日更新日 2018.08.30

著作・制作など

中野貴利人
監修・執筆・編集
株式会社ネットピコ代表取締役。著書にど素人でも稼げるネット副業の本など。過去の取材はメディア掲載履歴で紹介。