【漫画】第52話「FXの副業とは?初心者が月5万円稼ぐためのわかりやすいコツ」
「ハイリスクだからヤダ」
「外貨預金でいいじゃん」
「5分で口座開設が完了」
「副収入を得る方法は?」
- 1分でわかるFXの副業とは?
- 副業でFXを始める手順
- FXの副業で初心者が損しない2つのコツ
- FXが副業に向いている理由3選
- FXで月5万円の計算シミュレーション
- FXの副業でよくある質問
- FXの副業まとめ
- FXの体験談や口コミ
1分でわかるFXの副業とは?
FXとは「外国の通貨を売買する金融商品」のことです。例えば、米ドルの価格が上がるか下がるかを予想して、当たると利益になります。当たる確率は50%ではありません。知識次第でその的中率を上げることができます。
FXの手数料はかなり安く、株式投資や外貨預金で100万円分を取引したときと比べても1/10以下です。その上、スマホで24時間取引や数倍の取引ができるレバレッジなどのおかげで、会社員の副業としても一般化しました。
日本円と外貨を売買して稼ぐ仕組みもシンプルです。日本円で外貨を買って、その外貨の価値が上がると利益になります。また、FXでは外貨で日本円を買うこともでき、その場合はその外貨の価値が下がると利益になります。
- 「1ドル=100円」のときに「5000円=50ドル」を買います。
- 「1ドル=120円」になると「50ドル=6000円」で売れます。
- 「6000円-5000円=1000円」の利益になりました。
ただし、逆に円高で「1ドル=80円」になったら、手持ちの50ドルは4000円の価値にしかなりません。リスクがある金融商品であるため、基礎知識の習得は欠かせないです。
副業でFXを始める手順
FXでは口座開設や口座維持のためのコストが一切かかりません。売買アプリや取引ツールの使い勝手を試す目的で複数口座を持つ人もいます。
- DMM FXやみんなのFXなど、大手FX会社で口座開設します。
- 口座開設後に入金するとすぐに売買ができる状態です。
- FX会社の無料セミナーや動画でFXの勉強をします。
- はじめは1000通貨のように少量で練習します。
- チャートの使い方やと取引ルールを身に付けます。
- コンスタントに利益が得られたら取引額を増やします。
FX会社を選ぶときはスプレッドを確認します。為替レートは「1ドル=100円55銭~100円56銭」と表示されますが、これは「売値が100円55銭、買値が100円56銭」という意味であり、その1銭の差がスプレッドです。
つまり、スプレッドとは買値と売値の価格差であり、この差がFX会社に支払う実質的な売買手数料になります。スプレッドはFX会社によって違いがありますので、なるべく小さいスプレッドを提供するFX会社を選びましょう。
スプレッドが大きなFX会社は1ドルあたり1.5銭程度です。これも割安な手数料ではありますが、DMM FXなどは1ドルあたり0.3銭しかかかりません。0.3銭と1.5銭では5倍も違いますし、何度も売買を繰り返すためにこの差が重く感じるでしょう。
次にFX会社のスマホアプリやツールの操作性を把握したり、最小取引単位や通貨ペア数、初心者に大切なセミナー、動画配信、ニュースなどの学習環境で絞っていきます。以上を総合的に考慮すると、例えば、テレビCMや雑誌で有名なDMM FXは定期的にお得なキャンペーンがあって、使い勝手にも優れています。
また、みんなのFXはスプレッドが業界最安水準ですし、スワップポイントも高く、実績が保証されています。外為どっとコムは取引ツールが使いやすく、動画やセミナーなども豊富にあり、初心者が利用しやすいFX会社です。
FXの副業で初心者が損しない2つのコツ
レバレッジを3倍まで増やす
株式投資では株価が10万円の銘柄を購入するためには、現金10万円が必要でしたが、FXでは1万円でも始められます。現金を証拠金としてFX会社に預けて、レバレッジをかけることでその倍率に応じた取引が行える仕組みです。
上の画像では「1ドル=81.563円」のときに、1万通貨分の米ドルを買ったことを意味しています。この場合は「81.563円×1万通貨=81万5630円」が必要であり、FX会社の口座に入金しないといけません。
しかし、81万5630円の大金でさえ、レバレッジを5倍にすることで「81万5630円÷5倍=16万3126円」の証拠金で買えてしまいます。レバレッジを使えば、資金に余裕がない人も外貨投資がスタートできます。
ただし、レバレッジは簡単に自己資金の何倍もの取引が指定できるため、初心者が安易にハイリスク・ハイリターンの投資に手を出してしまうことが問題になりました。そのため、レバレッジの限度は法改正により2010年に50倍、2011年に25倍と規制がかかっています。
実際にはレバレッジは5倍程度で十分であり、初心者も1~3倍に抑えることが一般的です。むしろレバレッジを使わなければ、FXはローリスク・ローリターンな投資として活用できます。
スワップポイントで金利差を狙う
低金利の日本円で高金利の豪ドルを買うと、金利差分であるスワップポイントが発生します。例えば、日本円の金利が0.1%、豪ドルの金利が1.5%のときであれば、スワップポイントが1.4%も受け取れます。
実際に2010年5月20日に豪ドル/円を1万通貨買ってみたところ、1日に約100~110円のスワップポイントが付いたため、約1年3カ月後には4万3593円も貯めることができました。
次に豪ドル/円を3万通貨買いました。今度は約3カ月しか経っていませんが、すでに2万9595円のスワップポイントが貰えます。このように低金利国の通貨で高金利国の通貨を買い、長期保有することもFXの稼ぎ方の1つです。
日本は長い間、超低金利であるため、利息を得る感覚を忘れてしまいがちですが、海外には銀行に預けるだけで高金利が付く通貨が多々あります。FXでは日本円で使ってそれらの通貨を買えることがメリットです。
また、スワップポイントは銀行の預金のように年2回ではなく、毎日受け取れます。例えば、日本の金利は0.1%で南アフリカランドの金利が5.0%のときに、南アフリカランドを買ったとします。
この場合「5.0%-0.1%=4.9%」となり、南アフリカランドを保有中は年利4.9%の金利を日割り計算で受け取れます。仮に100万円分の南アフリカランドを買っていた場合、1日あたり「100万円×0.0134%=134円」の金利が付くということです。
年利4.9%÷365日=1日あたり0.0134%
スワップポイントのベースとなる各国の政策金利は毎月変動します。2024年10月時点では米国が0.5%、ユーロが0%、英国が0.75%、オーストラリアが0.1%、ニュージーランドが1%、カナダが0.5%、南アフリカが4.25%、トルコが14%、メキシコが6.5%でした。
日本円で南アフリカランド、トルコリラ、メキシコペソなどの高金利通貨を買えば、二国間で金利差が生じ、多くのスワップポイントが貰えます。
円高や円安を予想しながら利益を得るよりも、金利差を目的としたスワップ狙いで稼ぐことも一般的です。FXは日本円を外貨に換えるシンプルな投資です。金利差を受け取るスワップポイントで、賢い資産運用を行いましょう。
FXが副業に向いている理由3選
外貨預金よりも手数料が格安
銀行の外貨預金などの金融商品と比べて、FXは売買手数料が圧倒的に安いです。銀行の外貨預金は1ドルあたり0.2~1円も取られますが、FXは1ドルあたり0.2~2銭と1/100以下で済みます。
上の画像では「売値=104.860円、買値=104.863円」とあります。この売値と買値の差額である「0.003円=0.3銭」が、1ドルあたりにかかる売買手数料です。逆にこれ以外の売買手数料はかかりません。
仮に米ドルを1万ドルを購入した場合は「0.3銭×1万ドル=30円」しか取られない計算です。貨幣そのものを売買する投資のため、商品化された株式投資や外貨預金よりもコストがかなり割安になります。
24時間取引で帰宅後も売買OK
外国為替は世界中で取引されているため、常にどこかの国の人たちが活発に売買しています。そのため、日本で日中に働いている人でも、帰宅後の深夜にトレードすることが可能です。
上の画像では朝の「7時44分」と夜中の「0時04分」に取引しています。FX会社によっても営業時間が異なりますが、基本的には月曜日のみ朝7時から取引開始であり、火~金曜日は24時間売買できます。
会社員や主婦の方は米ドルとNYダウの終値をチェックして、東京市場が開く9時になる前の朝6~7時に仕込む、もしくはニューヨーク市場が開く22~23時に合わせて、帰宅後や就寝前にトレードをするタイプが多いです。
特に日本時間の22時前後は世界中で最もトレードが活発になり、為替レートの動きが大きい時間帯になりますので、そのときに集中したほうが稼ぎやすかったりもします。
買いではなく売りから取引できる
FX会社の注文画面では、ボタンにチェックを入れるだけで、買いと売りを選択できます。株の現物取引とは違って、FXではあらゆる相場局面で利益を得るチャンスがあるため、売りから入る戦略も一般的です。
例えば「1ドル=78.707円」のときに「円安になる」と予想するなら買い注文をして、円安時に売り払い、逆に「円高になる」と予想するなら売り注文をして、円高時に買い戻すことで利益が得られます。
FXの副収入月5万円の計算シミュレーション
新規注文時と決済注文時の為替レートを入力することで、利益や損失を計算することができます。新規注文レートと決済注文レートは例えば「1ドル=100円」のときなら「100」と入力します。
- 取引数量を入力します。1000通貨では「0.1」を指定します。
- 売買方法を選択します。
- レバレッジは10倍まで指定可能です。
- 新規注文時と決済注文時の為替レートを想定します。
- 計算ボタンを押します。
取引数量とは「1ドル=100円」のとき、1通貨は100円、100通貨は1万円、1万通貨は100万円の外貨を売買します。仮に1万通貨を買ったとき、予想通りに1円動くと「1円×1万通貨=1万円」の利益となります。
FXの副業でよくある質問
──会社が副業禁止でもFXはできますか?
会社の就業規則に「副業禁止」とあっても、次の4つの根拠によってFXは認められており、法律で副業ができない公務員でさえFXをしています。
- 業務中のみに適用される就業規則にて、勤務時間外の個人の行動を制限できない。
- 憲法で投資を禁止していないのに、憲法より下位である就業規則にて投資全般を禁ずることはできない。
- 公務員法で「副業禁止」と定められている公務員でさえ、FXを含めた投資は認められている。
- 確定申告ではFXは「先物取引に係る雑所得等」に区分されており、副業の「事業所得」や「一時所得」では申告しない。
例外として、金融先物取引業協会に加入している証券会社や銀行といった金融機関に勤務している会社員は、金融先物取引業協会の規則によってFX(外国為替証拠金取引)が禁止されています。
また、FXをしたことが原因で会社を懲戒処分された人もいますが、それは「勤務中にFXをしていた」や「会社資産を流用してFXをしていた」であって、FXそのものが原因で懲戒処分になったわけではありません。
──会社にFXがばれないようにする対策はありますか?
確定申告のときに住民税の納付を会社経由にしなければ、基本的にばれることはありません。FXの利益の20.315%に税金がかかり、内訳は「所得税15.315%+住民税5%」です。
3月に確定申告をして、6月から住民税を納めていきますが、通常は副業や投資の住民税も会社経由で一括で支払います。そのとき、会社の経理が「給与に対して住民税が多すぎる」と気づいてしまい、副業や投資がばれるわけです。
そこで確定申告書にある「給与・公的年金等に係る所得以外の所得に係る住民税の徴収方法の選択」という項目にて「自分で納付」を選ぶと、FX分の住民税納付書は自宅に届くため、会社にばれることはありません。
FXの副業まとめ
総合 | 4.0 |
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評価 | |
収入 | 投資額の-50~2500% |
時間 | 1分~ |
特徴 |
スキマ
深夜OK
土日有利
期間限定
初心者
スキル
資格有利
趣味併用
週末起業
元手0円
|
FXの体験談や口コミ
FX歴3年
少ない資金でもレバレッジをかけて大きな金額を動かすことができることがFXの特徴で、軌道に乗るとスマホだけで、1カ月に数十万円の利益を上げることも可能です。
このように述べると怪しい商売のような気もしますが、実際に稼いでいる人たちは22~24時にスマホやパソコンの前から離れず、チャートを見ながら売買を繰り返しています。
私は月に数万円程度、1回あたり3000円程度の利益ですが、やっていることはプロの人たちと変わりません。集中力は必要ですが、疲労度が少ない副業です。
FX歴6年
私はスワップポイントを貯金代わりにしています。スワップポイントとは外貨の組み合わせで各国の金利差から生じるポイントのことです。豪ドル/円の組み合わせやニュージーランドドル/円の組み合わせだと円金利の安さも相まって、1日80~90円ほどのスワップポイントが貰えます。
中長期的に取引を前提にすると、スワップポイントは非常に重要です。1日その通貨ペアを保持しているだけで、無条件に数十円が得られることに最初は驚いてしまいましたが、資源国は金利が高いために当然でしょう。
今後も通貨ペアを持ち続けた場合、それだけで月2000~3000円の収入になります。購入額を数倍に増やしたり、1年や2年と持ち続けたときは大きな金額になります。
FX歴10年
リスクを極力抑えて、最大のリターンを得るためには、外貨投資ではなくFXのほうが断然有利です。
外貨預金は普段利用している銀行で手続きができますが、手数料が高いので投資効率が悪いです。中途解約でもすれば、手数料だけで元本割れする可能性をはらんでおり、しかもペイオフの対象外になります。
FXは手数料が安いので投資効率が良く、いつでも引き出せるので流動性も高いです。ウェブ上でスムーズに売買できることもメリットです。
また、FXではFX会社の資産とお客さまの資産を別々に管理する「信託保全」が義務付けられていますので、仮にFX会社が倒産したとしても、お客さまの資金は100%戻ってきます。
そのため、外貨預金は銀行の窓口で説明を受けながら購入することになる高齢者向けの金融商品であり、FXは自分の判断で売買する現役世代に向いた金融商品と言えます。
FX歴3年
2007年に「主婦がFXで4億円を儲けて、1億4000万円を脱税した」と国税庁に告発されました。脱税するか否かはFXとは別の話ですが、FXで4億円を稼ぐことが実例で証明されて、FXは一躍有名になります。
当時は証拠金に1000万円用意して、法規制前の最大レバレッジである1000倍を設定、価格変動の激しい発展途上国の通貨を売買することで、1回数億~数百億円のマネーも動かすことも理論的は可能でした。
実際には一発勝負ではなくとも、レバレッジを100倍にして、何度も売買を繰り返すことで、1年間に4億円を稼ぐことはできます。
ただ、ハイレバレッジで得られたハイリターンには、裏を返すとハイリスクも潜んでいることになります。レバレッジで増えるであろうリターンと同じ量だけ、着々とリスクも増えていくということです。
初心者はこのような取引を参考にせず、レバレッジを多くても5倍程度、できたら1~3倍に設定します。投資金額も全資産の30%までに抑えましょう。これは生活に支障をきたさないための防御策です。
FXはギャンブルではありません。手持ちの資金から見て「損失したときに耐えられない」と感じるなら、1000通貨などの少額取引で実践を積んでから、1万通貨の投資にシフトすることが無難です。
FX歴2年
200万円の自動車を米国に売るときに「1ドル=100円」では2万ドルも貰えますが、円高で「1ドル=80円」になると1万6000ドルしか貰えません。
このように為替レートが動く原因は、通貨が需要と供給のある商品のような性質があるからです。商品と似た性質を持つ通貨は、人気があると需要が高くなって、価格が上がりますし、人気に陰りを見せると需要は落ち込み、価格は下がります。
例えば、トヨタが米国に大量の自動車を輸出して、代金を米ドルで貰ったとします。米ドルのままでは日本国内では使えないので、米ドルを売って円を買うことになります。
そうなると日本円の需要が上がり、米ドルの需要が下がります。これがトヨタだけではなく日本の企業全体が業績好調なった場合、次々と米ドルを日本円に換金することになるため、円高ドル安へと導かれます。
つまり、貿易黒字が増えると自国の通貨が高くなり、貿易黒字が減ると自国の通貨が安くなるということになります。
先に為替レートが動いて、その影響で輸出企業が校長になったり、ダメージを受ける印象も強いですが、為替レートは貿易収支などの経済指標をきっかけにして、急激にトレンドが変わります。そのため、為替レートが動く根本的な要因は、その国における経済の強さが決め手です。
ただし、貿易による外貨の流通量は全体の20~30%であり、残りは投機筋が売買しています。そのため、マネーゲームによる影響も無視できません。
また、貿易収支以外でも各国の政策金利、景気動向、経済成長率、雇用、物価、国際収支などの経済指標に加え、FRB議長や日銀総裁などの要人発言でも為替レートは動きます。
その国の将来がどのように変化するかを早めに予想し、投機筋が利益を目的として、各通貨をトレードしているのがFXの現状です。
FX歴3年
FXはある程度リスクヘッジが可能とは言え、元金が0円になるリスクが常にある金融商品です。この副業に挑戦するときは種銭ではなく、余剰のお金を使って生活費などには手を付けないようにしましょう。
特に大きなレバレッジをかけるとリスクが急激に高まります。手元に20万円を用意してレバレッジ10倍で取引した場合、為替レートが100円から102円に2%動いたとすると、損益も10倍の20%です。
予想よりも逆の値動きでは「1万通貨×2円×10倍」で20万円の損失になり、手元の証拠金をすべて失います。少ない金額で大きな利益を出しうるメリットは大きいですが、あっという間に入金額が消えてなくなるリスクもある点には十分注意してください。
安定して利益を出すノウハウを習得するまでには時間がかかるため、個人的な意見ではまずは100万円を用意できるまでは手を出さないことをおすすめします。逆に100万円があり、ノウハウも習得できると、FXが定期的な収入源になりえます。
FX歴1年
為替レートは有事、米ドル、物価、原油、金融、為替、株式が価格変動に密接に関わってきています。これらの価格変動を毎日チェックすることは、会社員としては厳しいです。むしろ、このような情報にウォッチしていくことは時間の無駄である気がします。