私のリアルな副業事情!1年5カ月後に月収10万円を超えるまで - 副業体験談(2)

中野貴利人
執筆中野貴利人
2020/05/18 更新

私のリアルな副業事情!1年5カ月後に月収10万円を超えるまで - 副業体験談(2)

こっそり続けた副業で生活が潤った
プロ
副業
独立
2014/07/15
中野貴利人
30代 男性
副業歴3年9カ月

本業の手取りは月17万円。支出は「家賃7万円、生活費6万6000円、実家に仕送り3万円、奨学金1万4000円」で月1万円の赤字。そのため、新卒から副業を始める。3年後に本業以上を稼いで25歳で退社。法人化して2020年1月時点で12期目。

  1. 最初にブロガーとアフィリを始める
  2. せどりやコンサルなど10種以上を試す
  3. 副業でコンスタントに稼げた理由

最初にブロガーとアフィリを始める

新卒1年目の私は「元々裕福ではなかった、貯金はほとんど0円だった、借金は10万~20万円あった、仕送りや奨学金がきつかった」という状況下でした。お金のストレスを抱えながら、その解決策を探している一般的な会社員です。

当時、会社員としては平均的な給料を貰っていましたが、毎月決まって出ていく家賃や水道光熱費に加え、実家への仕送り、奨学金の返済をすると、月1万円の赤字でした。そこから消耗品、衣類、交際費などを捻出することはほぼ無理です。

そのときに「友人が就職せずに月200万円以上を稼いでいた、金持ち父さん貧乏父さんという書籍を読んだ、会社では偏ったスキルしか習得できなかった」ということが重なり、副業に興味を持つようになりました。

私が最初に選んだ副業はブロガーとアフィリです。自分でブログを書いたり、サイトに記事を投稿しては、アフィリエイト広告やアドセンス広告を掲載して、そこから広告収入を得ようとしました。

ただ、すぐに稼げるようにはなりませんでした。副業を始めてから9カ月後に月100円の副収入が手に入り、1年5カ月後にようやく月収10万円を超えるようになります。副業の略歴は次のとおりです。

日付略歴
入社1年目 4月新卒で旅行系システム会社に勤務
入社1年目 12月副業を始める
入社2年目 8月副収入で月100円を得る
入社3年目 4月副収入が月10万円を超える
入社4年目 5月副収入が月20万円を超える
入社4年目 7月副収入で月30万円を超える
入社4年目 8月会社に退職届を出す
入社4年目 12月会社を退職する

アフィリエイトは初心者の84.1%※1が月1万円未満である厳しい副業ですが、1年以上続けることで、月数万円や月10万円以上を稼ぐ人が増えていく職種です。私の体験談をベースにした「アフィリエイトで副収入を得るコツ」は漫画でまとめました。

※1 アフィリエイトマーケティング協会「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査 2016年」

せどりやコンサルなど10種以上を試す

最初の副業はブロガーとアフィリエイトでしたが、それ以外でも「せどり、ネットオークション、輸入ビジネスの転売系、イラストレーターやウェブライターのクリエイティブ系、株式投資やFXなどの投資、講師業、コンサルティング」など、多数の職種を経験してきました。

職種内容
ブロガー副業や金融をテーマに300記事以上を投稿する。
アフィリエイト体重増減、健康管理、転職などを体験談を元に制作する。
せどり主にビジネス書を転売して、初月から10万円を稼ぐ。
ネットオークションバービー人形や急須などを高値で出品し、利益を得る。
輸入ビジネス輸入ビジネス塾に入り、Apple社の関連製品を転売する。
イラストレーターバナーとヘッダーを専門に案件を受注する。
ウェブライター副業や投資の記事を執筆し、途中で外注化する。
株式投資権利落ち直後の株を拾って、権利確定日直前に売る。
FXスキャルピングで数十秒単位の売買を繰り返す。
講師業都内のカフェにてアフィリエイトで稼ぐ方法を講義する。
コンサルティングオウンドメディアとネット販売を指導する。

ブログを応援してくれる人たちからは、福島県産の桃、千疋屋のゼリー、高級クッキーの詰め合わせなどが送られてきたりもしました。当時はSNSもなく、ブログで情報発信する20代前半の会社員は珍しかったせいもあります。

また、すべての副業を同時進行したわけではありません。例えば、せどりでは「月10万円以上は稼げるけれど、クリエイティブな仕事がしたい自分には合わない」と、複数の副業を試すように切り替えていきました。

副業でコンスタントに稼げた理由

副業でコンスタントに稼げた理由

副業は「労働時間をお金に変える時間労働型」と「結果を残した分だけお金が貰える成果報酬型」に分かれます。人気の飲食系や接客系などのアルバイトは時間労働型の副業です。求人は売り手市場ですし、業務内容がマニュアル化されているため、月収4万~5万円も難しくありません。

仮に「時給1000円×8時間勤務×週1回」でも、月収4万円に達します。深夜労働なら25%増ですし、連休中にまとめて働くこともできます。都市部の飲食店では時給1200~1500円もあり、会社員もダブルワークに利用しています。

問題は成果報酬型の副業です。私が経験したブロガー、アフィリエイト、せどり、イラストレーター、ウェブライター、講師業などはすべて成果報酬型であり、これらの副業では予想より稼げない人たちが目立ちます。

この原因は成果報酬型の副業は、軌道に乗るまでに時間がかかるからです。ブログやサイトは集客できるまでに1年以上、イラストレーターやウェブライターも固定客が付くまでに数カ月、講師業も報酬獲得までにタイムラグが生じます。

つまり、本業以外にもう1つの仕事を始めて、続けて、稼ぐところまでに数カ月間はかかります。その間に多くの人が「始められない」や「続けられない」と離脱している状態です。

その対策としては、このつらい期間を乗り切る圧倒的なモチベーションが欠かせません。モチベーションの上げ方は人それぞれですが、私の場合は毎月赤字が続き、残業代とボーナスでその赤字を埋めていたため、貯金は0円。その貧しい環境から脱出すべく「生活の質を向上したい」という強い意思がありました。

やる気、意志、熱意、野心、嫉妬、見返すでも、何でも構いません。自分を突き動かす強力なモチベーションが、成果報酬型の副業を成功させるポイントです。

次に「知識量」と「行動力」が必要です。十分な知識量があると空回りせず、正しい方向に努力できるため、着実に前に進めます。そのために私はアフィリエイトや転売ビジネスでは独学ではなく、有識者の私塾で勉強しました。料金は19万8000円や29万8000円などでしたが、自己研鑽と割り切って賞与をつぎ込んでいます。

ただ、知識量だけでは何も起こりません。モチベーションと知識量に満たされたら、行動力を発揮します。これにはスケジュール管理を徹底しましょう。私も睡眠時間をなるべく維持しながら、本業と副業の両立を模索しました。

この結果、徐々に成果が出てきます。副収入が月1万円になると赤字の不安がなくなり、副収入が月2万~3万円になると毎月貯金ができました。副収入が月10万円を超えたときは株に資金をつぎ込み、最終的には奨学金を全額返済するまでにいたります。

次のページ

スポンサーリンク

スポンサーリンク

著作・制作

中野貴利人
監修・編集
新卒から10種類以上の副業を経験。26歳で株式会社ネットピコ設立、12期目。著書4冊、2児の父、取材履歴はこちら

ピックアップ

スポンサーリンク