【漫画】第37話「アフィリエイトまとめ!稼ぎ方をぎゅっと濃縮」

株式会社ネットピコ 代表取締役
「副業に向いている理由」




「3つの手順が大切」




「3つのコツが必要」




「今月は5,000円突破!」




- 稼げる人と稼げない人の割合
- アフィリエイトの仕組み
- メリットは不動産が所有できる
- デメリットは時間がかかる
- サイトを制作する手順
- 検索順位は良い記事なら上がる
- 更新を繰り返すことが稼ぐコツ
- プロのアフィリエイターの思考
稼げる人と稼げない人の割合

アフィリエイトでは月5,000~1万円程度のお小遣いを稼ぐ主婦や学生がたくさんいますし、月数十万円を稼ぐ会社員も珍しくありません。さらに月100万円や1,000万円を超えるスーパーアフィリエイターも多数存在します。
ただ、全体像で捉えると実態は厳しいです。アフィリエイトマーケティング協会による2016年の調査では月収1万円以上を稼ぐ人の割合は、アフィリエイトを始めて1年未満で15.9%は未満しかいませんでした。
10人がアフィリエイトを始めて、月収1万円に達する人は1~2人しかいないわけです。これではそのアフィリエイトに投じた時間が無駄になりやすく、ほんの一部の人しか稼げない副業になります。
しかし、アフィリエイト歴が長くなると、数字は変わってきます。月収1万円以上を稼ぐ人の割合は、アフィリエイトを始めて1~2年未満で45.5%、2~3年未満で61.6%、3~4年未満は69.0%と徐々に増えていきます。
これはアフィリエイトが時間のかかるビジネスだからです。記事をアップしてもそれを人が見るようになるまで、最短3カ月、平均6カ月~1年はかかります。それまで定期的にコンテンツを投稿することがコツの1つです。
【漫画】第28話「アフィリエイトとは?月収1万円未満が84%」
アフィリエイトの仕組み

アフィリエイトの仕組みはいたってシンプルです。私たちがサイトやブログを運営して、広告を貼り、その広告を経由して商品やサービスが購入されたら、売上の一部を紹介料として貰えます。
企業の広告はA8.netやafb、アクセストレードといったアフィリエイト会社が管理しています。1万社以上の広告主が登録しており、アフィリエイト会社に会員登録することで広告を選べます。
現在、すべての商品やサービスにおいて、何かしらのアフィリエイト広告が存在します。そのため、自分の興味や関心があることをテーマにしやすいです。好きなことを副業にすると、長続きがしやすいことはメリットです。
実例では「介護現場で学んだことを掲載することで介護の転職サービスに流す、保険選びで得た知識を解説しながら保険商品を紹介する、趣味の釣りブログに釣りの便利グッズを紹介して10%の報酬を貰う」などがあります。
メリットは不動産が所有できる
アフィリエイトでは需要のある記事を投稿して、それが少しずつ読まれるようになり、次第に広告が押されて報酬が発生します。人が集まることで価値が生まれ、そこに広告を貼ることで収益になる仕組みです。
収益が得られるページが1度できあがると、そのあとは適度な更新で済みます。これは「不動産を所有する感覚と似ている」や「24時間稼働する店舗である」に例えられることもあります。
月収5万円のサイトは家賃5万円のアパートを1部屋持っています。月収10万円のサイトが4個あれば、家賃10万円の部屋を4個保有する感覚です。不労所得ではありませんが、自動的に現金を生む大切な資産になりえます。
ただし、アフィリエイトは不動産投資のような元手が必要ありません。自分の頑張りが収入に変わる、誰でも勝負ができるフェアな市場です。市場規模も2,000億円を超え、毎年105~110%伸びています。
ちなみに実際に稼ぐアフィリエイターは「わかりやすく情報を提供することがサイトの存在意義、サイトを自分の作品と捉えている、戦略次第で収入が増える楽しいゲーム」などと考えている人もいます。
デメリットは時間がかかる

基本的にはアフィリエイトに決定的なリスクはありません。せどりの副業では在庫を仕入れる費用や在庫が売れない不良在庫がリスクでした。FXも投資資金を失うリスクが存在します。
しかし、アフィリエイトは元手0円で始めることができ、結果的にアフィリエイトで収入を得ることを諦めたときに、アフィリエイトに費やした時間がデメリットとして認識されるのみです。
アフィリエイトでは「アフィリエイトで稼ぐ知識を得るための勉強時間、市場調査や記事作成などの作業時間、記事を投稿してから収益が発生するまでの待機時間、完成した記事を更新する修正時間」の4つが必要です。
ただ、事前に「アフィリエイトは長期戦である」ことを理解しておくと、途中で投げ出すことが少なくなり、収益が発生するまでアフィリエイトの作業を続けることがしやすくなります。
【漫画】第29話「アフィリエイトで稼ぐ仕組み!デメリットは?」
サイトを制作する手順

アフィリエイトの制作フローは「法律やルールを知る、サイトのテーマを決める、キーワードを選ぶ、市場を調査する、良い記事を書く」です。一般的な商売と同様に需要のある記事を供給することがコツの1つです。
【漫画】第30話「サイトやブログで損害賠償!法律を知ろう」
【漫画】第31話「サイトのテーマを決めるには広告一覧を見よう」
【漫画】第32話「ユーザー目線のサイト作りとキーワード選び」
【漫画】第33話「コンテンツの作り方!市場調査でニーズを把握」
【漫画】第34話「良い記事や文章を書くための10のコツ」
最初は無料ブログで始めても構いませんが、無料ブログは規約が厳しく、売却もできないため、プロのアフィリエイター同様に自分のサイトを持ちたいです。今は便利なサービスが多々あり、実際には1日で完成できます。
【漫画】第35話「アフィリエイトサイトは無料ブログで作るな!」
検索順位は良い記事なら上がる

アフィリエイトで稼ぐにはコンテンツを充実させることが重要です。ユーザーは情報を求めていますので、良質なコンテンツを提供できれば、そこに価値が生まれて、広告も押されやすくなります。
その次に第三者のサイトやブログからのリンクを増やしたいです。リンクが重要な理由は「自分は素晴らしい」とアピールするよりも「あの人は素晴らしい」と言われるほうが価値があることと一緒です。
検索システムも「おもしろい、ためになる、読んでみて、参考にした」などと張られたリンクを人気票と捉えて、検索順位に反映しています。コンテントとリンクは私たちのサイトを評価する重要な指標であるわけです。
ただし、私たちが自分でリンクを集める必要はありません。人気票であるリンクは良質なコンテンツを作ることで、自然に集まります。つまり、私たちがすべきことはユーザーの役に立つコンテンツを作るのみです。
以前は大量のリンクを貰うなどの検索順位を上げるためのテクニカルな手法が流行りましたが、現在は検索システムが洗練されて、意図的に検索順位を上げることは難しくなりました。
公平な評価をしてくれる検索システムのおかげで、初心者含めたすべての人たちがアフィリエイトを副業にしやすい状況です。私たちは検索システムのことは考えずに、良質なコンテンツ作りに集中することができます。
【漫画】第36話「検索順位を上げる方法とは?答えは1つだけ」
更新を繰り返すことが稼ぐコツ
アフィリエイトで稼ぐためのサイトが完成して、ある程度のユーザーが訪れるようになると、少しずつ収入が発生し始めます。しかし、これで放置できるわけではなく、ここからがアフィリエイトでは重要なところです。
一部の人たちはアフィリエイトを労働せずに収入が手に入る「不労所得」と捉えて、アフィリエイトに参入する傾向があり、その結果「1度作ったら放置する」ことをしてしまいがちですが、これはもったいないです。
記事の編集や修正を繰り返すことで、サイトのクオリティが上がって収益もアップします。このことからもアフィリエイトは不労所得ではなく、半不労所得と認識する人も多いです。
私たちは副収入を上げるために何度も記事を改善しましょう。1度完成したページでも1カ月後に目を通すと、変更したい箇所が見つかります。それらを面倒くさがらずに地道に変えていくと、ユーザーも反応してくれます。
手間を省くために自動更新ツールを導入する人もいますが、それでは生きた文章にはなりませんし、現在ではほぼ意味がありません。じっくりとユーザー側に立って文章を吟味してみたり、知人に評価してもらいます。
そのため、サイトのテーマは自分の得意分野であるほうが有利です。何も知らない分野にいきなり参入してもつまらない記事になりがちですが、自分の得意分野なら記事の更新を楽しく続けられます。
プロのアフィリエイターの思考



アフィリエイト歴10年
サイトが完成してから訪問者数が増えるまでは大抵は1年はかかります。多くの人が月1万円も稼げずに途中で諦めてしまう理由は、この数カ月間を待たずにコンテンツの作成をやめてしまうからです。
結果が出るまで時間がかかりますので、1~2年といった長期で計画を立てるようにします。アフィリエイトは楽に稼げる副業ではありません。だからこそ、副収入をもたらしてくれるサイトには資産のような価値があります。
株式投資や不動産投資でも1年で投資額を回収できません。継続的な収入を貰えるのであれば、1年くらいかかってもいいはずです。


アフィリエイト歴8年
アフィリエイトの収入が副業と呼べないくらいのスーパーアフィリエイターは、作業量が半端ないです。彼らは「知識×作業量=結果」という方程式を理解しているからこそ、片手間ではなく全力投球をしています。
精神面でも1歩上を行きます。負ける選手はそのたびごとの結果に一喜一憂しますが、勝つ選手はうまくやろうがミスしようが結果にとらわれず、淡々と最後までプレイしています。
コツコツと作業し続ける人は短期的な結果ではなく、長期的な展望を描いている人であり、始めは手探りで真似していただけでも、次第にオリジナルのメディアに進化します。
アフィリエイトは始めやすいがゆえにやめやすいです。そのため、自分の将来をかけて真剣にやるくらいの熱意を持つことを推奨します。


アフィリエイト歴15年
通常の仕事であれば、月収50万円でも高給取りという感覚がありますが、アフィリエイトの場合は1度サイトを作ってしまえば、ある程度放置していても収益が積み重なってくため、月収50万円に達しやすいです。
その一方で「昨年まで月100万円以上は稼げていたけれど、今年は月10万円にも届かない」というアフィリエイターも散見されます。これは急に検索システムの仕様が変更になって、検索順位が下がった影響が強いです。
検索システムの仕様が変更することはよくあるため、それ自体が原因ではありません。本当は「古いページ、少量のページ、短期的なヒット」が原因です。
長期的に稼ぎ続けるアフィリエイターは良質なコンテンツを継続的に配信しているため、大量のページを保有しており、常に何かのページが収益を上げてくれます。しかも、既存ページの更新も怠りません。
しかし、利益が急落したアフィリエイターはサイトの更新を怠り、別に新しいサイトに手を出したりします。結果、それぞれのサイトで記事が少量になるため、他のライバルサイトに負けることになります。
さらにアフィリエイトでは急に稼げるようになったサイトは、短期間でヒットが連発した結果であり、それは素晴らしいですが、ライバルにすぐに真似されて、相対的に埋もれやすいです。
それらを防ぐために情報を更新して、新しい情報を増やし、っくりと長期的な視点でスタートしたいです。アフィリエイトではページを作り続けることでその労力と成果が積み上がり、大きな収入を手にすることができます。


アフィリエイト歴14年
私たちが「起業をしたい」と考えるとき、自分でできる小さなビジネスをスタートさせることが必要です。その点でアフィリエイトはキーワードごとに市場があるため、小さな市場に参入して、ビジネスを展開できます。
元々アフィリエイト広告は種類が豊富であるため、ライバルが分散されています。ネットに未参入の業種も多々あり、新しいキーワードも誕生し続けています。
やるべきことはサイト制作と記事作成であるため、ビジネスチャンスがありそうな分野にすぐに算入できます。サイトを複数制作して、ビジネスを分散することも容易です。
その際はウェブマーケティングのスキルが鍛えられて、実戦経験を加速度に積めるでしょう。私も起業やビジネスの勉強と捉えて、アフィリエイトを始めた1人です。
また、制作したサイトはアフィリエイト以外にもビジネスを展開できるため、仮にアフィリエイトで稼げなくても、それは貴重な情報が詰まった資産になります。
【漫画】第38話「クラウドソーシングで副業!初心者が稼ぐコツ」
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